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zoom RSS いつか天魔の黒ウサギ 11話『夏休みカタストロフィ』

<<   作成日時 : 2011/09/17 13:09   >>

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大兎が何も見えない闇の中を歩いていると、ニャン吉が現れる。

【今こそイーズの魔法を使うだに】
だに(´・ω・`)

それを唱えると世界を見通す魔法が発動する。つまりは照明代わりになるという。
とことで、大兎はそれを唱えてようやく周りが見えるようになる。

「式を組んで、光も音も封じていたんですけど。君、なかなか面白い使い魔を飼ってますね」

そこにはセルジュとハスガがいて、近くにはヒメアと遥が囚われていた。



美雷は黒守相手に攻撃を仕掛けるも、うまくいかず。空中では移動できないのだから滅多に跳んではならない。それを忘れてしまったがため、美雷はあっさりと気絶させられる。
次は月光。

「雑魚が!」

黒守と同じように近くにある道具を使いつつの攻撃。しかしながら、初手を囮にしての攻撃というその組み立て方は先ほどのものと同じ。

「同じ手が、二度通じると思うようだったら、君は間抜けだ」
「安心しろ。その心配はない」
「ふっかーつ!」

美雷がビリビリで牽制したところで、月光の凶剣がスッパリ。黒守のネクタイを斬り落とす。

「やれやれ。これ、高かったんだけどなぁ」
「安心しろ。首がなければネクタイも無用だ」
「それじゃあ本気を出すとしましょうか」

黒守は魔法を発動し、月光はそれに捕えられ身動きがとれなくなる。

「一回死んだ。二回、三回、四回死んだ。おバカな生徒会長君は、僕が魔法を使う可能性忘れていたようですね」
さすがにバカと言われても仕方がないところであったが、

「ゲッコーバカじゃないもん!」
と、美雷は黒守の腕をへし折る。

「よしこの悪魔殺そう。見せしめに」
「待て!」
「……待て? 僕に指図するつもりですか?」

今の状況において、月光は指図できる立場ではない。だから……

「頼む。待ってくれ」

月光は凶剣を床に刺し、手を離す。

「俺の負けだ。美雷を、殺さないでくれ」
「その言葉、態度で示してほしいな」

月光は両膝両手を床につける。
まさか月光がこんなことをするなんて、少し前では考えられもしなかったろう。

「今日君は、この補習で大切なことを学びました。力がないというのが、どんなに悲しいことか」

魔法であっという間に腕を治した黒守は、月光の肩の上に足を置く。

「悔しかったら、僕を殺せるだけの力を身につけることです」

今はその悔しさを噛みしめながら、無様な姿を晒すしかないか。

そんなところで、何者かが結界に侵入してくる。
生徒会室に姿を現したのは日向だった。

「無様ですね、兄さん」
ね(´・ω・`)



セルジュとハスガを見つけた大兎は、彼らに二人を返すように言う。

「いいですよ。ただし、お返しするのは一人だけですが」

とことで、遥が解放される。

「その娘は用済みだ。連れて帰りな」
「てめぇ。遥に何をした!?」
「時雨遥の不幸は生まれつきだよ。お前なんかには想像もつかないレベルのな」

何のことを言っているのか大兎にはよくわからなかったが、具体的な部分はビジネス上の守秘義務というやつで教えられない。

「それでは仕上げといきましょう」

セルジュとハスガの額から一本の角が生えてくる。

「鉄くんに看取ってもらうことができて、サイトヒメアも本望でしょうねぇ」



「兄さん。まだその程度の相手に手こずってるんですか?」
「日向……!」
「まあ、僕のお下がりを未だに使っているようじゃ、無理もないけど」
美雷の事です(´・ω・`)

「失礼。ちょっと挨拶してもいいかな?」
「黒守・フィリエル・優一。《軍》のエージェント、だろ?」
「おや。先刻ご承知とは恐悦至極」
いえいえ(´・ω・`)

「僕の忠告を無視するから、こんな面倒な奴につけ込まれる羽目になるんですよ。 君もそう思わないかい。碧水泉さん」
意外と有名人?(´・ω・`)

「もちろん。君も預言の一部だからね」

黒守は視線を鋭くする。

「だから、あなたも彼女を生徒会に加えたんでしょ?」

預言とは天魔が言っていたもの。それを知る月光だが、今の彼が知ることができるのはそこまで。

「君は、月光くんをからかうためにやってきたのかい?」
「それも悪くはないけどね」
「それは兄弟愛ってやつかな?」
「1スクデュルの預言に辿り着くのが関の山のあなたには、理解できないよ」
「だったら、君はどこまでいっているんだい?」
「3スクデュル」
「……!」
「人間の浅知恵でどうこうできるほど、預言は甘くないんだよ」

そう言う天魔の鴉こと日向。
彼を我が物にしたくなってきたという黒守は魔法を発動させ彼を捕えようとする。
しかしそれは叶わず、逆に黒守の方がハチの巣にされてしまう。とは言え、すぐに元に戻るが。どちらも人間のレベルではないのだ。

「わかったでしょ。兄さんは僕の二万歩先じゃなくて、後ろにいるってことが」

強くなればなるほど、その差が理解できてくるか。
《軍》の結界が再起動する頃合いだからと、日向はこの場を去ろうとする。

「兄さん。お願いですから、次に会う時にはせめて僕の一万歩後ろぐらいにはついてきてください。 鉄くんが待ってます」
ふむ……?(´・ω・`)



ヒメアも救おうとしてやってきた大兎は、当然ながら遥だけでは納得できない。
しかしその拳は簡単にハスガに止められる。

「わかってねぇなぁ。お前だってしつこい魔女にとりつかれてホントは困ってたんだろ? これは救いなんだぜ」

性悪魔女と縁が切れる。そう言うハスガであったが、それは彼らの勝手な言い分。大兎としてはそんなの認められず抵抗するのだが、

「壊れろ!」
簡単に一回殺される。

「ハスガは壊し屋でね」
ジョネスは解体屋でね(´・ω・`)

そしてセルジュが得意なのはは封印の方。
だから、二人合わせて封・解呪師-スペルブレイカー-だ。君と僕とで封・解呪師-スペルブレイカー-だ♪(´・ω・`)

ヒメアを化物呼ばわりするエントリオ兄弟に何度も立ち向かっていく大兎だが、彼一人ではどうにもならないというところ。

【にゃ】
と、ニャン吉が登場。スカールズの呪文を唱えるよう主に言う。

「スカールズ?」

すると炎の柱が立ち上り、何かが起きる。
ニャン吉によると、それは呪いなのだという。魔法を呪うというそれでどうなるかは……

【さあ?】
わからないようです(´・ω・`)

そしてニャン吉は帰っていく。
ふざけんなと言いたくなるところであったが、それは違う理由でハスガも同じことを思っていた。

「せっかくこっちがお前をまともな人間に戻してやるって言ってんのに、なんだてめぇ!」

そして大兎はまた死ぬ。そして生き返る。

「その再生能力ごと、俺らは消せる。サイトヒメアの全てを封印できる。それでお前は元に戻れるって言ってんだぞ?」
「そん、なの……頼んでねぇ…!」

もう一度。
「破壊!」
さらにもう一度。
「破壊!」
おまけにもう一度(´・ω・`)
「破壊!」

大兎は破壊のバーゲンセールを受け、そこでついに顔色が変わる。死ねる回数が尽きてしまったから。

「君はサイトヒメアのために、本当に残りの人生を捨てるんですか?」

家族を裏切り、友達を裏切り、時雨遥を裏切る。そんな悲しませる行為を許そうというのだろうか。
誰も悲しませたくないだとか、今更そんな戯言は通用しない。今の大兎では無力に等しいのだから。
だからセルジュとハスガがそれを救ってやろうとしているのだ。サイトヒメアを忘れさせること、その一つの事実だけにより、彼は元の世界に帰ることができるのだ。

「誰がそんなこと……」

認めぬ大兎は殴られる。
彼が用意された答えを選ぶまで、この一連のループは続くだろう。サイトヒメアを置いて時雨遥と一緒に帰るという選択を選ばぬ限りは。

「何をしている?」

そんなところで、月光と美雷がやってくる。
野次馬が増えたが、そんなのは瑣末なことか。

「なぁ。もういい加減諦めろ。仲間と一緒にとっととか」
「帰らねぇ!」

大兎の考えは一貫。どんなことがあろうとも、ヒメアを助ける。それで彼の考えは既に固まっているのだ。
ヒメアを失って元の世界に戻っても、それは彼にとって平穏な日常が戻るというわけではないのだ。

「ヒメアは…、命がけで俺を生き返らせてくれてんだよ…。なのに、俺は死にそうになったら、怖くて逃げるか? んなこと、できるわけねぇだろ。だから俺は…俺は……、誰も泣かないように全力を…!」

気持ちだけは負けない。
そんな大兎を目の当たりにし、

「手助けが必要か!?」
月光はそう問う。

「いらねぇよ…! その代わり、遥を頼む…」

とことで、彼らは遥を回収する。
全力を尽くしてもどうにもならないことなんて世の中にはありふれている。なのにこうして必死こいてる大兎はまさにガキと言えよう。大兎自身もそれを認める。
でも、やりたいこと、やらなければならないことがあるならば、それに対して全力を尽くすしかないだろう。そうしなければ可能性は生まれてこないのだから。
どんなに死力を尽くしても、望んでいるような結果は得られないのかもしれない。でもその願望が必要不可欠なものであるから、大兎はそれに向かって全力を尽くすしかないのだ。
そんな大兎を、ハスガは蹴って蹴って蹴り続ける。彼が持っている破壊の力とは違い、一発一発は致死のものではないにしても、既に深手の傷を負っている大兎にしてみればそのダメージの蓄積は間もなく死を導くものとなるだろう。

「だから逃げろよ。逃げても誰も責めない!」

罪悪感を感じて彼が行動しているのであれば、逃げるには充分な状況であったろう。しかし、違うのだ。

「逃……げ……ない」

ヒメアを連れて帰る。
それは大兎自身の願望。

「やる前から諦めるくらいなら……死んだ方が…マシだ!」

その言葉に、月光はハッとさせられる。先ほど土下座をしてしまった自分は、相手と戦う以前に勝つことを諦めたのだと気付かされてしまったから。
冷静に見れば成長したようにも思えたところだが、心の強さにおける部分では前よりも弱くなっていたと言えよう。その点は大兎の方が幾分も強いから。

「じゃあ死n」
「死なねぇって言ってんだろうがぁ! お前の世界じゃ無理なことを諦めるのが当たり前でもな……、俺の世界じゃ、違ぇんだよぉぉぉ!!」

あまりの気迫にドン引きのエントリオ兄弟(´・ω・`)
彼らは自分たちが虐げられていた過去を思い出す。悔しくて、だから力がなくても抵抗して……その時のことを考えると、今の大兎が諦めずに立ち上がってくる理由を理解することができるだろう。だから躊躇ってしまいそうになるが、それでも大兎のことを殴る。
そのタイミングで、彼の中の何かが蠢く……

もう立っている力もないであろう大兎を、月光が受ける。

「あとは俺に任せろ」

「……兄貴。俺もうこいつらの相手すんの嫌なんだけど」
理由はいくつか考えられるが、ハスガのそれは決してネガティブな理由によるものではないだろう。

「わかってる。すぐに封印が終わるから、そうしたら」
「それは無理な話ね」

ヒメアは意識を取り戻していた。
まさかのまさか。彼女はセルジュの術式を……

「もう、解析は終わったわ」

セルジュの封印が対象者に破られるはずはなかったのだが、そこで思い出すのはニャン吉の呪い。さりげに役に立ったか。

「消えろ!」
「祓え。凶剣!」

ヒメアと月光の力により、彼女を捕えていた封印は解除される。
ヒメアはまず、傷ついた大兎のもとへ。

「ごめんね…。大兎…。私のせいで……。待ってて。今、あいつら殺しちゃうから」
画像

ヒメアの怒りの力が、エントリオ兄弟に迫る。
しかし、そんな力を発するヒメアを、大兎が後ろから抱きとめる。

「いいんだ…。もう、こんな奴らのことなんか……」
大兎……(*´・ω・`*)

二人がいれば、それだけでいいのだ。周りの者がどうなろうと関係ない。だから今はそれよりも大事なことを。

「ヒメア……。帰ろう。一緒に……」
「わかった。 気持ちいいから……いいや」
やん……(*´・ω・`*)

ヒメアが術式の位相を転移させたため、もうすぐこの空間は消滅する。
うんざりした月光は生徒会室へ。それに大兎たちも続く。

「契約は失敗ですね」
「あぁ。あいつ、ちょっと昔の兄貴に似てやがったな」
「そうですか? 僕はハスガに似てると思ったんだけど」
何だかんだで二人とも似てるものね(´・ω・`)





いくぜ!夏休み!!

《軍》が関係者の記憶を操作したことにより、今回の時間は最初からなかったことになっていた。
遥もさらわれてからのことを何も覚えていないという。
ま、それで良かったろう。

教室の外では女子生徒がワーキャー。

「なんだ。また月光でも……」

そこにはセルジュ様&ハスガきゅ〜ん(*´ω`*)
セルジュは大兎に向かってキランとウインク☆


「なんであの二人がここにいるんだよー!」

生徒会室にて、大兎は月光に叫び問う。
《軍》の雑魚どもの依頼。ミジンコ脳の大兎にもわかりやすく言うと、彼らは雇い主の《教会》に睨まれて商売がやりにくくなったので、ほとぼりが冷めるまでここで預かることになったのだという。

「大丈夫だよ、大兎。あいつらが何かしようとしたら、今度こそ私が殺しちゃうから」
もははは(´・ω・`)

「大兎。お仕事の話、終わった?」

と、遥が生徒会室にやってくる。
彼にヒメアがひっついていることを気にせず、彼女もその反対側に。
先に昇降口で待っているから一緒に帰ろうと伝えたのち。

「好きよ。大兎。 愛してる」
画像
ドキリンコ(*´・ω・`*)

嬉しくもあるが怖くもある。それが今の大兎なわけで、恐る恐るヒメアに目を向けてみると……

「大丈夫だよ、大兎。私、聞こえてないから」

涙をいっぱいに溜めて、ヒメアはそう言う。

「聞こえてるじゃーん!」

今年の夏も暑くなりそうさね(´・ω・`)

「ねえ大兎。大兎ってやっぱり、私よりあの子の方が好きだったりするのかな?」
「そ、そんなことないってば」
「まったくクソな展開だ!」
そう言わんといて(´・ω・`)

一回死んだ大兎だが、先に言ったことは本当なのだ。

「ホントにホントに、ホントにホント!?」
「いやぁだから、ホントにホントに、ホントにホントだって言ってるじゃーん!」
平和さね(´・ω・`)


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いつか天魔の黒ウサギ テレ玉(9/16)#11
第11話 夏休みカタストロフィ 公式サイトから セルジュとハスガの封・解呪師(ス ...続きを見る
ぬる〜くまったりと
2011/09/17 22:35

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