ただそれでも熱はある程度引いたとことで、翌日阿良々木は外出する。
早速真宵を発見。いつものように……ではなく、普通に彼女と接触する。
「阿良々木さんですか」
「いや、名前噛めよ!」
いやいや(´・ω・`)
真宵が今まで嫌がっていたのは単なる振りだったとのことで、それに応えられなかった阿良々木に対して辛辣。
阿良々木からセクハラ行為を抜いたらミジンコくらいしか残らない。とことで不機嫌に去っていこうとする真宵。それに追いすがる阿良々木。
「セーブポイントからやり直してー!」
そんな話はともかくとして、阿良々木は少しシリアスな話へ移る。
囲い火蜂の話。妹が短絡的すぎるという問題点を挙げる阿良々木だが、真宵らからしてみれば阿良々木も同じ。そしてそういう阿良々木がいたからこそ、真宵はこうして呑気にお散歩できているのだし、妹たちに救われた人もいっぱいいるのではないかと言う。
ふむ、なかなか納得できるとこだ(´・ω・`)
いつ大人になるのか……なんて考えると、それは難しい。なろうとしてなるというよりも自然と大人になっていくものだから、中学生の妹達に大人になれと言うのは酷なものなのかもしれない。
それに、阿良々木も大人だと言い切れないところもあるのだし。
真宵は自分のことをどう思っているのかと言うと……
「体は子供。頭脳は大人です」
名探偵ですね(´・ω・`)
「で、八八寺。何の話だっけ?」
寺が一つ減ってます(´・ω・`)
改めて。
「気が付かなかった。悪い。八七寺」
さらに減ってます(´・ω・`)
ともかく、もうすぐ目的地であるひたぎの家に着くとことで、真宵と別れる。
ひたぎの家に辿り着く。
扉を開けると、そこではひたぎが一心に鉛筆を削っていた。
怖し(´・ω・`)
とにかくお邪魔させてもらい、ひたぎがこうして武装準備している理由を問う。
話によると、ひたぎは貝木と話をつけに行こうとしているとのことだった。保護という名の監禁に阿良々木が従わぬ以上、攻撃に打って出るしかないようだ。
それはそれとして、阿良々木の方の話。
「そういえば、あの後羽川と話したんだが…」
「えっ。羽川様…あ、いや、羽川さんが私の事、何か言ってたの?」
羽川様……(´・ω・`)
でもこれはいじめられてるとかじゃないという。
「毎朝羽川さんの靴を磨いているのも、私が好きでやらせていただいていることよ」
なんて卑屈さ(´・ω・`)
ともかく、貝木に会いに行こうとしているひたぎ。その場所は昔彼から貰った名刺を奇跡的に残していることから繋がった。
その名刺を見せてもらい……なんてこった(´・ω・`)
ゴーストバスター 貝木泥舟。
「お前これ、騙される方も悪くないか?」
まさかそんな間の抜けた肩書を名乗る奴が本当に詐欺師だとは思わない。
それはわからなくないとしても、本当に頼れる存在だとも思いません(´・ω・`)
ともかく、ここに記された番号に電話をして貝木と話したというひたぎ。阿良々木は彼女についていっていいかと許可を求めるものの、目の前に鋭い鉛筆を突きつけられ止まる。
だからと言って簡単に引けはしない。妹達が囲い火蜂という怪異を押し付けられたことを話す。
半分引き受けた阿良々木は万全とは言えずとも吸血鬼の治癒スキルでなんとかなっている。引くに引けない状況だ。
妹が絡んでいるからこそ必死になる阿良々木だが、何もそれだけではない。
「お前も絡んでる」
ひたぎのためでもある。
ひたぎが貝木に話をつけようとしているのは阿良々木のためでもあるが、彼女自身がもともと考えていたことでもあるようだった。
些細なことだと言ったのはツンデレっただけ。
詐欺師に復讐だなんて、それはすべきことではないだろうが……
「まさか。5人の詐欺師と言っても、忍野さんの言葉じゃないけれど、私は被害者面をするつもりはないの。こちらから頼って裏切られたんだから、それで逆恨みしようってほど、私の人格は……私の人格は…」
「私の人格はともかくとして、筋は外すつもりはないわ」
人格には問題あるんですね(´・ω・`)
他の詐欺師はともかくとして、貝木は別だと言うひたぎ。
「お父さんとお母さんの離婚を促したのが、貝木だからよ」
それで結果的に従った方にも問題があるとしても、家族を弄んだことは許せない。その心は持ち続けるべきだろう。
確かに、貝木がいなくても離婚したかもしれない。だからと言って、悪意を許せはしない。
「悪意は私の専売特許よ」
そういう問題ですかぃ(´・ω・`)
阿良々木を守るというのは単なる口実なのかもしれない。だからツンデレったのかも……しれない。
蟹に憑かれていた最中の出来事と考えるに、ひたぎは貝木を憎むこともできなかったはず。ただそうなると一つだけわからないと阿良々木は言う。貝木は偽物の詐欺師のはずなのに、蟹に気付いていたように思えると。
「さてね。でも、本物以上の力を持つ偽物なんて、本物以上に厄介よ」
今回その被害者になったのがファイヤーシスターズ。
正義マンな彼女たちだが、貝木の不吉に正義は通用しないとひたぎは言う。
とことは、ひたぎは貝木に何をしようと考えているのか……
「罪を犯すつもりはないわ。罰を与えるだけよ」
現代社会においてそれは通じないが。
阿良々木はひたぎを愛しているからこそ、常に一緒にいたいと思っている。だからこのまま彼女を一人で行かせるわけにはいかないのだ。
「行くなら一緒に行こう。お前は僕を守ってくれ。僕はお前を守ってやる」
あらやだカッコいい……(*´・ω・`*)
「私が男だったら、そのあまりの漢っぷりに対して、嫉妬に狂って殺してるわ」
恐怖(´・ω・`)
ともかく、阿良々木は貝木のところへ同行するのを許されることに。ただ一つ、願いという名の条件を与えられる。
「今回これから貝木と会うことで、私はけじめをつけるつもり。御主人様……いえ、羽川さんが髪を切ったようにね」
気になるどころの言い間違いじゃねぇや(´・ω・`)
とにかく、ひたぎも前に進むべく髪を……ということか。
具体的なお願いについては言わない。伏線にならないから。
まあこの気になる話を事件解決まで我慢するというのがお願いのようなものだろう。
ともかく、二人はともに貝木のところへ向かうことに。
約束の時間は午後五時。
それまでは時間があるとことで、阿良々木はいったん家に戻ることに。
ひたぎもやや眠い。貝木は寝ぼけた頭で相手のできる詐欺師ではないとことで、それまでは寝て頭を休めておくべきか。
「火憐ちゃんがいなくなった!」
帰宅すると、月火から衝撃的なことを聞かされる。
混乱する月火を落ち着かせ、火憐が行く先の心当たりを訊く。が、訊かずとも向かう先は予想できるだろう。つまりは貝木のところだ。
火憐はその居場所を知らないはずなのだが……
「僕が捜してくる」
月火だと逆に説得されかねないから。
信用はしていなくとも心配はしている。でもそれ以上に阿良々木は怒っていた。
阿良々木は自分が火憐だったらどう行動するかを考える。
まずは家から離れる。それが最低条件で、問題はそれから。
なんてことを考えていると、
「うるさいのぅ」
忍が姿を現す。
概ね状況をわかっている彼女。力関係は阿良々木の方が上だから、命令されればそれがどんな不本意な内容であれ逆らえないと言う。
それはつまり、協力はしてやるが忍の側から申し出ることはないということ。命令という言葉は体面上のもの。彼女がこうして出てきたのは協力するためなのだ。
「じゃあ命令だ。火憐ちゃんがどこにいるか、捜しやがれ!」
まったくもう、仕方ないなー(´・ω・`)
忍は血の匂いで火憐ちゃんの居場所を感じ取る。
いざそこへ(`・ω・´)
この記事へのコメント
花鳥風月
いきなりで失礼にあたるかもしれませんが、もしよろしければ相互リンクさせていただけませんか?
ご検討して頂ければ幸いです。
http://anima7.info/
本隆侍照久
はじめまして^^
相互リンクのご依頼ありがとうございます。早速追加させていただきましたのでご確認ください。
こちらこそよろしくお願いします^^
あるるかん
まあ火憐のファーストキスを奪い取った鬼畜兄貴には代わりありませんが。
ひたぎの胸をなぞる仕草やへそが何ともエロい。
アニメで一瞬だけ暦の「愛している」に呆けた顔がありましたが、原作では暦の愛の言葉に感激して、無表情なまま頬を赤らめて、今回みたいに自分を抱き締めてプルプルと震えていたので、映像化したら官能的になっていたかもしれません。
本隆侍照久
駿河の教訓を活かして普通に接するかと思ったので、また得意げな表情を浮かべた時にはドキドキしましたよ。結局は普通に接触したわけですが、まさか今までのがフリだったとは思いもせず、これで阿良々木はまた元に戻るのでしょうかね。ま、それでこそ彼らしいと思うのでいいのですが(´・ω・`)
原作だとどういう表現になっているのかわかりませんが、アニメでのこの世界はリアクション豊かでいいですね。ひたぎの仕草等は確かに注目しちゃいますよね(´・ω・`)
難しい表現もあるかもしれませんが、これからもアニメらしく活き活きと描写してくれたら素敵かと思います(`・ω・´)