AクラスとFクラスの試召戦争が始まる。
Aクラスの作戦は、Fクラスを挟み撃ちにするというもの。しかし、突撃したFクラスには誰もおらず。
「おーい。こっちだよー!」
というバカな声は外から。
その声につられ、Fクラスがいる校庭に出ようとしたAクラス生徒だが、その途中で机の山がその進路を妨害する。何とか人ひとりが通れるとこを通ったAクラス生徒だったが……
「「いらっしゃ~い」」
待ち構えていたのはFクラス生徒5人。
連戦の消耗もあって、Aクラス生徒はここで戦死する。
「ほぉぉぉぉぉぉしゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
鉄人怖すぎるwwwwwww
一人に集中攻撃したところで次の作戦。
明久の召喚獣を使って男子生徒のズボンを下ろす。
「いや~ん♡」
ズボンに気を取られてるその隙に、また数人の生徒を仕留める。
そんなところでムッツリーニは閃く。
そして頼みごとをする。
「今度は女の子のブラで!」
言うと思ったw
そんなところで現れた愛子。早速実践というとこだったが、
「そんなことしても無駄だよぉ。だってボク今日はノーブラだから」
鼻血噴出で倒れるムッツリーニだがそんな場合じゃあない。雌雄を決する時がきたのだから。
「雌雄を決する……漢字で書くと、雌と雄」
そういう考えに至るところが凄いw
ムッツリーニは愛子と戦う。
そして、明久が相手をするのは利光。
「さあ! 全ての想いを籠めた僕の熱い一撃を、受け止めてくれ!」
何だこの変態wwwwwww
利光が変態な動きをして倒れた隙に攻撃を仕掛けようとしたFクラスだが、間に入った佐藤美穂により返り討ちにあってしまう。
坂本がどこにいるか気にかける佐藤だったが、その間もなく他のFクラス生徒が相手に。
その頃、雄二は瑞希と美波と共に、屋上にて戦況を見つめる。
明久も到着したところで、
「やっぱり……ここにいた」
翔子と優子がやってくる。
「雄二……私が倒してあげる」
明久たち4人に対して攻撃を繰る翔子と優子であったが、攻撃がなかなか当たらず。
これは練習の成果によるもの。
明久は相手の攻撃をかわしていく中で、少ないながらもダメージを積み重ねていく。
しかし、思ったよりも早くAクラスの生徒が駆け付けてしまう。
そこは明久の召喚獣を使って鐘で妨害し、2vs3の勝負に。
他のクラスの生徒は、画面を食い入るように見つめる。
Eクラス代表・中林宏美。
Dクラス代表・平賀源二。
Cクラス代表・小山友香。
Bクラス代表・女装変態。
「理屈じゃねぇ。実践なんだよ!」
雄二の気合いの一発は翔子に直撃。
「これで、最後だぁぁぁぁぁぁ!!」
あと一歩。
そんなところで黒金の腕輪に異常。限界がきてしまった。
明久が勉強してしまったために臨海点を超えてしまったとのこと。
「やっぱりそいつは…バカにしか使えねぇぇぇぇ!!」
とことで、明久が生成したフィールドが消えると共に、鐘を支えていた召喚獣も消える。
一方からの力しか受けなくなった鐘は、転がり盛大に校舎を破壊していく。
優子と高橋先生は巻き込まれ、さらに瑞希と翔子も巻き込まれそうになる。
「姫路さん!」「翔子ぉぉぉ!」
明久と雄二。
二人の伸ばした手は、それぞれ瑞希と翔子の腕を掴む。
明久は耐えきれなくなり瑞希とともに落下することいなったが、そこに美波が飛びつく。しかし、それでも落ちていくしかない。
そんなところで駆け付けたのはまさかの鉄人。恐るべきパワーで三人を一本釣りw
一時はどうなることかと思った。
安心した美波だったが、明久に泣きつく瑞希を見てショック!
って利光お前もかw
試験召喚は一時中断なとこ。
雄二と翔子もいい感じになっててなんだかいいな^^
そんなところで、雄二に攻撃を仕掛けてくる者が約一名。
木下優子。略してKYである。
「勝者、Aクラス」
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」」
優子の勝利への執念もだが、その空気の読めなさも異常であるw
【第13問】
問 以下の問いに答えなさい。
文月学園において採用されている、試験を用いて行う戦いを何と呼ぶか答えなさい。
姫路瑞希の答え
『試験召喚戦争』
教師のコメント
正解です。さすがですね、姫路さん。
試験を用いて勝敗を決めるのであれば、教師が認める限り、戦いの方法は問いませんが、主に召喚獣を用いた勝負によって争われます。試験召喚獣は、科学と超科学の最先端技術が融合し生み出された、奇跡のシステムです。まだ実験的な側面もありますが、斬新な試みとして各方面より注目されています。
吉井明久の答え
『お受験戦争』
教師のコメント
この作品の根幹を間違えないで下さい。
お受験戦争の方が厳しいだろうなぁ……w
"バカとテストと召喚獣 12問『愛と勇気と俺たちの戦いはこれからだ!(仮)』後半"へのコメントを書く