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zoom RSS 世界一初恋2 02話『One cannot love and be wise.』

<<   作成日時 : 2011/10/15 10:50   >>

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あの頃、律はずっと勝手に想像していた。
クリスマスには先輩と二人でケーキを囲んでプレゼントを交換。蝋燭のオレンジ色の光の中で、きっとそれはキラキラしてドキドキするものなんだろうって――



――そして十年後。
この日も締切が迫って大慌て。
クリスマスって何? 美味しいの?(´・ω・`)

吉川千春と完全に連絡がとれないからと直接その家に向かう羽鳥など、乙女部は年末進行に苦しんでいた。
年末進行とは、年末年始に印刷会社や取次先の会社が休みに入るためその分通常より締切が早くなるということ。何故毎年こんな目にあわなきゃいけないのかというのは、正月に何が何でも休もうとする輩がいるため。だから高野は、出版関連は24時間365日無休にしろといつも言っているのだ。コンビニだったらいいのにね(´・ω・`)

そんなところで羽鳥宛にバイク便が届く。入れ違いで残念(´・ω・`)
間もなく電話もかかってくる。律は今最後の原稿が来たと言うが、

「アホか! そういう時は嘘ついて、時間を引き延ばせ!」
大変そう(´・ω・`)

律の分の原稿の写植が完了したため、羽鳥の分も合わせて印刷所に持っていくように言われる律。大忙しの雰囲気の中そちらに向かおうとする彼の肩に、高野は優しく触れる。

「頼む。気をつけて」
(*´・ω・`*)



夜。
なんとか間に合ったものの、クリスマスに向けて浮かれてる世の中のことを思うと……律はちょっぴり悲しくなる(´・ω・`)

高野に報告のメールを送ろうとすると、先ほどかけられた優しい言葉が脳裏に甦り、変に意識してしまう。
この間彼と寝たのだが酔っていて覚えていない。本人に確認するわけにもいかないし、高野も何事もなかったかのように振る舞っているから、このままでいいんだよなと律は自分に言い聞かせようとする。キャリアアップして前の会社の奴を見返すためにも、あまりそちら方面を考えてばかりいられない。それに、高野には横澤がいるからと。

そんなこんなで会社に到着したところで高野からメールが届く。直帰していいとのことだったが、時すでに遅し(´・ω・`)
しかもエレベータが停まったところで立っていたのは高野と横澤。これは駅まで3人一緒にルートか。
そう思われたものの、高野は書類を忘れたとのことでいったん引き返すことに。待っている横澤に対し、律はどうしようかというところ。

「一緒にいたくねぇなら、先に帰れば?」

その言葉に甘え、律はお先に失礼しようとする。が、その前に横澤が訊いてくる。24日は何か予定を入れているのかと。
その日は単なるクリスマス・イブではない。

「政宗の誕生日」
そうなんですか(´・ω・`)

そんなことも知らなかったのかと言われる律。その点に関して、横澤は優位な立場に立とうとする。
さらに追い討ちをかけるように、以前律が訊いてきた、二人は付き合っていたのかという質問に答える。

「答えは、その通り」

二人は付き合っていた。その明確な答えが返ってきてしまった。
なおも自分には関係ないと主張する律だが、気にならないわけがない。だから今も二人は付き合っているのかと訊く。
しかし関係ないのなら、横澤がそれに答える必要はない。何も答えを得られぬまま、律は一人で寂しく帰路につく。


家。
ベッドに入っていたところで呼び鈴が鳴る。外にいるであろう者は高野だと容易に予想できるため、律はそれに出ない。今どこにいるのかとメールが来ても、なにも返さない。今の自分には、高野が誰と付き合っていようと関係ないから……



お疲れ様の飲み会。
遅れてきた羽鳥の話から発展し、モテるモテないの話に。
作家にモテる羽鳥だが、高野は遊びまくってそうだからダメだとのこと。手を止めその話題に耳を傾ける律も、そちら派の考えでいようとしているか。

「でも、こう見えて俺、一途なんだがな」
その同意を律に求める。

「し、知りませんよ、そんなこと」
どうだか(´・ω・`)


帰りは高野と一緒の律。改めて隣の家であることを恨めしく思う。
そんなこんなでスケジュールを見つつ、先ほどは高野の誕生日の話題など何も出てこなかったなと律は思う。皆知らないのだろうか。でも知ってしまったからには一応はおめでとうを言っておいた方がいいのだろうかと律は考える。でもプレゼントは用意してないし……
そんなことを考えながらも、明後日24日は会社が休みなので一応言っておくことに。

「お、お誕生日おめでとうございます」

そう言う律に対し、高野は手を差し出す。

「プレゼント」
厚かましい(´・ω・`)

まったく用意していないと答える律をケチくさい呼ばわり。

「お前、俺の誕生日、覚えてたの?」

横澤から聞いた。そう答える律だが、なんとも申し訳ない気分。
電車が停まったところで、

「ドライブ」

明後日にドライブに付き合うこと。それが誕生日プレゼントだとするように、高野は言う。
律は用事があるからとそれを断ろうとするが、上司命令。抗えぬ。

「そんなに行きたいなら……!」
横澤と行けばいいのに。
律が言おうとしていたことが読める言葉であったが、それを発さずに彼は先に走って帰っていく。
言えば二人が今も付き合っているのかわかるだろうし、これ以上気持ち悪い思いをすることもなくなるはず。なのに、答えを聞く事がとんでもなく怖く、律は怯えていた……



当日。
律の部屋の呼び鈴が連打され、携帯が鳴らされ、ドアが蹴られる。もはや抗えぬようだ(´・ω・`)

結局ドライブに付き合うことになってしまった律。この後大雨警報が出ているが、最高のドライブ日和だ(´・ω・`)

律は今日嫌な夢を見たことを思い出す。
先輩と付き合いだしたばかりの頃、誕生日がクリスマス・イブだと知ってどうやって祝おうとか一人で勝手に興奮し想像し……
それで誕生日を聞いていたことを思い出す。でも、実際はそれがくる前に別れてしまったのだが。

そんなところで、正月に実家に帰るのかと高野が訊いてくる。小野寺家は正月に親戚一同が大集合して餅をつく習慣があるため帰らねばならないが、高野は両親ともに新しい家庭があるため帰ったりはしないという。
その話題のこともあって気まずくなった車内。律は酔ったのでと言い、視線を逸らす。
嘘をついた。いくら相手が高野とはいえ、人の誕生日にこの状況はどうなのだろうと律は考える。改めて誕生日おめでとうと言った方がいいだろうか。そこで思い浮かべるのは横澤のこと。彼ならばどうすれば高野が喜ぶかちゃんと知ってるのかもしれないと……



そんなこんなで、そのまま寝てしまった律。
気付くと車は駐車しており、隣に高野はいない。外は雪が降っていた。

車外に出て、高野と合流する。
いくら高野が相手とはいえ、この雪。そして綺麗な夜景を前にしたら、律もワクワク気分になる。

「お気に召しましたか?」

いやむしろ、高野が良かったのならそれでいいのに。
だけど高野にとってはこの夜景だけが重要なのではない。

「俺は、お前と一緒に見たかっただけ」
……(*´・ω・`*)

今がチャンスかもしれない。だから律は言う。

「お誕生日、おめでとうございます…」
「どうも、ありがとうございます」

高野は大きく逞しい手で律の頭に触れる。そこから高野の体温を感じる律であったが……
次の瞬間、高野は雪を頭にくっつけてくる。寝癖を直したいとのことだったが、もう暗い時間だしいいでしょうが(´・ω・`)

「イラつくなら見なきゃいいだけでしょ!」

律はそう言うものの、それこそありえないことだ。ずっと見ていたいほどに愛おしいから。
ふと向き合うことになった二人。高野はそのチャンスを無駄にせず、律にキスをする……(*´・ω・`*)
画像

それをソフトに拒む律は、その理由にまたも横澤の名を挙げる。
しかし高野は、彼との関係について断言する。

「正確には、付き合っていた」

付き合っていた事実が高野から告げられる。それは律にとってショックなことであった。
もっと正確に言うならば、付き合うという意識はなかったが何回か寝たとのことだった。それは大学生の、荒れていた頃のこと。

律は前に横澤さんが連れてきた猫について言及し、それが高校の頃に拾った猫だということも明らかになった。
それで横澤との関係も深かったことが窺える。それに律はやはり悔しく思うか。
でもじゃあなんで横澤とここに来なかったのか、律は高野に訊くが……

「人の話をきちんと聞けど阿呆!!」
あうち(´・ω・`)

横澤とは付き合っていた。過去形。
高野は今誰とも付き合ってなく、横澤は大事な友人。だから一緒に仕事をする時きちんとけじめをつけたとな。
それらの事実をはっきりと告げたところで、今ここで改めて高野は言う。

「どんな奴と恋愛しても、忘れられなかったって。俺は、十年前からお前が好きなんだよ」
やん……(*´・ω・`*)


二人は車に乗り、そこで高野は思い出したというある話をする。
律と付き合っていた頃、二人で食べるケーキのサイズはどのくらいがいいかとか、プレゼントは何がいいかとか勝手にシミュレーションしていたと。
結局何もしないまま別れてしまった二人だが、高野が考えていたそのことは律も考えていたことで……

「別に、いいんじゃないですか。 俺もその時、考えていたんで。同じようなことを……」

真っ赤に染まる律。
高野は彼を抱き寄せ、優しくキス(*´・ω・`*)

「コンビニなら、まだ売ってるかな。ケーキ」

もう一度キス(*´・ω・`*)

「この間みたいに目ぇ覚ましたら忘れてた、なんてことのないように。ちゃんと俺を見ろ」

これまでのように思いっきり罵声を浴びせようと考えていた律だが、高野の顔を見たら頭も体も高野でいっぱいになって、ぐじゃぐじゃになってしまって。律はただ、必死にしがみつくことしかできなかった……



翌日。
結局ケーキを買ってしまった律。だがしかし、それを高野には素直に渡せず、受付の女の子たちにあげてしまう。
でも高野の分はちゃんとあり、律はプレゼントの袋を渡す。そこに入っていたのは……薬やら一色(´・ω・`)
ま、実用的でいいのかもしれない。

そしてなおも個人的な感情を否定する律であったが、その言葉から高野は自分が愛されていることを実感する。
ま、数々のラブストーリーを見ているもの。行間で把握できるのさね。


仕事収めの本日は、先に昼酒だべさ(´・ω・`)
律は次の進行を考えて一人反対するも、なめられてるから言うことを聞いてもらえないのだと高野は言う。そのコツについて、タダで教える筋合いはない。
その返答に、律はぐぐぐ……とイライラ。

「お前ら、来月も雑誌出るんだぞー!」
ま、いいじゃない(´・ω・`)


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