眠れない巧が下の階へ向かうと、そこでは希もまだ起きていた。
そんな二人のことが気になった文乃は着替えて巧の家に向かうことに。
巧は文乃の秘密を希に教える。
文乃が真面目に何かを言ったとしたら、それは100%嘘だという。捻くれた少女だこと。
巧と文乃は幼馴染の素敵な関係。しかし、希にはそういった存在がいなかったという。色々訊きたいところかもだが、詮索すべきではないのだろうな。
そんなところで忘れ物をしたという文乃がやってくる。
物を取りに来たのは事実だろうが……まさか口実のために仕込んでおくとはw
雨に濡れたとことで、文乃は風呂に入ることに。
「壊すなよ」
風呂入る相手に言う言葉じゃないだろw
そんなところで雷が落ちて停電する。
巧と文乃にはたいして影響なし。しかし、文乃は取り乱す。どれだけ冷静さを欠いているかというと、何も着ずにやってきてしまうくらいw
「一万回死ね!」
そりゃねーぜw
ラジオを聴き、停電の復旧の目途がたっていないことを知る。
電池が勿体ないとことで、電気を消して話をする。いや、普通に寝りゃいいじゃんw
さすがに眠くなってくるとその選択肢が出てくる。
巧は自分の部屋に帰って寝ようとするが……
「「却下」」
とことで、3人で布団を並べて寝ることに。
雷に怯える文乃、そして希に手を握られて眠る巧。
よくもまあ平気に眠れるものだw
翌日。
巧が目覚めるとそこに希の姿はなく、荷物もなくなっていた。
巧と文乃は、千世、家康、大吾郎にも協力してもらい希を探す。
しかし、見つからないまま夕方に。
巧と文乃の過去を知り、昨晩手を握っていたのを見たであろう希。そのことに文乃は責任を感じてしまう。
希に似た人の目撃情報を受けた巧だが、自分が一緒にいてはいけないと悟った文乃は一緒に行くことを拒む。
希が出て行ったのは自分のせい。そう言う文乃は、希が出て行ったであろう理由を自らの想いと共に打ち明ける。
「私が……巧のこと…………好きだって希が気付いたからよ!」
やん♡
「私は、巧のことが好き。違う、嫌い。違う、大嫌い。巧のこと大嫌い! 大好き!」
何が真実で何が嘘か……ま、そんなことわかりきってるけど^^;
今はまず、見つかった希のところへと向かう。
ようやく希を見つけた巧は、希の腕を掴む。
帰ることを拒む希に、巧は自分も孤児院育ちだと打ち明ける。巧も拾われた人間だったのか……
巧も今の希と同じように、出て行こうと思ったことがあるのだという。
しかし、出て行って間もなく乙女に拾われたとこと。
とことで、今度はその巧が希を迎え入れる。
「俺たち、もう家族だろ?」
その言葉を受けた希はうるうる。
家族である巧の他に、今の希には千世たちもいる。
これで一件落着とことか。
しかし、巧に対する文乃の言葉に関してはまだ決着がついていない。
巧はそのことを文乃に問うが……
「そんなのウソに決まってるじゃない。バーカ!」
確かに、部分的には嘘だけど……ねぇ^^;
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