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zoom RSS リトルバスターズ! 17話『誰かにそばにいて欲しかったんだ』

<<   作成日時 : 2013/02/03 01:52   >>

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二木佳奈多が双子であることを打ち明けた葉留佳はなおも話し続ける。

双子の赤ん坊が生まれた後、三人の親たちはおかしな決まりに我慢できなくなったという。
三枝晶は三枝家に乗り込んで暴行をはたらき、殺人未遂で逮捕された。犯罪者を出した三枝家のメンツは丸つぶれ。怒った親戚たちは双子の赤ん坊を取り上げて親を追放した。そして葉留佳は三枝家に、佳奈多は分家である二木家引き取られることになったのだ。
この事件のせいで、二木家が三枝家を取り仕切るようになっていたのだという。さらにその後、驚くべき事実が発覚した。

「私たちは……父親違いの双子だった」

双子なのに親違いというのはどういうことかと一瞬疑問に抱くところ。だが、母親が同時期に二人の男性と結ばれるとごく稀に父親の違う双子が生まれることがあるという。
どちらかが犯罪者・三枝晶の娘であるかということ。それを知っているのは三人の親だけで、追放された二人は行方知らず、三枝晶も口を開こうとせず。よって、三枝家は親族会議を開き、双子のうち犯罪者の子供でない方を見極めて跡継ぎにすることにしたのだ。

葉留佳と佳奈多は小さい頃から比べられて育った。
どちらが先に字が読めるようになったか。
どちらがしつけやすかったか。
どちらが丈夫なのか。勉強やスポーツができるのか。
それらどの点においても評価され、跡継ぎに選ばれたのは佳奈多の方だった。
葉留佳は犯罪者の娘というレッテルを貼られ、それからは疫病神のような扱いを受けた。
ろくでなしの娘。穀潰しの役立たず。
全てが葉留佳のせいにされ、何かあるたびに叩かれた。

「みじめな私は…、優等生のあいつがいらつくことをしようって決めたの。わざと正反対なことをしてやった。イライラするあいつを見るのは楽しかった! この学校には三枝の監視役が送り込まれてるの。だから! 私が何かすると毎週報告がいく。親戚たちが…、あいつに説教するんだ。お前の監督がなってないから、アレがあんなことをするのだ。お前が不甲斐ないからアレが恥を晒すのだ。っ…いい気味!

それが本心かどうか……でも続く言葉は確かだ。
家に居場所がなかったからこの学校に来て初めて自由になれたこと。仲間ができて初めて楽しいと思えたこと。

「なのに……あいつがビラをまいたんだ。また、ここでも居場所がなくなる…。 嫌だ……。そんなの嫌だぁっ…!」

なんてひどい話。
葉留佳はわざと悪いことをしてきた。そうまでしてなお辛い思いを抱くのであれば。

「生まれてこなければ良かったぁっ…!」
「そんなこと言っちゃダメだ!」

皆を代表して、理樹が葉留佳に言う。
理樹も今の葉留佳と同じように、自分なんかいなければいいと投げ出しそうになったことがある。その時、恭介が言ったのだ。

「自分で自分を否定していたら、いいことはやってこない!」

これまでのことは関係ない。もう今はリトルバスターズの仲間で、それはこれからも続くのだ。
くだらない大人たちとは違って、皆はこんなことで葉留佳を見捨てたりしないのだ。
葉留佳はリトバスのムードメーカー。

「ホントはお前なんか……いらないって思ってるでしょぉ…!?」

そんなことあるものか。

「お前らしくもねぇぞ冴えないイルカ」

と言う真人。
真人がこのように真人らしくあるべきように、葉留佳もいつもの葉留佳であるべきなのだ。
再び皆に温かく迎え入れられ、葉留佳は感動。

「三枝。今俺たちがそばにいる。お前は、リトルバスターズの仲間だ。お前が欠けたら困るんだ。俺たちにはお前が必要だ」

ここが葉留佳の居場所なのだ。
葉留佳はリトルバスターズの……仲間だもんげ!(*^ω^*)


それから、恭介の掛け声のもと野球をした。
葉留佳は徐々にいつもの調子を取り戻し、この日の練習は終わる。

その後、彼女が現れる。
……二木佳奈多が。

ビラをやったのはお前か。
その問いに、佳奈多は否定をしなかった。

「人でなし!」

そしてその言葉には肯定する。
佳奈多は内輪のことを話した葉留佳をトラブルメーカー扱い。そんな佳奈多を、理樹らは皆一様に敵視する。
佳奈多の方こそが嫌われ者だとして。
しかし、佳奈多は自分は弱くないからと言って、憎まれることを意に介さない様子。だが、さて……




鼻歌を歌ってゴキゲンな葉留佳。
彼女に聞こえるように噂をする性格の悪い女生徒がいるのだが、その者たちは鈴が威嚇して排除したり。そうやって守られることに感謝しつつも、葉留佳は気にしないようにした様子。

とことで出来上がったシフォンケーキを鈴と理樹に振る舞う。
が、見た目まんまにパサパサでイマイチなよう。でも二人は気を遣っておいしいと言う。
葉留佳は料理がダメだとのことだが、卵料理は得意なのだと言う。ふむ、でもその割には……

「なんかさ。嬉しくて、こういうの」

三枝の家ではろくに学校も行かせてもらえず、友達がいなかったという葉留佳。集団生活に慣れていなかったのだが、リトバスの皆がいるから頑張れるようになれたのだ。

「だからね、決心したんだ。……三枝晶に会いに行くよ」

ずっと刑務所にいたという三枝晶。
彼はこの間ついに刑務所から出てきたのだという。
だから彼の口から直接、真実を聞こうというのだ。もし本当に父親なら、それで諦めがつくということで。



夕方。
三枝晶に会いに行くのに、理樹と鈴も連れ添っていくことに。
その住所の近くに行くと……晶らしき人物が外出するのを発見する。

晶が公園のベンチで落ち着いたところで、葉留佳は晶に話しかける。晶は晶であることをしらばっくれるため、葉留佳は穀潰しでろくでなしの役立たずと罵倒し、

「私葉留佳だよ! わかるよね!?」

さすがにそこまで言われれば晶もしらばっくれたりはしない。
しかし、葉留佳が求めている真実を語ろうともしない。
それを肯定と受け取ったのか、葉留佳は涙を流し走り去っていく。

葉留佳の方は鈴に任せ、理樹は晶と接触する。

「三枝さんは長い間、辛い思いをしてきたんです。苦しんだ挙句、本当の父親を知りたいと思った。 お願いします。教えてあげてくれませんか」

それを知って何になるのか。何も知らない方がいいのだ。
そう晶は言う……


鈴に追いつかれ。
あんな男の娘だと思われているのかと、改めてその嫌悪感を抱くこととなった葉留佳。
遅れて理樹もやってきて、もしかしたら佳奈多も本当のことを知っているのではないかと、その可能性を提示する。しかし、知っていたとして教えてくれるはずがない。今の状態が佳奈多にとって都合のいいものなのだろうから、教えてくれないだろう……




夜。
自販機でジュースを買うために外に出ていた理樹は、そこで佳奈多を目撃する。

「御言葉ですが、私はビラまでまくのはやりすぎだと…」

そう言う佳奈多に女は平手を食らわせ、そののちすぐに車を走らせる。

「死ねばいいのに」

どうやら三枝家とのやり取りだったようだ。
理樹が訊くと、佳奈多は隠すこともなく当然のように答える。本家がここまで来るのは珍しいと。
三枝晶に会ったという事実を伝えても、特に関心を示さない様子。

「葉留佳に同情? あなたも親切なことね。あの子を憐れんでいるのかしら」
「憐れんでなんかいない。そんな言葉は口にしないでほしい」
「……そうね。謝るわ。ただ、あの子の依存心と優柔不断は並大抵じゃないの。生半可な同情なんかで関われば、かえってあの子に…」
「聞いていると、二木さんは三枝さんのことを心配しているみたいだ」
うむ。

「直枝理樹。あなたは、人生は不毛なゲームだと思わない? 幸せの量は……一定だと思う?」

この世に存在する幸せと不幸の総量が一定だと仮定して、佳奈多は語り始める。
誰かが幸福になれば誰かが不幸になるゲーム。自分が不幸であるならば、誰かが幸せな思いをしていると思っている。

不幸と幸福。
まるで電波的な彼女の幸福ゲームのような話だ。

去ろうとする佳奈多に、理樹は葉留佳に父親の真実を教えてやってほしいと言う。
しかし、無神経なことを頼むということでもあるため、他人を救いたいなんて何様のつもりかと佳奈多に厳しい言葉を浴びせられてしまう。
確かに、そんな気持ちがあるのかもしれない。だから理樹は素直に謝りこの場を去っていく……



『僕たちは、見えない何かと戦っているのかもしれない。三枝さんも二木さんも、人間が作り出した見えない鎖に、雁字搦めになっているんだ。いったい、どうすればその鎖から、自由になれるんだろう……?』



翌日。
とりあえず考え事をお休みとことで、葉留佳はまたシフォンケーキを持ってくる。
今回は素直においしく、理樹はこないだよりおいしいと言う。

「こない…だ…?」

その言葉に反応した葉留佳は、理樹を正面から真っ直ぐに見据える。

「ねえ、理樹くん。あたしのこと……好き?

ある種蠱惑的な笑みを浮かべる葉留佳。
が、この葉留佳とは別に、理樹の背後には……もう一人の葉留佳がいた。
いや、こちらが本当の“葉留佳”なのだろう。
つまり先ほどまで理樹が話していた相手は……

「二木……さん?」




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ぬる〜くまったりと
2013/02/04 00:11
リトルバスターズ! 第17話「誰かにそばにいて欲しかったんだ」
葉留佳・佳奈多ルートって見ててこれまでで一番キツい感じがしますね(苦笑)。御家存続と財産のためなら手段も選ばず倫理も良識も何のそのでバレなきゃいいという、時代錯誤以前の問題に思える因習が双子の少女に強固で外せないペルソナを被しつけてきたことが明らかにされたわけですが、ビラの件だけでなくラストで理樹を騙して友情に亀裂を入れようとするなど、三枝一族の黒い血は佳奈多が多く受け継いだようで・・・さて、これの落とし所をどうつけるのか注目ですかね(一族の問題となれば関係者も広範囲ですしね)。 &nbsp;.... ...続きを見る
ボヘミアンな京都住まい
2013/02/04 18:03

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