本隆侍照久の館 別館

アクセスカウンタ

zoom RSS 夏目友人帳 肆 12話『記憶の扉』

<<   作成日時 : 2012/03/20 08:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 4 / コメント 2

JR九州を利用し、夏目はかつて住んでいた故郷へと向かう。

夏目が買ってあるのは指定席。にも拘わらず先客がいたのだが、そこが夏目の席だと知ったらばそそくさとどいてくれる。その様子は、周りの者からは見えなかったであろうが。

実家が売りに出されることになったため、その前に最後にもう一度だけ見せてもらうことになった。夏目が生まれてすぐに母が亡くなり、父と二人で数年の間暮らした家。幼すぎてあんまり覚えていないのだが、地図を見ながらなんとか辿りつけるかなと夏目は考える。

「おい夏目。駅弁を買え。まずはそれからだ」

とことでバッグから顔を出すのはスルメをむしゃつくニャンコ先生。
飲んでいた飲み物を噴き出す夏目だが、重みやボリュームで気付いてくださいな(´・ω・`)

間もなく売り子がやってきたため、夏目は駅弁を二つ購入。
一人旅であるはずなため怪訝な顔をされるが、二つ買いを強行。大変なこった。


その後、乗換。
ギリギリになって気付いた夏目は駆け込み乗車をする形に。その際、ニャンコ先生の首がドアに挟まってしまいあわあわ……。
画像

なんとか強引に入れることには成功したものの、今度は幼女らが怪訝な表情で夏目を見つめる。バッグがもぞもぞと動いているだけに、そりゃあ気になることだろう。


先に寄らなくちゃならないところがあると、夏目は言う。
実家から一番近いところにある親戚の家に鍵を預けてあるからそれを貰いに行かなければならないとな。その家にも小さい頃お世話になったため、なんとなくの道はわかる。が、心配ごとは辿りつけるかどうかではないだろう。そこにも以前お世話になっていたということはつまり、これまでたらい回しにされた家々と同様に接し難いしがらみが存在するはず。



駅を出る。
まずはどちらに行くべきか、地図を確認しながら夏目は歩きだす。
まずは左かな……と思いきや右だったようで。やっぱり辿りつけるかどうかも不安材料の一つか(´・ω・`)


途中、うどん屋ののぼりを見つけたニャンコ先生は、うどん屋を中心に道を思い出せと言う。が、そんなものを中心に考えたことなどないだろうから酷な話だわさ。

しかしながら、ニャンコ先生が示したそのただのうろんやさんは、夏目が学校の行き帰りにいつも感じていた匂いであった。
変なことで思い出すものだ。本当にそのうどん屋によって道を思い出した夏目は、正しいであろう道を進んでいくことに。

「……おい待て。うどんは!?」
さっき駅弁食べたばかりでしょ(´・ω・`)


先を進むと、懐かしい情景が見えてくる。

道によく柿が落ちていた家。
椿が綺麗な家。
優しいおばあさんがいた家。

『何で忘れていたんだろう…?』

疑問に感じ、足を止めてしまう夏目。
ニャンコ先生にきびきび歩けと言われ再び歩を進める彼であったが、そこへ嫌な風が吹きつける。
どうやら妖者の気配がするとのことで、夏目はこの辺にもけっこう妖怪がいたことを思い出す。


そんなこんなで、目的の家まで辿り着く。
鍵を貰ってくるだけだし、ニャンコ連れだと変だからとニャンコ先生は外で待っているように言う夏目。

「その代わり先生。帰りにうどんおごるから、もし俺がなかなか戻ってこなかったら、助けにきてくれよ」

その夏目の言葉から何かあるのかと感じたニャンコ先生はハッと気付く。

「ここの連中を食っていいということか」
違います(´・ω・`)

夏目は思い出したのだ。この家に妙な妖怪が住みついていることを。


小学生の頃、ちょっとの間夏目貴志という男の子がいた。その子が今日家に来るということを聞いていた少女は、帰るのが憂鬱だと、もう一人の女の子に話す。
陰気な子で嫌いだったと……そう話しながら家の前までやってきたところで、塀の上に超変な何か(※ニャンコ先生)がいることに気付く。

それはそれとして、インターホンの音が聞こえてきたためそっと玄関の方を覗いてみると……そこにはけっこういい感じの男の子がいて、キャッ(*´・ω・`*)

間もなく、この家の主が温かな表情で夏目のことを迎えてくれる。
鍵の話を聞いているおじさまは夏目に上がっていくように言ってくれるものの、夏目はそれを遠慮する。
するとそこで、先ほどまで塀の陰に隠れて様子を窺っていたこの家の女の子がやってきて、彼女からも少し上がっていくように言われる。
結局それらに甘えて上がっていくことにした夏目であったが……この状況をマズイと感じていた。
それはこの家の者達と接することに関してではなく、この家にいるべきではない者と接することに関して抱いていた感情であった。

この家に住みついた妖者。それはじーっと夏目の方を見ていて、目を合わさなければ大丈夫かと、夏目は慎重に家に上がらせてもらう。


まずは実家の鍵を受け取る。
実家は古く、買い手が見つかっても多分取り壊すであろうから掃除などの手入れはしていないと言うおじさまに対し、夏目は見ておきたいだけであることを説明。
それを聞き、おじさまもホッと一安心のようだ。

そんなところで夏目がふと足元を見てみると、机の下からあの妖がじーっと夏目の方を見ていた。
さすがにこれには驚き反応してしまう夏目。それはおじさまから見ておかしく映ったであろうが、夏目はお手洗いを貸してくれないかと誤魔化す。

そんなこんなでお手洗いに向かう道中、夏目はアレによく驚かされていたことを思い出す。

『でも、気のせいか…? あの頃よりあいつ、大きくなってるような…』

小さく感じるということならばあるだろう。夏目が成長して大きくなったのだから、相対的に小さく感じるということが。しかしその逆に感じるということはまさか……

そんなこんなで廊下を歩いていると、この家のママンと娘の会話が聞こえてくる。
女の子はもっと仲良くしとけば良かったかなと言うものの、かつては夏目のことをかなり嫌がっていたようだった。
それもそのはず、夏目はすぐ空気を悪くするようなことを言ったり、おかしな行動をしていたのだという。
それは一言で言うと嘘つき扱い。でも今はもうさすがに嘘つきではなくなったでえあろうと女の子は言うが……夏目はそれに何を思うか。

気付けば、この家に住みつく妖怪が目の前にいた。

『くち……描いて……』

不気味に訴えかける妖怪。それに怯える夏目であったが、傍から見ればそれは別の意味で奇怪な光景。
夏目が何もいないところを見て怯えてる様を見かけた女の子はムッとする。


しばらくして妖は夏目の前から消え、夏目は落ち着く。
とは言え、夏目があの妖怪と接するのは何かとマズイ。早くこの家から出なければと考えた夏目だが……おじさまの話を聞いているとまたそいつが現れてしまう。

忘れてしまいたいなら、悲しい思い出も温かい思い出も食べてあげるから……口を描いて。
そう訴えかける妖怪に、夏目は飲まれかけていた。

そんなところで、異常を察したであろうニャンコ先生が家に入り込んでくる。
女の子には超変な何かと呼称されるニャンコ先生。疑問形が入ってるとは言え、おじさまには猫だと判別されているだけマシか。
なんてことはともかくとして、ニャンコ先生は夏目に突撃。それにより夏目は救われたか。

夏目はついでに猫も外に連れていくというノリで、そのままこの家を後にすることに。
おじさまなどは優しさ勝って夏目を心配してくれるものの、女の子は最後までややムッとした表情で見送っていた……



外。
夏目はニャンコ先生にお礼を言いつつ、あの妖怪について訊く。

「多分アレは、ムシクイとかいう奴じゃないか」

住みついた家に入ってくる虫の力を吸い取って大きくなるのだとか。ならば放っておいても大丈夫か……と思えるところだが、それも二、三年くらいだとニャンコ先生は言う。
あそこまで大きくなると虫だけでは満足できなくなるとか。夏目がそうされそうになったように、人の闇を育てて心を食らうだとか。

後ろ髪を引かれながらもこの場を後にするしかないか……というところ、先の家の女の子が夏目のところにやってくる。
夏目の出て行き方が気にくわなかったようで……

「おかしなことをして、うちの親の気を引こうとしないで!」

その言葉から、夏目は彼女の過去を感じ取る。
両親がいるとは言え、彼女も寂しい思いをした子なのだろう。
これ以上、彼女に憂き目を見させるわけにはいくまい。その闇こそが、ムシクイの餌になってしまいかねなくもあるのだから。

夏目は意を決し、妖の方に目を向ける。

「おい! 描いてほしければついてこい!」

とことで、ムシクイを誘いだし、女の子ともさようなら。


夏目の世話焼きにより、また厄介なことになったか。
でも一食の恩は犬も忘れないと云う。
夏目もニャンコ先生もワンコではないけどね(´・ω・`)

ともかく、ずっとこうして追いかけっこを続けるわけにもいくまい。ニャンコ先生は斑となってムシクイを追っ払う。
やけに簡単だが、これで今回の件は無事解決……か。

何だかんだで、助けた相手は大事な人たちだったのだ。

「俺を家に入れてくれた人達なんだ。 大事な家に……入れてくれた人達だったんだよ…」


『俺も帰ろう。 大切な家へ……』



宝探しの開始。
とことで、まずは今どこにいるのかを確認。そののちに実家を探る。



女の子は夏目の事を思い浮かべる。

『君の家族をとったりしないよ』

昔はそんなことをあんな表情で言える子ではなかった。
そりゃあ子供だったから……と済ませることができるかもしれないが、それは女の子も……三世子も同じであった――


夏目が来たことにより自分がないがしろにされたことを、三世子は子供ながらに寂しいと思った。
だからどうして夏目はうちに来たのかと、不機嫌に思うことがたびたびあった。

登校時。
夏目に本当の家のことを訊いた三世子。夏目は両親のことをはっきりと覚えてはいなかったが、しばらくの間一緒に過ごした父に関しては、優しいことをとっても嬉しそうな顔で断言。

そんなことがあったことを思い出し、三世子は夏目の抱える事情も少しは理解してやることができたか……




夕方。
夏目はかつて一人であの家に帰ろうとしたことがあったことを思い出しニャンコ先生に話をする。
そんな折、さきほど追い払ったはずの妖怪が復讐とばかりに夏目の背中にダイブ。夏目は倒れてしまう。

「……なくちゃ…。 帰ら……なくちゃ……」

ニャンコ先生が夏目の名を呼ぶが、返事はない。ただのしかば(ry

『先生の呼ぶ声が聞こえていた。
それでも心は、何かを探して……遠い記憶の中へ、迷い込んでいくようだった』



夏目友人帳 肆 2(完全生産限定版) [Blu-ray]
アニプレックス
2012-03-21

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 夏目友人帳 肆 2(完全生産限定版) [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
夏目友人帳 肆 第12話「記憶の扉」
夏目友人帳 肆の第12話を見ました。 ...続きを見る
MAGI☆の日記
2012/03/20 19:15
夏目友人帳 肆  第12話 「記憶の扉」
&nbsp; 夏目友人帳 肆  第12話 「記憶の扉」 &nbsp; &nbsp; &nbsp; 『オイ夏目、駅弁を買え。まずはそれからだ』夏目のバックににゃんこ先生が 潜り込んでした!久しぶりに来た実家のある場所…そこで少し預かって貰って いた親戚の家に鍵を借りに行く夏目…歩いている内に徐々に昔の事を思い出す… &nbsp; &nbsp; ※ にゃんこ先生の口から触手がっ (笑) 男... ...続きを見る
★アニメ三昧★戯言・言いたい放題★
2012/03/25 17:13
夏目友人帳 肆 最終感懐
#12,13(最終話) (≧m≦)これからも「肆」を使う作品に駄作はない(微笑) ...続きを見る
西徂庵
2012/03/27 19:36
◎夏目友人帳肆第12話「記憶の扉」
=電車夏目が実家へ向かうニャ:おい夏目、駅弁を買え、話はそれからだ。夏目:お弁当ください。二つで。=電車乗り換えニャンコ先生ドアに挟まる。夏目:先にカギをもらいに行かな... ...続きを見る
ぺろぺろキャンディー
2012/07/24 18:17

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
夏目が未だに妖に慣れないのは、やっぱり妖は色々あるから仕方ないと思います。先生や夏目組犬の会会員たちは、知性があって対話が可能だけど、獣みたいな知性のないものや、虫喰いみたいな話の通じないモノや概念的なのもあるから、大変ですよね。まあゴキブリに慣れてたっていきなり足元から出てきたら怯むみたいなもんですかね。


夏目が退魔法とかを名取から習わないのは、彼が祓い屋には否定的なとこが多いから、そんな自分が護身術程度とは言え、祓い屋から学ぶのは調子の良い言い分ではないかと思っているんですが、名取なら親切に教えてくれると思うんですけどね。


美世子の件、彼女が幼かったからもあるでしょうが、やっぱり虫喰いの影響を受けていた可能性がありますね。だから長年夏目に嫌悪感を持っていたのかも。
あるるかん
2012/03/20 18:11
>あるるかんさん

何だかんだ言っても、妖は人に害なす者が多いですからね。たとえ悪意がなくとも、人とも触れ合っていかなければならないことを考えると慣れるのは難しいでしょうね。中級妖怪は触れ合うには適した存在なのだと実感します。
まあ実際、前回の西村ドッキリもそうですが急に出られたらビックリしますよね(´・ω・`)

夏目が祓い屋から教わりたくないという思いはわかりますが、名取はその括りから外してもいいと思うんですけどね。もはや友達ですもの(´・ω・`)
それで最低限のことは学べばいいと思いますが、夏目だと妖界で変なうわさが広がったりして逆に悪い影響があるのかもしれないですね…(´・ω・`)

美世子は心の闇を育てる虫喰いの影響がありそうですね。でもそれがなくとも、夏目のことを恨めしく思っていたのは仕方ないですね。
とにかく、彼女と比較することで改めて夏目の境遇の過酷さを実感した気がします。それで今はあんなに逞しく生きているのですから、ホント素敵ですね!(`・ω・´)
本隆侍照久
2012/03/21 13:31

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

アニ☆ブロらじお

(´・ω・`)


・書き込み、コメントはソーシャルストリームからお願い致します。

相互リンク^^

リンク

夏目友人帳 肆 12話『記憶の扉』 本隆侍照久の館 別館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる