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zoom RSS ちはやふる 02首『からくれなゐに』

<<   作成日時 : 2011/10/12 10:35   >>

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立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む

わたのはら
あまつかせ
つくはねの
みちのくの
きみかため
たちわかれ……
番号順にカルタを覚えようとする千早。その次にくるのはあの一句。

ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

新とおこなったカルタ。新に言われた言葉。
千早はそれらを思い出し、頑張るぞーと元気よく教室に向かう。

「おはよー!」

教室のドアを開け元気よく挨拶した千早であったが、それに返事をするものは誰もいない。皆わざとらしく視線を逸らす。
教室の後ろの方を見てみるとご丁寧に椅子を乗せた机が下げられており、新はその一つを自分の席の在るべき場所へと運んでいた。もう一つは恐らく千早のものだろう。昨日太一が言っていたことを思い出し、千早はそれを自分の席へと運ぶ。
よそ者と話すのをやめるならハブ解除してやってもいいと言う太一だが、それに対して千早はこう言う。

「あたしはいいから、綿谷くん解除してよ」
いい子だ(´・ω・`)

なんで新の肩を持つのか。太一はイライラを募らせる。
太一こそなんでこんなことをするのか。千早の意見はもっともだ。
自分のために口論が始まってしまったとあって、新はそれを止めようとする。もういいんだと千早に言おうとする。しかしそれを聞かず、千早は新のいいところを言う。

「綿谷くんカルタだったら、ここのだーれにも負けないよ!」
うむ(´・ω・`)

そう言ってくれたのが嬉しかったのだろう。もちろんカルタが好きだという思いもあったろうが、新は太一に向かって宣言する。

「一枚も……取らせんよ」
かっけー(´・ω・`)

それはまさに宣戦布告のようなもの。そのため、今度のカルタ大会で勝負という流れになる。
一枚でも取られたら卒業までハブ。フェアではないとんでもない賭けではあるが、新の宣言に千早は気持ちよさを感じていた。

『これだったら誰にも負けないなんて……そんなの、あたし持ってないよ』
ボクも持ってないよ(´・ω・`)



難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花

その序歌が詠まれ、次からが試合開始。
とことで、今まさに大会が始まろうとしていた。まず最初は……

足引きの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ

上の句が読み終わったところで、太一はそのカードをゲット。幸先良くスタートする。
そんなこんなで、真島太一は丹野翔太に16-0で圧勝。初戦突破を決める。周りの者たちからちやほやされて鼻を伸ばす太一であったが、千早はそれにほぼ無関心。嬉しくも悔しさを感じさせる初戦突破だろう。

1回戦2組目。新の出番がやってくる。

「あいつ。これで1回戦負けだったら超カッコわりぃな」

そう言いさりげなく千早の隣に座った太一。ま、彼の実力は見てればわかるさね。

「ゆらーのとー」
パーン!

由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな

まともに和歌を聞く間もないじぇ(´・ω・`)

新の実力は皆もすぐにわかるくらい明らかなものであった。
新は1,2回戦ともに25-0の完勝。一方、太一も16-0,10-0で1,2回戦を突破。次の直接対決を控えていた。


新の実力を考えるに、このままパーフェクトで優勝というのは充分考えられる。千早もそれを言ってやる。

「でもこないだは、綾瀬さんに一枚取られたが」
あれはまぐれだと言う千早だが、

「違うよ」
新は言う。

「綾瀬さんは、多分カルタのやり方が直感的にわかったんや」

新が言うと説得力がある。それがつまりどういうことを言っているのかはよくわからないが。
そんなところで太一がやってきて、新にコーラを投げ渡す。奢ってくれるとのことで、新はそれを素直に受け取り開けるが、
ブシューッ!
いや、そらそうでしょ(´・ω・`)

とにもかくにも噴出コーラを顔面で受けてしまった新は近くの水道で顔を洗う。
責任を感じてか、ハンカチを持っていない千早はこの辺で拭いていいと言い、自分の服を示す。
そんな様子を離れたところから聞いていた太一はどうしても気になってしまいそちらを見て……そして、置いてあるメガネに注目する。

入念に顔を洗った後、メガネをつけようと考える新。しかし、置いたはずのメガネがそこにはなかった。
うっすらと去っていく人影が見えるが……あれはいったい……


会場へと戻り、千早は太一に新のメガネを知らないかと訊く。
いやそんなこと訊かれても知るわけないだろう。犯人じゃなければ、ね(´・ω・`)

裸眼0.03の新はひっそり言う。

「綾瀬さん。メガネ隠したの、やっぱり真島やと思う」
話しかけてる相手、千早とちゃいます(´・ω・`)

「太一は心は狭いけど、そんな酷い奴じゃないよ!」
と千早は言う。
太一は何故か罰が悪そうに若干俯く。

そんなところで、決勝戦が始まる時間がやってきてしまう。

「あたしが絶対見つけてくるから。待ってて!」
そう言い、千早は走っていく。



決勝へ。
メガネのない新は、暗記時間中に必死に札を覚えようとする。

「そこまで寄らなくても見えるだろ。負けた時のいい訳か?」

その太一の言葉に、新は反応しない。暗記するのに必死だ。
たとえメガネがないというハンデがあっても、戦前にした約束は揺るぎない。1枚でも取られたら、賭けは新の負け。
そう言う太一の方に、新は鋭い視線を向ける。メガネがないからどうしてもそういう視線になっちゃうだけなんだろうけどね(´・ω・`)



難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花

最初の1枚。

山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり

それを新は瞬取。

見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず
住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ

新は今までと同様に、次々と素早く取っていく。
メガネがないことでほとんど見えていないのは事実。しかし、彼はそのハンデを補おうと先ほど必死で覚えたのだ。あらゆる札の配置を。

わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ

それすらも瞬時に取ったことから、新の実力は確か。ならばと……太一は近くにあった札の位置を入れ替える。

音に聞く たかしの浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ

これの居場所も新の記憶にちゃんと残っている。彼は迷いなくその札を取るが……

「あ。綿谷くん。それは違う札よ」

よーく確認してみる。するとそれは、確かに違う札だった。
人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は

その間にも下の句が詠まれていき、太一が正しい札を手に入れる。

札がいつの間にか動いている。それは新を動揺させ、彼の記憶をかく乱していく。

忘れじの 行末までは かたければ けふをかぎりの 命ともがな

完全に見失ってしまった新は、その札をも太一に渡してしまう。
失ったものを悔いている暇はない。すぐさま次の和歌が詠まれる。

鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける

それも太一がゲット。野次馬の声が新を責め追いこんでいく……
新は悔しさを感じ涙を落とす。そんな彼が、不意に突き飛ばされる。

「先生! あたし、綿谷くんの代わりに出てもいいですか!?」
いけません(´・ω・`)

先生もそう簡単に許しはしまい。確かに新のメガネがないのはもっともな理由だが……

「俺は構わねぇよ」
そう太一は言い、

「ありがとう!」

千早は純粋な笑顔でそれに礼を言う。

千早がたいして覚えていないことは周知になっていたため、彼女の知り合いの女子からは不安の声も上がる。
しかし、新はその席をあっさりと千早に譲り、千早は千早で心に決める。

『綿谷くんの代わりに、絶対勝つ!』
それだけではない。

『代わりじゃない。あたしが……あたしが太一に勝つんだ!』

とことで、競技が再開される。

名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな

知っているそれを、千早は上の句が詠み終わる前にてやっ!と飛び込みゲットする。
本当は両手を使ってはいけないし、近傍の札もばらばらに。でもこれはご愛敬。千早だから許されるといったところだろう。

千早はいったん落ち着き、新とやったときのことを思い出す。その時の千早は、上の句の最初の文字だけ聞いて飛び出す準備をしていた。つまり、上の句の何文字かだけを思い出して準備。歌の意味はこの際どうでもいい。覚えてない札は……

白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

『太一が取ろうとした辺りを5,6枚まとめてぶっ飛ばーす!』

ルール的にはアリ。競技線の外に当たり札が出ればいいのだから。
それも一つの手か(´・ω・`)

君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ

千早は素早い。わからない歌は太一の動きに集中し、札を取っていく。
千早のその必死さが新のためだと思うと、太一の集中力は途切れていく。厳しい母のことも考えると、これ以上は負けてられない。再び集中を取り戻す。


一進一退の攻防が続く。

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ

それも僅差で千早が取ってあと一枚。
しかし、残り全部千早が知らない札だった。どうしようとそれらを見ていると、その中に一枚聞き覚えがある札が残っていた。

からくれなゐに みつくくるとは

その下の句から浮かんでくるワードは“ちはや”。千早にはそれが見えていた。

『これ…、これが……』
「ちはやぶる――」
スパーン!

千早はそれを素早くゲット。

『これが……カルタの目だ!』

これで決着。勝負あり。

「6年生の部は、1組綾瀬千早さんの勝利!」
うへへへへ(*´ω`*)

太一は負け惜しみ。カルタなんて強くなくたってと言おうとするが、

「太一との勝負、すっごい面白かった!」

千早は純粋な思いでそう言う。

「でも、綿谷くんが相手じゃこうはいかなかったよ。あれは名人になるやつだから」
「じゃあ、綾瀬さんはクイーンやの」
ふむ(´・ω・`)

女の中で一番強い人、それがクイーン。
日本で一番は世界で一番。カルタの才能があるであろう千早は、この先どういった道を歩んでいくか……



東大里小学校第七回かるた大会において敢闘賞を受賞した千早。
早速そのことを両親に伝えようと電話をした千早であったが、すぐさまそれどころじゃないと言われてしまう。
今家にお姉ちゃんのスカウトの人が来ているとのことで、ゴキゲンな母。千早は代わった姉にもすごいねと言いつつ、千早はかるた大会のことを報告するが、地味と言われあっさり切られる。
画像
ふむ(´・ω・`)



女の子に負けたとあって、太一ママは太一のことをソフトに叱る。
勝利至上主義の彼女は、負けるくらいならもうカルタの大会には出るなと言う。勉強もスポーツもできるのだから、勝てるものだけ勝負するようにと。
駄目だこの親(´・ω・`)



千早は太一と遭遇する。
二人で歩いていると、千早はバンッという音が聞こえると言う。全然聞こえやしないが……そちらに向かってみると、太一にもその音が聞こえるようになってくる。
千早の耳の良さはさすが。でもできることならもっとわかりやすい優れた能力が良かったか。太一のように勉強やスポーツができるみたいな。
しかし彼だって努力をしているのだ。百人一首は単語帳を作って覚えたのだ。でもそれを彼はカッコ悪いと言う。千早にも負けてしまったのだからと。

「正々堂々とやって負けて、カッコ悪いことあるかー!!」

と、千早は思う。
誰も褒めてくれなくたって、それを見てくれる人は必ずいるだろう。

音がする教室にやってくると、そこでは新が素振りをおこなっていた。汗いっぱいになるくらい、必死に。
メガネがなくても、札がなくても、新には札が見えているのだ。

教室の扉を開けたところ。千早はもう一回メガネを探して来ると言い走っていく。新もその後を追おうとするが、
バンッ!

扉に激突。
どんだけー(´・ω・`)


新の目の前にメガネが差し出される。

「これ……廊下で拾って……」
それは正確ではない。

「盗ったんだ……俺が」

そして太一は涙を流す。
千早には言わないで。千早には嫌われたくないと。
その一心。謝罪の心よりも、まず先に千早に嫌われたくないという思いがきているのだろう。
その心はとことん醜く、新が太一に卑怯な奴だというレッテルを貼るのも頷ける。

「ほんでも……ちょっとわかるわ」
ちょっとだけどね(´・ω・`)



鳥の巣を中心に懸命に探す千早。
太一と新はそんな彼女を呼ぶ。

千早と呼ぶ太一に倣い、新も勇気を振り絞って彼女のことを“千早”と呼ぶ。
すると彼女はやってくる。木の上から、二人のもとへ。

『あたし、この時なんとなく気付いてた。 一生ものの宝物が、何個も見つかる冬になるって』

千早は“あの冬の日の温もり”を見つけたことだろう。




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