にゃんこい！ 03匹目！『キミの名は』

文化祭を経て、加奈子の見られ方も変わった。
けしからん。実にけしからん。

まあそんなことはどうでもいいとして、潤平は相変わらず楓に夢中。そんな潤平を見て加奈子は何を思うかねぇ。


文化祭から一週間経過。

郵便屋さんの荷台に勝手に乗るニャムサスたちであったが、潤平は起こられるのは自分だからと止める。
しかし現れた配達人、望月千鶴はさも怪し。心配するような相手じゃないんじゃないかな。

大学生だという彼女に、潤平は羨ましがる。
が、大学生が暇だというのは偏見。期間によってはそういうときもあるが、場合によっちゃ高校よりもずっとハードだ。

千鶴は、配達員をやっているにもかかわらず道に迷ったという。
大丈夫なのか……？

当然潤平は巻き込まれるわけで、案内ついでに猫助けをすることに。

千鶴はおっさん性質。
そして方向音痴なのに人の言うことを聞かない。
酷いなぁ……

潤平は猫の間で有名になっているようで、道すがらさっそく依頼を受ける。
依頼先は以前に解決した場所と同じ。またこの犬か……
とことで、また一つ解決。
が、その傍から連続しての依頼。大変そうだが、何だかんだ言って順調にいってるのかな。千鶴を利用しつつ猫の悩みを解決していく。

千鶴が今の仕事をやっているのは、好きだった人がやっていたことに起因する。しかしそのことすら忘れるくらいに仕事に夢中になったのだと。やりがいのあるものはいいな。



それからも順調に配達し、最後のお届けということに。
そんなところで、晴彦と晃太がやってくるのを見た潤平は、面倒事を避けるために隠れ逃れる。

晴彦たちからは逃れたものの、加奈子にバッチリ見つかる。
こちらもまた怖く面倒だ。

そして逃げた先では妹の鈴。
さらに逃げた先の店からは、見慣れた男が。まあそれはどうでもいいけど

ていうか正直に話せばいいのに。

最終的には一番見つかりたくない楓に、見つかりたくない場面を見られてしまう。

潤平は、本命が誰なのかバッチリわかるリアクションですな。


告白できないという潤平に、配達員の千鶴は恋文という案を出す。
その前にまず誤解を解くのが先決だけど。妹も勘違いしたままだし。



潤平と楓との出会いは高校の入学式。そしてそれは衝撃的なものだった……文字どおりに。
のしかかった上に思いっきりビンタとか、酷すぎだろ。

楓が木の上にいたのは猫を助けようとしていたから。
この頃から変わらずか。

楓のことについて、クラスも名前も訊かなかったことに落ち込む潤平であったが、新入生代表の宣誓で楓が。頭はいいんすな。
潤平にとって楓は雲の上の存在。だが、ちょっと前向きになれるかもしれない言葉を聞き自信が出る。と言っても、多数の生徒がそんな感じだが。何この学校w



そんなことを思い出しつつ、千鶴のことを誤解であると楓に告げる潤平。だが楓は誤解だとわかっていた。

「だって、高坂くんには加奈ちゃんがいるもんね」

まずそっちの誤解を解くことが先決かw
そしてその加奈子に対して千鶴の誤解も解かなければならない。大変だな、潤平は。

加奈子に連行される潤平を見送る楓は、どこか寂しげ。
そんな楓に声をかけるのは同じ陸上部の部長、一ノ瀬凪。ここで画伯ね。

凪は、楓が気になる潤平を気に入らない様子。

潤平の障害は多し。

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2010-01-20


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