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zoom RSS セイクリッドセブン #10『アオイ記憶』

<<   作成日時 : 2011/09/03 13:26   >>

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アオイに関して、ルリに緊急事態が告げられる。
彼女のもとに駆け付けてみると、石になんらかの変化の兆しが起こっていた。そしてアオイはどこか苦しげな表情を浮かべているように見えた……



学園。
そこにはルリも鏡も不在で、何も聞かされていないアルマは不安に思っていた。悪石絡みなら自分にも連絡があるはずだからと。
そんなこんなで教室の掃除をしていると、慌てた様子でルリがやってくる。
アルマはすぐに彼女に着いて行き、事情を知る。

「今朝のことです。突然アオイの…姉さんを覆っていた石が砕けたんです」

生命反応はあるものの、脳波も脈拍も微弱で仮死状態のようだという。

「恐らく、セイクリッドセブンの共鳴オニ」

原因はアルマにあるのだという。
先日の戦いでアルマが見せた、今までとは段違いのパワー。それが共鳴してアオイに変化を起こしたとのことだった。彼女もルリと同じくセイクリッドの力を持っているから……

「アルマさん。何か感じませんか? どんな小さなことでもいいんです」

そう言い、彼女はアルマにすがりつく。
画像

「お願いします!」

なんとかしてあげたい。
しかし、残念ながらアルマには何も感じられなかった。


ルリが落ち着いたところで、アルマはちょいと訊く。ずっと気になっていたことを。

「何があったんだ? 5年前」

それを知ることで、何か参考になるかもしれない。もし話したくないなら無理に聞くことはないが。
ルリは数秒考えながらも、5年前のことを話し始める。




――――5年前。

クリスマス間近のこと。
アオイは大きなツリーのてっぺんにつける星をパパンのもとに持っていく。
星は上だよねと同意を求める彼女に、ルリも笑顔で賛成さね(*^ω^*)

ミニツリーの電飾にも力を入れる。しかし某少年はそれがわからないでいた。

「どうせイブには、ご家族みんなで別荘へ行かれるのでしょう? ならこんな豪勢にしなくたって」

そう言う彼こそ若かりし鏡。その意見に、わかってないなとアオイは言う。
確かにイブの夜はツリーを楽しめないのかもしれないが、こうやって電飾を施している今の楽しさを考えれば充分に価値のあるもの。庶民派な鏡には理解できないようだが。

話題はサンタさんから貰うプレゼントの話に。
ルリはそれがもう決まっている。ルリもアオイもいい子にしてたから、サンタさんはきっとその願いを叶えてくれるだろう。
アオイはもうサンタなんて歳じゃないのにーと言うが、何歳になってもそれを信じ続ける事が大事さね。それに何だかんだ言って、アオイもプレゼントに何が欲しいかいっぱい悩んでいたよう。可愛いわね(*^ω^*)

彼女らがクリスマスの準備を進めていたところへ、研美がやってくる。
約束の時間よりちょっと早いようだが……まあいいだろう。


ルリとアオイと鏡は、細かいリース作りをおこなう。
ルリはそれに苦戦していたようだが、手伝いを断る。真面目で頑固なため、自分でやると決めたことを最後まで貫くのが彼女らしさ。
まあ真面目である方が父母も喜ぶことだろう。

「はい。最高のプレゼントです」

どこか心がこもってない鏡の返事。それに立ち続けているのもなんだかなー(´・ω・`)
自分の立場で同じ位置にいることは許されぬという理屈のようだが、そんなでは父のような立派な執事にはなれぬだろう。

「僕は僕、父は父ですから」
まったくもう(´・ω・`)

そんなところで、ルリはなんとか天使さんを完成させる。
天使ちゃん……(*´・ω・`*)

柊の葉っぱをどうしましょというところ。
それは応接室にあるが、今はお客さんがいるし……


藍羽夫妻は研美がやっている研究にこれ以上資金を提供できないと考えていた。

「ですが藍羽さん。このプロジェクトが完成すれば、お嬢様方の持つ例の力についても更なる解明が進むのです」

そう。だからこそここまで研究に協力してきたのだ。
しかし、研美たちの行為は人の道に反している悪魔の所業だと気付き、もうこれ以上は関わるまいと考えていた。

「お話はわかりました。今日のところはこの辺で退散すると致しましょう。皆様、どうぞ楽しいクリスマスを」

何を話していたのか、ルリには詳しくはわからなかったろうが、彼女はその一部を聞いていた。



イブの日。
別荘へと向かおうということで、出発の時刻がやってくる。
ルリはキャリーバッグを取りに行き、その間にアオイはルリの作ったリースを持っていってあげようとする。
しかし、それが崩れて天使ちゃんがとれてしまい、翼が砕けてしまった。

一緒に直せばいいのだが、ルリは首を振る。
これはお父さんとお母さんへのプレゼント。なんとか直さなければいけないからアオイは無理にでも直してあげようとするが、ルリは頑なにそれを断る。

「だって、ダメなんだもん!」

天使ちゃんがあってこそのクリスマスリースだから。

「作ったんだもん! ちゃんと!」

もうこうなった以上はしょうがないのだが……
ルリはアオイを突き飛ばし、それを鏡が支える。

「アオイのバカ!」

ルリは部屋を出ていってしまう。


ルリはおとなしいけど頑固なところがある。それを知っている父母は、ルリを気にしている様子のアオイを気遣う。
とりあえずルリは落ち着くまで待つしかない。ただし、予定は変えない。基本皆は先に別荘に向かい、ルリが落ち着いたらば鏡がルリを別荘までお連れするようにと言われる。
鏡もそろそろ一人前にならなければいけないのだから、父はそこそこの大役を鏡に任せ、別荘へと向かう。


鏡はルリの部屋へ失礼する。
ルリは泣きじゃくりながらも必死にリースを直そうとしていた。
それを鏡はどうにもできない。ただ傍にいることしか……


別荘に着いた藍羽一家だが、ルリがいないためアオイの表情は浮かない。
せっかく雪も降ってきて素敵なホワイトクリスマスになりうるというのに……

普段別荘を管理している者たちは藍羽の御主人様からクリスマスプレゼントの酒を貰い、今日はせっかくだから仕事納めにして……と考えていた矢先。
化物が現れ、彼らはあっという間にやられてしまう……


陽が落ちかけた頃。
ルリはなおも必死にリースを直していた。
灯りをつけましょうかという提案も遠慮し……でも、彼女は何より別の事を心配していた。

「どうしよう……。アオイに、バカって言っちゃった…。どうしよう……」

その頃、アオイも同じような思いを抱いていた。
謝ることができなかったことへの後悔の念を抱き涙を溜めて。

そこに不穏な者が近付いてきていた。
それにいち早く気付いた鏡父は、お嬢様方が楽しみにしておられる今宵を守るため、それと戦う。


ルリは頑張ってリースを完成させていた。

「ありがとう」

素敵な笑顔を前にし、鏡にも自然と笑顔が出てくる。


鏡父は強大な力を持つ敵を前にして、残念ながら力及ばず。
敵の別荘侵入を許してしまう。


遅くなってしまったが、ルリと鏡は別荘へと向かう。

「謝らなくちゃ。みんなに」


その頃、化物はついにアオイたちの前まで達していた。
父がその化物から必死にアオイたちを守ろうとする。
これは研美によるものか。今になって改めて、彼は間違っていたことに気付く。そもそも研美に関わったことが間違いだと。

目の前で父が焼き殺されていく。
続いて母も刺殺される。
そんな過酷な現実を目の当たりにしてしまったアオイにも、敵の炎が襲いかかり……!


化物は残るルリを探す。
しかし残念ながら……こちらとしては幸いながら、彼女はここにいない。
そして化物がしようとしている望みも叶わぬだろう。
鏡父はその身を犠牲にしつつ、化物を倒すことに成功する。


鏡ジュニア達が着いた頃、屋敷は燃え上がり、凄惨な光景が広がっていた。
まだ僅かに息がある鏡父に事情を訊こうとする。が、そんな余力はもうない。彼は無事ルリを連れてきた鏡に、後のことを託す。ルリのことを命に代えても守るように。鏡誠ならばそれができると信じているからこそ、全てを託して……そして鏡父は亡くなった。

焼け崩れていく屋敷の中、ルリはアオイを見つける。
石に閉じ込められ、苦しそうな表情を浮かべる彼女を……――――




その時アオイの身に何が起きたのか、本当のところは今もまったくわかっていない。研美が言うには、極限状態でセイクリッドの力を発動させて自らの身を守ろうとしたのではないかとのこと。情報はそれだけ。でも、ルリはいつか必ずアオイを助け出そうと決意し、だからこそ藍羽財団を継いで悪石との戦いを始めたのだ。

「悪石の力を怖れてアオイが石になったのなら、アオイを脅かす悪石たちを、私は全て倒してみせる」

そうすればきっとアオイは戻ってくるだろうと信じているから。
それに、もしアオイがルリの立場であれば、悪石になんて負けることなく戦い続けただろうから。

「だから私も、負けるわけにはいかないのです。アオイの分まで、必ず……」
「戻ってくる。きっと」

アルマはそう言う。

5年間ずっと同じだったが、自分たちが戦ってきたことで変わったのだ。ならばきっと助けられるはずだ。

「……俺も手伝うから」
うむ(´・ω・`)



帰り途。
アルマの前にナイトが現れる。

「お前も藍羽ルリも、体よく利用されているだけだ。自ら戦う力もない、脆弱で、それ故に卑劣な人間どもに」

だから自由になれとナイトは言う。
人に尽くし僅かな感謝を得てちっぽけな居場所を与えてもらう生き方に意味はないからと。
しかし、アルマは自身の事情に満足しているわけではない。壊すことしかできなかった自分の力で誰かを助けること、守ることができた。それが嬉しかったのだ。
自分の力に意味があることへの可能性を見出して。

「甘いな」

アルマはナイトに仲間にならないかと誘うが、ナイトも揺るがない。

「俺は研美を殺す」

世界はアルマが思うほど単純じゃないのだから、そう簡単に同じ道に進むことにはなるまい。



研美はある準備を整えていた。

「君の命は存分に使わせてもらうよ。 あの素晴らしい原石を手に入れるためにね」




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タイトル (本文) ブログ名/日時
セイクリッドセブン TokyoMX(9/03)#10
第10話 アオイ記憶 アオイの様態が急変した。 ルリと鏡が学校を休んだ。放課後に ...続きを見る
ぬる〜くまったりと
2011/09/03 13:40
セイクリッドセブン 第10話 「アオイ記憶」 感想
MXが2話連続放送で最速に! ...続きを見る
ひえんきゃく
2011/09/03 17:56
セイクリッドセブン 第10話 「アオイ記憶」 感想
前回の空を貫く力で、何か反応をしていたルリの姉のアオイに変化が起きました。 ...続きを見る
犬哭啾啾
2011/09/04 11:26
セイクリッドセブン感想/第10話「アオイ記憶」
「ルリちゃんはともかく、鏡くんは風邪引かなそうだけど」(伊藤若菜) ...続きを見る
サブカル・カムカム
2011/09/04 12:40
セイクリッドセブン #10 「アオイ記憶」 感想
鏡父は何者だよ。 シリアスな話だったのに彼のインパクトで吹き飛んでしまった。 悪石相手にも果敢に挑むし、ガンダムWのトレーズやドロシーみたいな眉毛だし。 ...続きを見る
書き手の部屋
2011/09/04 14:58
セイクリッドセブン第10話感想〜。
黒いとは思ってたが、真っ黒やないか!(笑) 吐き気をもよおす邪悪(汗) ...続きを見る
戯言日記2nd
2011/09/04 16:04
セイクリッドセブン 第10話
アルマが教室を見渡すと、ルリと鏡が学校を休んでいた。 悪石絡みなら自分のところにも話が来るはずだとアルマが思っていると、 そこへルリが息を切らせて走り込んで来る。 何と、5年間眠り続けていたルリの姉・アオイを覆っていた石が砕け散った という・・・ アルマは、5 ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
研美は思いの外、外道でしたね…


鏡父は異能を除外すれば人類最強なんじゃないですか(笑)?
あるるかん
2011/09/07 21:08
>あるるかんさん

研美は普通にいい人かと思いきや、そんなことはありませんでしたね。ギャップもそうですが、いい人ぶっているのが演技だとなると余計印象悪くなりますね。さてどうやられてくれるか……(´・ω・`)

鏡父は普通に強かったですねw
相手が悪かったですけど、あんな動きを見せられたら鏡の今後が楽しみなところです。今のところはまだまだ父に及ばないような彼ですが、あの鏡父が認めただけあってホント楽しみですね。まあ子供時代の彼はルリに付き添ってただけなんですけどね(´・ω・`)
本隆侍照久
2011/09/07 22:35

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