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zoom RSS ちはやふる 15首『つらぬきとめぬたまそちりける』

<<   作成日時 : 2012/01/18 22:40   >>

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千早が2枚連取。意地を見せてきた。
とは言え、残り枚数はクイーン7枚、千早が23枚。単純な枚数差を見るにここから勝負がひっくり返るのはなかなかに難しいところだろう。
クイーンも高一の女の子。崩れる可能性があるとも考えられるが、その程度であればクイーンにはなっていないだろう。

千早はまだまだ勝つ気。試合をやっている者としては最後までそのくらいのやる気を見せていていいだろう。
でもクイーンは普通にやっていれば逃げ切れるから、いつもみたいなクイーンスマイルで……って、全然スマイルじゃありません(´・ω・`)

君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪

ここにきて大山札の連続。千早としては不運なところで、クイーンが連取して持ち直す。クイーンスマイルも戻ってきたが……怖い(´・ω・`)

白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

場の札が30枚を切ったため千早も狙い札が絞りやすくなってきたか、3枚目をゲット。
中盤に差し掛かり決まり字が変化してきて、千早が得意な一字決まり二字決まりが増える。まだまだこれから。

最初からクイーンに取られてばかりだった千早は、札を取りに行くことで体も動いてくる。
星屑との握手-スターダストシェイクハンド-で、その感覚にさらなる希望を抱く。

『もっと速く……もっと自由になりたい。 競技線の中で』

もっと強くあれ。
そんな思いを抱きつつ残りを戦い、決着がつく。

「ありがとうございました」
「ありがとうございました」

結局5枚しか取れず、枚数差的には完敗。それが今のクイーンと千早との差か。
だがしかし、この試合で掴めたものは5枚の札やスターダストだけではないだろう。

試合が終わった後、クイーンは対戦相手を確認する。

『東京都、瑞沢高校、綾瀬千早』

クイーン詩暢は厳しい表情でその名を何度も繰り返し覚え、そして誓う。

『次は……1枚も取らせない……!』

その後ちょっぴり放心気味の千早と遭遇。したらば、スマイルに戻る。
千早も出かかっていた精神をなんとか体内に引き戻し、

「スノー丸のTシャツ、かわいいですね」

それに赤面、嬉しそうなクイーン。
クイーンも高一の女の子ね(´・ω・`)


千早が20枚もの差をつけられて負けたことに対して、太一もかなり凹んでいた。
自分の知らぬ世界を知ったのだから、そんなものだろう。

千早はどうだろうか。そんなことを考えつつA級の会場を後にすると、廊下の椅子に座る千早を早速発見する。
いつもであれば即寝が定石なのだが、今回は違った。涙を流しながら、今回の反省。さらに強くなるためのイメージを育んでいた。
この日初めて、千早の夢が本物の夢になったのだとわかる光景だろう。
千早が目指すべきところは明確に決まった。では太一はどうか……彼は静かに自身のいるべき会場へと戻っていく。



A級決勝。
クイーンと須藤とでおこなわれるそれは、決勝らしいレベルの高い勝負だったようだ。
しかし、無難にクイーンが勝利する。

「須藤さんお強いから、負けるかとヒヤヒヤしましたわ」
『くっ…! 12枚差ですが!』

A級は全予定が終わり……。
そんな今もなお、千早は今回の反省点を反芻してトレーニングしていた。

そんな千早に大江が話しかける。
大江も机くんも3回戦で負けたとのことで、千早はずっとA級の試合を観ていたからそれを知らなかった。だから今他がどうなっているかも知らず、勧学館のカレーを食べ損ねてすごい顔をする彼女に大江は言ってやる。

「そんなことより、真島くんがB級の決勝で戦ってます。 行きましょう。応援に!」


B級決勝。
その勝負は一進一退。熱戦が繰り広げられていた。

青春全部を懸けても新より強くはなれない。そう思っていた時期もあったが、懸けてから言いなさいと原田先生に教えられて以降、太一は変わったのだ。

『俺にもできるかな。 負けながら……泣きながら……、前に進んでいくことが。 新に……向かっていくことが』

太一は集中していた。しかし、そんな彼でも……ミスが少ない彼でも、ここでお手付きをしてしまう。
肉まんくん曰く、前の試合の暗記が残っているとのこと。覚えるよりも前の試合の配置を忘れる方が難しいとか。
太一もこれで今日6試合目。そりゃあミスも出てしまうだろう。
大事なのは頭を切り替えること。太一はもう一度確認する。

“はなの”は出たから“はなさ”は“はな”で攻める。
“もろ”は“もも”が出ていないから慎重に。
“つく”が出たから“つき”は“つ”で取る。
“ひさ”と“ひとわ”は“ひとも”が出ていないからお手付き注意。
“みかの”は友札の“みかき”があるから攻め抜く。
“みち”も、敵陣左の“みせ”もそろそろ詠まれそうだ。
“よのなかよ”は友札の“よのなかわ”があるから注意しながら囲い手。
“おおこ”は“おおえ”と“おおけ”が詠まれたから“おお”で攻めて、敵陣左の“おも”も取る。
“きり”は“きみがためは”と“きみがためお”が出たから“き”の一字決まり。
“せ”は守らせずに抜いてやる。
“ながか”と“なにわが”が詠まれたから“なつ”を攻めて、自陣“なにわえ”に戻って取る。

必死に考えを巡らせる太一と思いをともにするためにも、瑞沢の皆は隣にいるメンバーの手を取る。
大江もその流れに従って肉まんくんの手に触れるも……彼は同じB級。個人として複雑な胸中なのかもしれない。大江は何か深い部分を悟って手を引く。

太一は脳が痺れて前しか見えないほどに疲れが溜まっていた。
しかし、それでいいのだと気付く。とにかく前だけ見えてれば、それで充分なのだ。

とはいえ、速く動こうと思っていてもそれが腕に繋がらず。流れが悪くなってしまう。
そして結局、相手の場に札がなくなった……


相手は富士崎の3年。そのことを考えると3枚差までよくやったと言えよう。

『準優勝だ。 ……充分だ』
……なんて、本気で思えるわけがない。
2位じゃダメなんですから(´・ω・`)

太一はあまり無様な表情を見せないよう気にして仲間の方を振り返る……が、むしろ他の4人たちの方があからさまに落胆しておりました(´・ω・`)

気持ちがいいくらいのがっかりっぷり。皆、太一の悔しさを理解して涙を流してくれていた。
それを見て、太一も我慢していた思いが溢れ出そうになる。でも泣くなと自分に言い聞かせる。泣いていいほど懸けてないから。それは今後に取っておこう……


表彰式がおこなわれる。

『負けと向きあうのは、大人になっても難しい。 でも……、あの子たち、誰も慰めあわない』



大会が終わり、新幹線の時間があるからと皆はすぐに会場を後にすることに。
その際、千早は近江勧学館に向けて深々と頭を下げる。
それに倣い、皆も礼。
その姿勢はとっても素敵ね(´・ω・`)




後日。
瑞沢高校では、午前から走りこみをしている部活動の姿があった。
陸上部か何かか……と思いきや、まさかのかるた部だった。


大会に出て各自の問題点が見えてきた。
その中でも、皆に共通して見えた課題というのは体力面。疲れてきても集中力が切れない体づくり。優勝を目指すからこそ必要な鍛錬だろう。

肉まんくんは太一に実力で負けたとは思っていない。
でも大会の成績は太一が上だったから、肉まんくんはさらに気合を入れる。
太一に離されぬよう、よきライバルとして切磋琢磨するために。


千早は最近毎日クイーンが夢に出てくるという。
一方、全国大会で会えた新は夢に出てこず。

「新は夢に出てこないんだな…」


その新は、ある人の家を訪れていた。
ここで渡すお土産も羽二重餅……ってそんなこたぁどうでもいい。
新がやってきたことを知り、そのお方はやっと来たねと言い笑顔を見せる。

「栗山先生。僕を福井南雲会に入れてください」


各人、次の戦いに向けた鍛錬は既に始まっている。

『二学期。かるたの秋がくる……!』
画像
秋って便利な季節だよね(´・ω・`)


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タイトル (本文) ブログ名/日時
ちはやふる 日テレ(1/17)#15
第15首 つらぬきとめぬたまそちりぬる 公式サイトから 手も足も出なかったクイーンから札を抜く千早。 クイーンとの試合で本当の強さの答えに近づいていく。 一方、B級で決勝戦へ進んだ太一は優勝をかけて試合に臨んでいた。 そんな太一の姿を応援するかるた部メンバー達。 前に進むことを恐れず戦う太一は勝利を手にすることができるのか―。 クイーン若宮誌暢から2枚連取の千早。でも16枚差、まだ勝つ気なのかと外野の声。いつもの笑顔かと思うと険しい顔のクイーン。大山札を囲い手で連取するクイーン。3枚目をゲットし... ...続きを見る
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【アニメ】ちはやふる 15話 負けと向き合うのは大人でも難しい事
ちはやふる 15話「つらぬきとめぬたまそちりける」 の感想を ...続きを見る
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準優勝が一番悔しい。てっきり千早中心かと思ったら、後半は太一がメイン。B級の決勝に進出していた。正直肉まんくんの方が強いと思っていたので意外。そう思ったら肉まんくんもかなり関わって来ましたね。 なにせ彼は元シルバーコレクター。決勝で新にどうしても勝てなかった経緯があります。まるで自分のように入れ込んでおり、涙まで流している。完全に太一とシンクロしていました。 太一のモノローグ凄かったですね。頭をフル回転させて何とか勝とうとするのが伝わって来ました。しかし今度は手が付いてこない、6試合目でクタクタ... ...続きを見る
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「自由に… もっと自由に!!  上手く言えないけど 強いってそういう事――!」 千早に対するクイーンのブラックな笑みが恐いw そして、太一はB級の決勝戦…! ...続きを見る
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ちはやふる 第15話「つらぬきとめぬたまそちりける」
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ちはやふる 第15話 感想「つらぬきとめぬたまそちりける」
ちはやふるですが、綾瀬千早と若宮詩暢の女王決定戦は白熱します。後半、千早が息を吹き返しますが、まだまだ圧倒的にクイーンが優勢です。しかし、クイーンはちびまる子ちゃんのように額に黒い線を立てており、もう絶対一枚も取らせないと本気モードです。(以下に続きます) ...続きを見る
一言居士!スペードのAの放埓手記
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ちはやふる 15話
結局、太一はA級になることが出来ず、千早もクイーンに負けてしまったのですが 今回の負けは瑞沢にとって大きな財産になりそうですね。 ...続きを見る
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ちはやふる 第15話「つらぬきとめぬたまそちりける」
この悔しさをバネに。 なんだかんだで全国も勝っちゃう展開じゃなかったのがよかったです。 上には上がある、完璧超人と思われた太一も競技かるたではB級選手。 A級に上がった千早には、クイーンしのぶちゃ... ...続きを見る
のらりんすけっち
2012/01/21 22:14
ちはやふる 15話「つらぬきとめぬたまそちりける」
負けた時の悔しさ・・・ それをバネにして前へと進んでほしいものですね。 ちはやふる Vol.3 第七首〜九首収録 [Blu-ray](2012/02/22)瀬戸麻沙美、細谷佳正 他商品詳細を見る ...続きを見る
新しい世界へ・・・
2012/01/23 16:23
ちはやふる  第14首「はなよりほかにしるひともなし」第15首「つらぬきとめぬたまそちりける」
 感想が溜まってしまいましたので2話連続とさせていただきます。 ...続きを見る
しるばにあの日誌
2012/01/23 16:30
◎ちはやふる第十五首「つらぬきとめぬたま...
千早が二枚とる。*:でも、あの枚数さ見ろよ。*:あのこ、戦意が消えてない、ていうか、勝きなんじゃないのか?*:クイーンはいつもどおりにやってれば逃げ切れる。クイーンスマ... ...続きを見る
ぺろぺろキャンディー
2012/09/06 20:59

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「泣いていいほど賭けてない」や「準優勝がいちばん悔しい」って言葉にジンときました。
夢に新が出なかったとか口に出されて太一かわいそうです。あいつ彼女いるくせに、千早一筋じゃないか!千早が単純な分色々思い悩んで成長していく太一がまた対照的で良いですね。
原田先生が『スラムダンク』の安西先生みたいな感じですね。そんな影響力を感じます。


かるたは技術が必要ですが、ルールの裏をかくことができなくても、人間の裏をかくことはできそうですね。もしそうなると、性格の悪いほうが有利そうです。
あるるかん
2012/01/18 23:10
>あるるかんさん

「泣いていいほど賭けていない」はいい言葉ですね。これからさらにかるたに対して必死に取り組むんだという意気込みも感じられて実にいいものです。
そして準優勝。私も高校時代に(私の場合はしょうもない競技でしたが)西部大会と県大会とで連続して準優勝に終わっているだけにその何とも言えない悔しい思いは理解できますね。少なくともそんな私以上はずっと太一らの方が真剣に取り組んでいるだけに、その悔しさも大きいでしょうね……(´・ω・`)
それにしても、千早の空気の読めなさは直りそうにないですね。自分のことでいっぱいいっぱいで仲間に割と無関心だったことも含め、ちょっと残念なところではありますね。だからこそ部長としては太一が相応しいと思えるのですが。
原田先生が顧問的ポジションとなっている現在ですが、女帝にも何らかの形で活躍してもらいたいものです(´・ω・`)

かるたは割と声を出していいっぽいので精神力はかなり影響しそうですね。人と人との距離感も近いですし、そういった駆け引き的な部分も今後の課題になったりするのでしょうか。それだとまた今後が面白そうであり、怖くもありますね……(´・ω・`)
本隆侍照久
2012/01/18 23:44

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