と宗太がぽぷらのことを撫でて、ワグナリアのいつもの一日が始まる。
まひるはかわいいと言ってもらえるぽぷらのことを羨ましがり、それに山田も同意する。山田の場合は仕事なんてしなくていいよと言われるように甘やかされたいだけのようだが(´・ω・`)
山田を拾ってくれた音尾さんがいない今、そうならないのは仕方がないことか。
※音尾さんは生きています。
山田は宗太のもとに行き主張する。
「山田も、案外ちっちゃくて可愛くないですか?」
(´・ω・`)
「甘やかせて下さい!」
「はっ!」
鼻で笑う(´・ω・`)
宗太に鼻で笑われた山田は、博臣の胸で泣く。
「相馬さん。妹の山田を励まして下さい」
うわー(´・ω・`)
勝手に兄扱いされたことに、博臣も引く。
でも山田にとっては貴重な兄候補。そんな博臣のことは何でも知りたいからと、様々なことを訊く。
年齢は?
バイトしてない時は何をしてるか?
趣味は?
その全てが内緒とされてしまう。
「山田のことは好きですか?」
「普通かな」
そこは答えるのね(´・ω・`)
博臣は秘密主義で自分のことを何も教えてくれない。
とことで、ぽぷらとともに、相馬さんのことをもっと知り隊を結成する。
早速博臣のことをスト―キングしようと動き出した山田。こっそり後をつけるのは良くないことだと言うぽぷらだが、そんな彼女に山田は説いてやる。
尾行なんてめんどくさいことは相手を好きじゃないとできない。スト―キングは愛情の裏返しなのだと。
「種島さんに変なこと教えると、小鳥遊くんに怒られるよ」
山田が博臣のことをスト―キングしているということは、もう既に彼も知っていた。
甘いものを食べると脳が働くよと、たい焼きを渡す。
「おいしいです。これでうまくスト―キングできそうですよ」
「もうバレてんじゃねぇか」
ごもっとも(´・ω・`)
次なる手として、山田は男子更衣室に忍び込む。
さすがにマズイと感じたぽぷらだが、出る前に博臣がやってきてしまう。
どうやら誰かと電話をしているようだ。誰と話しているのだろうか……
「じゃあ例の物はいつものところに。……えぇ? 今更怖気づかないでよ。金を持って来ないと命はないよ。君の家族のね」
えー!?(((( ;゚Д゚))))
その後、博臣は更衣室から出ていく。
携帯は置いていったため、山田はその履歴を確認してみることに。
117。時報。ということはつまり……
「時報に電話をかけて、一人サスペンスごっこをする、ちょっと可哀相な頭の人、ということ」
……(´・ω・`)
その事実を知り、ぽぷらも涙目になる。
「かわいそうまさん、です」
そう言わんといて(´・ω・`)
「かわいそうまさ…」
「ちょっと待って!!」
かわいそうまさんがやってくる(´・ω・`)
実際はかわいそうまさんではなく、山田とぽぷらをからかっただけだという。流れ的に立場が逆になりかけましたが(´・ω・`)
携帯を取り戻して尾行は終わりというところで、博臣に電話がかかってくる。
「え? うんいいよ。 どうなっても知らないけどね」
やっぱり怖し(((( ;゚Д゚))))
まひるは宗太を見る。
かわいいと思われているぽぷらと違い、自分は男嫌いが治ったら宗太にもう構ってもらえない。そう考えるまひるは、ならばいっそ今のままでいいかなと考える。
宗太はそんなまひるの頬をマジックハンドでむにむに。
「働いてください伊波さん」
ごもっともだけどひでぇや(´・ω・`)
そんな様子を見たぽぷらは、まひるの気持ちが宗太に気付いてもらえずかわいそうだということを、八千代と潤に話す。
「まあ。小鳥遊くんったら鈍感ねぇ」
「ねー」
「どうして気付いてあげないのかしら」
「ねー」
(´・ω・`)
潤は無言で二人の髪をいじくる。心中お察しします(´・ω・`)
とにかく、ぽぷらは宗太にまひるのことをプッシュしようと試みる。
「伊波ちゃんってかわいいよね」
「先輩の方がちっちゃくてかわいいですよ!」
徹底してらぁ(´・ω・`)
でもぽぷらは負けない。
まひるは最近変わったと主張し、その例をいくつか挙げる。
宗太を見て赤面したり、もじもじしたり、勢いで殴ったり…
「もうー! 前からそうでしょ!?」
そうですね(´・ω・`)
ではアプローチの仕方を変えよう。ぽぷらは宗太にどういう子が好みなのか訊く。もちろんちっちゃくて可愛いのはなしで、異性として。
基本的にない宗太であったが、強いて言えば……
「暴力を振るわない人」
ダメだこりゃ(´・ω・`)
とにかく、もう少しまひるに歩み寄ってくれという話。
「要するに、もっと伊波ちゃんにかわいいとか言ってあげて!」
(´-ω-`)
「嫌そうな顔しないの!」
まずは練習。
人形をまひるだと思ってそれを実行してみると、
「伊波さん、かわいい…」
順調な滑り出し。
ではもっと大きな声で!
「伊波さん、すごくかわいい!」
で、それをまひるが聞いていましたと(´・ω・`)
宗太はすぐに誤解を解くが、まひるは腰が抜けてしまう。
ぽぷらが自分のために動いていてくれたことにお礼を言うまひるだが、今はこのままで充分だと言う。
それは今の状態でも充分に楽しいこともあるが、何より男に免疫ないままであんなことを言われてしまっては、体がもたないからだという(´・ω・`)
「伊波ちゃんの心と腰に負担かけてごめんね」
やっぱりぽぷら可愛いさね!(*´ω`*)
結局博臣のことはわからず終い。
独りぼっちの山田は音尾さんの遺影(のようなもの)を持ち、彼の早期の帰店を望む。
「騙されやすくて、人の言うことをホイホイきいてくれて、断るのが下手な超お人好しの音尾さーん! 音尾さーーん! 音尾さーーーん!!」
『返事したくないな…』
いるという(´・ω・`)
音尾が帰ってきたことにより、山田は彼にべったり。
杏子に帰ってきたことを知らせに来た音尾は、お土産を差し出してようやく帰りを認められる。
お菓子見てようやく音尾だと気付くなんて……(´;ω;`)
でも確かに、いくら行方不明の妻を探しているとはいえ、いないにも程がある。
音尾はいなくてもいいかななんて思ってたようだが、そんなことはない。杏子だって心配するのだ。
「お土産、日にち経ったら味落ちるだろ?」
ですよねー(´・ω・`)
また食べ物で杏子の気を引いている。それを目の当たりにした八千代は涙目で抜刀。さすがに今だけは山田も離れる。
本気で斬ろうと考えていた八千代だが、ここで斬ってしまえば杏子がお土産を貰えなくなりかわいそう。そう迷っていたところで、潤が指摘する。おっさんがいなくなれば店長はパフェを食う時間がなくなると。
「おっさんは店長の分も、仕事片付けてくれるってよ」
さすがの機転で場はおさまったが…
「でも、なんでその機転を、轟さんを振り向かせることには活かせないんだろうね」
(´・ω・`)
ぽぷらは潤と博臣のもとに行き、音尾が帰ってきたことで山田が喜んで良かったねと言う。
そんな彼女に、潤が言う。突然の話だが、人間という生き物は頭の上が死角だということを。
だからやりたい放題ですね(´・ω・`)
『完璧に八つ当たりだな』
だね(´・ω・`)
ぽぷらは宗太のもとに行きヘルプを求める。
「それにしても酷い。前々から思ってたけど、佐藤さんは髪を縛るのが下手だ!」
「そこじゃないよ!」
ともかく、宗太はぽぷらの髪を直してやる。
さすがに怒ったぽぷらは、潤に復讐してやると意気込む。
「怒った私は怖いよ!」
かわいいなー(*´ω`*)
でも復讐ってどうしたらいいのか。訊いてくるぽぷらに、宗太はなんとなく答えてみる。
無視とか、物を隠したり、靴に画鋲をいれたり、無言電話したり。
「かたなし君極悪人!」
あらら(´・ω・`)
ぽぷらは博臣を見かけ、彼にも意見を求める。
適任者を見つけてしまったなー感(´・ω・`)
博臣は自分がされて嫌なことをしたらどうかと言う。博臣にしては実にライト、普通の答えだ。
「本当は…、自分の恋愛がうまくいかないからって、八つ当たりするな。とか言うといいと思うけど」
後のことが怖いッス(´・ω・`)
ぽぷらは潤のもとに。
「首疲れるから喋んない。佐藤さんデカイから」
ふむ(´・ω・`)
「俺も首が疲れるけどな。種島が小さいから」
早速反撃を受ける。
が、ぽぷらは負けじと脚立を使って潤の上へ。そして……
「チビ」
潤は脚立をゆっさゆさ。
大人げないけどその気持ちはわからないでもない(´・ω・`)
普段嫌がらせをしているから、そのお返し。一応の復讐はできたか。ぽぷらもそれに応じたダメージを受けたが。
潤からの意地悪は背が低いのに次くらいに悩めるものであった。そんなぽぷらに、潤は言ってやる。
「悩みは人を大きくするんだぞ。良かったな」
とことで、これからも一つ(´・ω・`)
宗太はこれでいいのだろうかと心配する。このままでは、ぽぷらと潤が仲悪くなる一方であると思えるから。
しかし大丈夫だと、博臣は言う。
「すぐ忘れるから」
言ったそばから、ぽぷらは潤にお菓子をもらいゴキゲンに(*^ω^*)
山田は音尾にベタベタ。
さすがにウザい(´・ω・`)
備品を確認しにいかなければいかないという時は、音尾の背に背負われる。
「や、山田さん、こういうキャラだっけ? 確か、もっとおとなしかったような…」
「はい! 山田、前は超猫かぶってました!」
そんな二人を、博臣はパシャリとデジカメに撮る。
「早く、奥さん見つかるといいですね」
タイミングに悪意を感じる(´・ω・`)
ベタベタの山田を迷惑に感じる音尾であったが、甘えさせてあげてとぽぷらが言う。
山田にとって音尾は恩人。彼女はずっと音尾の帰りを待っていたのだから……
「養子にしてもらうために!」
産ませる手間も省ける。嫁にも行かない。親年金は食いつぶす。
そんなの嫌だ(´・ω・`)
ちゃんと叱らないと付け上がると言うのは宗太。
「いや、さっきから怒ってるんだけど…」
それでですかい(´・ω・`)
山田にとっての音尾が、宗太にとってのぽぷらであるならば、愛でていたい気持ちもわかる。
そう言い宗太が去ったところで、ぽぷらはまひるに話しかける。
「伊波ちゃんって、将来いいお母さんになりそうだよね」
ふむ(´・ω・`)
理想の家族……か……
それを想像したせいだろうか。まひるは直後宗太と遭遇し、殴り倒すことに(´・ω・`)
山田は音尾のいる今の幸せを実感。これが一生続けばいいのにと願う。
が、2、3日で出かけるのだという。
山田号泣。音尾は泣きやませようと、お土産に何が欲しいかを訊く。
「養子縁組の書類」
ちゃっかりしてらぁ(´・ω・`)
覚えていたらねと、そそくさと部屋を後にする音尾。
「音尾さん、またしばらく帰って来ないな」
どうだろうかね(´・ω・`)
音尾さんが
こんな時山田を癒してくれるのは何かというと、
「女の人の乳!」
父がいなければ乳。
杏子でもいいし、八千代でもいいし、ぽぷらでもいい。
しかしまひるは……
「なんでもないです」
(´・ω・`)
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