本隆侍照久の館　別館

化物語 14話『つばさキャット其の肆』

2010年02月24日

「ニャーハハハ」

そんな開始。
ブラック羽川が出てきたのは、羽川のストレスが再び溜まったから。
そして、羽川が頭痛に悩まされたのは、その再びを感知するため。それでとりあえずは早期発見することができたとことか。

しかし、問題はそのストレスの原因。
こうも短期間に、今まで溜めてきたものと同等のストレスが溜まるのかは気になるとこ。
対処法については、言葉を濁すメメ。

「僕は猫々ファンタジアを思い出したよ。読んでるかい？　ほら、あの猫部ねこ先生の」
「猫部ねこ先生は『きんぎょ注意報!』だろうが！」

誤魔化すメメはとにかくとして、阿良々木は前回解決したときと同様に忍を連れてくるように言う。
しかし、そこで気になることが一点。

「忍はどうした？」

「忍ちゃん…自分探しの旅に出ちゃった」

とことで、阿良々木はさっそく探しに出る。

「何良々木サン」
「ついにただの誤植になってしまったか……」

遭遇したのは真宵。

とことで、忍探しを協力してもらうことに。

さらには撫子にも電話して協力を要請。

阿良々木を落ち着かせようと、撫子は面白い話を聞かせようとする。

「えっとね、漫画やアニメなんかでは気楽そうに持て囃されてるけれど、メイドっていうのは意外と大変な仕事なんだよ」
「大熊猫大好キさんはお前かよーーー！！」

そんなんで逆に冷静になった阿良々木は撫子に事情を説明。

次は駿河。

阿良々木は遊んでいる駿河に注意をする。

「そうそう遊びと言えば、この間友達３人と、トランプで大富豪をしていたときの話なのだが」
「素振りヲスル素振リさんはお前かよーーー！！」

そんな駿河に事情説明。

次はひたぎ。

「行かないわよ」

そう言うひたぎには事情あり。その前にちょっとした話。

「先日、友達と二人でレンタルビデオ店に行ったのだけれど」
「林檎ヲムイテ歩カウさんはお前かよーーー！！」

羽川絡みであることを知ったひたぎは、忍探しを断る。
それは文化祭の準備があるため。

「羽川さんに、任されたのよ」

ともなれば仕方のないとこか。
各人は各人のやり方がある。それを貫くことがベストなのだろう。

電話の最後にツンデレサービス。

「勘違いしないでよね。別に阿良々木くんのことが心配なわけじゃないんだからー。でも帰って来なかったら…許さないんだからね」

帰るに決まっているだろうw

これでできる限りの助けを呼べた。
とことで、阿良々木は阿良々木で探すことに。

そんなとこへ、ブラック羽川。

縛られていたはずだが、脱出してきたとな。
今回のメメはやけに役立たず。らしくないとこだがいったい……
それはともかく、

「猫。僕が今から言う文章を復唱しろ」

斜メ漆拾漆度ノ竝ビデ泣ク泣クイナナヽクナナハン漆臺難ナク竝ベテ長眺メ

「ニャニャメニャニャジュウニャニャドノニャラビデニャクニャクイニャニャクニャニャハンニャニャダイニャンニャクニャラベテニャガニャガメ」

「か～わいい～～～！！」

じゃなくてw

何をしにきたかという話。
ブラック羽川は手伝いにきたと。別に暴れようとは思っていないという。
ブラック羽川は、前回のご主人様のストレス排除に感謝しているのね。
とことで、忍も早く見つかってほしいというわけ。

阿良々木はその申し出に甘えることに。

「これが本当の、猫の手も借りたい状況ってやつだニャ」

閑話休題。

ブラック羽川を荷台にのせていざ出発というとこだが……

『忘れてた。こいつにはエナジードレインがあるんだった。しかし敢えて言わせてもらう。倒れて悔いなしと！』

エナジードレインのことに気付いていないブラック羽川。
阿良々木もだが、ブラック羽川もバカだ。

忍捜索。

ブラック羽川は、怪異のことをどう思っているか阿良々木に問う。
それにより、何を言おうとしているか。それは、忍が失踪した理由にも繋がる。
怪異は慣れられるものじゃないんすな。
ただ、本当に深い事情まではわからないとこか。

ブラック羽川協力のもと捜索を続けるが、なかなか見つからず。

こうなったのは、阿良々木が鈍感とことも原因か。
忍は恐らく、阿良々木が次々と女性陣と関わり合っていくことで快く思わなかったのだろう。

忍が消えれば人間に戻れる阿良々木。
しかしそれは望まない。

「あいつが明日死ぬのなら、僕の命は明日まででいい」

それは確かなことなのだろう。

そこで、ブラック羽川は吸血鬼に頼らずに自らを引っ込める方法を提案する。
ストレスの大元は、ブラック羽川なら知っている。そしてそれは阿良々木なら簡単にできることだという。

「俺のご主人…お前のことが好きなんだニャ」

つまり阿良々木が羽川と恋仲になれば解決とな。

それは簡単なこと。
だけど同時に難しいものだろう。