ようやく平常待機状態に戻りほっと一安心のアレクサンダー……であったが、それも束の間、ニルヴァーシュが動き出し慌ててそれに飛び乗る。緊急停止のレバーを引きストップしたニルヴァーシュ内では、アオが悔しさを露わにする。
テロリストを追おうとしたアオであったのだが、それはIFOチームの仕事ではない。もう会社の一員になっている彼は、その方針に従わなければならないのだ。
そんなことをイビチャやレベッカが説明しているところへ、社長のクリストフ・ブランがやってくる。ガラスの外で見ていたフレアは嫌そうな顔を浮かべる……
アオのペナルティについて重い処分を考えていると言うレベッカだが、クリストフは厳重注意くらいでいいだろうと言う。甘すぎるとも思えるところであったが、チーム・ゴルディロックスの件もあるためイビチャも異論なし。アオはこれ以上のお咎めはなしということに決まる。
「IFOのパイロットは私にとって我が子も同然だからね。子供を信じてやるのも、父親の務めさ」
わーい、アオには父親いっぱいだーヽ(´・ω・`)ノ
なんてはしゃいでいられない。(はしゃがないけど)
ガラス越しのフレアは呟く。
「あなたにそんなことを言う資格……ない」
数日後。
かわいいノアを背負って社内を歩くアオ。それも奇異な目で見られる対象となったろうが、それ以上に変わった者がアオの後を尾けていた。
あからさまに不審な動きで尾行をおこなうのはピッポ。もちろんアオはそれに気付いており、少々不快に思いながらも買い物を続ける。
アオが立ち読みをしていると、次にこちらのことを見ていると感じた相手はハン。アオに向けて笑みを浮かべる。
……あらイケメン(´・ω・`)
ムッとして店を出たアオの後を、ハンはなおも追ってくる。
フレア・ブラン オフィシャルブログ『ふれあいの場』
とことで、ブログ更新し満足していたフレアはアオを発見。声をかける。
アオが後ろを気にしながらフレアのもとに行くと、ハンはそのまま通り過ぎていく。とりあえずこれで一息つける……と思いきや、今度はガゼルがやってくる。
必要以上にうるさくあからさまな尾行。アオはアオなりに凄んでこの場を去り、その後を再びピッポが追う。
アオを監視しているのであればもう少し考えないと意味がない……そう指摘してあげるフレアであったが、このあからさまな尾行こそが意図なのである。
「露骨に監視して、彼にプレッシャーを与えてる!?」
そゆこと(´・ω・`)
「ガゼルさん達の考えとは思えません。社長命令……ですか」
そゆこと(´・ω・`)
フレアは親父さんとうまくいっておらず、ガゼルはそのことに言及。
「アオもだぜ」
「えっ!」
「あいつも、親父とは……」
ファイサルアラビアにてスカブが発生。パイドパイパーに出動要請が出て、ただちに出動する。
クリストフは国務長官と会話。ニルヴァーシュがマーク・ワンではないかという話が流れていることを聞き、それが別物であるという主張をどう理解してもらおうかと考える。合衆国政府に尊重してもらうためには……その鍵はファイサルアラビアにある。
ファイサルアラビア共和国 アブハ近郊。
既にシークレットの出現を許した時点で、パイドパイパーがまずすべきことは一つ。とことで、IFOに乗りいつでも発進できる準備をしているアオ達。アオはそこでフレアから話を聞き、ガゼルらが監視していたのは社長命令であったことを知る。
「あの時は父親だとか、信じろとか言ってたくせに。 言ってることとやってることがバラバラじゃないか!」
社長の決め台詞。
IFOのパイロットは私の子供たちだ(`・ω・´)
「よく言うわよね、娘の前で」
娘……?(´・ω・`)
「あれ? 言ってなかったっけ? フレアって、うちの社長の娘だよ?」
えぇぇぇ(´・ω・`)
なんていう私語はここまで。シークレットの姿が確認されたため、その情報がゲオルグによって伝えられる。
これはかつて目撃された際の情報によると、周辺には落雷の被害が相次いだという。ゲオルグが雷の現象から説明していると、作戦中止&帰還するようスタンリーに告げられる。
社長命令であるというそれに従うしかないイビチャ。トリトン号はすぐに進路を反転。アオは納得いっていないってばよ(´・ω・`)
トリトン号はひとまず着陸して乗組員で相談をする。
裏で何か取引があったのであろう。そしてそれは権力的に恐らく合衆国政府であろうことが予想された。状況的にもその推測は正しいであろうことがわかる。今回スカブが出現したファイサルアラビアは、中東きっての反米国家。アメリカ側も、テロ組織を支援したとしてファイサルアラビアを敵視しているなどとゲオルグが説明する。
もう充分。社長の考えが見てとれ、いつものようにゲオルグの説明は途中で打ち切られる。
「ここで……帰れっていうのは……」
アオは拳を握りしめ……
「見殺しにしろってことだぞ!」
デッキを飛び出していく。
トリトン号からも降り、古びた街へと走りだして行ったアオwithノア。
フレアも意を決してその後を追う。
残されたエレナは呆然…………そして閃く。
「ハッ、駆け落ち!?」
ちゃいまんがな(´・ω・`)
夕方。
店員と思しき者も突っ伏してる、寂れた……けどどこか素敵黄昏な雰囲気を持っているバーにアオはいた。
フレアはアオの向かいに座り、話し始める。
「わたし、父が嫌い……。 アオくんもなんでしょ?」
乳は好きですけどね(´・ω・`)(訊いてない)
「おかしいよ…。 なんで、嫌いな父親の会社で働いてるんだ?」
いやニートで生きていけるのならそれでいいのだけど……
「五年前、わたしとママンが、交通事故に巻き込まれた」
お互いの臓器を融通して、移植手術をおこなえばどちらか一人は助かる。
「医者からそう宣告された父は、あたしを選んで……ママンを殺した」
それがフレアの考え。確かにそう考えることもできなくないが、どちらか一方を殺すというのではなく、どちらか一方を助けると考えるのであれば妥当だったのではないだろうか。もちろんパパンとしては苦渋の選択でもあっただろうが……
でもママン好きのフレアにそう諭すのも酷な話か。難しいものだ。
フレアはパパンを憎んでいるからこそ、あの人が一番嫌がる事をしているのだ。
そんな話をしていたところへ、イビチャがやってくる。
寂れた店にしては豪華な大型薄型テレビをつけ、現在のアブハ市近郊で撮影されたという映像を見せてやる。
「二人ともすぐに戻れ」
生々しく過酷な状況が映されたこの映像により、ファイサルアラビアを救済すべきだという声が世界中に溢れたのだという。あまりに連載が続いた際、冨樫に休載すべきだという声が溢れるのと同じようなものか。(※違います)
ともかく、連合軍も賛同せざるをえなくなったことにより、任務再開。アオとフレアは嬉々としてトリトン号に向かって駆けて行く。
……ノアも連れてってあげてよ(´・ω・`)
イビチャが遅れつつもそのノアを優しく抱いて、二人の後についていく。
そして夜。トリトン号再発進!
「今回は、いつも以上に負けられないね、フレアさん!」
「だね。アオくん!」
そんな熱血二人にエレナは目を輝かせる。
「いっそ、合体♡でもする?」
それ違う世界でさぁ(´・ω・`)
シークレットが捕捉される。
その体から出る雷は、シークレットから放出された荷電粒子によって生じる現象にすぎない。だからこそゾアの外でも安心というわけではないのが今回の注意すべき点か。IFOには落雷対策として電磁シールドが施されたものの、直撃を受ければシステムダウンを起こす可能性があるため、これにも注意せねばなるまい。
「注意注意って、具体的にどうすれば…」
「よけてください」
Oh……(´・ω・`)
ともかく。キリエは放電域の外に足場を構え、ウクライナの暑い夏。シークレットを狙う。
間もなく、荷電粒子の放出量が増大。放電域が拡大してしまう。ただちに後退命令が出るものの、キリエはすぐに動けず、雷が直撃してしまう。
REBOOTING。
あちゃー(´・ω・`)
キリエを欠いては今回の作戦は成功しないとことでアオ達には待機命令が出る。
そんな最中、シークレットは変形。蓄積していた荷電粒子を全て放出し上昇を始める。
75秒後に推力を喪失し墜落が予想される。そしてその地点は……
「スカブ・コーラル!?」
状況が変わり、イビチャは作戦中止を命ずる。今回に関しては仕方ないが……
「仕方ないじゃない!」
と、アオ。
「このままじゃ、俺たちの負けだ! 俺たちは……あいつらに負けちゃダメなんだ!」
ほう(´・ω・`)
その言葉に感化されてか、フレアはUターン。スカブへと向かう。
ああは言ったものの、アレルヤの火力じゃ足りるはずがない。その無謀を止めようとするアオだが……
「この戦いだけは負けたくない!」
フレアには固い意志があるよう。
間もなく、シークレットは推力を喪失。落下を開始する。
自分がどうなってもいいとすら考えて意地を見せるフレア。だがアオはその考えに異を唱える。自分も父が嫌い……だからこそ、あんな奴のために命を懸けたりはしないと言う。
「生き延びて…、絶対に生き延びて、あいつをぶん殴ってやるんだ。 だからフレア。君も死んだらダメだ!」
なーんて、今は喋ってる間もない。時間がないさね、さあ行こう(´・ω・`)
とことで、ニルヴァーシュとアレルヤは動き出す。
その1。シークレットに取りつく(´・ω・`)
その2。ひたすら撃ちまくる(´・ω・`)
あとは時間の問題。作戦もへったくれもねーぜの気合で強行した結果……シークレット爆破。爆風に飛ばされながらも、二人はなんとか無事。
「フレア。大丈夫…?」
「…ええ……。生きてる」
あらかわいい(´・ω・`)
一夜明け。
帰社したアオとフレアは、嬉々としてバカ社長のもとに向かう。
どんな顔してるかなとニヤニヤドヤドヤで歩く二人だが……その途中でガゼルらに声をかけられ、そちらを向く。
そこにはグリーンバックの簡易撮影スタジオと、変装したガゼルらが。その格好や姿にはどこかで見覚えが…………あ(´・ω・`)
ニュース映像で見た、まさにそれ。ということはつまり……
「あなた達は、作戦行動の最中許可なく持ち場を離れた。それに関して、2,3訊きたいことがあるわ」
(´・_・`)(´・_・`)
あの映像を作ったのは社長だった。自分たちもろとも世界を騙してしてやられたのだが、そのお陰で出動できたくさんの命が救えたことは認めねばなるまい。
「フレア…。俺たちって、勝ったのかな?」
「………ん? ちょっと! いつから呼び捨て!?」
ばれたか(´・ω・`)
なんて言いつつも、素敵な笑顔で笑いあう二人。この笑顔は是非とも守りたいものだ…………しみじみ(´-ω-`)
つづく!
この記事へのコメント
サンティーノ
本隆侍照久
あらありがとうございます(*´・ω・`*)
今はエウレカ一本でいってる分、あまりサボりすぎずやっていければいいなーと思っています。機会があれば今後もよろしくお願いします(*^ω^*)