侵略！イカ娘 08話

『病気じゃなイカ？』
かき氷を作るのに自分の触手まで削ってしまうほどぼんやりしてしまっているイカ娘。
そんなここ最近元気がないイカ娘に夏バテの恐れが浮上する。イカ娘はそれを否定するも、最後まで言い切る気力がないあたりどうも怪しい。

とことで、夏バテ解消法を考えてみる。
その一つ、水風呂に入って凍えている時点で、完全に陸での生活に慣れてるのではなイカ。

夏バテ解消法は効かず。
熱を測ってみると（常温が人と同じだと考えて）やや高熱であった。

イカ娘によると、この病はゲソニンry
ともかく、イカ娘とその面倒をみる栄子不在の間はシンディーと早苗が頑張ってくれてるとのこと。イカ娘に拘る二人だけに、こういう時は頼もしいものだ。

ゲソニンなんとかという病気はどういった症状が出るかというと……
「死ぬ……」
「死ぬ！？」
「……ほど、エビが食べたくなる病気でゲソ」
あ、そうw

病気の時にエビを食べたら悪化する。いつもよりも食べたいのに食べられない、ストレスでじたばたする病気だという。

エビを食べるのを我慢させるため、栄子はエビっぽいものを用意する。

「海老根」
いやいやw

エビイモもダメだし、“海老”“蝦”“AB”という文字もダメ。
エビ欲が募るイカ娘は、こんな思いをするなら死んでもいいと言いエビを求める。

実にいじらしいものだが、イカ娘のためには病気を治してやらなければならない。栄子はイチかバチかある者に電話し、すぐ来てもらうよう言う。

毒を以て毒を制す。
愛するイカ娘のために、早苗が一肌脱ぐ。

「愛する人のためなら、この命、惜しくない！」

とことでやってきた早苗だが……

やっぱりかw

イカ娘はそんな早苗エビをちゅぱちゅぱ。互いに幸せなところだろう。

イカ娘の病気もすっかり治り、普通にエビフライを求める。しかし、それを聞いた栄子たちはまだ治ってないと判断。早苗エビを使って克服させようとする。
今はもう、得するのは早苗のみだろう……




『新能力じゃなイカ？』
たけるは子供なりになかなか素敵な砂のお城を作るが、それに対抗してイカ娘は不気味なものを作り上げる。
城というより、う○このそれはともかくとして……

「あと、その帽子もダサい」
「私の容姿は関係ないじゃなイカ！」

そんなイカ娘の帽子の横のやつ（ヒレ）がピコピコと動く。
動いてると指摘されてイカ娘が確認してみると……

「うわっ！ ホントに動いてるじゃないか！」
今気付いたのかよw

触手、イカスミ、発光に続く新たな能力とことで、その有用性を確かめてみることに。
ほっぺをぺちぺちするための能力だと言う早苗は、自らが実験台になる。想像以上に威力が高いようだったが、それでも幸せなようなのでまあいいだろう。

本当の意味ではどのような状況で使う能力なのか。そんなことを考えているところでイカ娘の頭に蚊がとまる。そこをヒレでペチッとして蚊を退治。

この能力よりも殺虫剤を使った方が早いと言う生意気な少年は、イカ娘の作ったうん○の城を紹介。早苗すらもそれを認めてしまうのが悲しいところだ。

小学生と張り合っていたイカ娘の前に、生意気な少年の父ちゃんが現れ、物凄い砂のお城を作り上げる。
それと勝負をするイカ娘の負けは必死と思われたが……
なんと、イカ娘の城はうねうねと動くではないかっ！
いや、気色悪いしもはや城だと思えないのだがw

動かす必要なんてないのに負けを認めてしまった父ちゃんは落ち込んで去っていく。
イカ娘たちは仕事に戻るというところであったが、触手を城作りに使っているため戻れず……




『ささなイカ？』
雨の日。
栄子はおつかいを頼まれる。
傘を持って家を出ようとしたところで、イカ娘が傘に興味を示す。ビニール傘をもらったイカ娘は、荷物持ちとして同行することに。

傘のひらひらに親近感を感じるイカ娘は傘を使わず。びしょ濡れになるものの、それ以上に傘に興味を抱いていてどうでもいいよう。

店に着いたらイカ娘は外で待機。
傘に“イカ１号”と名付け、一人エンジョイする。

他の傘機能に驚きながらも、イカ娘は“イカ１号マークII”の味方。折り畳み傘の性能に憧れ、それを搭載した“イカ１号改良型エクセルシオール”を11本目の触手として期待する。しかし、改造手術は“イカ１号ハイベリオン”に負担を強いる可能性がある。操縦者である自分も何か技能を身につけねばならないと気付いたイカ娘は、またもいらぬ才能を発揮する。
それに気付いて落ち込んでいるところで、“イカ１号エイヤフィアトラヨークトル”は風にさらわれトラックに轢かれてしまう。

「相棒ーーーー！！」

悲しみに暮れるイカ娘。
栄子はそんな彼女を一緒の傘にいれて、帰宅する……

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伊藤かな恵


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