とある科学の超電磁砲 11話『木山せんせい』

レベルアッパーの原理は美琴たちの予想通りだった。

木山の思惑として、ツリーダイアグラムの代わりの演算装置として一万人の人は利用されたことになったのだという。
ただ、シミュレーションが終われば皆を解放してくれると言う木山。レベルアッパーをアンインストールする治療用プログラムを飾利に預ける。本物ではあるようだが、信用できるところではないよな。


そんな頃、アンチスキルは木山の部屋に踏み込んだが、所定の手続きを踏まずに機材を起動したためレベルアッパーのデータは失われたことに。

「その使用者を起こせるのはもう、君が持つそれだけだ」

飾利には多大なプレッシャーがかかるわな。


そんな木山の乗る車の行き先は、アンチスキルによって妨げられる。
これで終いかと思いきや、木山にはまだ手があった。

「馬鹿な! 能力者だと!?」

とことで、木山は能力を使用しアンチスキルと交戦。
そんな現場近くに美琴は到着。

木山が複数能力を使用していることを確認した黒子たちは、それがレベルアッパーによるものだと推測する。ネットワーク自体が一つの巨大な脳のようなものになっていると。

「この推測が正しいなら今の木山は、実現不可能と言われた幻の存在、多重能力者デュアルスキルですわ!」

美琴が木山のもとにたどり着くと、すでにアンチスキルは全滅。
美琴は多重能力(デュアルスキル)ならぬ多才能力(マルチスキル)の木山と交戦に入る。

自分の予想とは反し、同時に能力も使うこともでき自分を巻きこむことを厭わない。
今までとは勝手が違う相手に、美琴は苦戦する。
木山としては調べたいものがあるだけ。それが終われば皆を解放するのも確かであろう。が、誰も犠牲にしないという言葉には偽りがある。

「ふざけんじゃないわよ! 誰も犠牲にしない? あれだけの人間を巻きこんでおいて。人の心をもてあそんでおいて! そんなもの、見過ごせるわけないでしょうが!」

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しかしその美琴の言葉もちょいと的外れ。この学園都市で行われている能力開発自体も、安全とは限らない非人道的なもの。木山の言うことも一理あるということか。

木山は空き缶で攻撃を仕掛ける。グラビトンだと察した美琴はすぐにそれら全てを吹っ飛ばすが、それに紛れて攻撃された缶一つの爆発で倒れてしまう。

「もっとてこずるかと思ったが……こんなものか。レベル5」

そして静かにその場を去ろうとした木山だが、

「つっかまーえた」

伊達にレベル5ではない美琴。死角からの攻撃も即座に防御したと。
そしてついに木山を捕えた美琴は零距離からの電撃を喰らわせる。

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木山を電撃で戦闘不能にさせると、美琴の頭の中に木山の記憶が流れ込んでくる。

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「木山せんせい!」

そう呼ばれてた木山の過去。

研究していた木山は、とあることから実験の被験者になる身寄りのない子供たちの先生となる。
実験のために子供たちの担任となった木山は、最初の頃は子供たちに悪戯をされていた。脱ぎ癖はこの頃からか。

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ペチャパイや彼氏がいないことなど、失礼なことにも触れられた。
論理的でもなく、馴れ馴れしい。
嫌なことばかりで、子供が嫌いだということを認識した木山。

だがある日、転んで汚れてしまった生徒を家に招いてから気付いた部分があるか。
高レベルな能力者に憧れを持つその子供。ただ、一番の思いは他にあった。

「この街の役に立てるようになりたいなーって」

研究の時間も削られ、本当にいい迷惑だと思う木山。

『子供は……嫌い……だ』

しかしその言葉の断言に濁りが出始める。

『騒がしいし、デリカシーがない』

『失礼だし、悪戯するし』

『論理的じゃないし』

それでも確実に子供と触れ合うことに惹かれていった。

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そんな子供たちが被験者になる実験が始まろうとしていた。
子供たちは木山せんせいの実験とことで、不安を感じない。木山は先生ごっこもおしまいということの寂しさを感じつつ、その実験を始める。
が、それだけでは済まなかった。

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子供たちは実験の犠牲になり、実験に係わったものたちには緘口令が布かれた。
科学の発展に犠牲はつきもの。というが、犠牲があっての科学の発展に価値はあるのだろうか。

悲惨な結末。
それが木山の記憶。




子供たちに行われていた実験はAIM拡散力場を制御するための実験とされていた。が、実際は違うと言う木山。

「暴走能力の法則解析用誘爆実験だ。AIM拡散力場を刺激して暴走の条件を知るのが本当の目的だったというわけさ」

つまり暴走は意図的に仕組まれていたというもの。
それを知ったのは全てが終わった後。子供たちは今なお眠り続けている。

ツリーダイアグラムの演算能力さえあれば子供たちを助けることもできる。が、これまで23回申請したそれは全て却下された。
統括理事会がグルでは、アンチスキルが動くはずがない。
木山は何が何でも子供たちを救おうと考える。

「この街の全てを敵に回しても、やめる訳にはいかないんだっ!!」

そう木山が叫んだところで、ネットワークの暴走が起きる。

木山の頭からは胎児のような異形が生まれ、咆哮する。

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さて、どうなるか……


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