が、その肝心のリクオがとてとてと遅かった。
それもそのはず。里を抜けた後の彼は昼の姿に戻ってしまい、妖怪に合わせて走ることになったのだから仕方あるまい。
だから仕方なしにイタクがお姫様抱っこでリクオを運ぶ。
もう…みんなが見てるじゃない……(*´・ω・`*)
皆は奴良家へと到着する。
が、奴良組の皆は事情を知らない。リクオの帰りを迎えながらも、黒田坊は他の者たちには厳しい態度で対応する。しかしそれはつまりリクオを甘やかしているということでもあり、それを愚弄しようかという態度の淡島。今は女の彼女だが故に、離せスケベな軽いノリ。
他の面々もいろいろと賑やかな振る舞いを見せて、その間にリクオはじじいのもとに挨拶に向かう。
盃を交わした奴は京都に行く支度をするようにと言って。
リクオはじじいと話す。
得られたものはあった。少なくとも、ぬらりひょんという妖怪が何なのかはわかった。
だから……
「これから京都に発つ」
じじいの一太刀。
それが斬ったのはリクオの影。彼はぬらりとそれから逃れる。
ならば好きにすればいいと、お土産に八つ橋よろしくなと、じじいは言う。
ボクは生八つ橋。チョコでお願いね(´・ω・`)
「帰ってきたら、お前が三代目だ」
京に着いたら秀元に会うといいと、じじいは言う。
ふむ(´・ω・`)
じゃあ行こうか。というところ。
「待ちな」
じじいはいいものを披露してくれる。
彼が指し示した先にはでっかい船。
「奴良組名物、戦略空中妖塞“宝船”じゃ」
遠出の出入りには必須のそれを用意してくれたじじい。
じーちゃんありがとー(*´・ω・`*)
清継はミッケドナルドの看板がいつもの色と違うことにより、ついに来た事を実感していた。
「清十字団 in 京都ー!」
スタートは夜のこの時間。
それは当然、妖怪ツアーなのだから。
まずやってきたのは九坂神社。
いつの間にか鳥居と巻がいないようだが……トイレじゃね?(´・ω・`)
肝心なところで割と軽い清継。鳥居と巻は今捕われているというのに……
カナは光っている灯篭を発見する。
清継によると、それは忠盛灯篭なのだという。
灯篭に妖しい光が見えたので斬ろうとしたら、点火しようとしていた番人だったという話。
……ふむ(´・ω・`)
でもそれはつまり、妖怪がいなかったということ。清継はここに来る意味がなかったことに気付く。
だからとすぐゆらに電話するよう島に言う清継。宿をとってなかったか。
緊張感のない彼らだが、カナは一人でおかしさを感じていた。
まるで闇にのまれてしまいそう。でもカナ一人なら別に(ry
そんなカナの前に妖怪が現れ……
「伏せて!」
妖怪たちは一瞬のうちに排除され、カナは問答無用で連れて行かれる。
助けてくれたのは……ゆらだった。
氷麗と青田坊は、遅れながらも九坂神社へとやってきていた。
もっと早くヤバいことを知っていれば止めるか一緒についてくるかしたのにと。
そんなところでゆらたちと遭遇。倉田(青)はカナを頼まれる。
氷麗とゆらは口では喧嘩をしながらも共闘。
風声鶴麗 黄泉送葬水泡銃。
鳥居と巻を持った京妖怪を排除する。
ここでの全てが終わったところで清継らと合流。
今皆がこの地にいるということを、ゆらはマズイと感じていた。
「京都は、妖におかされた街になりつつある」
ゆらは清継たちに今の状況を話す。
花開院のトップ達が相次いでやられた。それにより、妖はほとんど洛中にまで入り込めるようになってるくらい危険だと。
残る二つの封印が解かれ、弐條の城に入られるようことになれば、取り返しのつかないことになる。そうなればやがて、日本中に妖が跋扈するようになるかもしれないと。
さすがの清継も事の重大さに気付き深刻な様子。今回に関してはゆらが円山公園で修業していて助かったところだ。
完全に使えるようになったとは言えないが、出し惜しみしている余裕はない。皆は本家にいれば一先ず安全だろうと言い、ゆらは相剋寺に向かおうとする。
「敵に背を向けて、逃げたらあかんねん」
ゆら……(´・ω・`)
彼女も心配だが、氷麗たちも心配。
今、陰陽師の総本山にいるのだから。
自分に陰陽師のなんたるかを教えてくれた秋房兄ちゃんのことを思い出しつつ、ゆらは他の陰陽師とともに妖怪がやってくるのを待つ。
福寿流の結界が妖怪を捕える。
それは30人分の結界でそうは破れないはずであったが、あっさりと破られてしまう。
そしてその先にいたのは……秋房だった。
雅次と破戸もそこにいるが……どう見ても思わしくない状況だった。
何が起こっているかわからないうちに、妖怪共に攻め立てられる。
しかし、ゆらは式神 貪狼、禄存、武曲、巨門を操り対抗する。
そんな彼女のもとに秋房が近付いてくる。
妖怪は黒で自分たちは白だと、そう教えてくれたのは秋房なのに……
ゆらは死角をとられ万事休すというところ。
「言言」
竜二兄ちゃんが助けてくれたー(*´・ω・`*)
竜二は黒幕がいることを裏門にいる魔魅流に伝えるようゆらに言う。
やはり秋房は操られていたかと思われたが……
「八十流は元々、ああいう性質を持っている。灰色のな」
秋房には竜二が対応する。
「ゆらは……お前より、才ある者だからな」
そう言って秋房を煽った竜二に、秋房の一撃が入る。
血を吐き、才ある者の末路を悲しむ。
「同じ釜の飯を食った……仲間じゃないか……!」
なんてね(´・ω・`)
血も涙も嘘なんて、実に汚い。
でもそれが竜二らしい。
「この手でお前を葬るのが、悲しくてたまらない」
ダウト(´・ω・`)
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