化物語 12話『つばさキャット 其の貳』

「デートをします」

戦場ヶ原のそんな言葉から始まった今回。
阿良々木とラブラブなシチュエーションを披露するが、阿良々木はそんな戦場ヶ原に怯える。なんて贅沢な。

阿良々木のほっぺたに付いている(付けた)ご飯粒を取ってやると言う戦場ヶ原。
……捨てるんだw

阿良々木は戦場ヶ原のデートの誘いを渋々受ける。
文化祭の準備が終わり次第戦場ヶ原の家に来るようにとのこと。

それは6月13日のこと。
恋人と初めてデートをした記念すべき日になるはずだが……




撫子や羽川と話し込みすぎたが、何だかんだ言って嬉しさを隠しきれない状態で戦場ヶ原の家に到着。するや否や、早速連れ出される。

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車の中。

『初デートに彼女の父親が同伴って……拷問みたいなデートだ。何の記念だよこれ!』

緊張する阿良々木に、戦場ヶ原は声をかけるが、緊張する理由は戦場ヶ原が思っているものと違うだろう。

「私のこと、好き?」

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そう訊き迫る戦場ヶ原。
阿良々木は苦しみながらも好きだと答える。ホント地獄の空間だな。

静かな阿良々木に、機嫌が悪いのかと言う戦場ヶ原。阿良々木はそれを否定するが、

「ああ。頭が悪いのね」
「混乱に乗じて、言いたいだけのことを言ったな!」

ツッコミだけはいつだってワンパクな阿良々木ですw

口数が少ない阿良々木に、戦場ヶ原は親切心として話を振ることに。

「私のどういうところが好き?」

好きじゃないところははっきりしていると思う阿良々木。本気で楽しみにしていただけ、悔しさは大きいだろう。
人に儚いと書いて“あららぎ”。新しい漢字の誕生だった。

戦場ヶ原のことを戦場ヶ原と呼ぶ阿良々木だが、ここには同じく戦場ヶ原姓がいる。つまり戦場ヶ原のことはひたぎと呼ぶしかない。ひたぎのことをひたぎと呼ぶ阿良々木だが、

「何かしら。阿良々木くん」
『お前は呼ばないのな。別にいいけどさ』



阿良々木は改めて、ひたぎに何を企んでいるのか問う。しかしひたぎは黒岩涙香→黒い悪い子の話題で話を逸らそうとする。

「どうでもいいよそんな話題! 黒い子も悪い子も、お前のことだ!!」

ひたぎはそれを父親に報告。阿良々木にとって辛い状況だな。

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阿良々木は逆に、自分のどこが好きなのかひたぎに問う。

「優しいところ。かわいいところ。私が困っているときにはいつだって助けに駆け付けてくれる、王子様みたいなところ」
「僕が悪かった!」

ホント辛そうだ。



「そういえばゴミ……いえ、阿良々木くん」
「今お前、自分の彼氏をゴミと言いかけたか?」

謂れのない言いがかりではないw
それはとりあえずいいとして、実力テストの結果を問う。ひたぎの家で、二人きりで、昼となく夜となく散々面倒見てやったからねw
そのかいあってか、得点が伸びた阿良々木。そのお礼を戦場ヶ原に言う。

「お父さん。阿良々木くんがお父さんにお礼を言っているみたいなのだけれど、聞いてあげてくれないかしら」
「ありがとう、ひたぎさん!」

阿良々木の点が上がったことを、自分で教鞭をとっていてなんだけど意外だと言う。オチが面白くないからなぁ。
ただ、実際点が上がったことは事実。これからも教えてあげていいと言うひたぎ。

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これからは阿良々木向けのプログラムとして、毎日ひたぎの家で勉強ということに。頭いい人はもともといいからな。
勉強しているという羽川は別。その勉強というのは世界が違うもの。
羽川も満点が取れないことはあるが、それは試験問題ができそこないだと。しかし、満点を取り続けることのプレッシャーやストレスを考えると、決して羨ましいとは言えないものだろう。

阿良々木にはコツコツとした努力が必要。ということでひたぎの家で毎日勉強。
たまには駿河の家でもということに。少しは遊んでやらねばならぬからな。
駿河の話で思い出した阿良々木。

「あいつはどうしてあんなにエロいんだ?」

メメですらエロキャラ認識だという。
それは男性視点であるからこそ。単純に自分に正直なだけなのだ。

かわいい後輩が偏見に見舞われているのを看過できない。そんなひたぎは、阿良々木の判断基準、価値基準を揺るがす言葉を吹き込む。
そんなひたぎに、阿良々木はお手上げ。



とある駐車場に到着すると、ひたぎは準備をしてくると行ってしまう。父親と歓談でもしているようにと言い残し。

「……阿良々木くん…とか言ったね」

それまで無言だったひたぎの父親は阿良々木に話しかける。

「娘をよろしく頼む」
「ええ!?」
「……なんちゃって」


ペースが掴めない人だ。

仕事人間であまりひたぎとふれあうことのない父親。そんな父親は、あんなに楽しそうなひたぎは久しぶりに見たと言う。
母親のことや病気のこと。そういったことが重なり、ひたぎは心を閉ざした人間になってしまった。

「でも、この間久しぶりに…本当に久しぶりにひたぎから、頼みごとをされたよ。仕事を手伝わせてほしいと」

ひたぎを変えた阿良々木は本当に大したものだ。
阿良々木自身はたまたまだと言うが、やはり阿良々木だからこそだろう。
必要な時にいた。それが一番重要なんだよ。

父親はひたぎの見る目を信用している。

「娘をよろしく頼むよ、阿良々木くん」

ここから先は若い二人の時間。
送ってくれた礼を言い、2時間ほどで戻るということを伝え、ひたぎは阿良々木を車から降ろす。

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ひたぎもとい戦場ヶ原は、阿良々木の頭を押さえつけ、上を見ないような状態で山奥まで連れていく。
目的地に到着すると、阿良々木に横たわらせそして目を開けるように言う。
そんな阿良々木の眼前に広がるのは満天の星空。

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デネブ、アルタイル、ベガ。
有名な夏の大三角。

それから横にそれたところにへびつかい座。そのすぐ近くにへび座。
そのさらに外側の一際明るい星がスピカ。その辺りはおとめ座になる。

阿良々木はそんな星空を見つめながら戦場ヶ原とのこれまでを思い出す。



これで全部。戦場ヶ原が持っているもの全部。
勉強、かわいい後輩、ぶっきらぼうな父、そしてこの星空。

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「まあ、厳密に言えば、毒舌や暴言があるけれど」
「それはいらない」
「それに、私自身の肉体というのがあるけれど」

それはいらなくないものか。
かつて、戦場ヶ原にゲスがしようとしたことを阿良々木とするのは怖いもの。
戦場ヶ原は阿良々木を失うということを恐れている。そんな戦場ヶ原の手を握る阿良々木。

これまでの幸福ではない戦場ヶ原の人生。しかし、だからこそ阿良々木の気を引くことができたならば満足。それほどまでに戦場ヶ原は参ってしまっている。

「だから、絶対になんとかするから、少しだけそれは待ってほしい」

現時点で戦場ヶ原が阿良々木にあげられるものはこの星空が最後。
戦場ヶ原も阿良々木も、確かに互いを好いている。


かつてのゲスは体だけが目当てだったとだからキスをしていない。

「阿良々木くん。だから、キスをします」

その言葉では駄目。
そう思い言葉を選びなおした戦場ヶ原。

「キスをしましょう。阿良々木くん」

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最終的にはそう落ち着く。
まさに二人にとって記念すべき日になった一日でした^^

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ひたぎさんメイン、翼 ...
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