オオカミさんと七人の仲間たち 09話『おおかみさんと毒りんごが効かない白雪姫』

ランプの精に願い事をする林檎。ある人と仲直りしたちとのことだが……

そんな夢から目覚めた林檎は、電柱の影から様子を窺う。
その視線の先には、ミス御伽学園コンテスト1位の白雪姫乃。彼女が入っていった家には、子供たちを子分にする涼子と、子供たちに子分にされる亮士がいた。その子供たちは、姫乃の七つ子の兄弟。一也、二葉、三太、四市、五月、六郎、七子。
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姫乃がバイトで出かけている間に子供たちの世話をするのが、涼子と亮士の仕事であった。
しかし姫乃は、林檎がこの場にいないことを気にしているようだった……



翌日。
御伽銀行。
子供たちの面倒を見つつ、家計を助けるためにバイトもしている姫乃。卒業後はそのまま就職希望でもあるのだという。
そんな彼女に感心する涼子たち。それはごもっともなのだが、御伽銀行の皆が気にするのは林檎のこと。ご指名だったとのことだが、林檎は行かなかった。そのことについて気になった亮士は、涼子とともに林檎に会いに行くことに。

いつも林檎に世話になっている亮士は、力になれたらと申し出るが、林檎はそんな亮士をじーっと見て試す。
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「み、見ないでーっ!!」

無事、本物の亮士でしたw
とことでそれを確認した林檎は、姫乃に関する過去のことを話すことに。


ママと二人暮らしだった林檎の子供時代。林檎は、ママから笑顔の教えを説かれていた。
猫を被るなら男女関係なく徹底的に。さすが林檎のママと言うべき教えw
そして、林檎のキャラ付けをしたのもママさん。

「語尾に“の”をつければ、知的で礼儀正しい女の子になれるわよ」

ママの洗脳……もとい、素敵な教育を受けて幸せに暮らしていたある日。林檎は大きなお屋敷に連れてこられた。
ママが話をしている間、林檎は一人で遊んで時間を潰しているように言われたが、それは寂しいものだった。

「じゃあ、お姉ちゃんと遊ぼっか」

とことで現れたのが姫乃だった。
優しくて素敵なお姉さんと遊び、充実した一日を送ることができた林檎。当然、別れはその日のうちにやってくるが、それは永遠のものではない。また会うことを約束し、それ以降林檎は幸せな日々を送っていた。生き別れになったと教えられていたパパを紹介され、大きな家で暮らし始めた林檎であったが、そんなある日。パパの書斎で、娘に宛てた手紙を発見し、姫乃が腹違いの姉であったことを知る。
それと同時に、林檎は気付いた。姫乃と会ったあの日、ママが話していたのは、姫乃の両親の離婚の話だということを。

姫乃を追いだした形になるというのに、また会うことを望んだ林檎。事情を知らなかったとはいえ、林檎はその事実に罪悪感を感じた。家にいるのも辛くなったため、この街に来たのだという。
姫乃のために何かできればと思い続けた林檎。しかし、あと一歩の勇気が出せずに三年が過ぎてしまった。だからこそ、今回はとても貴重なチャンス。でも、やはり勇気が出ないという。

そんな林檎の最後の一歩を後押しするため、涼子は頭取が用意したプールのチケットを示す。
子供たちを御伽銀行全員でプールに連れていき、そこに姫乃も来るのだという。

「どうするかはお前次第だ。けど、わかってるよな」



翌日。
Mermaid Poolに子供たちや御伽銀行のメンバーが集まる。

ちなみに、姫乃のバイトの代わりをするのは桃ちゃん先輩。乳を揺らしながら頑張ってます。

集合した中に林檎の姿はない。しかし、近くにいる気配は亮士が感じていた。

「ったく、素直じゃねぇなぁ」
『おおかみさんに言われたくありませぇん』


プール。
水着姿の似合う女性陣。
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それに見惚れる男ども。

そんな構図のとこで、姫乃はチャラい男の毒牙にかかりかけていた。
しかし、それに気付いた子供たちはすぐさまフォロー。華麗な連携で姫乃を救う。

皆が集まったところで、プールをエンジョイ。
割といつもの光景が見られる御伽銀行の面々。
乙姫にいろいろ抜かれた(ヲイw)浦島は、子供たちに悪影響を与えないだろうか。
アリスは意外と鋭い子供たちに苦戦。素敵な一面を見せてます。
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亮士も、涼子や姫乃とともに子供たちの面倒を見ていたところ。
スクール水着で変装した林檎は楽しそうな様子に安心するも、迷いを見せていた。そんなところで、ボートから離れた一也が溺れてしまう。それを助けに行った姫乃だが、彼女も泳げない。一也を涼子に託した後、姫乃は水中へと沈んでいってしまう。
男モードの亮士がすぐさま姫乃を救い出すが、意識は戻らず。そこで林檎が出てきて、必死に姫乃に蘇生行動を行う。

姫乃に対して何もできてない。何かをしてあげたいという妹としての林檎の想いが伝わったか、姫乃はなんとか回復する。
そのまま去ろうとした林檎だが、涼子はそれを引き留め、二人で会話をさせる。

何年ぶりかの会話の機会。
その場で、姫乃は林檎に、申し訳ないと思うことは間違いだと教えてやる。

「林檎ちゃんがいたから、あの子たちに会えた」

姫乃は今、確かに幸せな時で過ごしている。それは充分すぎるものなのだろう。

「今までお姉ちゃんらしいことできなくて、ごめんね」

林檎にとって、それは受けられぬ言葉。
だから、姫乃は林檎と向き直って別の言葉をかける。

「私の妹に生まれてきてくれて、ありがとう」
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『“ごめんなさい”より“ありがとう”』。その通りの、素敵な感謝の言葉を受けた林檎はお姉ちゃんの優しさに涙を流す。

「弟たちに紹介させて」

今の林檎ならば、それに自信を持って返事をすることができる。

「はいですの!」

そして子供たちと挨拶をかわした林檎を目にし、涼子も一安心。



翌日。
洋燈のもとを訪れた林檎は言う。

「御伽銀行に三年間勤めると、願いを三つ叶えられるって聞きましたの」

それは真実。そして、それを今叶えて欲しいと林檎は申し出る。
まだ一年すら経っていないというのに、急な話。だからその見返りとして、三年間勤めるものの願いは一つでいいと林檎は申し出る。
結局エロジジイの要望に応え、林檎は願いを叶えてもらうことに。


姫乃は大学の特別奨学金を取れたのだという。
それは林檎の一押しがあったからこそ。大好きなお姉さんのために、自分の願いを使った林檎。そんなことを知ってか知らぬか、活き活きとした林檎を涼子は温かく見守る。
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今度は涼子と亮士の番。
二人にも幸せが訪れれば素敵なものだ。




涼子の夢。
そこに王子様な亮士が現れる。
お姫様を起こそうとする王子様は涼子に迫り……

あまりに恥ずかしい夢だったとはいえ、リアルな亮士を殴るのはあまりにも理不尽。でもそれは悩めるお年頃だから仕方のないとこ。
とりあえず今回も、めでたしめでたし^^


オオカミさんと七人の仲間たち (電撃文庫)
メディアワークス
沖田 雅

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