犯人をブルーローズが追い詰める。
銃を使う相手に対し、
「いやん」
と、キューティーエスケープ。
相手が気を取られている隙に、ドラゴンキッドが得意の電撃を浴びせて犯人逮捕。+200pt。
タイミング良く逃げ出した人質にもポイントをあげたい(´・ω・`)
ドラゴンキッドは着実にポイントを積み上げており、成績は申し分ない。
しかし華がないと、彼女の上司は指摘する。
「もっと目立てるように、ボク頑張るよ!」
その意気込みはいいとして、問題は彼女の言葉遣いにある。女の子らしさが足りないのだから。
とことで、“アレ”をつけたらどうかと提案する。“アレ”とは、ご両親からプレゼントされた素敵な髪飾り。
「他は何でもするから、それだけは絶対にヤダ!」
(´・ω・`)
カプセルに入るバーナビー。
そこで彼は再び嫌な過去を見てしまう。
目覚めてカプセルから出る。
カプセルの出来自体は充分のもので、負傷をした虎徹も快調なご様子。
「まだ痛みますか?」
あら優しい(*´・ω・`*)
そんなところで、アニエスから緊急事態の連絡が入る。
トレーニングセンターに来るように言われたためそこに行ってみると……赤ん坊がいました(´・ω・`)
その子は市長の息子で、市長夫妻に急な公務が入ったために預けられることになったという。虎徹指名で。
ベビーシッターでなくヒーローに預けることにしたのは、最近資産家の子供を狙った連続誘拐事件が多発しているため。
でも何故虎徹なのか……てなところで。
「お似合いですよ」
「ホントホント」
「将来いいパパになれるんじゃない?」
えっ?(´・ω・`)
「こいつは既にいいパパだぞ」
(一同が)えっ?(´・ω・`)
アントニオくらいしかそのことを知らなかったか。
「言ってなかったか? 9歳になる娘がいる」
「娘!?」
ワイフは5年前に病気で……
ともかく、それでヒーローの中でも虎徹に白羽の矢が立ったというわけ。子育ての経験者として。
だから虎徹はその仕事を全うするために赤ん坊に笑顔を向けるも……気に入らなかったか、泣き出してしまう。
すると辺りの物が激しく動き出す。
「ああ、そうだ。言い忘れてたけど、その子テレキネシスのNEXTだから、気をつけてね」
先に言えぃw
ともかく、すぐに泣きやませなければならぬというところ。
まずはキースが挑戦する。
「高い高ーい。スカーイハーーイ!」
w
当然、泣きやむわけはない(´・ω・`)
続いてアントニオ。
「いないいないいないいない……ばぁ~!」
ダメだ……!(´・ω・`)
続いてイワンだが、彼はネイサンに渡そうとする。
ネイサンも無理だと受け取りを拒否しようとしたが、
「ここは、女性の方がいいのでは? ママって言ってますし」
ならばこそ。
ネイサンは赤ん坊を受け取り可愛がろうとするが、さらに泣きだしてしまう。
「娘……ワイフ……」
カリーナは壊れているため役に立たない。
ではドラゴンキッドことホァン・パオリンにというところ。
「ボクはダメだよ。女の人じゃないと」
「お前女だろ?」
「でも、女っぽくないし……」
そう言う彼女に問答無用で赤ん坊が渡される。するとあら不思議。彼は泣きやんでしまう。
ニイハオ(´・ω・`)
「ねえ。何でボクまで一緒に?」
ホァンがいないと泣きださないかもわからないものね。
「それより、どうしてうちに? 頼まれたのはおじさんですよね?」
「いいじゃねぇかコンビなんだから。それにうちのもの壊されたくないし」
人の家ならいいのかw
ともかく、バーナビーにだって壊されたくないものはあるのだ。おじさんはそれを理解してあげないと。
てなところで、赤ん坊が泣きだしてしまう。
虎徹が謝ってなんとか泣きやんだため、浮かんだいろんな物が自由落下する。そんな中、バーナビーが華麗にキャッチしたのは可愛らしいおもちゃだった。
「まさか壊されたくないものって……意外とお子ちゃまなんだな」
「イメージと違う」
(*^ω^*)
「これは……親から貰ったものなんです」
(´・ω・`)
それには彼の大切な思い出が詰まっている。
親と過ごした決して長くない時間。その思い出がいっぱいに……(´;ω;`)
そのおもちゃを、赤ん坊が欲しがる。
「大事に扱ってくださいよ」
そう言い、バーナビーは渋々渡す。
そこで虎徹はふと気付く。赤ん坊の被っている帽子の花柄に。
「可愛いね~」
「え? そう?」
「お前もこういうの似合うんじゃねぇか?」
「絶対ヤダ!」
可愛くなるだろうに。
しかし、ホァンは別に可愛いと思われたくはないのだと言う。
「親からこういうの貰ったけど、全然嬉しくないんだよね」
虎徹は既に父親という立場。
だから、親がどういう気持ちでプレゼントしているかわかってるのかと問いかける。
でもやっぱりホァンは理解していない。
「まぁまぁ。この人の言うことも一理あります。親から貰ったものは、大事にしといた方がいいですよ」
そう言い、バーナビーはおもちゃを取り上げる。
ホント大人げない(´・ω・`)
赤ん坊と楽しく過ごすホァン。
その子の帽子の花柄を見て、両親のことを思い出す。
アルアル言う彼女の両親は、ホァンの成長を誇りに感じ、そしてあの髪飾りを贈った。
そんなことを思い出していたところで食事の時間。
虎徹はミルクを作って持ってくるも、子供は泣き出してしまう。
「今度は負けねぇぞぉ」
やる気満々の虎徹であったが、ホァンが奪取。その方がバーナビーにとっても助かるところだろう。
赤ん坊の力が解け、チャンネルが落ちる。
勝手にスイッチが入り、数々の資料が大画面に映し出される。
「これは……」
夜。
赤ん坊もホァンも寝静まった頃、虎徹とバーナビーは話をする。
「親の気持ちが伝わらないってのぁ切ないよなぁ」
虎徹も娘にいろいろ送っているのだから人ごとではない。楓はそれをどう思っているか……
それはそれとして、バーナビーの話。
「あの捜査資料、全部自分で?」
「ええ」
それは大変な量。それだけ彼が必死だったことがよくわかる。
「今でも忘れられません。目の前で両親が殺された日のことを」
しかし、犯人の顔はどうしても思い出せない。
唯一記憶に残っているのは、手の甲に刻まれていたタトゥーのみ。それを頼りにして犯人を追い続け、ある日それの入った犯罪者を見つけた。
閉廷された瞬間、バーナビーはマークのことを訊き、“ウロボロス”というワードを聞くことに成功した。
しかし、事件から20年経った今でも犯人には辿り着けていない現状。
「犯人の顔さえ思い出せれば」
力むバーナビーの気持ちもわかるが、肩の力を抜くようにと虎徹は言う。
「大丈夫。必ず見つかるさ」
そう言ってくれる虎徹のなんと素敵なことか。
翌朝。
ホァンは元気に起きてくるが、メインルームの床には虎徹とバーナビーがみっともなく寝ていて……
酒臭い二人はほっといて、ホァンは散歩に出かけることに。
とある女三人組。
彼女たちは素敵なお金の匂いを嗅ぎ取っていた。
金持ちがたくさん住んでそうなそこで張り込こんでいると、子連れ娘が出てくるのを発見する。
かなりの上物。そう嗅ぎ取った女どもは、すぐさまその子を拉致ることに。
「僕としたことが……」
バーナビーは目覚める。
呼び鈴により、虎徹も目を覚まし、誰が来たかというと……
「アニエスさん!」
ヒーローの醜態を晒してしまって恥ずかしい。
彼女はたくさんのベビーグッズを持ってきていた。市長のベビーだものね(´・ω・`)
そのベビーはというと、
「まだ寝てると思いますが…」
おいバニー(´・ω・`)
家族の連絡先を問い詰められるホァン。
そこでアニエスから連絡が入る。
ここで初めて、ホァンが誘拐にあっているのだと発覚する。
これではまたヒーローの評判が失墜しかねない大問題である。とことで、すぐさま人質奪取へと向かうことに。
そこでバーナビーは考えがあると言う。
「犯人はアニエスさんの声しか聞いていません。取引場所に行ったら、アニエスさんは親のフリをして犯人を引きつけてください。僕とおじさんが、隙を見て二人を助け出します」
割と普通の作戦(´・ω・`)
相手の能力故か、アニエスが母親でないこと、カバンからはお金の臭いがしないことがあっさりとバレてしまう。
とことで、すぐさま虎徹とバーナビー登場。
バーナビーは能力を使ってアニエスを救い、虎徹は犯人を追う。
虎徹がセクスィーな犯人を一人確保。
というところで、相手は虎徹に見覚えを感じていた。ヒーローなのだから見覚えがあっても自然なところ。
「でもお金の匂いはしないわね」
「余計なお世話だ」
(´・ω・`)
「ねーぇ。今回のこと、許してくんない?」
許してあげたぁい(*´ω`*)
「そんなことしても無駄だ」
「あ、今嘘ついてる!」
ヲイおじさん(´・ω・`)
とことで、その言い訳をしようとしたところで武器を取り戻され、再び犯人を追うことに。
残ったもう一人の犯人。
彼女はホァンたちの見張りだった。
「あたしら姉妹はみんなNEXTなの。メアリーは金の匂いを嗅ぎわける、リリーは嘘を嗅ぎわける、私は危険を嗅ぎわける」
その力を使い、彼女たちはベビーシッターを営んでいる。
「あんたらみたいに親に溺愛されてる子は、うってつけのお客様ってわけ」
溺愛されているかどうかは赤ん坊の帽子で見分けた。
「黄色いマリーゴールドの花言葉は健康」
あなたがマリーなだけいよくご存知で(´・ω・`)
ホァンは両親のことを思い出し……そして覚悟を決める。
そこで、マリーは危険な匂いを感じ取る。間もなく妹たちがやってきて、ヒーロー達に邪魔されたことを知らされる。
ホァンはNEXTだからと置いて出発しようとしたところで、赤ん坊が泣き始める。
「この子もNEXTなの!?」
うむ(´・ω・`)
圧倒的なテレキネシスの力で大惨事に。
リリーとメアリーが泣きやまそうとするも効かず。
そんなところで自力で手錠を外したホァンは、華麗な動きで赤ん坊を奪取。とれてしまった帽子ももちろんね^^
「大事な帽子なんだから、ちゃんと被ってなきゃダメだろ」
いい子な赤ん坊をちょっぴり置いて、ホァンは能力を発動。
危険な匂いを嗅ぎ取ったマリーは真っ先に倒れ、残った二人も降参する。
現場に虎徹とバーナビーが到着するも、時すでに遅しで見せ場はなし。
それでもカッコつけようとする虎徹。その姿を見て、バーナビーはまた過去の記憶を呼び起こしてしまう。
「うあぁぁぁぁぁぁ!」
バーナビーは上方へと射出。何故に?(´・ω・`)
市長夫妻の依頼も終了。
何事もなくて良かった良かった。……ね(´・ω・`)
しかし、ホァンはちょっぴり寂し(´・ω・`)
そんな彼女の髪には、両親から贈られた髪飾りが着けられていた。
アスター。
その花言葉は“遠くにいる人を想う”。
それを知ったホァン……いや、パオリンは、せっかくだからとそれを着けたわけ。
「すっごく可愛いぞ」
そう言い頭を撫でてやる虎徹。
それに合わせて頭が踊るパオリンのなんと可愛きことか(*^ω^*)
虎徹は自宅に電話する。
出たのは楓。
「この間、パパがあげた髪飾り…どうしてる?」
『ああ、あれ? 毎日使ってるよ』
「ホントか!?」
「おばあちゃんがね」
あらん(´・ω・`)
バーナビー。
彼は炎の中の犯人を思い出しかけていた。
「こいつ、誰だ……?」
裸の野生男。
どこか変態なこの男の正体はいったい……
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