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zoom RSS 夏目友人帳 肆 10話『祀られた神様』

<<   作成日時 : 2012/03/06 18:44   >>

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豊月様ではなく人の子ではないか。そんな疑いを向ける黒衣たちが豊月様の面の下を確かめようとしたところで、夏目はなんとか目覚め事なきを得る。
いや、正確には疑いなど晴れていなかったが、斑と名取が助けに来てくれたためにこの場は逃れることとなる。

妖を遣っているため人の子ではないのかもしれない。でも人の子の匂いがした。黒衣がその二つで葛藤していると、何事かと不月様が現れる……。


タクシー代わりの斑に乗り、柊を休ませるためさっきの屋敷に戻ることにした夏目。その後にもう一度川を下るようにと言う。
夏目は先ほど川で流されていた際、気配を感じたのだ。

「あれは……多分豊月様だ」

とことで、さっきの屋敷に柊を休ませ名取もその場に残る。
そんな二人に対して、案内役の白笠は無事で何よりと言いつつ豊月様を探すようにとも言う。

夏目がいないここで、名取は白笠に確認する。

「豊月神は本当に封印されたのか?」
ほう……(´・ω・`)

でも確かに、彼らの行動において気になる点はある。その最たる点が夏目に今回の件を頼んだタイミングだ。あまりにも土壇場の頼みだったと言えよう。

「彼の妖力の強さや人の良さにつけ込んで、何か良からぬことでも企んでいるんじゃないかと思ってね」

白笠は何も答えない。

「本当はもう豊月神はいなくなったんじゃないのか?」
づき……(´・ω・`)

時の流れや信仰心の薄らぎにより力も衰えて祓い人に祓われたか……、黒衣が言っていたようにこの山や白笠たちが面倒になりこの地を捨てて去ったか。ともかく、白笠は夏目を本物の豊月神に仕立て上げる気ではないか……という名取の読み。それはなかなか鋭そうに思えたが、豊月様が封じられたというのは事実であるようで、それは三年ほど前の出来事だと白笠は言う。では何故今更になって行動を始めたのか……それは白笠たちが思い違いをしていたからだという。

月分祭で勝った神は、森深い奥の祠を宿として山や里を見守っていた。人の信仰も薄れ面白みのない日々を送っているであろうことが推察されたのだが……。そんな頃、理もろくに知らぬ祓い人が妖者多きこの森に入り、たまたま見かけた豊月様を封じてしまったのだという。
その封じられた石を白笠たちは探しまわった。しかし封じたのは下級の祓い人とあって、豊月様ならば封印を解けぬほどではなかったのだ。だからしばらくは封印の中でお休みになっているのだと白笠たちは判断。祭りの時に戻ってくるであろうと待っていたのだ。
今回の祭りが終わったらば、役目を終えられたのだから祭りは今回限りにしてまた旅に出ようと、そう考えていたのだが……

結果、今の現状だ。
もしかしたら本当に豊月様はこの地を去ってしまわれたのかもしれない。そんな可能性も想定して悲観的になる白笠だが、

「お前達を残して去るような主だったのか?」

そう柊は言ってやる。
仮にも仕えようと思わせてくれるような立派な主なのだ。その方を信じなくてどうするか(`・ω・´)



夏目とニャンコ先生が豊月様を探しているところへ、名取がやってくる。
川を流されながらも気配を感じ取っていたことに感心する名取は、夏目のように腕の立つ優秀な助手を欲していた。けれど、夏目に関しては大切な友人を亡くしたくないという思いが勝る。だからこの現状なのだ。

間もなく、夏目は豊月様が封じられているであろう石を発見する。しかしそれは崖の中腹にあり、とても生身の人間が行けるような場所にはない。

「大丈夫です。多分先生なら」
言うと思いました(´・ω・`)

ともかく先生に見てきてもらおう……というところで、崖下からは獣も姿を現す。
この場は柊に書いてもらったまじないによって敵の目をくらまし、まずは岩陰に隠れて様子を見ることにする。
そこでニャンコ先生は獣の首を持っていく案を企む。豊月神を見つけたところで勝負に勝たないと意味がない。さすがのニャンコ先生も神に牙を向ければ祟られかねないとあって、不月神が勝ったところでまたニャンコ先生にどうにかしてもらうということは今回ばかりはできないのだ。だからニャンコ先生の言う案も一つとして考慮すべきものなのだろう。が、連れ帰り方は考えねばなるまい。名取は不月神を捕まえるために用意してきた呪詛とツボを出し、それで獣を捕えてみることになる。


早速実践。
いつものように獣をおびき出して封印という流れ。もう慣れたそれを、ニャンコ先生の妖力を借りたりなどで成功させる。

眩い光を発したために近くにいた黒衣が様子を見に来たため、夏目たちは茂みに隠れる。

日が落ちるまでそう時間はない。名取は夏目に三隅ヶ原に行くよう言い、自分は黒衣の足止めと可能であれば豊月様を見つけておくことを約束する。
不安な目を向ける夏目だが、

「大丈夫だよ、夏目。ここまで頑張ったんだ。あと少し。きっとやれる」

その言葉に勇気をもらい、夏目は駆けていく。
そちらに行かせないため、名取は黒衣と遊ぶことに。



夕方。
二人の神様が遅いことを気にするギャラリー。そこへ向け、夏目はひたすらに駆けていた。
下駄の鼻緒が切れようとも、険しい道を裸足で駆け急ぐ。

しばらくして、皆の前に豊月神が姿を現す。
それは神らしからぬボロボロの姿であったが……豊月様が獣を手に入れて戻ったというのは事実。
豊月神の勝利として勝負が決し、ギャラリーは大いに盛り上がる。

夏目は賢明に頑張った末の達成感からか放心状態。そんな彼の前へ、不月神が悠々とやってくる。

「お前、豊月ではないな?」

不月神は見抜いていたか。夏目の仮面の下を露わにし、豊月の居場所を訊く。
夏目は何も答えず……というところへ斑がやってきて、不月神を威嚇する。
さすがのニャンコ先生でも神に牙を向ければ祟られかねない。そう言っていたのはニャンコ先生自身であるのだが、それでも彼は斑として不月神の前に立ちはだかる。
その間に、名取は夏目に一つの石を渡す。

「夏目ならこの封印が解けるはずだ」

色をした、の傍にあったる石。略して緑川光の石。
豊月神が封じられているそれに向けて、夏目は祈りを捧げる。するとそれは光を放ち――――



――夏目の前に、豊月神の記憶と思われる祭りの光景が浮かぶ。
人が少ない小さな祭りだけど、確かに感じられる温かみ……

「世話をかけたな。人の子よ」

素敵ヴォイスで、豊月神が話しかけてくる。
聡いからこそ感じられる、豊月様の力のなさ。豊月様はそれを認め、祭りに帰ったところで山や森を護る力などもうとっくになくなっていたと言う。

「ならばもう、祭りは終いか?」
「ああ。終いだ」

ならばもうこの山を訪れる理由はないと、不月神は言う。

「ここで朽ちるのも勝手だが……ともに行かぬか?」
ふづきん……(*´・ω・`*)

彼だけではない。豊月様には慕ってくれる白笠たちもいるのだ。その存在は頼もしいものだろう。
彼らは夏目に礼を言い、静かに消えていく――――



――夏目は目を覚ます。
そんな彼の目に、豊月神と不月神の一行が旅立っていく光景が映る。
画像

綺麗な光景。飛んでいくその様はまるで精(ry

安心してか、夏目はニャンコ先生を枕にして再び横になる。
自分一人ではきっと叶わなかった。名取の助力があってこそ達成されたことに喜びを感じ、そのまま疲れ果てて寝てしまう……




こうして月分祭は幕を閉じた。
疲労で数日寝込んだ夏目は、ニャンコ先生からねちねちと嫌みを言われることになった。そんな日々の中でも夏目は春の風を感じ……熱がひいたらたまには自分から名取に会いに行こうと考えるのであった。


しばらくして体調がもとに戻ってから、夏目は出かけることにする。

『相変わらず、考え方や行動の違いに戸惑うことがあるけれど、違うからこそ補い合っていけることもある気がしたから』


夏目は柊から三隅のあれからを聞く。
二人の神が去ってから、三隅の妖者達は豊月神の祠を護っていくことにしたのだという。
名取はと言うと、神払いもせず今回の事態をおさめたとして、図らずも祓い屋仲間での名声がまた一つ上がったという。ちゃっかりしておる(´・ω・`)

柊の怪我は心配ないという。

「お前が書いてくれたまじないが、役に立ったのかもしれんな」

丸太に効かないただの気休めだとしても、そこに優しさの思いやりが詰まっているから。


間もなく、女の子たちに囲まれキラキラした名取が姿を現す。

「ごめんごめん。待ったかい?」

男同士の逢瀬。
ここからまた一つ、愛の物語が始ま(ry


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夏目友人帳 肆 第10話「祀られた神様」
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MAGI☆の日記
2012/03/06 18:59
夏目友人帳 肆 テレ東(3/05)#10
第10話 祀られた神様 公式サイトから ついに始まった月分祭。封印された豊作の神・豊月神の代わりとなった夏目は、豊月神探しの依頼を受けやって来ていた名取と共に、豊月神の気配を感じた崖へと向かっていた。 しかし、豊月神を見つけても、不月神が勝てば、山が枯れる――。 地枯らしの神・不月神との勝負は、壺から飛び出した獣を先に捕えた方が勝者となる狩り。 不月神との勝負に勝つため、夏目は名取が用意してきた呪詛と壺で獣を封じ、勝者となるのだが…。 黒衣衆の罠にかかった夏目と柊。豊月様から人の子の匂いがする。... ...続きを見る
ぬる〜くまったりと
2012/03/09 22:15
夏目友人帳 肆 感懐
#「祀られた神様」 ...続きを見る
西徂庵
2012/03/25 19:23
◎夏目友人帳肆第10話「祀られた神様」
黒衣のトラップに夏目がかかる。ホオヅキ様じゃなくて、人の子だと気づかれる。夏目:無礼者!黒衣:顔をみせろ!面をはげ!ニャンコ先生が助ける。ウヅキ:何事か?→それが夏目:... ...続きを見る
ぺろぺろキャンディー
2012/07/23 01:53

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
相変わらず柊はいいキャラしてますね。淡々とした声音なのに無情には思えないし、洒落も利いている。


序盤で正体がバレそうになった夏目。ああいう時は、いっそギルガメッシュみたいに不遜な態度のほうがよかったかもしれません(笑)仮面を取れと言われても、

「我が面貌を晒せだと? 弁えよ雑種! 神に対してその妄言、刎頸にも値するぞ!」

これくらいなら神様らしいと思いますし、ギル夏目も見てみたいです(笑)。


豊月神・緑川さん色気のあるいい声してますね。不月神・東地さんも渋くていい声でした。
不月神も一緒に旅に出ないかと誘うのだから、やっぱり親友だったんでしょうね。結構祭も楽しみにしていたんでしょうね。
露神もそうですが、古びた祠があったら参拝したくなる話でした。
あるるかん
2012/03/06 21:02
>あるるかんさん

たびたびプッシュされている柊。冷静ながらもその奥の感情が見えるようなところが素敵ですね(*^ω^*)

仮面を取るように求められた時の夏目はアレでも確かに偉そうに振る舞っているなぁとは感じました。アレが彼の精いっぱいかなぁと感じられて、それもそれで良かったと思います。
実際、豊月神自身がまた素敵なお方だったので、やりすぎない程度で良かったですね。

ともかく豊月神のヴォイスが素敵でした(*´・ω・`*)
グリリバさんに過敏に反応した結果、無理やり記事内に入れることになったくらいですもの。
もう一方の不月神もなかなか。結局は二人とも仲が良かったので、下手に最終手段を行使することなくまとまってスッキリです(*´・ω・`*)
この世界を見ていると、山奥の古びたお堂であったり祠であったりに行ってみたくなるんですよね。実際どこかで救われてるのかもしれない……そう考えるととっても素敵だなーって思います(*´・ω・`*)
本隆侍照久
2012/03/07 16:44

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