内容は桐乃へのプレゼントについて。京介に相談したのは桐乃の趣味にあったものをプレゼントしたいと思ったため。
彼女も桐乃の趣味を認めたわけではないが、先入観を捨て変わりつつあるか。
しかし、まだ慣れてない部分があり、桐乃との感覚の違いから彼女を多少怒らせてしまったこともあった。だからこそ、あやせは桐乃のためのプレゼントをしようと思っていた。
あやせは彼女なりに桐乃のことを想っている。それを知った京介は協力することに。
とことで桐乃に訊いてみるも……
「はぁ? あんた私に何かプレゼントでもしたいの? うぇ~、キモ~」
『ごめん。やっぱり無理だったわあやせ』
まだ諦めるのは早い。気持ちはわからなくもないけど。
桐乃は自分の知り合いにデレデレする京介が気に食わないようであったが、黒猫や沙織はもう彼の友達でもある。桐乃に言われる筋合いはないだろう。
「テメェは俺の彼女かっつぅの」
その言葉は桐乃を余計怒らせる結果に。
とことで、京介は黒猫と沙織に相談することに。
二人によると、先日桐乃と会った際にうっかり黒猫が洩らしてしまい、本当のことを誤魔化すために京介が二人を呼び出したことになっていたw
それはともかくとして、桐乃が何を欲しがってるのかという話。二人もアニメ化のお祝いの準備をしてたとことで、共に桐乃の求めることを探しにいくことに。
メルルのぬいぐるみが無難なところだが、無難すぎてピンとこない。エロもNGとことで探していると、素敵な情報を見つける。
とことで、早速あやせに報告。
プレゼントすることにしたのは非売品フィギュア。プレゼントするには最も適切なものであろうが、問題はその入手方法。
「メルルのコスプレ大会の優勝賞品なんだよね……」
やっぱりあやせ怖い……w
京介は調べてきた資料を見せる。前回優勝のブリジットはキャラそっくりな娘。似てるかが勝負の鍵であるが、あやせだってモデルなのだから手はあるだろう。
それに、彼女に似ているキャラだっている。とことでそれを見せるも……
「ダークウィッチ、タナトス・エロスEXモード」
問答無用であやせの蹴り炸裂w
しかし、これをしなければ桐乃へのプレゼントは手に入らない。他に桐乃が欲しがりそうなものは思いつかないと京介は言う。
「こ…この変態!」
『なんで脅迫されてるみたいな態度!?』
あなたが変態だからですw
方針転換。身内が勝てばいいとことで、あやせはある秘策を用意することに……
とことで当日。
あやせは加奈子を連れて京介のもとへとやってくる。
京介はあやせのマネージャーに扮して対応。ご苦労なこった。
車内で着替えを終えた加奈子の姿は、メルルそのもの。……態度は別だけどw
着替えを終えれば車は不要とことで、あやせは退路を断ち切るw
ようやくコスプレに出ることを知らされた加奈子。嫌がるもののもう遅い。
「加奈子の服乗せた車、今頃首都高目指してるかなぁ~……テヘ」
怖いなぁ……
会場。
子供向けのはずなのに大人の男ばかり。あやせが引いてしまうのも無理はないが、そんなことはどうでもいいと思えるくらいのアクシデントを見つけてしまう。
「あ、あれ…桐乃ですよね?」
今思えばいて当然なところだろう。
あやせは自分が登場しなくて良かったと心底思っている。それには同意だ。友達を出させたけどもw
あやせはもう知ってるからいいが、今の桐乃の騒ぎようだと加奈子にもバレてしまいかねない。京介は桐乃に釘をさすと同時に、桐乃にあやせと一緒のところを見られたらマズイとことで別行動にする。
最初の登場は前回優勝のブリジット。
会場のテンションは一気に盛り上がる。桐乃もハイテンションであったが、参加者の中に桐乃の知り合いがいるとことでそれを抑えさせる。
そして、その知り合いがついに登場する。
何故か開始前とは違いノリノリの加奈子。それ故か、桐乃はメルルに扮しているのが加奈子であることに気付かずw
加奈子は100点満点を記録し優勝。目的の品を手に入れる。
本番が終われば加奈子はいつもの彼女に元通り。ブリジットもそんなダークウィッチっぷりに怯える……
加奈子はアイドルのオーディションを受け慣れているため、曲はすぐに覚えられるのだと言う。
楽しそうに歌ってたのは全て演技か。そう問われると、全てが演技というわけでもない。
「楽しかったよ」
相手がどうあれ、崇拝されるのに悪い気分はしないよう。そういった意味ではやはりアイドル向きなのだろう。
ちなみに、商品を受け取ったあやせは喜んで会場を後にしていた。加奈子のことなどすっかり忘れて……w
この記事へのコメント