『どうやら、拉致監禁されてしまったらしい』
夏休みに入っておよそ十日が過ぎた7月29日のこと。もしかしたらもう30日になってしまっているかもしれないが。
捕まり身動きがとれないでいた阿良々木の前に、ひたぎが現れる。
「戦場ヶ原、手錠を外せ」
「嫌よ」
ふむ……(´・ω・`)
「やっぱお前が犯人かよ!」
なるほどなかなか鋭い指摘だが、その根拠は何だろうか。
「監禁場所にこの学習塾跡を選んでる時点で直感したよ。さっさとこの手錠を外しやがれ!」
「嫌よ」
ひたぎは頑なである。
「嫌よ、そして無理よ。鍵はもう捨てたから」
「マジで!?」
「解毒剤も捨てたわ」
「僕、毒まで盛られてるんですか!?」
「……ウソ」
でも阿良々木があまり聞きわけがないようだと本当になるかもしれないと。
「蝶のように舞い、蝶のように刺す…!」
「蝶が刺すか!」
正しくは蜂。
蜂の毒は強い……が問題ない。
「あなたは死なないわ。私が守るもの」
「いや…、そんなたった今この瞬間に思いついたみたいに、エヴァネタを絡めてこられても…」
それはともかくとして、阿良々木は空腹と口渇を理由に縄を解くよう誘導しようとするが、愚かで虫のような阿良々木がこういうことを主張するのはひたぎも計算済み。あらかじめいろいろなものを買っており、その袋を差し出す。
不機嫌そうな阿良々木がまず求めるのは水分で、ひたぎはそれを阿良々木に与えようとして……
「でも私が飲んじゃう」
と、それでひたぎが自身の喉の潤いを満たす。
阿良々木は物欲しそうな顔を向けるが、
「誰もあげるなんて言っていないでしょ?」
「(・_・)え?」
口移しで飲ませてくれるなんてことは思っていない。駿河じゃないのだから。
ベロチューの話だって求めちゃいない。今はただどうしても水分を欲しているだけで、阿良々木はその思いを正直に口にする。
「どうしても飲みたい」
「ふっ。この男にはプライドというものがないのかしら。そんな恥知らずなセリフをただの水飲みたさに口にするなんて。…もう死んだ方がいいんじゃない?」
『楽しそうだなぁ…』
哀れすぎて見ていられないから同情して水を恵んでくれるというひたぎ。
水を己の手の甲にかけ、そこから指を辿ってその先に集まった水滴を、水飲み鳥のごとき阿良々木に差し出す。
「どうしたの? 喉が渇いているのでしょう? ならばベロベロと舌を伸ばして、キリンのように汚らしく舐めるがいいわ」
ふむ……(´・ω・`)
でも舐めなければ喉が渇いていたことは嘘になってしまい、そんな嘘つきにはお仕置きが必要になる。だから阿良々木は舐めることにし、醜態をさらすことに。
「ああ、なんてみっともない。惨めさも極まるわ。普通水が飲みたいくらいでこんなことしないの。阿良々木くんのこと、最初からこんな風に女の子の指を舐めまわすのが好きな変態さんなの」
『もう、元気はつらつ、戦場ヶ原さんだった』
携帯の待ち受けにしたいくらいのいい画だった阿良々木の醜態はともかくとして。
次はおにぎりを食べたいと主張し、珍しく寛大な気分の戦場ヶ原はおにぎりの具は何がいいかを訊く。
いちごババロアで(`・ω・´)
でも阿良々木は何でもいいと、おざなりな答えを返す。別にパン派というわけでもなく、見る限り買っているものは限られているため、ないものは求めないという考えであった。
「パンがなければお菓子を献上すればいいのよ」
『圧政すぎる…!』
「ほら私って、蝶よ蜂よと育てられたから」
「それは花が正解だろ!」
そんなこんなで口に食べ物を詰め込まれて時間経過。
「今日は時間がなかったからコンビニご飯だったけれど、心配しないで阿良々木くん。明日からはちゃんとお弁当を作ってきてあげるわ」
どうにもひたぎの目的が見えてこないように思えるが……冗談混じりに聞こえる“守る”という言葉。それが本気であろうことが窺えた。
まあそれはそれでいいとして。
「ちなみに戦場ヶ原。そのぉ下世話な話、これトイレとかどうするんだ?」
「心配しないで。私、阿良々木くんのおむつなら替えられるわ」
うわぁ(´・ω・`)
「知らなかった? 私はあなたのことを愛しているのよ阿良々木くん。たとえあなたが全身汚物にまみれようとも、躊躇なく抱擁できるくらい。呼吸から排泄に至るまで、私があなたの全身を脳まで含めてくまなく管理してあげるんだからね」
『愛が重い!』
今更だけどね(´・ω・`)
7月29日 土曜日 朝。
阿良々木はこの夏休みの日曜日を除く毎日、学年トップクラスの成績を有するひたぎと学年トップの成績を有する羽川に日替わりで勉強の面倒を見てもらっていた。しかし、この日は担当の羽川にどうしても外せない用事があるとのことで、阿良々木は暇人と化していた。
下の部屋にはちっちゃい方の妹・月火がおり、でっかい方の妹・火憐はお出かけとのことだった。
「トラブルは勘弁だぜお前ら」
別に何かを企んでいるわけではないというのに、お兄ちゃんは心配性なんだから(´・ω・`)
「心配してんじゃねぇ。信用してねぇんだ」
言葉の上では明確な差異があるこの二つだが、意識上ではそう懸隔はないだろう。
が、月火はめんどくさくてぽてんと横になる。
「途中で喋るのやめんなよ!」
で、でっかい方の妹はどこに行ったのか。気になってしまう阿良々木だが、むしろトラブルを解決しに行ったのだという。まあそれがトラブルであるわけなのだが。
「もうお兄ちゃん。中学生同士のけんかに首突っ込まないでよカッコ悪いな。けんかっていうのはね、それはそれで立派なコミュニケーションなんだよ」
場合にもよるが、確かに聞こえはいい。
「けんかがいけないんじゃない。正しいけんかの仕方を知らないことがいけないんだよ」
なるほどそれはごもっとも。
子供時代は得てしてその正しい仕方を知らないものだが、経験して身につけていくというのであればそれもまた良いものだと言えるであろう。
案の定と言うべきか、妹達のけんかは必ずと言っていいほど暴力が伴い、それは決して正しい喧嘩の仕方とは思えない。彼女たちは今正しい喧嘩の仕方を知る道程にいると言ったところか。
「もううるさいなぁ!」
阿良々木が二人の問題に首を突っ込んでいると、月火が思いを爆発させる。
「でっかい方もちっちゃい方も中くらいの方もぜぇーんぶ知らないっ!」
中くらいな妹はいないけどね(´・ω・`)
『そんなんだから心配のしがいがねぇんじゃねぇか。お前らは』
大人になれとは言わないが、迷惑をかけない程度におとなしくしていてもらいたいところ。だが、どちらかと言えばおとなしくしろという方が無理な相談か。大人には歳をとれば誰だってなれるのだし。
かといって、千石ほどにおとなしいのも問題……とことで、阿良々木は撫子のことを回想する。
『今度は撫子の家に遊びに来てね』
そう彼女が言ってからずいぶん時間が経っている。いい機会だからと電話をしてみることにすると……
「も、もひもひ! 千石です!」
ふむ……(´・ω・`)
「暦お兄ちゃん、久しぶり。どうしたの?」
「いや、突然で悪いんだけど、前に何か千石の家で遊ぶ約束したろ? 今日あたりどうかなって思って」
「へ、へぇー」
ふ、ふむ……(´・ω・`)
撫子は今日以外は全部忙しいとのことで、今から行くという約束をとりつけることに成功する。
「おい。そういうわけだから」
「いってらっしゃーい。留守番は任せて」
「いや、じゃなくて。お前も行くんだよ」
撫子のところに行くのだから当たり前。そう考えている阿良々木だが、今回の件に関してはマイノリティですよ(´・ω・`)
撫子のことも考えて、月火は阿良々木一人で行ってくるように言う。
「私は友達の恋の邪魔をするほど野暮じゃないの。それがたとえ報われない恋だとしてもね」
「は? 来い?」
ダメだこりゃ(´・ω・`)
まあとにかく、阿良々木一人で行ってくることに。その前にあと一つ、月火は言う。
「お兄ちゃんってさ、最近火憐ちゃんと取っ組み合いのけんかとかめっきりしなくなったよね。それって何で?」
阿良々木はマジで格闘技をやっている火憐を相手にしたくないということを理由にして説明する。
それだけならば納得のできることではあるのだが、先の月火がヒスった時のことを考えると納得しづらい。月火たちにしてみればわがままが通りやすく良くもあるのだろうが……
「勝手に一人で大人になんないでよね。つまんないからさ」
阿良々木は撫子の家へと向かう。
阿良々木は人間に戻ったとは言え吸血鬼になっており、その後遺症が残っているため妹達と取っ組み合いの喧嘩をすれば弾みで殺してしまいかねない。だからなるべく喧嘩を避けていたのだが……そんなこと説明できやしまい(´・ω・`)
なんてことを考えていると、グドンが天敵であるものとは別のツインテールをぴょこぴょこさせた八九寺真宵を発見。阿良々木は不敵に笑みを浮かべる……
とは言え、撫子の約束があるためじっくりと考える阿良々木。
『だいたい僕、あの生意気な小学生、そもそもあんまり好きじゃないんだよなぁ…』
ぴょこぴょこ(´・ω・`)
『いやもう、はっきり言っちゃえば嫌いだし。もう大っ嫌い。見かけたからって、声かけるような仲じゃそもそもないんだよ』
そう考えつつ、体をほぐす阿良々木さん(´・ω・`)
『でもまあそうだな。年上の高校生として、小学生相手にそんな態度をとるのも器がちっちゃいか』
ぴょこぴょこ(´・ω・`)
『いやもうホント、全然会えて嬉しくなんかないけど、せめてそのフリくらいはしてやるのが、最低限の礼儀ってやつかな。ふっ、僕も甘い』
そんなこんなで気合十分、準備も整った。
クラウチングスタートでいざ……真宵のもとへ!
彼女の背後から急接近、気付かれずに接触できた阿良々木はそのハイなテンションのまま真宵を胴上げするようにして全身にキスの嵐。
「ほら暴れるな! パンツが脱がせにくいだろうが!」
こいつヤバい……(´・ω・`)
警戒する真宵は電柱に登って距離をとり、阿良々木を威嚇する。
興奮状態にあったが、その相手が見知った人物であるとなんとか気付くことができて我を取り戻す。
「阿良々木……よみこさんじゃないですか」
「概ねその通りであって非常に惜しい感じなんだが……しかし八九寺。人を神保町に本で詰まったビルを所有している、大英帝国図書館特殊工作部勤務の、紙使いのお姉さんみたいな名前で呼ぶな」
読子・リードマン。久しぶりにR.O.D観よっかな……(´・ω・`)
いろんな意味でそれはそれとして。
阿良々木はこれからどちらにお出かけかと真宵は訊いてくる。
「阿良々木ハーレムの新メンバー探しですか?」
「そんな悪趣味なグループを組織しちゃいねぇよ!」
悪趣味なソロ活動はしてますけどね(´・ω・`)
阿良々木は撫子のもとに遊びにいこうという算段であることを話す。
それにしては浮かない顔であることを真宵は指摘し、
「まるでアニメ化されないことを散々自虐的にネタにしてきた物語が、何かの間違いでうっかりアニメ化されてしまったみたいな。そんな気まずさを感じさせるお顔をされていました」
「そんな具体的な顔してねぇよ!」
予定外のハッピーに対してナーバスになることはあるとしても、新たな領域に踏み入ることによって得る物は必ずあると真宵は言う。
「一言で言って、お金ですね」
まあお金はいいものだ。
だが他にもあってほしい。たとえば“愛”とか。
「はい? 愛? ああはいはい知ってます。それこないだコンビニで売ってました」
「売ってたの!? コンビニで!?」
「ええ。298円で」
「やすっ!」
それはそれとして、真宵はEDテーマでどんなダンスを踊るのか楽しみにしているのだという。
「キャッツアイのエンディングみたいなのが、色っぽくていいですよねぇ」
「シルエットでいいのか!?」
ジェネレーションギャップを感じる(´・ω・`)
ともかく。
阿良々木は話を変え、属性が吸血鬼であることから話に入る。
「なるほど、修羅々木さん」
「ものすげーカッコいいから、むしろそっちの名前に改名したいくらいだが……しかし八九寺、何度も何度も繰り返して言うように、僕の名前は阿良々木だ」
「失礼。噛みました」
「違う。わざとだ」
「噛みまみた」
「わざとじゃない!?」
「ファミマ見たー?」
「そんな気軽にコンビニの場所を確認されても!」
『愛か? 愛を買いに行くのか!? 298円で!!』
どうも話が脱線してしまう。
吸血鬼の話に戻ろう。
そんなことを家族だからって大っぴらに言えないものの、いつまでも隠し通せるものではないのかなぁと相談する阿良々木。
しかしそこまで気にすることもあるまい。
誰でも、人には言えない秘密が一つや百個はあるものですから。by貴音。
だいたい、秘密を共有することは否応なく相手を巻き込むことでもあると真宵は言う。
話すことで阿良々木自身は軽くなるかもしれないが、その分家族が辛いことになるかもしれない。
「今、阿良々木さんに必要なのは……そう。秘密を持ち続ける勇気です!」
ただの秘密なのだが、勇気を加味することでうまいこと誤魔化している。そんな気休めでもいいのではないだろうか。自身が納得できるのであれば。
“勇気”と最後に付ければたいていの言葉はポジティブに置換できると言う真宵に対し、日本語はそんな単純な構造なっていないと阿良々木は言う。
とことで、真宵は一つやってみることに。阿良々木を納得させることができたら、彼がこの場で逆立ちをするという。その代わり、納得させることができなければ真宵の方が逆立ちをしろと。
「そのスカート姿でな!」
ダメだこいつ……(´・ω・`)
「飛んで火にいる不死の鳥とはあなたのことです、阿良々木さん」
ふぇにっくすー……(´・ω・`)
勇気シリーズ。
まずは小手調べ。
「恋人に嘘をつく勇気」
なるほど、狡い嘘かもしれないというのに、勇気が付くだけでそれが優しい嘘であるかのようだ。
「仲間を裏切る勇気」
これもまた然り。逆に仲間を守ったかの印象を受けるこの言葉の威力はなかなか。
「怠惰に暮らす勇気」
ボクこの勇気持ってるよ(´・ω・`)
しかし阿良々木はここで負けを認めるわけにはいくま……
「負けを認める勇気」
『負けを認める!』
カッコいいものね(´・ω・`)
でも実際は負けを認めただけ。とにかく、阿良々木はより良い土下座を追求すべく逆立ちをすることに。
「いいだろう。逆立ちする勇気だ!」
でも実際にここまで育った人間が逆立ちしてるのを見ると引くものだ。
真宵はすぐにやめていいと言うものの、阿良々木はさながら今は亡き友人との約束のごとく逆立ちをし続ける。
「いや、何て言うか…。僕が逆立ちしたところで、結局この角度からだと、お前のパンツは見えるんだな、と思ってさ」
変態だ(´・ω・`)
「変態の汚名を受ける勇気!」
まさに変態紳士といったところか(´・ω・`)
自分の開発した技術により苦しめられることになった真宵。
こんな変態によって奥義が完成されるとは皮肉なことだ。
「けれど、子供パンツなんて言って悪かったな。まさか八九寺が、黒のスケスケパンツを穿いていようとは思わなかった」
ふむ……(´・ω・`)
でも真宵によると、ちゃんと需要に応えて子供パンツを穿いているのだという。
「うさぎさんが描いてあるでしょう!?」
キュゥべえが描いてありそう(´・ω・`)
「うさぎさんなんて見えんなぁ。見てほしいならもっと見やすい姿勢をとれ!」
いやいや(´・ω・`)
とにかく、怪異関連のことは秘密にしておくのが吉ということで話がまとまる。
怪異というのは言わば舞台裏だと真宵は言う。
「普通、舞台の上だけ見ていればいいんです。それが現実というものです」
知らぬがポメラニアンさね(´・ω・`)
「ですから阿良々木さん。阿良々木さんは、もしもご家族さんが不幸にも舞台裏に足を突っ込んでしまった時、その時にはそっと導いてあげればいいんですよ。それまでは何もしないのが正解です」
真宵と会い、あらゆる意味で参考になる話を聞けたことだろう。
迷っていた結果阿良々木に会うことができた真宵もまた、素敵な話をできたと思っているであろう。
そんな彼女との別れ際、阿良々木は声をかける。
「お前…いなくなったりしないよな?」
メメもどこか行ってしまったから、不安に思っているのだろう。
他人の都合ばかりを考えている阿良々木が自分の都合を押し付ける相手は、真宵か忍くらいのものだろう。
そのことを光栄に思いつつ、真宵も質問を返す。
「もしもまた、私がどうしようもなく困っていたら、その時は助けていただいても構いませんか?」
愚問だな(´・ω・`)
「助けるよ。当たり前だろ。他の奴にお前を助ける暇なんて与えない」
相談も、阿良々木以外にしたら許さない。
「私が迷子でなくなった後も、この街にい続けていることには、きっとちゃんとした意味があるのです。その意味がわかるまでは、私はいなくなったりはしませんよ」
皆が生きていることにも意味がある。それがなくなり去る時がきたとして、その時に別れのあいさつをできるのだとしたら、それはとっても素敵なことだろう。
さよならを言える別れは幸せ、なのだから。
真宵もいなくなる時は阿良々木にごあいさつをするという。
「そうか。じゃあ是非、そうしてくれ」
「ええ。怒られるのは怖いですから。ねっ」
うむ(´・ω・`)
この記事へのコメント
あるるかん
ひたぎと暦の関係をギルガメッシュとセイバーにしても面白いそうですね(笑)。
「ふっ。この女にはプライドというものがないのか。そんな恥知らずなセリフをただの水飲みたさに口にするとはな。…もう死んだ方がよいのではないか?」
「どうした? 喉が渇いているのだろう? ならばベロベロと舌を伸ばして、キリンのように汚らしく舐めるが」
……ああ、違和感ないな(笑)。
本隆侍照久
初っ端から会話だらけで正直かなり大変だったのですが、あれでもやっぱり削減されているんですね(´・ω・`)
でもあれだけ会話があると、久しぶりでもこの世界の雰囲気がすぐに甦った感じです。化の時は修羅々木さんちの妹さんにほとんど触れることがなかったので、どんなエピソードになるのか楽しみです(´・ω・`)
ひたぎと暦の関係はいろいろと別のコンビに当てはめる事が出来そうですね。裏表のない御方と変態紳士とか。
でも男がここで言うひたぎの立場になることは珍しく、それが成り立つギルガメッシュさんはさすがですね。暦のような人物を相手にするとその痛さがより活きそうな気がします…w
ま、男同士のこういったプレイ図はあまり想像したくないですがw