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zoom RSS 「とらドラ! 16話『踏み出す一歩』」

<<   作成日時 : 2009/06/10 18:05   >>

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生徒会長選に立候補した大河。
力で人を従えようとする。

しかしそんなやり方で生徒が支持するわけがない。つまりは、生徒は他の候補を望むのだ。
今回の選挙ではそれに当てはまるのはただ一人。元々立候補するのは一人だと思われていた人物、北村だ。

それが竜児たちの作戦。
多数の生徒の声で北村を会長に立候補させようとする。

この作戦には他のクラスメイトもグル。
春田や能登が下手な演技で周りの生徒を煽り、北村を立候補させようとする。

そこへ登校してきた北村。
竜児、大河、春田、能登の棒読みの演技のかいあってか、生徒の期待は北村に集まる。

騒ぎを聞きつけて止めに来た三十路ゆりちゃん先生に、大河が振り回していたマイクが直撃。
哀れ。

ゆりちゃん先生も竜児たちの作戦を知る。
生徒会長立候補の締切は金曜。それまでに立候補の用紙が提出されなければ大河が会長になる。
それでも北村を信じる大河。その行動を認めたゆりちゃん先生も協力してくれることに。ポスターの作り方などを教えてくれると。

どう見ても生徒会長選のポスターじゃねぇがw

選挙活動を続ける竜児と大河。

そしてこれまたどう見ても生徒会長選のチラシじゃねぇw
もらって気絶した女生徒哀れ。


現・生徒会長は黙って戦況を見守る……


北村は意固地。
締切まで残すはあと1日となった。


前日の夜。
竜児の携帯へ生徒会の村瀬という者から電話が。
内容を聞いた竜児は携帯を握り締め、大河を置いて家を出て行こうとする。


「北村を      ぶん殴ってくる!!」


村瀬という勇者が教えてくれた内容。

『狩野会長、来週には学校をやめて留学するんだ。多分北村は、会長のことが……』

駆ける竜児。
その先。頬に殴られた跡のある北村を見つけた。


二人は話す。
北村が誰にも言えなかったこと。みっともなかったから。会長のことが好きだったことが原因ということが。

すみれ会長の夢は宇宙飛行士。
アメリカの宇宙工学の教授に、直々に大学に招かれたと。

そんなことを知らなかった北村。
生徒会長に当選して会長が自分のことを認めてくれたら告白しようと思っていたと。
だけど生徒会長になる頃にはすみれ会長はいない。会長になる意味がないんじゃないかと思い、そして何もかもやめたくなって、壊したくなって。
とうとう父親にキレられ、殴られたと。

こんなことしたって、会長が留学をやめるわけがないということはわかっている北村。
その北村の想いに、竜児も大河とのことを思い出す。望んだ通りにならなかったこと。大河が電柱を蹴ったことを。

そこで竜児を探しに来た大河の声が聞こえる。
北村はわかっていた。大河が立候補したのが自分のためだということ。皆に心配かけていること。そして……このままじゃ駄目だってことも。

話すだけ話した北村は帰ると言う。
ちゃんと自分で決めると言い残し、走って去って行く。

大河は残された竜児を見つける。竜児は電話のことについて大河に訊かれるが、何も答えない……



翌日。
投票日は明日に迫っている。ということで最後の演説にも気合が入る大河。とそこへ、一人の人物が登校してくる。

それは黒髪の北村だった。
お礼と、もういいよという言葉を残し、


「これ以上の狼藉は許さんぞ!! この北村祐作が、この学校を正しく導いてみせる!!」




放課後。
ゆりちゃん先生から告げられた言葉に、竜児は自分の耳を疑う。


「北村くん、立候補届け、まだ出していない」


規則上は4時まで。今は3時30分くらい。
竜児は慌てて北村のもとに走っていく。北村は教室にいた。

「一日考えて、やっぱりやめた」

それが北村の答えだった。
北村の悩んだ末に下した答えを受け入れる竜児。
考えた末ということで、ここで無理強いしないのはいいと思う、うん。


二人は話しながら帰ろうとする。
北村が生徒会へ入ろうと思った理由。
それは、楽しい高校生活を送る第一歩が彼女をつくることだと思っていたことに始まる。

大河に告白したのがきっかけ。
振られ落ち込んでいたところに現れたのが狩野すみれだった。そしてそのまま生徒会に入れられた。
それから毎日が楽しくなったと。

会長に声をかけられ踏み出した第一歩は貴重なものだった。
しかし、今は次の一歩が踏み出せない。


「で、そのまま逃げるのか?」


二人の背後。
階段の上方にすみれ会長がいた。

「テメェが生徒会長になると信じて待っているガキ共はどうするんだ? 放り出すのか!? そういうことができる男だったのか、お前は!?」

目を背ける北村。

「お前の足は上がってるんだろ!? 前に進むためにそうしたんだろ!? だったらその足を踏み出す以外に      

すみれ会長は1枚の紙と一緒に北村の背を叩く。


「何があるんだよ!!」


一歩が踏み出せずにいた北村。その後押しをしたのもすみれ会長。
北村にとってどれだけ特別な存在か……

「サボんじゃねぇぞ。私は見てるからな。お前がどんな生徒会長になるか」

そしてすみれ会長は去っていく。
残された1枚の紙。それを拾い上げ、竜児に今の時間を訊く北村。

3時58分。

「一番盛り上がるところに現れるんだな……スーパースターは」

残された紙は生徒会長立候補用紙。

「すまん。ちょっと急ぎの用ができた」

そして北村は駆け出していった      





翌日。
生徒会長選挙演説会。

大河は辞退したことにより、候補は北村だけに。つまりは会長決定。

拍手の中現れる北村。
そこで宣言する。


「私は……いや、俺は……俺は、会長が、あなたが……好きだあァァァァーーーーーーーーーーーー!!


さらに続ける。

「俺がここに立っていられるのは、あなたという人に恋をしたからです!! 会長が行ってしまう前に聞きたいんです! あなたの気持ちを!! 望みはゼロですか!? 俺と会長の間に、特別な縁などなかったのでしょうか!? どうか聞かせてください!!」


しばしの沈黙の後、ざわつく生徒たち。
すみれ会長は返事を促される。会長の返事は……

「と、いうことらしい。あれがご存知、副会長の北村祐作だ」

会長は北村を一瞥し、生徒の方へ向き直る。

「面白いだろ? あんな面白い奴が会長になったら、きっとこの学校はもっと面白くなるぞ」

北村は呆然とし、マイクを持つ手が力なく下がる。

「清き一票を是非、あの面白い奴に!!」

笑いに包まれる会場。
すみれ会長が下した決断、それは北村の告白をなかったことにするということ。

すみれ会長は去って行く。
北村は上を見上げ、涙を堪える。
竜児は歯噛みする。
大河は……


すみれ会長のもとへ行く竜児。
何でちゃんと答えないのかと会長に迫る。北村には前へ進めと言ったのにと。

すみれ会長は、立候補しろと言っただけだと言う。
が、竜児は引かない。というか引いてはいけない。

「逃げるのかよ!!」

「馬鹿正直に直進しかできない奴は、不器用と言うんだ。北村はもっと賢く生きることを学んだ方がいい」

それと同時に残す言葉。

「いい友達だなお前は。これからも北村と仲良くしてやってくれ」

去る会長。
それを止める竜児であったが、その竜児を止めたのが大河だった。

「北村くん、泣いてた。……お願い、竜児。北村くんの傍に今はいてあげて。私じゃ駄目なの。私じゃ傍にいてあげられないの」

大河も平気じゃなかった。それでも大丈夫だと言う大河。
大河のその想いに従い、竜児は北村のもとへと向かう。


大河は想う。
北村が自分にしてくれたこと。その優しさを思い出し。望まれてるのは自分ではないと知りつつ。それでも大河は、北村への想い、その感謝を込めて。

背中から木刀を抜き、決意を持ってある教室へ向かう。



「狩野      すみれぇぇぇぇぇぇーーー!!」

間違ってるかどうかはわからない。

「殴りこみじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」
「まだ一匹残ってやがったか。大馬鹿野郎が。いいよ。相手してやる。いい加減イライラしてたところだ」
大河vsすみれ会長。大河は木刀。会長は竹刀を持つ。

画像


大河には、この行為が間違ってるのかわからない。
わかるのはただ、その足が止まらないということ。

「うおりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

大河は一気に会長へと向かって行く。



一方、教室で北村の傍にいた竜児のもとへ、とある生徒が助けを求めに来る。

「高須って奴はいるかぁ!? 来てくれ!! 手乗りタイガーが!!」


大河と会長は……

「こんの、バカッタレがぁぁぁぁぁぁ!!」

「馬鹿馬鹿うるせえんだよっ!!」


大河は木刀を飛ばされるが、その両の拳を握り締め、会長の顎めがけてかち上げる。
竹刀をうしなった会長は、大河の胸倉を掴み、思いっきり巴投げを。大河の体は教室後ろの机に叩きつけられる。
それでもすぐさま殴りかかる大河。会長を床に倒し、その胸倉を掴む。

画像


「あんたは……ただの臆病モンだ!! 傷つくのも傷つけるのも、あんたは怖いんだ!! その臆病さが……卑怯さが!! 北村くんを傷つけたんだ!!」

大河は拳を振り上げる。

「赦さない。絶対……赦さない!!」

振り上げたその拳を止めたのは竜児。
竜児はそのまま後ろから大河を羽交い絞めにして押さえる。会長も、男子二人が腕を掴んで押さえる。
みのりんや木原たちも現場に訪れる中、二人は尚も暴れる。

「臆病者!! 卑怯者!! 自分の心に向き合うこともできない弱虫!!」

「弱虫で結構!! テメェは単純暴力馬鹿だろうが!!」

「あんたよりはマシだ!! 言ってみろ!! 北村くんの気持ちを受け入れないなら、お前なんか嫌いだって言ってみろ!! 言えぇぇぇぇぇぇぇーー!!」


叫ぶ大河の顔面に会長の放った上靴が直撃する。そして会長は本当の想いをぶつける。

「テメェに私の何がわかる!! テメェみたいな単純馬鹿になれるんだったらなりたいよ!! 真っ直ぐ突っ走るだけの馬鹿になれたらって思うよ!!」

動きが止まる大河。

「好きなんて言ったら、あの馬鹿は私について来ようとするじゃねぇか!! 私がそうしてほしいってわかったら、私のためにそうするだろうが!! いろんなもんを犠牲にして……」

大河の体から力が抜ける。

「あいつはそういう奴だ。だから……だから私は馬鹿になれない!!」

会長は涙を流し、力なく床に手をつく。



「会長は本当に優しい人です」



そこに声をかけたのは北村だった。

「心からあなたが好きでした。好きになれて、恋をして……本当に良かった」


そして……


「ありがとうございました!!」


北村は涙を流しながら頭を下げる。
今までの感謝を込めて。想いを込めて。

画像


そして大河も力なくその場に座り込んだ。


騒ぎの後、大河の生徒手帳を発見した木原、香椎。
そこには学園祭のときに撮った大河と北村の写真が挟まれていた。

「本当に、好きなんだ……」

その光景を見てしまい、目を伏せるみのりん。
あの騒ぎを見せられたら、木原たちのような反応をせざるをえないだろう。そしてそれを見てしまうみのりんも然り。


そこで香椎はその写真の下にも何かあることに気付く。が、

「これは      私が返しておくよ」

と、ばかちーが受け取る。
立ち止まるみのりんへ、ばかちーが一言。



「罪悪感はなくなった?」



ばかちーは全てを見透かしている。
それはばかちー自身にとっても酷なくらいではないだろうか……


すみれ会長はアメリカへ飛び立った。
そして北村が生徒会長に当選。
大河は2週間の停学になった。

大河は部屋で一人、一枚の何も書かれていないハガキを手に取る。

アメリカのすみれへ、一通の手紙が届いた。
そこに書かれていたのは、

『バカ。』

実に大河らしい手紙。
すみれは腹の底から笑う。

画像



次回『クリスマスに水星は逆行する』



思いをぶつけるっていいね。
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キングレコード
2009-05-27
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