TIGER & BUNNY #18『Ignorance is bliss.(知らぬが仏)』

バーナビーのもとに電話がかかってくる。
もしかしてと一瞬期待したカリーナであったが、電話はアレキサンダーから。
彼によると、ジェイクの一件以来ずっと昏睡状態だったクリームの意識が戻ったとのことだった。



虎徹は整理をしながら、ワイルドタイガーとして活動を始めて間もない頃の雑誌を見てその頃を懐かしむ。
まだキャラに迷いがあったのも、今では実に懐かしい。

こんなことをしている場合ではないのだが、片づけをしているとどうしてもこうなってしまうのは仕方のないところ。
でも、楓と約束をしたのだから。虎徹はそれらの本を段ボールにまとめる。



「バニー。お前に聞いてほしいことがある。 俺、ワイルドタイガーは諸事情により、ヒーローを引退する」

キッパリハッキリとした言葉はお見事。
が、これは練習。
諸事情というところにツッコんでくるかなと感じていたところで、ヒーロー一同がやってくる。
虎徹が戻ってきたことを知りすぐに駆け寄ってくる彼ら。

「もう。急に休むから心配してたのよぉ」
さいですか(´・ω・`)

「ワイルド君、おかえり! そして、おかえりなさーい」
ただいま。そしてただいまー(´・ω・`)

戻ってきたことを祝福する彼らだが、カリーナは違った。
帰って来なければむしろライバルが減って良かったと、そう言う。

「嘘はいけないな」
と指摘するのはキース。
カリーナが一番虎徹の帰りを心待ちにしていたであろうことはキースでも気付いていたし、イワンも同じ。

「あの人、タイガーっていつ帰ってくんのー、って毎日訊いてくるんですよー」
「それ、僕も訊かれた」
「俺も」
うふふ(*^ω^*)

赤面してこれ以上ここにいられないカリーナはすぐさまこの部屋を出ようとする。

「おかえり」

正直な気持ちも忘れずにね(*^ω^*)

ま、皆虎徹の帰りを祝福してるってこったい。
だからこそ虎徹は例のことを言いづらくなり、今はバーナビーもいないから結局言いだせず。

こういうのは一度言いだせないとどんどん言いづらくなる。母ちゃんもそう指摘するが、今度は絶対言えるからと虎徹は言う。
バーナビーは事件の参考人と面会できるから機嫌がいいので、そのタイミングにカミングアウトしてしまえば問題なかろう。そうであればいいのだが……

母ちゃんの方は早く虎徹に帰ってきてほしいと思っていた。
それは、楓が能力出しっぱなしで滅茶苦茶になっていたため。
家のものを触ったら全部壊してしまうというその能力はやはりハンドレッドパワー。制御するまでは時間がかかるというのは、虎徹本人、またはそれを見てきた母ちゃんもよく知っているだろう。

楓は飲み物を飲もうにも満足にそれを実行できないでいた。
それに連鎖してどんどんボロボロ。虎徹は一刻も早く辞意を表明して家に帰らなくては。



虎徹はバーナビーが待機している病院へとやってくる。

「どうだ、バニー」
「虎徹さん。戻ってたんですか」

クリームと話はできたのか。
順調にいっていれば彼の表情も優れていたものになっていただろうがそうならない。それは、クリームがジェイクの死を知って容体が悪化したため。
まあそう簡単にはいかぬか。

虎徹はバーナビーに大事な話があってここに来たのだが……
予想していたよりもいい雰囲気ではなかったためか、虎徹はヒーローをやめようと考えていることをなかなか言い出せず。

そんなところで、バーナビーは話があるとクリームに呼ばれ、虎徹とともに彼女と面会する。

「ジェイクは何故、僕の両親を殺したんです?」

クリームは過去の話から始める。
彼女は小さい頃からNEXTというだけで化物のように扱われていた。どこに行っても後ろ指を刺され、世間から虐げられていた。誰も優しい言葉をかけてはくれず、両親にすら愛されたこともなかった。
自分は普通の人間ではない。どうして自分だけがこんな目に遭うのか。
そう苦しんでいた時、彼女はジェイクに出会った。

それは誘拐。彼はクリームの父親にたくさんのお金を要求した。
それでも彼女がジェイクを慕うようになったのは救ってくれたから。

結局、両親は約束の時間になってもお金を持ってくることはなかった。
クリームはもう自分のことを殺すようにとジェイクに申し出たものの、彼はそうしなかった。

「普通じゃなくて何が悪い。 項垂れるな、胸を張れ」

ジェイクは、NEXTは選ばれた人間なのだと言う。

「お前が劣ってるからじゃねぇ。お前が優れているから、奴らはお前を潰そうとするんだ」

そして彼女を解放してあげる。もう自由だと。

クリームはそんなジェイクの後についていくことを望んだ。
それを許され、彼女は初めて生きることができただろう。ジェイクと過ごした時間だけが、クリームにとって幸せな時なのだから。


「あなたたちが邪魔さえしなければNEXTは救われたのに。あなたたちがジェイク様を止めなければ、理想郷が完成したのに…!」

でもそれはあくまでNEXTにとっての理想郷。

「その理想郷とやらじゃ、今度は普通の人間がお前と同じ目に遭うんじゃねぇのか? 迫害される側が入れ替わるだけじゃねぇのかよ」

そんなことを認めてはいけない。
その結果が、バーナビーの両親の死に繋がっているのだから。

「ジェイク様の名誉のために教えてあげますわ。あの方はあなたのご両親を……殺していない
画像

驚きの事実。
クリームはその証拠を話す。

21年前のクリスマスイブ、その日にクリームは誘拐されたのだという。
その日、クリームはジェイクとともにいて、だからバーナビーの事件には関与していないことを知っていた。

「あなたの事件はまだ終わっていないのよ」

なんてこった……
クリームは体中についた管を取り外す。
すると当然苦しみ始め、入ってきた医者がすぐに対処をしようとするも彼女は抵抗し……

「ジェイク様……あなたのもとに――」

そして彼女は亡くなる。



「そういえば……話って何ですか?」

言えやしない。とてもじゃないが、今のバーナビーには言えやしない。
事件の決着がつくどころか、再び振り出しに戻ってしまったのだから。

「犯人はジェイクですよ!」

それは彼の中に残っている鮮明な記憶によるもの。だからクリームの証言が出まかせだったと考えるのが妥当かもしれない。
しかし、あれから彼女のことを調べてみて、実際にクリームが誘拐されそれが21年前のクリスマスイブだということは確かだとわかって……

「それはジェイクが誘拐したという証拠にはならない!」

確かにそうかもしれないが……

「僕の記憶の中の犯人はジェイクなんです! あの顔をはっきり覚えてるんです! 父と母を殺害して振りかえった、あの男の顔! 拳銃を持つ右手に、ウロボロスのタトゥーがあったことも」
ぬぅ……



虎徹はバーナビーとともに映像を振り返る。
それはジェイクが手袋を外しているところがないかと検証するためのものだった。
21年前のクリスマスイブのことは今となってはわからない。しかし、ジェイクのタトゥーに関しては確認できるはず。

「もしもこの映像の中でタトゥーがなかったら、」
「僕の記憶が間違ってるって言うんですか?」
いや、まあ、あの……さ。

とにかく、ジェイクの右手甲が見えるであろう場面を発見する。それを確認してみると……
そこには、タトゥーなど入っていなかった。

バーナビーはタトゥーを消したのだと言うが、跡も何も無い。
ではバーナビーの記憶は何なのか……
再びそれを思い出してみると、そこに出てくる者達はとても見覚えがある面々で……

「どういうことだ……?」



一先ず落ち着く。
そこで、改めて考え直してみる。

記憶の中のジェイクの顔は、いろんな人に変わっていっていた。記憶の書き換えだなんて、まさかそんなこと……

そこで母ちゃんから電話がかかってくる。やめるとちゃんと言えたかの確認電話だったが……まだです。ごめんちゃい(´・ω・`)

「あんた、また楓との約束破るの?」
「へ?」
画像
「今度ばっかりはフォローできないわよ」
母ちゃんのプレッシャー。

虎徹は楓のことを心配し様子を聞くが、母ちゃんによるとどうやら虎徹の能力とは違うとのことだった。
体が磁石になるとかで、もしかしたら二つの能力を持っているとも考えられなくはない。それがわからないからこそ、虎徹に早く帰ってきてもらいたいと思っていた。何かあってからでは遅いのだから。

虎徹は、とりあえず楓が能力に目覚めたことをバーナビーに打ち明ける。その上で聞いてほしいことがあると言い、意を決して……

「俺、ワイルドタイガーは諸事情により……」
全てを言いきる前に、バーナビーは理解する。

「早退、ですよね」
違います(´・ω・`)

ろくに話を聞かず、バーナビーはサマンサに連絡をとる。
テレビ電話越しにはなるが、タイガーとは初対面。その挨拶を交わし、それはそれとしてバーナビーは彼女に少しお訊きする。

「21年前、あの事件があった日、あなたはどこにいたんですか?」

サマンサには感謝している。けど、それとこれとは別。バーナビーは彼女も疑ってそう訊くか。

サマンサはあの日風邪をこじらせ寝込んでいたというが、それを証明することはできない。無条件で彼女を容疑者として外すわけにはいかないのだから、彼女を疑うのも仕方がない。
しかし曖昧な記憶で人を疑うのもどうかと言うところ。虎徹は電話を切らせ、改めてバーナビーを落ち着かせる。


バーナビーが動揺し、疑心暗鬼になるのも仕方のないことだろう。
記憶が曖昧となってしまい、これまで信じていたものが突然崩れ始めたのだから。

「僕はこれから、何を信じれば……」

だからバーナビーは考える。自分はヒーローをやめた方がいいのかもしれないと。こんな混乱した状態の中で続けていく自信はないからと。

「はぁぁぁぁ!?」
まあ驚くわな(´・ω・`)



夜。
結局言いだせず、虎徹は楓に謝る。

『だから?』

楓にとっては虎徹の事情は関係ない。
それ以前に……

「そんな言い訳信じるか!」
ですよねー(´・ω・`)

虎徹は話を逸らす意味も込めて楓の能力の心配をする。
それと同時に二つも持ってるなんてすごいなーと感心。しかし、楓曰く能力は一つなのだという。

「私の能力ってコピーなんだって」

それはイワンのようなコピーという意味ではない。
NEXTの能力を持っている人に触れると、自動的に能力をコピーするというそれ。村正が言っていたことだから必ずしも正しいかどうかは分からないが、きっとそうなのだろう。

まだ詳しいことはわからない……というより、虎徹に話すのも面倒。

「お父さんに話しても意味ないじゃん。だって、帰って来ないんだから」
画像
楓……(´・ω・`)


TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 4 (初回限定版) [Blu-ray]
バンダイビジュアル
2011-08-26

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 4 (初回限定版) [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック

Tiger
Excerpt: 第18話 Ignolance is no bliss.(知らぬが仏) 公式サイト
Weblog: ぬる~くまったりと
Tracked: 2011-08-03 23:18

TIGER&BUNNY第18話(8.2)
Excerpt: 意識を取り戻したクリームが意外な告白をし、バーナビーが苦悩したという話 すっかり虎徹が告白しずらい雰囲気になってしまったなあ バーナビーの両親を殺したものと思われていたジェイク・・・ しかし、バーナビ..
Weblog: まっつーのTV観覧日誌(*´д`*)
Tracked: 2011-08-05 01:59

TIGER&BUNNY #18「Ignorance is bliss.(知らぬが仏)」
Excerpt: 若いころのジェイクがイケメンすぎてビックリしたww 続きは追記からー
Weblog: 世界一周
Tracked: 2011-08-06 00:49

◎TIGER&BUNNY#18Ignoranceisbliss.(知らぬが仏)
Excerpt: バニーが電話にでる。クリームの意識が戻ったらしい。タイガーさんは引越しの準備をしてた。バニーに話すことに。スカイハイにおかえり、そしておかえりなさい言われる。ブルーロー...
Weblog: ぺろぺろキャンディー
Tracked: 2011-11-17 18:34