高野のことを理不尽に叱りつける営業。
全ては営業が悪いのだが、それをすべて編集に責任転嫁する営業のなんと情けないことか(´・ω・`)
そしてそれを優しく説明してくれる美濃奏さんのなんと優しいことか(*^ω^*)
かなで……(*´Д`)
部数決定の流れ。
本ができたら、それを編集と営業とえらい人とでどのくらいの部数にするか相談して決定する。
そして本が出来上がると。
今回高野に責任をなすりつけてる男は営業の横澤。社内で暴れグマと呼ばれ有名なだけはある、見事な暴れっぷりだ。
律はそんな横澤に挨拶。が、小野寺という苗字について触れられイラッ。
「小野寺、気にすんな」
声をかけてくれたのは高野。
そしてそれに乙女部の皆も声をかけてフォローしてくれる。親が立派であることは気になることかもしれないが、一光りも持っていない人よりマシ。それに親を越えるという目標もまた魅力なのだからと。
なんていい人達なんだ……
「「ま、それで失敗したらただのクズだけどな」」
なにもそんな傷口をえぐらなくてもw
律がこの乙女部にやってきて約一ヶ月。しかしながら、転職する気はまだ満々w
エレベータに乗ろうとした律だが、そこへ高野がやってくる。ほんのわずかな時間ではあるが、これから密室で二人きりの状況が予想されるわけで……
「あ、忘れ物したっ!」
律はそんなあからさまな嘘をついてエレベータから出てしまう。
ウブなんだから、もうっ(*^ω^*)
律の初恋はまだ終わっていない……はず。
しかし、高野(嵯峨)に遊ばれたと思いこんでいた律は、そのショックゆえか当時の記憶が曖昧になっていた。
今改めて高野を見る彼は、純粋な恋をするにしてはやさぐれすぎてしまっている。
とことで、律は仕事に専念することに。
武藤先生のネームの締切が5日も遅れてるとことから、前に担当していた羽鳥から先生の情報を訊く。
詰まると落ち込み、浮上してくるのに時間がかかるとことで、こまめに進行確認をすることに。
当然のことながら、ここ乙女部での仕事は真面目におこなわれており、律もここでできる仕事をちゃんとこなしている。
漫画が小説と決定的に違うのは、画があること。
プロットの次はネーム。その状況について、律は先生に連絡して確認する。
そんな中、律は高野から聞いたネームのことを思い出す。
初めてネームを見せてもらった時のこと。
ネーム第一稿から決定稿までの過程も勉強になるかもだが、ここで出してもらった資料で貴重なのは決定稿に入っている赤ペン。それは高野が丸川にいなかった時の分で、彼ならさらにこう直すということが書き加えられていた。
「今週中に読んで、何故そう直して決定稿に至ったか、説明できるようにしてこい」
大変だが、漫画の編集をやるのには必要不可欠のこと。
律は高野の挑発に乗り、それを徹夜で読みこみレポートを提出した。そのお陰で今のようにちゃんと仕事もこなせるようになっているか。
先生の方は問題なさそうだが、律がどうかというところ。ネームを勉強したとしても、それをうまく結果として表せるかわからないのだから。
そんなところで高野が戻ってくる。ちょうどそんな彼へ横澤から飲みに行く誘いの内線が入る。それが気になっちゃう律に再び恋の予感を感じるところか。
退社時間。
律は高野と横澤が話しているところを発見してしまう。
その会話で笑う高野を見て律はどのような感情を抱いたか……
高野の横を通り、律は会社を出ていく。
その背後でも、まだ二人の会話は聞こえる。そして、横澤が高野のことを“政宗”と下の名前で呼んだことに、律は過敏に反応する。
やはり律は高野のことを強く意識しているか……
「あの。ついて来ないでほしいんですけど」
律は自分が帰る方向へと同じくやってくる高野にそう文句を言う。
しかし、高野はお隣さん。彼の向かう方向は自然で、それを変に意識してしまう律の方がおかしい。
「お前、何で俺のこと避けてるわけ?」
やはりバレバレだった。
気のせいじゃないかと言う律だが、意識しているのは明らか。
そんなところで電車が大きく揺れ、バランスを崩した律を高野が支える。
キャー!(*>ω<*)
夜の電車はガラスを見ていても反射して車内に目が向いてしまう。律が目を逸らす逃げ場はないか。
何とか帰宅し、律は部屋のファックスを確認。武藤先生からのネームが届いていることに気付き、すぐさまチェックを始める。
律なりには直す部分が多く感じられたが、それが正しい判断かは自身がない。とことで、羽鳥に相談しようとするも……ネームは必ず高野に見てもらうようにと言われていたことを思い出す。
こういう時こそ隣人であることを活かすべきであったが、律が活かしたのはファックス。
なんでやねん(´・ω・`)
直後電話。
『隣だろ! ネーム持ってこい!!』
ですよねー(´・ω・`)
行きたくなさげな律であったが、
『なら、俺がそっちに行くか!』
とことで、律は自分で行くことにする。
ネームを渡し、自分は部屋で待機しようとした律だが、
「おいコラ。中途半端な仕事の仕方してんじゃねぇぞ」
その言葉で挑発された律は、高野の部屋に入ることに。
自分なりの考えを伝えながらも、それ以上に直すべき点を高野に教わりネームを直していく。
それが終わり……
「俺のネームの見方、大丈夫だったでしょうか?」
基本は間違っていないが、優等生。それが高野の律評だった。
仕事が終わったからと部屋に戻ろうとする律に、
「何でお前、俺を避けるの?」
改めてそう訊く。
「俺のこと好きなの?」
「それはない」
素直じゃないなぁ(*´ω`*)
彼女がいるからと嘘をつく律だが、目を逸らしていてはそれが真実かどうかはわからない。
「俺の目を見てもう一回言ってみろ」
「お、俺は、ちゃんと、彼女がいて……」
「嘘つけ」
そしてキス(*>ω<*)
倒れた律に高野は覆いかぶさり、どんどん激しく……
律はそれに抵抗し、慌てて部屋を出て行こうとしたところで横澤と遭遇する。
深夜だというのに、横澤が高野のもとを訪れる理由とはいったい……
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