友人との勉強会という正当な理由があるのだが、一連の無断外出がバレて間もないため、寮監の目は厳しい。しかし、友人は大切にという優しさも見せてくれ、無事に許可がおりることに。
二人の外出許可がとれたことは飾利から涙子にも伝わり、久しぶりの集まりとなる。
涙子はその場にて、美琴がクッキーを贈った相手が誰なのか問いただすつもりでいた。男だと決まったわけではないと飾利は言うものの、先日涙子のもとにクッキー作りに来た時の美琴の様子を見るに、男相手であるのは明らかであった。今回に関しては涙子がそちらの話に持っていくのも納得だろう。
美琴は久しぶりに寮で食事。
美琴がいない間ぼっちで食事をしていた黒子はというと、今はジャッジメントとしてのパトロールにまわっていた。
しかし街はいたって平和なもの。四葉のクローバーを探す子供たちがその平和を象徴する……
飾利は読書感想文の課題に苦しんでいた。
ジャッジメントのゴールキーパーとしての仕事は簡単にこなすものの、宿題には苦しむその姿は実に滑稽だ。わはは。
黒子は街中で婚后と偶然にも会ってしまう。
軽くスルーしようとしたのだが、婚后はわざわざ絡んでくる。食材を求めるぼっち同士、同じ店へ……と入ったところで、黒子は婚后と求めるものが違っていることに気付く。
婚后はペットの食材探し。慣れてる者にとっては当たり前かもしれないが、慣れない者にとってはその食材を見るのはなかなかにキツイところだ。
美琴は病院へとやってきていた。
カエル顔の医者によると、ミサカらは様々な薬の投与により肉体の急激な成長を促され、その影響で短命になっているとのことだった。
1~2年の寿命。それは美琴にとって唇を噛むような厳しい現実であったが、カエル顔の医者によるとある程度の寿命は回復させることができるとのこと。人数が多いため様々な研究施設に振り分けなければならず、彼女らの戦いはまだまだ続くことになりそうだ。と言っても、今度は死ぬためではなく、生きるためだが。
各自食材を集め、待ち合わせ場所へ。
いつものファミレスにたどり着いた美琴は、そこでむぎのん&フレンダとまさかの再会を果たしてしまう。
美琴に先日の戦いの負け惜しみを言い、一方でむぎのんには叱られるフレンダ。主に彼女が原因で騒がしくなり、それを聞きつけたジャッジメントの黒子がやってくる。
ここでまた面倒なことに。美琴推しの黒子とむぎのん推しのフレンダの、限りなく子供に近い口論が始まる。
最終的には互いに推しメンの胸を揉み自慢するが……当然本人たちには怒られるわけでさぁ┌(┌´・ω・`)┐
涙子の部屋にて4人が集まり勉強会へ。
美琴は食材として霜降りの高級肉を持参。
飾利は野菜を持参。いらない。
黒子はすっぽん。いらない。
衿衣はこの場に遅れているのだが、とりあえずスルーして皆で鍋を食べる食べる。
そんな中、涙子は美琴にクッキーの話題を振る。動揺が明らかに見てとれ、おもしろいやこりゃ┌(┌´・ω・`)┐
それから間もなくして衿衣がやってくる。
衿衣はうどんを持参。締めだ。
夜の帰り。
勉強会なのにその描写が一切ないのが気になるものの……まあいいさね。
美琴と黒子は帰宅時間に間に合うよう、急いで帰路につく。
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