第一話『冥府よりの脅威Ⅰ』
桂馬は根はいい奴。ただし根から上が悪い。
そう嘆きながら風呂に入る麻里のもとに得体の知れない何者かが迫る。
いち早く気配を察した麻里であったが、窓を開けるとそこには化物がいて……
ケーキが生け垣に落ちる――――
第二話『デビルクッキング』
朝もはよから桂木家に桂馬の悲鳴が響き渡る。
彼が叫ぶのも無理はない。エルシィの作った弁当が自走しているのだからw
料理には自信があると言うエルシィだが、桂馬の口には合わないよう。
未だ長所が見出せないエルシィ。
「お前なんか、バグ持ちゲームと一緒だ! こんのバグ魔がァ!!」
桂馬のその喩えはどれだけ酷いものか、エルシィもすぐに理解できたであろう。えらくショックを受ける。
エルシィは本当に料理に自信があったため、その分落ち込みもひどかった。
事情を知った小阪は、ケーキを作ることを提案する。
「私作ります! この赤白を!」
とことで、エルシィは身代わりを置き残し、授業中からケーキ作りに取り掛かる。
材料には砂糖がいるため、エルシィは地獄の砂糖を用意。えらく唸ってますが……w
続いて卵を使用。
様々な種類を用意したエルシィだが、その内の一つから化物が孵ってしまう。
なんとか逃げながらもケーキ作りを続けるエルシィは桂馬と遭遇する。
まだばれるわけにはいかないとことで、怪しげな言葉を残して去り、ケーキ作りを再開する。
努力の甲斐あって、あとはいちごを乗せれば完成という段階まで到達する。
しかし、そこで卵から孵ったマンドラゴンが戻ってきてしまい、さらに残りの卵からも化物が孵ってしまう。
エルシィ絶体絶命……であったものの、オーブンレンジが爆発して事なきを得る。
※オーブンレンジを火にかけてはいけません
エルシィ自身は助かったものの、ケーキは行方不明に……
夜。
家庭訪問の予定があったものの、それが中止となるという旨の連絡が入る。
麻里は電話に向けてアッカンベー。
『今日は失敗しちゃったけど、いつか兄さまに作ってあげるんだ。いちごのケーキ』
そんなエルシィに、頭に包帯を巻いた桂馬は釘を刺しておく。
「僕は甘いものが大嫌いだからな」
あらま^^;
第三話『我思う、故に理想あり』
朝もはよから桂木家に桂馬の悲鳴が響き渡る。
彼が叫ぶのも無理はない。エルシィの作った弁当が自走しているのだからw
桂馬の優雅なゲームライフが失われてからどれだけの日々が過ぎたか。桂馬は、全ての元凶がエルシィだと確信していた。
「お前なんか、バグ持ちゲームと一緒だ! こんのバグ魔がァ!!」
だからそれくらいの言葉を浴びせるのは仕方のないところだろう。
1時間目・英語
いつものように、桂馬はゲームをしながら授業を受ける。
テスト返却。100点をとった桂馬だが、どう考えても授業をなめてるとことで怒られる。
それはまあいつものことだろう。しかし、変わっているのはエルシィの様子。指名されても返事をしないエルシィの席には、身代わりが置いてあった。
お昼休み
ゲームをしながら歩いている桂馬の前に、白い綿のようなものが横切っていく。さらに恐ろしい化物までも……
直後、エルシィと遭遇する。
桂馬は怪しい言葉を残されながらも、ろくなことを考えていないだろうと思いつつそれを見送る……
6時間目・体育
桂馬を嫌う英語教師・児玉が代わりに授業を受け持つことになったこの授業。
とりあえず走らされることになった皆の中で、持久力に問題ありの桂馬は遅れることになる。
児玉はここぞとばかりに桂馬に謝罪させようとする。落とし神の力でリアルの妨害を飲み干そうとする……が、無理。倒れた桂馬に、児玉は桂木家に家庭訪問することを約束する。
桂馬のような者がゲームと現実の区別がつかなくなって犯罪者になると言う児玉だが……
「ゲームとリアルを一緒にするんじゃない」
桂馬はきっちり区別できているのだから問題ない。
そんな反抗的な態度をとる桂馬にお仕置きをという児玉であったが、そこでとある教室が爆発し、そこから出てきた化物が強襲してくる。
一体だけでなく何体も……
帰宅
元凶はエルシィだろうと考えつつ、桂馬は頭を痛めながら帰宅する。
すると、家の生け垣にケーキが落ちてるのを発見。これが、エルシィが何か言っていたものだろうと察した桂馬は、多少気にはなりつつも関わらないのが吉だとことで家の中に入っていこうとする……
第四話『ある母親の日常』
桂木家に電話がかかってくる。
麻里がそれに出ると、児玉から家庭訪問があると告げられる。自分の愛息子に因縁つけられたとあって、電話を切ったところで怒り爆発。
しかし、怒っていてはどうしようもない。ともかく、シャワーを浴びることに……
桂馬は根はいい奴。ただし根から上が悪い。
そう嘆きながら風呂に入る麻里のもとに得体の知れない何者かが迫る。
いち早く気配を察した麻里であったが、窓を開けるとそこには化物がいて……
相手が何者であるかをしっかりと確認できなかった麻里は、自分を覗いた相手を逃がすまいと駆ける。すると家の中の物が割れ、誰かが家の中にいる気配を感じ、麻里は相手が痴漢ではなく泥棒であると悟る。
こそこそとする犯人に慎重に迫る麻里は、母の強さを思い知らせようと花瓶で犯人に殴りかかる……!
「ぎゃぁぁぁぁぁー!!」
そこにいたのは、泥棒の犯人ではなく桂馬だった。
彼がコソコソしていたのは、生け垣に落ちたケーキを何だかんだ言って食べてあげようとしていたためで……
インターホンが鳴る――――
第五話『冥府よりの脅威Ⅱ』
麻里は覗きの気配をいち早く察する。その先にいた犯人のマンドラゴンは、自分の口上についてしまったクリームをぺろりとしながら屋根の上へと移動。そのタイミングで、エルシィが作った自走する弁当が動き花瓶を割ってしまう。家の内部に何者かがいると勘違いもしてしまうとこだろう。
自走弁当は屋根の上に登りマンドラゴンと対峙する。
桂木家に児玉がやってきてインターホンを鳴らす。そんなところで桂木家の屋根で起こる驚きの光景を目撃。自走弁当がマンドラゴンを喰らうその様はとてつもなく恐ろしいものだろう。それにこっちを向かれようものならなおさら……
教師も大変だw
この記事へのコメント
Taku
TBでお世話になってます
「あめいろな空模様」管理人のTakuと言います。
相互リンクのほうお願いしたくコメントさせてもらいました。
勝手ながら当ブログのほうでリンクの方追加させてもらっています。
どうぞよろしくお願いします!
本隆侍照久
始めましてこんにちは!
こちらこそ、TB、Twitterで二重にお世話になっております^^
相互リンクご依頼ありがとうございます。もちろんありがたく相互リンクにさせていただきます!
今後とも、様々な面でよろしくお願いします^^