花咲くいろは 23話『夢のおとしまえ』

早朝。
緒花は民ちに声をかける。

「ここ、ホントになくなっちゃうのかなぁ? 私たちにできることって、なんかあるのかなぁ?」

しかし、返事がない。
下のベッドを覗いてみると料理用語辞典が残されてるだけで彼女はおらず。


「蓮さん、女将さんを説得してくれませんか」

蓮さんが言えばきっと考え直すこともあるだろう。そう考えての徹の提案であったが、

「早ぇもんだな」

蓮さんはこれまでのことを振り返る。
彼がここに来たのはちょうど今の徹くらいの歳。

「それからずっと女将さんを見てきた。これだけのことを決めたんだ。もう誰が何言っても女将さんは変わらねぇよ」

そうなのだろう。
信じたくはないが、それが現実なのだ。


菜子ちがやってくる。
巴がおはようの挨拶をするものの、基本のそれのレスが遅れるくらいに菜子ちも動揺を見せていた。


民ちは変わらず大根剥き剥き……しているように思えるが、

「そんなにいらないと思う。今日、波の間の菜子ちのお客さんだけだよ?」
ふむ(´・ω・`)

緒花は民ちならば大丈夫だと言う。大根をするする剥けるのだから、どこに行っても大丈夫だと。
民ちにはなりたいものがちゃんとある。では緒花はどうなのだろうか……というところ。女将さんが呼んでるとのことで、緒花はそちらへと向かうことに。


縁は美味しい美味しいジンジャーティーを持って、崇子のもとへとやってくる。
スイが急に言いだしたことに関して、やはり資金繰りが苦しかったのかと気にするエニシング。じゃなくて縁。そんな彼に、崇子は大学時代からのキャッチフレーズを思い出させる。
タイムイズマネーでも一石二鳥でもない。

「Never give up!! エニシングがまんまと騙し取られたお金は、私が必ず取り返す!!」

騙されたのはあくまでエニシング(´・ω・`)


「あんたは、これからどうする?」

スイにそう訊かれ、返せない緒花。
そこで崇子がやってくる。

「女将さん。私今から東京へ行ってきます」
「そうかい。ちょうどいい。この子を連れてっておくれ」

今の内に母親と会ってこれからのことを話しあってこいとのこと。その代わり明後日には帰って来いと。

「湯乃鷺は来週からのぼんぼり祭りが、一年で一番、お客さんに来ていただける華やいだ時なんだからね」

とりあえず今は緒花に考える余地はない。
出発まで一時間しかないとことで、早速準備に取り掛かる。


準備をしているところへ次郎丸が顔を出してくる。
彼は部屋代がチャラになり晴れて自由の身になるとのことだった。

「なんか僕一人喜んでるみたいで肩身狭いかも」
「それで、これからどこに住むんですか?」

それを考えてみると素直に喜べないか。
そしてこの問題は緒花も真面目に考えねばなるまい。身を寄せる場所はもうないのだから……


東京へ向かおうとする緒花に菜子ちは訊く。

「会うの? 片思いの人」

どうしようかなって、緒花はまだ若干の迷いを見せていた。
そんな彼女に菜子ちは言う。

「絶対会ってきた方がいいよ。会うんだよ!」
うむ(´・ω・`)

民ちから……と菜子ちが何か言おうとしたところで時間。手早く用件を済ませ、緒花は崇子について行く。


縁はしょんぼり(´・ω・`)
そこへ、豆じいが話しかけてくる。
崇子を追うべきかどうか迷っていた縁に、豆じいは柄にもなく話をし始める。

「崇子さんは、今度の東京行きが、喜翆荘の若女将として最初になすべき仕事とお思いになったんではないでしょうか」
若女将……か。

「じっと待つのも男の務めです」

不安を見せるのではなく、どっしりと構えてね。



電車の中。
女子高生の子守になんだか不満な崇子。

「おばさんには迷惑は」
「おばさん!?」
おばさん(´・ω・`)

一応義理の関係で考えればおばさんと呼ぶのは間違いではないのだろうが、

「お姉さんって呼んで」
「…ホビロン」
「え? 何?」
こんなんで大丈夫だろうか(´・ω・`)



書店。
孝一がバイトでレジを担当しているそこへ、偶然にもある者がやってくる。

「久しぶり」
ウインク(´-ω・`)

皐月と孝一の二人は近くのお店で一緒することに。
孝一としてはなかなかに気まずく感じるところだろうが、ごちそうになる。

「先に言っとくけど、もういい年の娘が振られようが妊娠しようが、母親の知ったこっちゃないわ」

だいたい距離に勝てるわけはないだろうと、皐月は言う。
だから孝一が振ったのだとしてもその母親に何も気兼ねをする必要はないのだ。

「緒花さんは元気でしょうか?」

しかしながら、そんなことを訊かれちゃあ女性として黙っちゃいられないだろう。
男に振られた女が元気なわけないのだから。
でも皐月の知らない事実がある。それを孝一は告げる。

「僕……緒花さんを振ってません」



電車内。
車内販売が遅く、それを気にしている崇子。
彼女に緒花は民ちが作ってくれたお弁当があることを告げる。
もう、早く言いなさいな(´・ω・`)

緒花は女将のたった一人の孫娘であるため、喜翆荘の女将の座とかを狙っていたのか崇子は問う。

「喜翆荘の女将になりたいなんて思ったことありません」
そ(´・ω・`)

弁当は美味しい。特にホウレン草のおひたしなんかはいい味出してるんじゃないかしら(´・ω・`)
里芋の面取りもすごく綺麗で惚れぼれするわ(´・ω・`)
とにかく美味しいわね(´・ω・`)



「あたしが夜逃げなんかしなければ、今でもあなたたち、東京でうまくやってた?」

それは何とも言えない。
それに子供は親に養ってもらっているのだからそれくらいは仕方ないだろう。って、緒花は思ってるんじゃないかな。
しかし、孝一は緒花のことを全然知らないのだ。知ってるようで知らないことだらけなのだ。彼女が仕事をしているところだって見たことないのだから……

「じゃあ、あたしに付き合いなさい」
ふむ……(´・ω・`)



これからどうするのか。
食後はそのことに関しての話をする。

喜翆荘にはまたママと一緒に暮らすための腰かけだったんでしょと崇子は言う。
若い子にはモラトリアムがたっぷりあって、東京ではボーイフレンドが待っているんでしょ。……なんて言うものの、緒花はそんな軽い考えなど持っていない。
だからうるうるとしてしまう……(´;ω;`)
画像

緒花は腰かけで喜翆荘に来たわけではないし、若くても人生は大変。そして東京にはボーイフレンドはいない……と訂正。
そこで車内販売がやってきたため、崇子は缶ビールを頼む。
緒花はコーラ……と紅茶。

「私、一人っ子なの」
それは緒花も同じ。

「義理の叔母の距離感ってどう?」
びみょー(´・ω・`)

「私は好き」

意外な答え。
そんな彼女が先ほど言っていたことを、緒花は改めて振り返る。
全ては彼女が言っていた通りなのだ。緒花は何かをやりたくて喜翆荘に行ったわけではないのだし、人生に苦悩しているとは言えない。それに東京には孝一がいる。ただし彼はボーイフレンドではなく、片思いの相手だが。



東京に着く。
これから崇子はどうプロデューサーを探すのかというところ。実は義理の姉から情報を貰っているのだと言う。
義理の姉というのはもちろん、緒花のママ。

「私も行きます」

喜翆荘にとって重大なことであるし、おば…お姉さんとママにだけ任せておけもしないのだからと。
それは正しい判断と言えるかどうか、この先になってわかることだろう。



孝一は同僚にシフトを代わってもらい、急遽用事を入れることに。
もちろんそれは皐月と行動を共にしてある場所へと向かうことなのだが、皐月の方こそ用事は大丈夫なのかと孝一は心配する。
そちらは仕掛けが終わってると、皐月は言う。

「待ち合わせをね…、すっぽかしただけなんだけど」



同時刻。
東京タワーにあの男がやってくる。

「ビンゴ」

伊佐美轍夫。
恐らく彼は皐月と待ち合わせをしていたのだろう。これが彼女の言っていた仕掛けというやつか。

轍夫はすぐに崇子に気付いて逃げ、崇子はその後を追う。
轍夫はなかなかにすばしっこく、ロストしてしまう。しかし、エレベーター前にいた緒花は見ていないのだから、このフロアにいるのは確実。
崇子は彼の携帯に電話をかける。すると着信音ですぐに彼の居場所がわかる。

「これ以上逃げたら、大声出すわよ!」

それでも轍夫は逃げようとするため、崇子は大声を出す。
轍夫は何か奇声を発しつつ引き返してくる。その勢いを利用しつつ、崇子は彼を投げ倒す。

『新しいおばさん……もとい、お姉さん。けっこうやる』

四十万一族の女として相応しい器か。



孝一は皐月について、オフィスへやってくる。
コーヒーを飲めないから番茶で。番茶は大好きだから。梅干しもあるとなおいいよ。
番茶に梅干し。超素敵よ(´・ω・`)

これから二人でAVを……なんてことはなく、孝一は一安心。

「あたしそんなに魅力ない?」
歳を考えると素敵だが、普通に考慮したら……アレだね(´・ω・`)

DVDを再生。
すると、そこに喜翆荘が映し出される。
これは喜翆荘を舞台にした映画のカメラテストの映像。結局ダメになったそれだが、その映画のプロデューサーが後ろめたさから喜翆荘の記事に使えないかと送ってきたのだという。
その程度では本来ろくな挽回にならなかっただろうが……今回に関しては、充分に価値のあるものであると言えよう。
この映像の中には、何故か緒花に対してのインタビューのようなものも収録されていた。

仕事は大変ですか?
「みんなで一緒にぼんぼる……あっ、頑張るのが大好きなので」
そこで菜子ちがチラリ。

東京から一人で仲居修行のために来たの?
「修行……かな?」

女子高生が一人で大変じゃない?
友達とか家族とか、東京にいるんだよね? あと彼氏とか。

「違います」

緒花は断言。置いてきたわけではないのだと言う。
孝一だって頑張っているのだからと。

いろいろと先が気になるところであったが、緒花へのインタビューはそこまで。
ちょいと結名ちゃんの飛び映像があったのち、厚化粧の巴のインタビューへ。
いろんな意味であんた誰や(´・ω・`)

孝一はコーヒーを貰うことに。
コーヒーは緒花と会った時に飲んだのが最後で、それ以来になる。
ファミレスのそれは薄くてあまり美味しくなかったものの、その時の味をずっと覚えていたくて…忘れたくなくて、孝一はずっと飲んでいなかった。
久々にそれを飲んでみて、彼にはわかったものがあったのだろう。

「僕、これで失礼します」
「そう。また会いましょう」
うむ(´・ω・`)


孝一は皐月に感謝していた。
もし彼女に会っていなければ、もうすぐで緒花のことを……

『緒花は、薄いコーヒーなんかじゃない』

と、歩道橋を渡ろうとした際。
そこで緒花と孝一は偶然にも再会を果たすことに。


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