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zoom RSS ちはやふる 01首『さくやこのはな』

<<   作成日時 : 2011/10/05 19:42   >>

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難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今を春べと 咲くやこの花


新入生の中に、モデルの綾瀬千歳の妹がいる。そのことが噂になり、瑞沢高校は素敵な春を迎えていた。
彼女がいるというロビーへと急ぐ男子生徒達。彼らの足に、とある手作りポスターが引っかかる。

『競技かるた部を一緒に作りましょう!』
そこには1年2組の綾瀬千早まで声をかけるようにと書いてあった。

「すいません」

画像
声をかけてきたのは美しき女生徒。
飛ばされてしまったポスターを回収する。

彼女は用意してあったポスターをテンポ良く掲示板に貼っていく。
スカートの下にジャージ。ポスターを差しておくベルトまで付けており、滑稽な姿と言えよう。そのはしたない格好を、年配の女教師が指摘する。
ジャージだけならジャージだけに。ポスター貼るのは1枚まで。こんなところでスカートを脱がない。どれもごもっともなことだ。
そんな光景を見て、男子生徒は思い出す。この千早はせっかく綺麗なのに、動いたり話したりすると台無しな無駄美人だということに。
……残念美人みたいなもん?(´・ω・`)


1年2組。
千早のもとには誰も来ず。
彼女の友人はかるたを諦めてまた一緒に陸上をやろうと誘う。しかし、そうもいかない。千早にとっては陸上部は出会い系とか、そんなものなのだから。
でも一緒に部活に行く光景は羨ましくもある。仲間ができないかなー(´・ω・`)
高校でこそ仲間を作ってカルタに100%になるって決めていたのに、早速くじけてしまいそうだ。

桜の木の下。
カルタが本当に楽しかった頃のことを思い出し、目じりに涙が浮かぶ……

「そんな大の字で寝てっから、無駄美人なんて言われんだぞ」
と現れたのはイケメン。

「太一!?」
ふむ……太一、と〆(・ω・`)

千早は彼と帰路につく。
太一は千早を見てちょい赤面。そんな太一を見てボク赤面(*´・ω・`*)

太一の身長は172cm、千早の身長は167cm。
久しぶりに会ってじゃれあう二人。それに嫉妬しちまうじぇ(´・ω・`)

太一が千早に話しかけようとしたところで、彼の携帯に電話がかかってくる。その様子から、千早はなんとなく悟る。

「彼女!?」
彼氏!?(´・ω・`)

「いちゃ悪ぃかよ」
そっか……(´・ω・`)

ちょっとショックを受けた千早。太一は別に告られたから付き合ってるだけと言い、残っている可能性を示唆するが……

「もしかして、新にもカルタより大事なものできたのかな?」
む?(´・ω・`)

「……んだよそれ」
太一はちょっぴり不機嫌に。


電車内。
新は二人の共通の友人。かつて一緒にカルタをやっていたようだが、今年は千早のもとに年賀状も来なかったという。去年の全国大会にも出ていなかったよう。千早も中学は陸上部だったわけだが……

「いいんじゃない。陸上部」
太一は言う。

「俺だって、高校じゃ別のことやるよ。カルタは所詮趣味だ」

中学でもサッカー部がメインだった。ならば仕方あるまい。

誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに
年を経ることによる寂しさが感じられるよ……(´・ω・`)



――3年前。東京
千早がまだ情熱を知らなかった頃。

姉の千歳は美少女コンテストに出場し、最終選考にまでは残ったが……
それでも明日の新聞にはその千歳の写真が載るとあって、彼女の周りではそのことが話題になっていた。

「千早の姉ちゃん綺麗だもんなー」
太一もそう言うほどの千歳さん、是非見てみたいでさぁ(´・ω・`)
ただしその綺麗という情報に付随するものがある。

「千早と違ってな」

その言葉に対して蹴りを繰り出すあたり、千早は確かに綺麗と表現するには違う質の女の子と言えよう。
もちろん本気ではない。無邪気に戯れていると、千早は背後にいた男子とぶつかってしまう。
メガネっ子でどこか気力の感じられないその男子は、特に何も言わずに席に着く。彼にはあまりいい噂がなく、皆は避けている感じのようだった。千早は別にそんなこと気にしなさそうだが……
そこで女友達が、そのメガネっ子・綿谷新の福井弁をメモしたノートを見せる。
のおのお→ねえねえ
ほやほや→そうそう
ちっくりさす→意味不明
しよっせ→しようぜ
かぜねつ→??
好いてるからメモしているのなら微笑ましいが、笑うためにそうしているのだとしたらタチが悪い(´・ω・`)

「私が綿谷くんだったら、笑うためにメモとってる人と話したくないけどな」

千早も同じようなことを思っていたようだ。
まあ女生徒が笑うつもりでなかったのならいいのだが……
じゃけらくせぇ(´・ω・`)



雨降る夜中。
順路表を持たぬ新聞配達少年。彼はもう順路を覚えたとのことで、今日が初めてにも関わらず問題なく新聞配達を済ませていく。

次は綾瀬宅。そこでは、外で千早が待っていた。
新聞を受け取った彼女は、早速姉のもとへ。載っているからと見せた写真には、確かに彼女が映っていた。……グランプリの背後に、だけど(´・ω・`)
最終の15人に残っただけでも凄いのだが、本人にとってはそうもいかぬのだから不機嫌になるのも仕方あるまい。それに加えて千早のコメント。

「確かにこのグランプリの子の方がスタイルはいいよね」
思ったことすぐ口に出しすぎ(´・ω・`)
とことで、千早はげしっと蹴られる。


学校。
千早の姉が載っていることが改めて話題になり、綺麗な姉を持つ千早は鼻高々。

「ていうか姉妹なのに、千早はまだ男って感じだよなー」

そう言う太一に蹴りをいれたところで、朝のホームルーム。
担任は百人一首シールのことを話す。百首覚えた人はテスト受けに来てねと言い、全て覚えた人は来月のカルタ大会に出てもらうよーと言う。
千早はまだ半分くらいしか覚えていない。そんな彼女に、太一はパーフェクトなシートを見せる。今度は彼が鼻高々だ。
しかし彼だけではない。このクラスにはもう一人百首覚えた人がいるとのことで、担任はその者を紹介する。
それは、綿谷新。照れながらも、彼はカルタ大会に出ることを約束する。
そんな話をしていたところで、千早は朝のことを思い出す。

「新聞配達!」

新が新聞配達をしていたということ。
それはつまり家庭の財政状況が逼迫しているであろうことを表しており、皆はまたひそひそと良からぬ噂やらを話す。
千早は純粋に凄いと思っていたようだが皆はそうではない。太一も同意を求める千早から視線を逸らす。それは他の者とはまた違う理由であるだろうが。


昼は独りで食事をする新。そんな彼を見て、放課後。千早は独りで下校しようとする新に話しかける。
そこに太一が邪魔しにやってきて、新を押して雨で濡れた地面に転ばせる。

「あっわりぃわりぃごめんな一張羅を」
「太一!」

小学生らしいと言えばらしいが、太一らしくはない最低の行為。

「あんたがこんな酷いことするとは思わなかったよ!」
と、千早。
もし仮に明日からハブにされるとしても、千早の行為は間違いではない。だからいいのだ。
太一は千早も押し倒し、カッコ悪い言葉を吐いて去っていく。



共に濡れてしまった。千早と新。
千早は新のボロい家へとやってくる。
ボロいことを正直に口に出してしまった千早。それが彼女の悪いところなのだが、場合によっては良くもある。彼女が裏表のない素敵な人だとわかるのだから。

無言でタオルを差し出す新に、千早は言う。

「喋っていいよ。私メモとかとんないから」
千早が言うのならそうなのだろう。そう信じられる。

「な、なんで……。 なんで朝、新聞待ってたんや?」

新は気になっていたことを千早に訊く。
喋ってくれた喜びもあり、訊かれたことの理由に対しての喜びもあり、千早は嬉しそうに今朝の新聞のことを話す。
ミスコン最終選考まで残り、また(偶然にしろ)写真まで載っているのだからそれは確かに凄い。新も素直に感嘆の言葉を述べる。

「お姉ちゃんがいつか、日本一になるのが、私の夢なんだ!」
千早が嬉しく感じるのはわかる。でも……

「ほんなのは、夢とは言わんよ」
ふむ(´・ω・`)

「自分のことでないと、夢にしたらあかん。乗っかったらダメや。お姉ちゃん可哀相やが」

ごもっとも。ただ一概にそうだとも言えない。夢を持っている人に一生懸命ついていくような、自分で走れない人もいるのだから。

それでも新が言うことが基本。
彼は本能のうちに、千早が自身で走れる人間だと悟ったのかもしれない。だからか、彼はその“夢”を示すため、あるものを取り出す。
それは百人一首であると、千早にはすぐわかった。彼女の通う小学校は毎年カルタ大会をやっているため、一般的な小学生と比較してみれば知っているほ…

「や、やろっさ!」
何さね(´・ω・`)

読み手がいないのだが、テープがあるとのことで新はすぐにそれを用意する。

千早はルールを思い出しつつ取り札を並べていく。
25枚を3段に並べて、上の句が読まれたら下の句だけが書かれた札を取る。単純なルールだが、問題は覚えている数。千早はまだ50くらいしか覚えていないが……ま、なんとかなるだろう。ただのカルタだし(´・ω・`)
そんな軽い気持ちで臨んだ彼女だが、新の目は真剣。間もなく勝負が始められる。

嵐…
その最初のワードが出たところで、新はさっと札を取り飛ばす。
襖にサックリと刺さったそれは、もちろん正解。

嵐吹く 三室の山の 紅葉葉は 竜田の川の にしきなりけり

続いて。

永らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

新はとにかく速く、次々と札を取っていく。
何も出来ぬ千早は、さすがに悔しさを感じていた。
1枚ぐらい取りたい。そんな思いを抱きつつ札を見ていると、その中に一つ上の句を知っているものを見かける。

われてもすゑに あはむとぞおもふ

上の句を含めればこうだ。

瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ

せめてこれだけでもと、千早はターゲットを絞る。
そして……

『せ――』

後先顧みず、千早は例の札に飛び込んでいく。
結果、その札を手にすることに成功する。

もちろん、全体としては完敗。新は鬼強だった。
たったの1枚しか取ることのできなかった千早は悔しがる。

「でも、た、楽しかった!」
うむ(´・ω・`)

福井ではけっこう皆カルタをやっていたものの、東京ではそういうわけにはいかなかった。
だから久しぶりに誰かとやったカルタに、新は楽しさを実感したようだ。
カルタは外国ではまだあまりやられていないマイナーなものではあるが、でもそれはつまり……

「日本で一番になったら、世界で一番ってことやろ?」
うむ(´・ω・`)

「カルタで名人になるのが、俺の夢や」

そんな彼らしく、千早がいい名であると言い1枚の札を示す。

ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

上の句の書は“ちはやふる”で始まるそれ。新にはもうそれが千早に見えるのだ。

「俺の目は、そうなってるんや」

そんなところで、新のママが帰宅する。
一応言っておくと、ガールフレンドではないですよ(´・ω・`)



まだ雨降る空の下、千早は帰路につく。

『初めて新とカルタをしたあの日 私が知ったのはカルタじゃなくて 新の情熱だったんだ』


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