おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 02話『崎玉』

試合が開始したところでモモカンに声をかけてくるのは花井ママと阿部ママ。
二人に限らず、他のメンバーの親も野球を見に行っている。それは偶然ではなく必然。担当決めて同じブロックの試合に行ってビデオを撮っているとのこと。
それを知っているのは花井くらい。反発はしているものの、家での様子が想像できるところか。

花井ママはモモカンのノックを褒める。
そのノックの腕前は、高校で野球部のマネージャーをやっていたときに身に付けたものとな。マネージャーも偉大だな。


試合。
崎玉の注目は1年のキャッチャー。
1年とは思えない体格に加え、1回戦での6打数6安打は注目せざるをえないとこだろう。

阿部は三橋の体重を心配する。試合ごとに3kg落ちてたらなくなっちまうからな。
とことで、阿部はこれからのことを考えて楽に勝つことを考慮し始める。さらに先のこと、球速ももっと上がるだろうということも。
そんな阿部に対して、三橋は意味不明な反応を見せる。

「なんだよ溜めずに言え!」
それでも三橋ははっきりせず。

「喋ってんのに口抑えてたら何言ってっかわっかんねぇだろ!!」
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三橋逃げるw

何だかんだいって三橋の言わんとしていることがわかる阿部。球威はいらないと言ったものの、三橋本人は欲している。だけど、三橋の真っすぐも正確なコントロールもなくすわけにはいかない。慎重にいかねばならぬか。

そんなところで、沖が阿部に怒鳴ったかと問う。阿部本人は自覚ないようだが、大きい声というのは相手を怯えさせてしまう。気を付けた方がいいのだろう。
それに気付いた阿部は、三橋のところに行き対応を変えようと試みる。
怒鳴らないと決意した阿部はなんとか我慢して三橋から話を訊く。
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三橋が注目すべきは、当然相手バッター。

「そうだよ。バッターだよ!
何故後半怒鳴るw
何はともあれ、普通の声なら三橋に話が通じると気付いた阿部。三橋だけでなく阿部も改善していけばいいな。
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注目の崎玉1年キャッチャー佐倉大地。
相手のファインプレーにより打率10割ではなくなったものの、その実力を見せている。

この試合全タコだとしても打率5割をわらないだろうと軽く話すベンチ。さすがに全タコはないだろうとの大地だが、自身のその言葉が驕りだと気付く。

「汚れた心を綺麗にしたいッス。俺どうしたら!?」
真面目なんだろうな。
物凄い頭悪いけどw


試合は延長へ。
大地は試合を続けられることに喜ぶが、ピッチャーは肩が張るためそうもいかず。
それに気付いた大地。
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「俺はなんつー身勝手な人間なんだ!」
めまぐるしい人ッスねw

延長やってでも勝てるならいいという言葉に励まされた大地は、延長に快音を響かせる。
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延長サヨナラ場外ホームラン。
1年とは思えぬ活躍だ。


大地さえ抑えれば大丈夫だと分析した阿部。
最悪歩かせればいいという考えでいるが、三橋はそうでないかを確認する。
三橋は首をフリフリし、

「俺は、打たれるのが、一番、嫌だ」
打たれないためには歩かせるのも作戦の一つ。



浜田。
二回戦も応援にいきたいとこだったが、正式な部として認められていないため叶わず。ただ、こんなところで終わらないはず。今はそれを信じることが大切か。


二回戦に向けて厳しい練習をする西浦野球部。
阿部は三橋にキツそうだと話しかけるが、三橋はそれを隠す。苦しい中呼吸を止めてまで隠すって……しかも2回もやんなよw
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先日の試合に関して思ったことを皆で話し合う。
テンポよく意見が出る中で、阿部は希望を出す。

「次はコールドにしてほしい」
阿部は三橋を気遣ってのことだが、三橋は何か言いたげ。

「俺、投げれる、よ。だろ?」
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阿部wwwwwww

コールド狙いはモモカンも賛成。点をやらずに点を取る。
特に大事なのは一巡目だが、わかりやすいよう各イニング2点ずつ取ることを目標にする。

「5番は敬遠する」
それは相手のやる気を削ぐという意味もある。
阿部はなかなか恐ろしい考えを持ってやがる。

「コールドやんぞ!」

皆の思いは一つ。


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