とある冬の日。
澪、紬、律、梓、唯&憂。
各人の様子はどこか冬の寂しさを覗かせる。
テンションの低さは冬の寒さのせいか。それでも唯の変わらぬテンションは皆を元気付けてくれる。
唯は寒さ凌ぎのため、手袋をしてギターを弾く。
当然無理だけどね。
そんな中、律の様子がおかしい。心ここにあらずだが、どうしてか……
唯は鍋を提案するが、全員用事があるようで断られる。
いつも唯や律に邪魔されて、集中して歌詞が書けないという澪。ノートにされた落書きは酷いものだ。
帰り。
紬は不自然な形で4人と別れる。
澪、律と別れた後の梓も同じく。
律の様子は相変わらずおかしい。
澪が何かを話しかけようとするが、律は誤魔化して話を逸らす……
翌朝。
郵便受けから新聞を取り込む律……だよな?
郵便受けを見直し、さらに周りをキョロキョロ。
何を気にしているのか……?
梓は友人から子猫の世話を頼まれていた。そのために昨日は買い物をしたようで。
紬はバイト。憧れだったのだろうなぁ。
澪は歌詞作りのため、一人旅。
唯は……まあいつも通り。
そして律。
一枚の紙をカバンから取り出す。
「冬の日。どんなに寒くても僕は幸せ。白い吐息弾ませて駆けてくきみを見てると、切り揃えた髪がとても似合ってる。でも、前髪を下ろしたきみの姿も見てみたい」
律は鏡の前に行き髪を下ろした自分を見る。
そこで弟からの呼び声が。映画に行く約束だからね。
梓は猫と動きがシンクロ。
そして自分のもとにやってくるその猫に、あずにゃん二号と(勝手に)命名。ある意味、唯と憂の合作。
バイトな紬は笑顔で絶好調。
澪は風が吹き荒ぶ海岸に到着。
いい歌詞が浮かびそうだと意気込む。
唯は憂と買い物。
次に皆が来るときに備え、美味しい鍋を提案。美味しそうではないけどね。
澪。
歌詞は浮かばない。日常があってこそ、だろうからなぁ。
律は映画の帰り、弟と戯れる。
そこで弟の友達がやってきて、一緒に行ってしまう。子供のうちはとことん遊んでおくべきだな。
ここから不穏な空気に。
紬はバイトで注文を間違える失敗。
あずにゃん二号は嘔吐。
律は郵便受けに入っていた手紙のことに思い悩む。
澪は結局アイデアが浮かばず。
そんな皆のもとにメールが。
『マシュマロ豆乳鍋とチョコカレー鍋どっちがたべてみたい?』
それは唯からのメール。非日常に現れた日常。
その返信第一号はあずにゃん一号。
猫のことを唯に伝える。
慌てて駆けつけた唯であったが、大事ではなかった。
あずにゃん二号が吐き出していたのは毛玉。まったく問題なしだと。
安心したあずにゃん一号に、唯はマシュマロを食べさせる。
マシュマロはこのままが一番。
そしてそこで皆からのメールの返信に気付く。
紬はバイト、澪は海、律は場所を訊く。
後日。
紬のバイト先で憂も含めて集まる。
皆変わっていく。唯はそれに、置いてかないでと言う。
そして、律は変わってないよねと訊く。
それに反論しようとする律。それは郵便受けに入っていた手紙を考えてのことであろう。
しかし律は、はっきりとは言えない。
そこで思い出したかのように澪は律に訊く。
「この間郵便受けに入れといた歌詞、どうかな?」
「……え? 歌詞?」
手紙の犯人は澪だったようでw
まあさすがにあんなの書けるのは澪ぐらいだろうから、バレバレだったけどねw
別の冬の日。
手が温かい紬に群がる皆。
小さな梓の手に、澪は自分の手の大きさを悲しむ。
手が冷たい人は心が温かい。
澪に対するそのフォローは紬に対しては逆効果になるんだけど、
「ムギちゃんは、手も心も全部温かいよ」
唯のこの言葉、これは純粋な気持ちも感じられるいい言葉だ。
本物の武道館を目指す五人の目標は変わらない。
そんな冬の日のお話でした。
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ポニーキャニオン
2009-07-29
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物語なんて、最初から ...
「平沢唯」は「発明」 ...
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この記事へのコメント
マキポンヌ
唯の存在が暖かいんですよね~
やっぱけいおんメンバーいいなぁ
本隆侍照久
ホント、いいメンバーですよねぇ。
唯の存在を実感するというこの話もいいですよねぇ。澪がいい歌詞を書けなかったというのも、やっぱりそこに仲間がいなかったからでしょうし。
ホントいい作品でしたね^^