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zoom RSS いつか天魔の黒ウサギ 12話『ほのかに白い終業式』

<<   作成日時 : 2011/09/24 12:50   >>

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古井戸からむせび泣く女の声が聞こえる。
7節、8節、9節……
鰹節が1節足りにゃーい……――

というのが、ニャン吉の世界における怪談話。どこの世界も似たようなものなのだな。

【どう? 涼しくなったに?】
いんや、全然(´・ω・`)

大兎が暑さでだらけていると、部屋の扉がノックされる。

「お兄ちゃん入るよー?」

ニャン吉はすぐに大兎の中へ戻る。
が、大兎はだらけた格好のまま。

「もうー何よその格好」
「暑いから。まあいいじゃん」
「私はいいけど……」
とことで、遥が顔を見せる。

「は、遥!?」

大兎は縮こまってだらしない格好をしていた自分を隠す。まったく、かわいいんだから(´・ω・`)



いつものように屋上にて黄昏れるヒメアを、碧水は誘う。

「私はヒメちゃんをよく知りたいの。だから、裸の付き合いをしましょー」
「裸の付き合い……?」
「夏こそお風呂。汗をさっぱり流して、夏バテ、乾燥からお肌を守りましょーう」
「私は別に汗かかないもん」
ふもー(´・ω・`)

体についた汚れも魔法で消せるとあって、ヒメアはお風呂には興味ないようだった。

「そっかそっか。じゃ、大兎くんだけ誘って行こーっと」
「大兎と一緒なんて許さない」
「でもヒメちゃん、興味ないし、汗かかないんじゃ仕方ないよねー」
ねー(´・ω・`)

「それじゃ」
「か、かくよ…?」
ふむ?(´・ω・`)

「ぁあの…、やっぱり、……私も汗、かくよ…?」
(´・ω・`)v



「遥ちゃん、商店街の福引で当たったんだって」

とことで、大兎もユイカとともに温泉にと誘われており、家の前で待機していた。
もう一人誘えるからと大兎はヒメアのことを真っ先に思い浮かべるも、すぐにダメかと断念する。彼女を学校の結界の外に出してはいろいろとマズイのだから。
そんなことを考えていると、

「た・い・と・くん」

と、碧水が話しかけてくる。
さらには、その背後からヒメアが顔を出す。

「大兎。来ちゃった」

そんな軽ノリでいいのかどうかというところ。学校から出てはマズイのだから大兎はそれを指摘する。
するとヒメアはしょんぼり(´・ω・`)

「ごめん……」
「私が連れだしたの」
と、碧水がフォロー。
あまり責めるのも悪いし、せっかくヒメアが来てくれたのだからと、大兎は言う。

「きっと、少しぐらいなら大丈夫だよ」
根拠がないわけではない。

「今日の朝の占い、俺最高だったし。うん、大丈夫」
ふむー(´・ω・`)

ヒメアの表情は明るいものへと変わる。が、それも束の間。

「お待たせ」

遥が現れ、修羅場る。
これから一日、どうなるのだろうか……




美雷と月光は“おふろの王子様”という温泉施設にやってくることになっていた。
それには事情がある。紅家の風呂場が遊び道具等で溢れかえり、とても使えるような状態ではなかったからだ。
もちろん犯人は美雷で、そのためにここへ来ざるをえなくなったわけだが……

「あれぇ? 月光じゃん」

そこには大兎もいて、月光はあからさまに不機嫌そうな表情を見せる。


女湯では生徒会のメンバーが集結し、お兄ちゃんのお友達だらけでユイカは驚いていた。
それだけではない。遥のボインボインな胸に釘付け。碧水もそれに興味津々で、棒付きキャンディーでちょんちょんと突く。
ヒメアは自身の胸を見て……(´・ω・`)

お風呂に入り。

「やっぱり大兎も、胸が大きい方がいいのかな……?」
ほどほどが一番です(´・ω・`)
大兎がどう思っているかはわからないが。

「ヒメちゃん細いねー。変なお肉、全然ついてないし」

その声は何故か男湯の方まで聞こえていた。
大兎はそれに興味津々で、耳を傾ける。

碧水はきゅっと引き締まったヒメアのヒップにタッチ。感じるようなヒメアの声を聞いて、鼻血が出てしまうのは仕方なかろう。
しかし、そんな知性の欠片もない表情を見せている大兎に、月光は風呂桶を投げつける。

「何故サイトヒメアがここにいる」

月光は大兎を溺れ殺そうとし、大兎はそれに必死に抵抗する。
そんな騒がしいやり取りをしていると、エントリオ兄弟が現れる。

「人間世界の、調査研究ですよ」
勉強熱心だなぁ(´・ω・`)

「女性に人気の施設だけに、集まる女子のレベルも高いですねぇ」
さすが、セルジュといったところか。


女性陣はそれぞれ温泉を満喫していた。
画像

しかしただ一人ヒメアが浮かない顔をしていて……
そんな彼女の背後、塀越しの場所に大兎がやってくる。それにすぐ気付いたヒメア。

「そっちに行ってもいい?」
と、塀にちょいと穴をオープン。

「来ちゃった」
やん(*´・ω・`*)

「マズイって…!」
「私はまずくないよ?」
「そういうことじゃなくて…」
ヒメアはきっとおいしいよね(*´ω`*)
……あ、そういうことでもない?(´・ω・`)

「じゃあどういうこと?」
「それは……」

とそこで、ヒメアの胸元に注目。やっぱりこれくらいがなかなか……(*´ω`*)
なんて大兎が思っていたかどうかわからないが、改めて恥ずかしさを感じたヒメアは、再び塀越しに大兎と背中合わせの状態に戻る。

「やっぱり……大兎も…胸、大きい方がいい?」
いや、ヒメアは今のままで……(*´ω`*)

その返事をいただき、ヒメアはちょっぴり安心。
話を逸らすため、大兎はお風呂から出たら何を飲もうかという話をする。彼はラムネを飲むと言う。
じゃあボクは湯涌サイダー柚子小町を飲もう(´・ω・`)

「……ヒメア?」
「今、すごく楽しいよ。こうしてると、一緒に入ってるみたい」
ドキリンコ(*´・ω・`*)


熱風呂。
45℃ほどあるそこにしばらく入り、大兎がそこを出ようとすると、

「もう出るのかクソ根性無しが」

月光挑発。それにイラッとした大兎は、肩までしっかりつかり直し根性を見せる。

「お前こそのぼせんなよ」
「はっ。弱いクソ犬ほどよく吠える」
二人はとっても仲良し(´・ω・`)


一方、女性陣も違った形で仲の良さを見せていた。
碧水がヒメアの髪を洗ってあげる。

「自分でできるから」
「遠慮しないの」
「してないから」
「男子って、湯上りの女子のシャンプーの香り、好きだよねー」
そうなの?(´・ω・`)

「ねえ遥ちゃん」
ユイカが話しかける。

「皆さんって、お兄ちゃんのお友達なんですよね?」
「そうよ」
それを確認したうえで、皆に訊く。

「あの、お兄ちゃん、ご迷惑おかけしていませんか?」

できた妹だこと。で、何故そんな心配をしてくるのか。

「だってお兄ちゃん、おっちょこちょいだし」
「いいところもいっぱいあるよ」

そう思っているのは遥だけではない。絶滅危惧種の有言実行くんである彼の魅力は、碧水も、もちろんヒメアだって気付いていた。

「近くにいすぎると、見えなくなるのよ」
うむ(´・ω・`)

美雷も大兎の優しさを主張。お菓子を買ってくれるからと言う。

「でもでもー、よくわからないけど、一番優しいのはゲッコーだよ」
ふむ……(´・ω・`)


大兎と月光は何故かよくわからない争いをしていた。
ハスガの破壊の力を使い、強力なジャグジーを受けてそれを耐える対決。なんだかな……(´・ω・`)


月光のどんなところが優しいのか、碧水は美雷にインタビューする。

「あたしのお部屋って、すぐにちらかるんだけど、いつの間にかきれいさっぱりしてるんだよねー」

つまりは月光が片付けてくれるということなのだろう。しかし、当然ながら怒る時もあるのだという。

「この前ラブホテルってとこでね、」
やん(*´・ω・`*)

遥はユイカの耳を塞ぎ、話は進む。
が、そこでツッコミの桶が飛んでくる。

「一人で勝手にふらふら入って食い散らかして、その尻拭いをしたのはどこの誰だ!?」
別にラブラブしたわけではないようです(´・ω・`)


大兎と月光のよくわからない勝負はまだ続く。
温泉だというのに潜って競ったり……(´・ω・`)


女性陣は体の洗いっこ。碧水は美雷をくすぐる。
次なるターゲットはヒメア。その艶やかな肌に触れ、手をわきわきさせて迫る……!

美雷も一緒に加わり、ヒメアの体を弄ぶ……
そんな光景を見つつ、みんなお兄ちゃんのことが好きなのかなと、ユイカは各人を評価する。

碧水はギャル系。大兎の趣味ではない。
美雷はロリ系。ちっこくて可愛いが、大兎はロリに興味はない……はず。
ヒメアは小悪魔系。いいわぁ……(*´・ω・`*)

『ていうか、あれれ…? お兄ちゃんの彼女って遥ちゃんじゃないの?』

ユイカは混乱してか頭がうにうに……
そのまま風呂に沈んでいく。


サウナ。
まずはセルジュが入口にロックをかける。そこに大兎がスカールズを唱え、ニャン吉の呪いで二重ロックが完成。ここで完全決着をつけることに。
明らかに大兎だけがキツそうで月光が余裕かに見えた……が、彼の額にも汗がたらりと垂れてきて……

「暑ぅい!」
「クソが!」

すぐさま入口に向かう二人であるが、そこはロックがかかっているため開かない。
呪いを解けるのは術者のみのはずであるから、まずは大兎がニャン吉を召喚し呪いを解かせようとする。
が、ニャン吉は暑さでダウン。程良く蒸されてしまう。

こうなれば仕方があるまい。大兎は自己犠牲で血を飲ませてやり、一度の死をもってしてニャン吉を復活させる。
とにかく、それでニャン吉に呪いを解いてもらうことに成功した。あとはセルジュに解いてもらえば開くのだが……

ドスン!

「ドスン?」

今度はセルジュが暑さでダウンしました(´・ω・`)

仕方なしに、ハスガが破壊の力を使用してなんとかしようとする。が、本当に適当に壊しているだけなので、温泉やらが噴き出してくるばかり。
挙句……
全員氷漬けになって出てくることに(´・ω・`)



とにかく、男女共にお風呂からあがって落ち着くところ。

「俺の勝ちだな」
それで満足できるならもうそれでいいよ(´・ω・`)

適当に返事をし、大兎はヒメアと共にラムネをおいしくいただく。
ノンアルコールビールを飲んで酔った碧水はそのまま月光の前へ。

「楽しいねー」
「別に俺は楽しくない」

だとしても、自分は楽しいと、碧水は月光ちんに向けて言う。
「ちん?」

「高校生活って、ずーっと続いていくように思えて、実はビックリ、3年しかないんだよねー」
ふむ……(´・ω・`)
皆もその話に耳を傾ける。

「こうやって、みんなでわーとかきゃーとか仲良く言い合ってるのにさ、3年後は一緒にいないってことでしょ?」
「だからどうした?」
「だから私は、月光ぽんたちと、みんなでわーきゃーできて楽しいなーってね」
「ぽん?」

大兎は碧水の話に同意。高一の夏休みを後悔しないように遊ぼうと誓う。
でもそれに対し、宿題をちゃんとやるように、またまる写しはダメだと、ユイカと遥に注意される。

溜息をつきながらラムネを飲もうとする大兎だが、碧水はそれを奪取。一口もらおうとする。
しかし、今度はそれをヒメアが奪取。

「間接キス禁止!」

大兎のラムネはヒメアの手の中に。それを見て、ヒメアは頬を赤らめる。

「ヒメちゃんすっけべー」
「ス…、スケベでいいもんね!」
「恥ずかしいからやめなさい!」

と、大兎。
ヒメアは残念そうな表情を見せ、皆はそんな一連のやり取りに笑う。

「ゲッコー。楽しいね」
「どこが」
「みんなと一緒のところが!」

月光は皆を見る。
笑っている彼らを見つめ、月光も表情を緩める。

「悪くはないかもな……」



夕方の屋上。
黒守はある者に話しかける。

「もう少しだけ、僕じゃない生徒会長と遊んでてくれ。リイル……」

画像

「全ては、預言をめぐって動いているんですよ。その前に、鉄大兎の中に眠る黒ウサギが目覚めるか……どうか……」

『何をしたって無駄だって、もう何をしたところで無駄だって。心の奥の…底の底まで絶望しちゃったんだ。 …でもね。バカで愚かで負けん気ばかり強い兄さんなら、なんとかできるかもしれない――』




「行ってらっしゃーい」

と、碧水に手を振られ、大兎たちは再び《聖地》を通って危険な場所へと赴くことに。全てはクソ筋書きに逆らうため……
まずは一番問題児な美雷がゲートの中へ。続いてエントリオ兄弟、月光と入っていく。

「……ヒメア。 俺、もっと強くなるから」

そう宣言してくれた大兎にヒメアは抱きつき、二人もゲートの中へ――――


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第12話 最終回 ほのかに白い終業式 公式サイトから ヒメアと遥を救いだした大兎 ...続きを見る
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