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zoom RSS 夏目友人帳 肆 13話『遠き家路』

<<   作成日時 : 2012/03/27 12:53   >>

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低級妖怪のムシクイに入り込まれて意識を失いかける夏目。
先生の声が聞こえ、帰らなくちゃと思うものの、それがどの家にかが曖昧になり……――――





――過去。
三世子の家に預けられることになって間もない頃、夏目は帰るべき家の場所がわからずうろうろしていた……ように周りの者からは見えたようだ。しかし実際は違い、あちこちに妖怪がいるため怖くてその道を通ることができないようだった。
だから夏目は森へと入り、本当に迷子になりかけてしまう。
そんな折、見つけた神社。静かで素敵なその場所を、夏目は秘密基地にすることに決めた。

「誰も来ない静かな……僕だけの場所」



朝食。
三世子はその多くを残して席を立ってしまう。
夏目は自分が三世子によく思われていないと気付いている。だから自分が三世子より食べていいのかとかそんなことを気にしてしまっているのであろう。朝食をろくに食べず家を出てしまう。

道中、いい匂いにつられてうどん屋に注目する。そんなところで意地の悪いクラスメイトが通りがかり、また運悪く夏目の腹の虫も鳴ってしまい笑われる。さらに運悪く、三世子も通りがかってしまったため、夏目との同棲をやらしーとからかわれ……

「バカー!」

三世子は何も悪くない。
もちろん夏目だって悪いわけではないのだが、罪悪感を抱いた彼は謝らなくちゃと考える。

『僕が……この家に、来てしまったから』



夕食。
またも多くを残し席を立つ三世子。
夏目は声をかけようとするもかけられず……


夜。
ぐずっているからとことで、今日は両親の部屋で寝ることになった三世子。というか、いつもは夏目のお隣で寝ていやがったのかよこんちくしょう(´・ω・`)

一人で寝ることになった夏目は、今日だけと自分に言い聞かせて両親の写真を見ることに。
もうこの世にはいない二人だが、写真だけでも傍にいる温もりが感じられる。しかし、同時に心の痛みも感じてしまう。
やっぱり見ちゃダメなんだと感じた夏目は、すぐにそれをしまって布団に入る。

『大丈夫。寂しくない。大丈夫。もういないけれど、ちゃんと僕を……きっと……』



翌日。
やや離れてだが三世子と登校にすることになった夏目。
三世子に両親のことを訊かれちょっとしょんぼりであったが……なんとなく覚えている父のことをすっごく優しかったと言う。
でも、よく覚えていないのに優しかったと断言したことを三世子に変だと言われ……


夕方。
本当の家に行けばもっとよく父のことを思い出せるかもしれないと考えた夏目。ならば行動を起こすしかあるまいというところであったが、もしたくさん思い出してたくさん痛くなったらと思うとその一歩が踏み出せない……


ここからそう遠くないところにかつての家がある。夏目はその住所が書かれたメモを三世子のパパンからいただく。
お守り代わりのそれを持って廊下を歩いていると、この家に住み着いた小さな妖怪……ムシクイが話しかけてくる。
メモを食べてあげるだとか何とか。そう言うムシクイに駄目だと諭してあげる夏目であったが、その様子を見ていた三世子は一人で虚空に話しかける夏目を不気味に感じていた……



ある日の放課後。
夏目は秘密基地の神社で寝てしまう。

気付けば外は雷雨になっており、急いで帰ろうとするも雷が怖くてその一歩が踏み出せず……

その後、近隣住民か何かの協力もあって、雨が上がった頃に夏目は見つけ出される。もちろんこういった協力を要請したのは三世子の両親であり、彼らはお騒がせしたことを謝罪する。
夏目にはいつものように優しく、家に入っているようにと言い、彼らは皆へのお詫びへと出かけることに。

夏目と二人で残されたところで、三世子はポカポカと夏目を叩く。

「なんでお父さん達が謝んないといけないのよ! なんでお父さん達が怒られなきゃなんないの!? おかしいのは、あんたじゃない!」

そう言って泣く三世子。その気持ちもわからなくはないが……(´・ω・`)
出てけと言われ、夏目は走り去っていく……


本当の家を聞いていた夏目は、そこに向けてひたすらに走る。
何度も何度もお父さんを呼んで……――


『本当は何度も……何度も呼んでいた。
その度、やはり答えてくれる者は…ないのだと。
どんなに呼んでも願っても、手の届かないものがあるのだと。

それから結局、辿りつけなかったんだ。
道に迷って、疲れ果てて……

そして、呼んでも答えてくれない者を、呼ぶのはやめると……決めたんだ』




――そんな悲しい、忘れたい記憶。
食べてあげるから口を描いてと訴えるムシクイ。

『いいや。それでも……今の俺をつくっている、欠片でもあるんだ。どんなに痛くても……』

その時の記憶がなければ、今の夏目は構成されない。だからそれはなければならない記憶なのだ。

夏目の痛みを和らげようと寄ってくるムシクイだが、それは方便。ただ単に自分が食いたいだけなのだ。その素直な思いをぶつけ始めるムシクイにもうすぐ飲まれかけようとする夏目の心であったが……

そんな彼のもとに、声が聞こえる。
ニャンコ先生。そして帰りを待つ塔子さんの声が。

『そうだ。俺は……帰るんだ!!



――夏目は意識を取り戻し、その体からムシクイが出てくる。
したらばここからは斑の出番。ムシクイにガブリと噛みつき、妖力を散らしただの虫のようにしてやる。

ニャンコ先生は夏目の記憶を見ただろうか。
訊いてみるも、彼はそんなものに興味はないと言う。

「所詮友人帳をいただくまでの付き合いさ」

それが夏目とニャンコ先生の関係(´・ω・`)



その後、家探しを再開した夏目とニャンコ先生。
街中から離れた辺鄙な場所に、ついに目的の家を発見する。

表札は薄汚れてはいるが、確かに“夏目”だと読み取ることができる。
鍵を使って戸を開けて……

「ただいま」

その声に答えてくれる者は、今はもういないが……
それがわかっていても、夏目はその言葉を発した。

台所近くには、夏目が描いたと思しき落書きが綺麗に残されてあった。もし少しでも違う未来が訪れていたら、夏目はけっこうやんちゃに育っていたのかもしれない……
でも、押し入れの襖の裏に大切な思い出を残すあたり、やっぱり何も変わらないのかも……ね……


「それで。どうだ? 少しは思い出せたのか? ここでの暮らしを」

いんや。やっぱりもうほとんど覚えていない。きっと、いっぱい大事なことを忘れてしまったのであろう。
ママンが花を植えてくれたというのも、庭のどのあたりかもう見当がつかない……

今年も咲くといいな。
そう言ってくれた思い出だけは克明に記憶されており、それを思い出した夏目は涙がポポロしてしまう……(´;ω;`)



しばらくして、夏目はこの家に最後の鍵をかけ、家の門を閉じる。

「いってきます。……父さん」

夏目はこの家を後にする。

『さようなら。僕の家。 さあ…、帰ろう』



その後はただひたすら家路を急ぐ。
もう遅いという時間のこともあって、あのうどんを食べそこなったけど、珍しく先生は怒らなかった。

「ただいまー」

夏目は帰宅する。

「おかえりなさい」
「おかえり。貴志」

答えてくれる人がいる。迎えてくれる人がいる。
そんな今の家に、夏目は帰宅する。




後日。
夏目は西村らとラムネ水リベンジで森へと向かう。
二股の道に再三遭遇し、迷いかけていた彼らであったが、おなじくラムネ水目当ての中級が迷わず右の道を選んだために、夏目はそちらの道を推奨。先を急ぐ。

するとその先には、何故かこんなところでCDの貸し借りをする多軌と笹田が。
というかお前らマジで名取のCDやったんやな(´・ω・`)

二人がここにいるのは、この日同じくラムネ水を目当てにしてたから。
多軌は夏目に話を聞いて待っていたのだ…………ニャンコ先生を(´・ω・`)

ちなみに、目的のラムネ水は錆がついてるため真っ赤。
運悪くなければ腹を壊したりしないと西村が言うものの……じゃあ最初に飲んでね(´・ω・`)


『悲しい日も、辛い日もあった。
そしてこれからも、そんな日はやってくるかもしれない。
それでも……』





藤原家の自宅前。
夏目は藤原夫妻とともに記念写真を撮る。

それを撮り終えた後に、今夜はコロッケのブルースを歌うふて猫がやってきたため。

「滋さん、塔子さん。 あの…。もう一枚……いいですか?」
もちのロンだとも(*^ω^*)



『忘れられない。……宝物の日々』
画像



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2012/08/06 20:01

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
四期も良い話が多かったですが、今までのシリーズより物足りない感じでした。夏目の成長は本当にゆっくりですが、見守っていきたいです。でも護身術は学びましょうよ(笑)。勢いや運任せなとこが非常に危なっかしいです。
あと四期では多軌の出番が非常に少ない!
あるるかん
2012/03/27 19:47
>あるるかんさん

四期は一話完結があまりなく話の種類が少なかったため、どこか物足りなさを感じるのかもしれませんね(´・ω・`)
夏目もだいぶ成長してきているため、その余地があまりなくなってきているのもまた一つの要因かもしれません。無茶無謀がだんだんとやんちゃな様に見えてきたような気がしないでもない、そんな感じです(´・ω・`)
あと四期は多軌の出番が少ないですね。田沼の分の出番をちょいと分けてほしいです。
また続編が出たらいいなーと仄かに期待を抱きつつ、また他のアニメを楽しみましょう(´・ω・`)
本隆侍照久
2012/03/28 20:04

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