侵略！イカ娘 01話

『侵略しなイカ？』
海の家・れもん。そこに侵略者が現れる。

この海の家で働く相沢栄子は、ここを拠点にすると言うその侵略者を店の裏へと呼び出し、まずは名前を聞く。

「私は海からの使者……イカ娘でゲソ！」
どう反応したものか……

イカ娘は人類侵略を画策している。何故かと言うと、人間が海を汚し続けてきたため。
栄子はそんなイカ娘を相手にせず、店へと戻る。イカ娘は文句を言いに店へと戻ったところで……

「はい焼きそば。３番テーブルにお願いね。醤油ラーメンは５番」
自然に働かされているw

たび重なる注文にあたふたしたイカ娘は、コップを落として割ってしまう。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいでゲソ！」

イカ娘は慌ててそれを片づけようとするも、怪我したら危ないとことで栄子がそれを片づける。

『粗相した私を叱ることなく、心配をしてくれるなんて……顔は怖いけど、意外といい人じゃなイカ』
それ以前の問題に気付いてくださいw

間もなくイカ娘は働かされてることに気付く。
しかし、地球侵略するのに60億以上もの人がいることを知らず、先は遠いところ。

蚊一匹も殺すことができないことをバカにされたイカ娘は本気を見せる。
自慢の触手を巧みに駆使し、蚊を仕留める。しかし、それと同時に海の家の壁を破壊してしまう。
とことで、イカ娘は修理代の分働かされることに。



『同胞じゃなイカ？』
触手をぬちゃぬちゃと動かし働くイカ娘。彼女に迫る者が現れる。

「このうねうね、面白いね」

追ってきたのは少年。
なめられてはマズイとことで、触手で少年を叩き落とすイカ娘。それが逆にウケが良く、付きまとわれてしまう。
イカ娘はそれを逆に利用。

「遊んでやるから私の部下になるでゲソ」

隊長と呼ばせて優越感に浸るイカ娘は、少年とともに海の家・れもんを占拠すべく向かう。

「来てたのか、たける」
「うん、姉ちゃん」
イカ娘の侵略作戦、早くも瓦解w

イカ娘はたけるを部下にしていたことを誤魔化し、侵略ごっこだったと言う。
「人間の子供の相手はしてられないでゲソ！」

人間の子供ではいけない。それに気付いたたけるは、イカ娘の頭の変なアレを作る。
小学生で作れてしまうほど簡単な頭のアレって何なのよw

イカ娘のことだから、真似するなと怒るのではなイカと思われたが、そんなことはなかった。

「そんなところで同胞に会えるなんてー！」
えぇぇぇ！？w
イカの判別ってあのパーツだったのか……w

嬉しそうに話をするイカ娘を前にし、たけるは罪悪感を抱き始める。
そんなところで触手がないことを指摘され、それも手作りで用意する。

早速侵略へというところであったが、強風が吹き、たけるの頭につけていたイカパーツが飛んでしまう。これでばれてしまったかと思いきや……

「せっかく同胞に会えたのに、なんで突然死んだりするのでゲソー！」
死んだらそのパーツだけが残るんですねw

せめて故郷で安らかに眠るようにと、イカ娘はそのパーツを海に帰してやる。

「さらばでゲソー！」

素敵な話じゃなイカ……



『最強じゃなイカ？』
とある雨の日。
今さらだが、イカ娘は店にいる髪の長い人が誰かを問う。
彼女は相沢千鶴。当然ながら栄子の姉であった。
それを聞き驚くイカ娘。栄子のようにバイオレンスでもなく、たけるのようにうるさくもないのだから驚くのは仕方がなイカ。

そんな優しい千鶴の前で、イカ娘はくしゃみをしてしまう。それも豪快にイカスミを吐くというなんとも失礼なくしゃみをw

「イカ娘ちゃんって、本当にイカ気味なのね」
気味ってw

千鶴がイカスミを落としに行ってる間に店を任された栄子たち。
しかし、雨なのだから客は誰一人としていない。今この店にいるのは、イカ娘を除いて３人だけ。

『食われる前に食え』

これはチャンスだと考えたイカ娘は、上手に出る。

「私が何のために地上に来たと……思っているのでゲソ？」
「アルバイトじゃないのか？」
ずいぶんと健気なイカだなヲイw

イカ娘は自慢の触手で栄子を締め付ける。たけるも楽しみつつ触手に縛られる。
あとは一人。てなところで、栄子は自分たちを解放した方が身のためだと言う。

そこへ千鶴がやってくる。
千鶴に凄まじい速度のイカハーケンを放つも、千鶴は一瞬にしてその場から消える。
向かってくる千鶴に追撃するも、ことごとくそれを切られていく。最終的には栄子とたけるも解放され、千鶴はイカ娘に一言。

「店の中で……ふざけちゃダメでしょ」

とんでもなく怖ろしいじゃなイカw

イカ娘がびびってしまうのも無理はなイカ。
土下座して謝るイカ娘を栄子が許してしまうのも納得。とっても可哀相だものね。

千鶴は、スパゲティにイカスミをかけるようイカ娘に頼む。

できあがったイカスパゲティはなかなかに美味しいようで、後日の販売では大好評。できる過程の画は最悪なんですけどねw

売れすぎたために、イカ娘はゲッソリ。（イカだけにってやつか）
こんな搾取ばかりのところにはいられないと考えるイカ娘だが……

「お客様が待ってるの」

開眼した千鶴には逆らえなイカw

侵略!イカ娘 1 (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
安部 真弘

ユーザレビュー:
ほのぼの人類侵略海に ...
永く楽しめる漫画と思 ...
可愛い！やはり主役の ...

Amazonアソシエイト by