『メガネをとらない』
そんなところで、母親が問答無用で部屋にやってくる。京介は慌ててEscキーをポチッとな。ギリギリセーフ。
慌てる京介に、また桐乃のパソコンでエロサイトを見てたのかと言う母親。何故その件を知っているのか。
「妹のパソコンでエロサーフィンって、チョーありえないし!」
ということらしい。
まったくイミフだぜ。
そんなこんなで買い物に行かされた京介は、そこで麻奈実と遭遇する。京介は自分の家の料理のレパートリーの少なさを嘆き、次の休みにご飯を作りに来てもらうことに。
休日。
麻奈美が高坂家にやってきたところで桐乃と遭遇。不機嫌にさせてしまう。
明らかに麻奈実のことを意識している桐乃。
「どちら様ですか?」
そう言う桐乃は何様ですかといったところだ。
桐乃は京介に文句を言うが、別に女を連れ込んだというわけではない。仮にそうだとしても桐乃には関係ないと京介は言うが、桐乃は自分の場合を例に出して反論。
「じゃああんた、私が彼氏リビングに連れ込んで、え、え…エッチして…してても、い、いいっての!?」
何でそうなるか。京介は声が裏返りながら、それとこれとは別物だと訴える。
自分のせいで兄妹喧嘩が始まったとあらば、麻奈実は罪の意識を感じてしまうだろう。可哀相なものだ。
麻奈実は単に家事等をやらせてもらいに来ただけだと言い潔白を主張する。そんな彼女に、桐乃はまずリビングを掃除するよう言う。姑かお前はw
麻奈美はそれを実行し、リビングを綺麗にする。桐乃にとっては悔しい所だろうが、棚の上を指でなぞって言う。
「これで終わったんだ?」
「どこの小姑だよ!」
ホントになw
場所がわからなくなったとも文句を言う桐乃だが、麻奈実はことごとく答えを返す。粗探しなんてすべきではないだろうに。
「お、覚えてなさいよ! もうどうなっても知らないから!」
桐乃は兄に怒りを向けて部屋に戻っていく。
昼ごはんは淡々と済ませる桐乃。多少機嫌が戻ったかと思われたがそんなことなかった。
京介が自分の部屋に麻奈実を案内すると、部屋に置かれてあったパソコンではエロゲの画面が表示されていた。
桐乃の機嫌がマシになっていたのはそういうわけ。
京介は歩み寄ってくる麻奈実からパソコンを隠しつつ、後ろ手で緊急回避ボタンを押す。
それで事なきを得た……つもりだった。しかし、ベッドにはエッチな本が置かれ、それに麻奈美は気付いてしまっていた。
二重の罠。エロゲは隠せても本は見られてしまった。
「メガネの子ばっかりだった」
あらまあw
しかし、それだけでは済まず。パソコンに目を移してみると……
おにいちゃんはねえー、妹にしかよくじょ~しない、変態さんはんだよ~
もう取り返しがつかない。
「これからは、おにいちゃーんって呼んだ方がいい?」
トドメになりましたw
きりりん氏 著作アニメ化記念パーティーとことで、京介は“あきばっといて”にやってくる。
受付に部屋番を訊き、301だと案内された京介。受付がじっくりと京介のことを見るから何かと思いきや……
“高坂京介専属ハーレム ご一行様パーティー会場”
そりゃあじっくり見られるわなw
中ではメイド服の沙織や桐乃が待ち構えていた。一度は頭を下げた桐乃だが、彼女の尊厳は耐えられず。
しかし姿を現しているだけマシ。黒猫はカーテンに隠れていたのだから。
「ち、違うのよ」
そう言う黒猫のなんて愛らしいことか。その可愛らしさは、桐乃が認めてしまうほど。
耳と尻尾が自前だというだけに余計魅力を感じるところだろう。
ともかく、パーティーの余興として出し物が始まる。
黒猫は今日のために描いた漫画を披露。タイトルは“ベルフェゴールの呪縛(Curse of Belphegor)”。
なんのこっちゃよくわからないタイトルだが、始まるや否や桐乃と京介にそっくりなキャラが出てくる。二人をモデルにしたとのことだが、モデルにしたのは外観と兄妹という設定だけだという。とことで進めると、兄のパンツをくんかくんかする妹の姿がw
桐乃はやけにムキになるが、その様子を見ると偶然真実を暴いてしまったように見えなくもない。
「お前まさか俺のパンツを……!」
嗅いでてたまるかw
黒猫は先を続けるも、我慢しきれなかった桐乃に撤収される。
本日のメインイベント、桐乃のターン。
桐乃はパスだと言うものの、本当にこれが今回のイベントの目的だったようで、黒猫は何としても実行させてやろうとする。しかし、心の準備も必要とことで、しばしご歓談に。
京介の隣に来る黒猫は、桐乃が兄のことを特に何とも呼んでないことを知る。
「なら私が呼んであげましょうか」
とことで、黒猫は京介に向けて……
「遠慮しなくていいのよ。兄さん」
破壊力抜群なものだw
京介が狼狽えるのも無理はないだろう。
そんな京介に怒りをぶつける桐乃だが、京介も黙ってはいられない。彼が落ち込んでる原因は全て桐乃なのだから。
今日はお祝いだから、日頃の恨みは置いておいて祝おうとした京介。しかし、その結果がコレ。京介は不機嫌になってしまう。
嫌な空気になったところだが、桐乃たちにはちゃんと目的があった。沙織はそれを説明しようとするが、
「待って」
桐乃が意を決して出し物を披露する。
「ほらこれ!」
桐乃は京介に箱を押し付けてくる。
それはプレゼント。
「この前はごめんなさい!」
謝罪だけでない。
「いつも…ありがとう…」
そんな意外な妹の姿に、京介もたじろいでしまう。
このパーティーはそもそも京介を元気づけるために企画されたものだという。
事情を知った京介にはもう何も言うことはないだろう。桐乃から今までのお礼も言われ、京介は涙を流す。
これまでやってきたことが報われた瞬間。こんな不意をうたれれば涙だって出てくるものだ。
京介は妹から貰ったプレゼントを開けてみる。
「……何コレ?」
そこには、“sis×sis”が入っていた。
黒猫と沙織は天を仰ぐw
「それを私だと思って、大事にしなさいよね」
桐乃ってやつは……そうは思えながらも、実に桐乃らしいところである。
どんなものであっても、それは妹から貰った大事なプレゼント。価値あるものには変わりないだろう^^
この記事へのコメント
林檎を剥いて歩こう
折角ですから黒猫は千石撫子の真似して欲しかったですね。
本隆侍照久
言い手(桐乃)としては特に深い意味を持たせてないのでしょうが、聞き手(京介or視聴者)にとっては危うい解釈をしてもおかしくないところですねw
私はかなで希望ですw 黒猫がそういった他作品キャラの真似をしたらまんまで当然でしょうが、桐乃の真似は普通にうまかったですね。絵もうまいですし、彼女は才能に溢れていますよ……