学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD ACT10

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD ACT10『The DEAD'S house rules』

身ぐるみを剥がされた麗。
彼女に、ぬちゃりとした魔の手が忍び寄る……!


とことで、麗は先日負傷した背中に薬を塗られる。
しかし、薬を塗るべき場所はそこだけではない。

「あんな鉄砲の撃ち方するからおっぱいも痛いの! 今から自分で薬塗るから!」

とことで、孝は部屋から出て行かされる。
廊下に出たところで、孝は大きな荷物を運んでいる人たちを発見。手伝おうとするも、大人の仕事とのことで遠慮されてしまう。
子供扱いされてることに孝はあまりいい感情を抱かぬか。

「気にしすぎないことだよ」

そう言うのは冴子。
彼女はとっても大人だ。
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ありすもやってきて心安らんだところで、沙耶の怒号が聞こえてくる。
随分と不機嫌な様子の沙耶が去った後、孝の前に沙耶の母・百合子が現れる。
ちょっとした昔話をしつつ、ここには長居できないという話になる。電力や水の維持は、今後期待できないのだから。

「私たちとともに生き残る覚悟のある人々だけを、一緒に連れて行く」



銃をいじるコータ。
彼もまた子供扱いをされ、本物の銃をいじる危険性を指摘される。
沙耶によりとりあえずは深く言われなかったものの、何とかしなければならないのは確かだろう。
とことで、孝たちと相談するとことに。


百合子は沙耶に理解してもらいたいと思っていた。
しかし、百合子が何を言っても納得しないため、孝がその説得を任されることになった。


孝たち一行の全員が集まる。
そこで話すべきは単純なこと。

「私たちがこれから先も、仲間でいるかどうかよ」

結束の強い集団に合流した今の選択肢は二つ。飲み込まれるか、別れるか。

別れる必要性があるかと考えてみれば、否と言えるだろう。
しかし、今の沙耶はそれを安易に受け入れられないでいた。
それは、両親が好きであるからこそ。二人がすごい人物であり、それを誇りに思っているからこそであった。

両親はこの世界に起きた異常に即座に気付き、屋敷と部下とその家族を守った。それはとても凄いこと。
しかし、一番に考えた大事な娘のことはどうか。それは沙耶にとってとても悲しいことであった。

「生き残ってるはずがないから、即座に諦めたなんて!」

沙耶の悔しい思いは痛いほどよく伝わってくる。
しかし、孝は沙耶のその言葉を許さない。
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「親が無事だとわかってるだけお前はマシだ! マシなんだ!」

沙耶の胸倉を掴み、そう言う孝。
多少荒っぽくとも、孝の沙耶に対する行動を止める者はいない。それは、皆も心の内で同じような思いを抱いているからか。

これにより冷静さを取り戻した沙耶は本題へと戻ろうとするが、そこで外からトラックのやってくる音が聞こえ、様子を見ることに。

やってきたのは高城家現党首。

「私のパパ!」
名前で呼んではくれませんかねw

沙耶のパパこと壮一郎は、<奴ら>になり果てた親友を、皆の前で斬ってみせる。
それにより、どんなに大事な存在であった者でも、躊躇いなく倒さねばならないことを教える。

「生き残りたくば……戦え!!」

それが今のこの世界で生き抜く術。

その光景を見ていた孝たち。
その中で、コータは刀じゃ効率が悪いと言い始める。銃を扱う者としてのプライドがあったのかもしれないが、冴子にとっては、それは決めつけが過ぎるところ。
自分の意見が聞き入れられなかったコータは、その場から走り去ってしまう。コータの意見もわかるが、今は冷静にならねばいけないというのに。

孝にコータとの仲直りを望むありすは、孝もコータもこの屋敷に来てほっとしただけだから仲直りはできると言う。
そのことを聞いて、孝は昔のことを思い出す。


――――中学2年の春の連休直前。
歴史好きの担任は生徒たちに話した。

『1788年。困難な航海を経て、南太平洋の楽園タヒチに到着した一隻のイギリスの軍艦があった。
名はバウンティ。この船は、タヒチに半年留まったのち、再び出港したが、一か月もしないうちに反乱が起きた。タヒチで気楽な毎日を送った乗員たちの規律が、緩みきっていたからだ』

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担任は連休をタヒチに、生徒をバウンティの乗員にたとえていたというわけ。

『そして……僕らは今、また一つのタヒチにいる』
なんとも嫌な束の間の休息だ。

そんなことを考えていたところで、コータのところに行ったありすが慌てて報告にやってくる。


コータを捜す沙耶は、冴子を発見する。

「素晴らしい九紋龍だな」

冴子は錦鯉を眺めそう言う。そんな冴子を、沙耶は皮肉る。
いつも冷静な冴子だが、その心の内はどれだけの人が考えてあげられるだろうか。

「私は……いや、私も……機嫌がいいわけではないよ」


コータは大人たちに囲まれていた。
武器を渡すように言われるも、自分以上にうまく使える者はいないと言ってのける。


沙耶も冴子もわかっていた。
昨日と変わらぬ今日、今日と変わらぬ明日。それらを当然のように受け入れる幸せは失われたとことを。
そこで改めて意味を持つ、飲み込まれるか別れるかという選択肢。どちらを選ぶかで全ては変わる。



コータたちの前に、沙耶の両親が現れる。
堂々とした壮一郎を前にしても、コータは武器を渡すわけにはいかない。それが今の彼のアイデンティティー。この世界で彼ができる、唯一のことなのだから。

できることとは何かを問われたコータ。
答えるのに時間がかかっていた彼の代わりに、その場にやってきた孝が答える。

「あなたのお嬢さんを守ることです!」

沙耶を一番に守ってきたのはコータ。それは孝だけでなく、一緒にいた皆も納得することであるだろう。
もちろん、沙耶自身だって。

「こいつがあたしを守ってくれたの! パパじゃなくてね!」
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これから進む道は二つに一つ。
沙耶の中では、もうその答えは出ているか。

to be continued...


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