けいおん!! #19『ロミジュリ!』

コンビニ。
そこへ買い出しに来た梓と純の格好は、学園祭モードだった。

とことで学園祭初日。
軽音部の演奏は二日目に予定されており、初日はロミオとジュリエットの演劇がおこなわれる。その準備のため、3-2は大忙しだった。
もっと事前に準備しておけるべきことが多々あっただろうにと思える中、ロミオ役の澪は早くも緊張している様子でセリフがなかなか出てこないよう。

「そんな時は、手の平にカボチャって書いて飲み込むといいって、隣のおばあちゃんが言ってたよ」
なんか混ざってますよw

飲み込むのは“人”の字。そして客をカボチャだと思えばいい。
しかし、今の澪にはそんなことを考える余裕もなく、本気でカボチャという字を書いて飲み込む。しかも割と苦しそうにw

衣装担当のさわ子先生が準備できてるか様子を見に行ったり、小道具が揃ってるか確認したりと大忙し。そんな様子を見た梓は自分の教室に戻り、そのことを憂に報告。
こっちはこっちで“峠の茶屋”を営業しており忙しそう。


梓、憂、純の担当時間が終わり、3人は学園祭をまわることに。
最初に目についたのが、2-2が営業する“マンモスの肉”。衣装も可愛く驚きのそこだが、通りがかった生徒の情報によると、この衣装も3組のヴァンパイア喫茶の衣装もさわ子先生が作ったのだという。

「先生。いったいどこまで手を……」

「広げてるんですか。ちょっと、大丈夫ですか?」

今年は手を広げ過ぎてキツそうなさわ子先生だが、その表情にはやり切った感が出ていた。
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満足のいくような出来で何より。

澪たちは、さわ子先生の作った衣装を着て準備万端。
衣装に袖を通した澪は実にかっこよく、律は実に可愛く仕上がる。

「でも、やっぱりっちゃんがジュリエットなんて変」
顔だけ出てる木の方がずっと変だからw
ていうかこれってホントに演じる必要があるのだろうかw

皆が衣装に着替えたところで集合がかかり、律は澪を連れていく。

「ジュリエットの尻に敷かれるロミオ」
実にシュールだw

ステージの袖から客席を覗くとほぼ満席の様子で、中には澪のファンクラブの子たちもいるよう。
明日にはその元会長である曽我部先輩もやってくるのだという。その明日に弾みをつけるため。

「よぉーし。絶対この劇を成功させようぜ!」

これまでしてきた努力が無駄にならないよう、悔いの残らぬように精一杯やることを誓い、皆は心を一つにする。

「それじゃ、頑張ってこー!」
「おー!!」


演劇を観るため、梓たちも講堂にやってくる。

梓によると、結局、唯たちは最後の方ではあまり練習に来てくれなかったのだという。

『ライブなんて、もうどうでもいいのかな』

そう思い軽く頬を膨らませる梓。
でもヤな子でいるのはそこまで。唯たちにとっては最後の学園祭であることを理解し、劇の成功を祈ることにする。
とことで、その劇が始まる。


「人の傷を見て笑うのは、傷ついたことのない連中だ」

実にかっこいいロミオ。
澪は立派にロミオを演じられているようで何より。

それはいいのだが、見よ、この木の存在感w
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そのシュールさには、憂を除いて皆複雑な心境のようw

「木の役って、顔出す必要あるの?」
やっぱり疑問に思いましたかw

「そこはつっこまない方向で」
すいませんw


劇は順調に進み、ハラハラドキドキの展開。
その中で、梓も別の意味でハラハラしているようだった。

『唯先輩が何か失敗するんじゃないかって』

その存在感は人に恐怖すら与える。


「ああロミオ。あなたは何故ロミオなの?」
「あの天使のような声は」
「何故ここに……? 屋敷の石垣は高くて、簡単には登れないのに」
「高い石垣など、恋の軽い翼で飛び越えてみせましょう」
「ああロミオ」
「ジュリエット」

ついつい見入ってしまうほどに素晴らしく演じていた二人だが、目の前で対面するとその滑稽さに噴きだしそうになってしまう。だがそれは我慢し、二人は真面目に演技を再開する。

「ロミオ!」
「ジュリエット!」

そして二人は抱き合う。
キャーーーーー!

ハラハラドキドキの展開。
その中で、梓も別の意味でドキドキしているようだった。

『別の意味でドキドキするー!』

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くしゃみを堪える木の存在感といったらw


何とかくしゃみを堪えて役目を終えた唯は、舞台袖でリラックス。

「あそこでくしゃみなんかされちゃ台無しだったわ。……っ、今のなし!

ジュリエットになりきってるような律も含め、ここまでは順調なよう。
しかし、ここでトラブルが発生する。

「ラストの墓地シーンで使う大道具のお墓が……見当たらない……!

これはヤバいとこ。
唯が急いで教室に確認に行くも、なかったという。ともすれば、運んでる途中でどこかに落としたとしか考えられないとこだが……

ともかく、墓地のシーンはロミオとジュリエットのクライマックスシーン。中途半端にはできないとことであらゆる代替手段を考えてみる。
そこで、オカルト研の展示に似たようなものがあったという話が浮上し、そこに知り合いのいる子が頼みに行くことに。そしてその子の出番は唯が任されることになったとことで、唯は木Hとして再登場。
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だから顔出す必要ないだろこれwww


オカルト研によると、お墓ではなく古代文字が記されたロゼッタ・ストーンという石碑なのだという。
主に古代エジプト・プトレマイオス王朝のエピファネスを称えた内容が記されているというそれだが、これを使えるのなら喜んでとことで、貸し出してくれるよう。
ありがたや。オカルト研に感謝しつつ、その石碑の模型を運んで舞台へと急ぐ。


舞台では、そのクライマックスシーンを迎えようとしていた。
もう間に合わないと思われた時、ギリギリのタイミングで墓が到着し、なんとか大事なシーンを迎えることになった。


「ああ……美しいジュリエット! 何故こんな姿に……」

変わり果てた姿となってしまったジュリエットを前に、ロミオは絶望に打ちひしがれる。
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「君を、一人で死神のところに行かせはしない。この身が朽ち果てるとも、二度と君を離しはしない」

ロミオはジュリエットの後を追うため、毒を飲む。
しかし、それが本当の悲劇を招いてしまう。

「ああロミオ! 何故私の分の毒を残しておいてくれなかったの!」

ジュリエットは死んでいなかった。仮死状態にあっただけ。
それに気付かなかったロミオは、毒を飲んで亡くなってしまった。なんという悲劇か。
今度はジュリエットが絶望に打ちひしがれる番。毒は残されていなかったとことで、ジュリエットは短剣を手に取る。
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「待っていて…。この剣が……私をあなたのもとへ連れて行ってくれる!」

真実の愛。
本気で想い合ったからこそ、二人は共に相手の後を追って命を断つこととなった。
なんと悲しき結末か……


二人の迫真の演技を前に、梓は二人の練習量を実感し、音楽室に来る暇がなかったであろうことを思い知る。でも……

『やっぱ軽音部のこと忘れてそう~』
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うんうん。きっと梓は物凄く感動したのだろう。
ロミオとジュリエット。二人の愛は悲しくもとても素敵なものだったからね。


無事に演劇を終えることのできた3-2メンバーは皆で健闘を称え合う。
そして学園祭初日も終わりへと近づく。

そんな中、唯たちは軽音部部室へと向かう。
そこに一人いた梓に演劇の感想を求めてみると、梓はライブのことが心配で不安に感じていた思いを正直に打ち明けた。
しかしそれは杞憂。

「バカだな、梓は」
「私たちも軽音部のこと、大切に思ってるのよ」
「心配かけてごめんな、梓」

とことで、今度は明日に向けて泊まりこみで練習を開始することに。
準備ができていなくてもノープロブレム。皆がこうするであろうことを読んでいたさわ子先生が寝袋を持ってきてくれる。

そんなさわ子先生は今夜も徹夜。ライブの衣装を作るため、被服室にこもるという。

「絶対……覗いちゃダメよ」

さわ子先生は何者なのだろうか……w
ともかく、練習開始!


憂から素敵な差し入れをいただき、デザートも食べる。
律も唯も、徹夜の覚悟も辞さない構えであった。

「今夜は寝かさないゾ。子猫ちゃん」
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「一人でどうぞ」
冷たいなぁ~w

そんなこんなで盛り上がってるところへ、和がやってくる。
宿泊届けを忘れていたとことで、そこは和がフォローしてくれた。和がいるからこそ、全てがうまく回る。ホント立派な存在だ。


夜中。
気分転換に、5人は外に出てみることにする。そこから改めて校内を見てみると、起きている生徒がたくさんいるようだった。

日中は演劇の準備でバタバタしていたため何も見れなかった。その分、夜の学園祭を見て回ることに。
そこでまず唯が興味を持ったのは“マンモスの肉”。そこで、ジュリエットのお墓を発見する。

「誰かがこの店だと思って届けてくれたんだね、きっと」
「確かに…違和感ないな」
なんてこったですよw

オカ研の協力があったからこそ墓の代わりを用意でき、劇を成功させることができた。
とことで、そのお礼のためにオカ研を訪れて差し入れのお裾分けをすることに。

そこで、明日のキャトルミューティレーションに関する考察の発表に誘われ、唯たちは見に行くことを約束する。
逆に、オカ研の二人を軽音部のライブに誘い、素敵な交流ができたところで部室に戻る。

夜の学校とことでテンションの上がる皆。
紬は、今からもう一曲作っちゃおうと提案する。

「はいはい! ドキドキ分度器やりたい!」
「いやここはカバンのバカーンだろ!」
そう言う唯と律に対し、澪も対抗する。

「じゃあ、アライグマが洗った恋にしよう!」
「じゃあの意味がわからん」

一連の不思議なやり取りに、梓も笑い出してしまう。

さすがにこんな時間。明日のために寝てしまうのが得策であろう。

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紬もいつの間にか夢の中へと旅立ってたとことで、消灯して寝ることに。

よだれを垂らしながら寝る唯を見て、梓は明日へ意気込む。

『明日か。……頑張ろ』


朝。
ライブの衣装ができたとことで、さわ子先生が軽音部部室へやってくる。
しかし、皆は未だ夢の中。

「スルーだけはやめて一番堪えるから!」
重みのある言葉でw

グロッキー状態の皆であるが、徹夜して作成したさわ子先生の渾身の力作を前にし、皆は一気に目覚めさわ子先生を褒める。
澪は一人夢の中だけど、努力が報われて良かったね、さわちゃん^^


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