バクマン。2 23話『勝ちと負け』

KTMの100倍面白いと自負する亜城木の新作『完全犯罪クラブ』。
一見してせこいように見えたが、画風や展開の真剣さから港浦は惹きこまれていく。

とにかくなかなかの評価のようで、一話はこのままでいくことに。
次は二話を考えるのだが、そこで安之城舞というヒロインを入れるという考えまで浮かんでいる。
画像
もう頭の中ではだいたい形が出来ていることを把握した港浦は、二人を信じてそのネームを描かせることに。



後日。
港浦のもとには相田がやってきて、亜城木のネームはまだかと催促。連載会議まで一週間と差し迫っているのだから、それもごもっともだろう。
だが港浦は深井事情を説明せず、高浜のもとにネームを見に行く。

高浜の今回のネームは彼なりに自信があるようで、確かに面白いことは港浦も認めていた。しかし亜城木の作品を既に見た以上、これを安易に連載会議に出すわけにはいかないと判断しその旨を高浜に伝える。
高浜としては戦わずに負けるのは納得いかないため一応は連載会議に回すよう要求。どんな形であっても連載になればこっちのものだと……そう言ったのは港浦であったから。しかし、港浦自信がそれではダメなのだと今になって気付いていた……



『+NATURAL』のアニメ化が決定。これでますます亜城木のハードルは上がることになった。
他の編集者としては他人事なのか、自業自得だなどと言う。相田も亜城木がエイジ作品に並べるものが描けないと思っていたようで、そのハードルを下げてもらうよう編集長にかけあってみると宣言する。しかし港浦は亜城木を信じるように、ダメでも自業自得だということを盾にこのままで通すことに。


亜城木夢叶が厳しい条件で連載会議に臨もうとしていることを知った福田は、マンネリ化している自作品を改めて見つめ直してみる。
そして一つの決意をする。



サイコーのもとに高浜から連絡が入り、連載会議に回すネームを見せることに。
普通ならばOKしないところだが、高浜が切実であり、また貴重な意見を聞けるとあってそれを許すことに。

その結果、高浜は今回会議に出すのをやめることに決める。
亜城木作品の面白さは港浦の言った通りであり、またこれは卑屈になったわけではない。改めて亜城木夢叶に負けないような作品を描きたいという思いがついただけで、彼はまた次なる作品に臨む。


亜城木夢叶の連載ネーム『完全犯罪クラブ』が相田に渡される。
さて、どうなるか……(´・ω・`)



クリスマスイブ。
サイコーはシュージンの家にやってきて、会議の結果を待ちながら前祝いをすることに。それくらい、今回の作品には自信があるのだ。
亜豆はもちろんここには来ないが、代わりに彼女特製のクリスマスケーキを食せることに羨ましす(´・ω・`)


雄二郎ら編集者にしてみても、亜城木作品が連載決定に固いという見方であった。
しかし、今回は単純な相対評価では決まらない。絶対的なハードルが存在するのだ。それがどうなるものか……


連載会議。
『完全犯罪クラブ』は、この会議に出席するどの者からも高評価。ただ、吉田氏だけが学校の不法侵入は問題あるのではないかと提言。画がリアルだから確かに問題になりそうではあるが、この画のリアルさこそ評価すべき点。この程度なら問題ないと編集長は言い、ならば今回の作品の中で明らかに優れていると誰もが認める作品となった。
本来ならばこれで連載決定……なのだが、

「ダメだ」

編集長の一言で場の盛り上がりが一気にストップする。
今回の評価は連載のありなしというよりもむしろ、エイジ作品を越えられるかどうか。その二択を皆の判断に託すことにし、ならばと皆の評価は際どくなる……


改めてエイジの壁を考えてみると、サイコーらも不安になる。
だからここで一つ確認。もしジャックがダメだったとしても、漫画家はやめない。それを確かめあい、サイコーらは会議の結果を待つ……


連載会議では、『完全犯罪クラブ』がエイジ作品に勝てるかどうかという話し合いに移っていた。
相田は勝てるに一票。だが、自分の班だからということがありその評価は値せず。今後の可能性について説こうにも、どんな作品にだってエイジに勝てる僅かな可能性は残されているのだから意味がない。あくまで現段階でエイジ作品に勝てるかどうかが焦点になる。

でも方向性が違うこともあり、一概に勝ってる負けてるで判断するのは難しく、話しあいは一向に進まない。
だから最終的に、編集長の判断によりこの場にいる者達で多数決をとることに決まる。

一人一人の判断が作家の今後を左右しかねない重要な選択。まずその二択を迫られた大西は、“負け”に一票。
次。吉田氏は“勝ち”に一票。
中野は“負け”に。
相田は“勝ち”。

亜城木を評価していた副編集長の瓶子も、今回ばかりは“負け”に一票。これで後がなくなる。
矢作は“勝ち”に一票。そして最後の判断は編集長に委ねられ……

「完全犯罪クラブは面白い。……が、ダメだな。CROW、+NATURALに勝てるとは思えん」

つまりは“負け”の判断。
『完全犯罪クラブ』の連載はなしに決まってしまう……


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