世紀末オカルト学院 Episode.10『暖炉のあかり』

あかりが死んだのは自分のせい。そう言う父親の情報を得たところで皆は帰路につく。

マヤは途中で皆と別れ、かつて家族で住んでいた神代家へと立ち寄る。そこにも大切な思い出が詰まってるはずだが……



翌日。
文明は登校途中の亜美と会い、昨日のことを訊く。
亜美によると、マヤは今日もあかりのために何とかしようと考えているという。それは、マヤの優しさもあるだろうが、彼女にとってあかりのことは他人事ではないためでもあるのだろう。

文明は教師権限を使い、マヤを職員室に呼ぶ。
昨日から文明に対して不機嫌なマヤ。何に怒ってるかわからなくとも、文明はいたって真面目に謝り、マヤに歩み寄ろうとしていた。

「お前のこと、もっと知りたい。パートナーとして」

文明のその言葉に、驚きと喜びを感じているであろうマヤ。
文明もあかりのことに協力するとのことで、今日の放課後に……
「安倍先生~!」
「美風さん!」
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だからダメなんだよw
とことで、文明はまたも美風の方で用事ができてしまう。


マヤたちは、昨日と同じメンバーで健吾のもとを訪れる。
昨日のことを謝り、あかりのために頭を下げる。しかし、健吾は未だまともに話を聞こうとはしなかった。
それでも、マヤたちは家の前で待ち続けた。



辺りが真っ暗になった頃。
今日は無理だろうと考え出直そうとしたところで、家の中から健吾が姿を現す。
根負けした健吾は話を聞く。そして、あかりとの過去を明かす。

あかりは両親とともに、とても素敵な生活を送っていたはずだった。
しかし、健吾の仕事が忙しくなり、両親は喧嘩をしてしまった。それがきっかけで母親は家を出ていき、あかりと健吾の二人きりの生活が始まった。
淡泊な生活が続くが、そんな中でもクリスマスはやってくる。あかりはかつて幸せなクリスマスを両親と過ごしたことを思い出し、今年は寝ないでサンタを待っていると言う。
そんなあかりに対して、健吾はサンタクロースはいないと言い放つ。そして、忙しい仕事場へと向かう。

雪降るその夜、健吾に最悪な報せが届く。
あかりは家の外でサンタクロースを待っていたという。真剣な我が子の気持ちをわかってやれなかったがために、あかりは命を落とした。
そのことが健吾をずっと苦しめていた。

その話を聞いたマヤは、帰り道、クリスマスパーティーを開くことを提案する。
今は夏だが、サンタは夏でもどこかにはいるはず。とことで、明日パーティーを催すことにし、今日のところは別れることに。


美風との用事をすませた文明は、その最後に美風からご飯を食べていくよう誘われる。
とっても魅力的な話。それに乗ろうとしたところで……

「あら!? 安倍先生!」

とことで千尋と偶然……あくまで偶然、出会うこととなる。
晩ご飯を作りすぎてしまったとことで文明を誘う千尋。あからさまに敵意むき出しの彼女と、笑顔ながらもどことなく怖さを見せる美風を前にし、文明はどちらの誘いも断り、学長との用事があると言う。
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そこで千尋から、明日マヤの生家が取り壊されることを知り、慌ててマヤのもとへ向かう。


マヤは生家に入り、かつて幸せだった日々の思い出に浸っていた。
そこへ文明がやってくる。

マヤは最初、この家がなくなるのは平気だと思っていた。しかし、この家を再び訪れ、いろいろなことを思い出すようになったという。

「庭で父と水遊びしたり、友達とバーベキューをしたり、ハロウィンで仮装したり」

その楽しい日々と同時に、オカルトにのめり込んでいった父のことも鮮明に覚えていた。
最後まで振り向いてくれなかった父のことを考えるも、明日はまた大事な用事がある。とことで、明日クリスマスパーティーを催すことを文明に打ち明け、一つ頼みごとをすることに。



翌日。
準備万端のところであかりを呼び、パーティーが始まる。

「メリークリスマース!」

それぞれが一発芸を披露したり、一緒に歌ったり、エクソシスったり……
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幸せな時間はあっという間に過ぎていき、サンタ登場の時がやってくる。
サンタ役を頼まれていた文明は、マヤから合図をもらい中へ入ろうとしていた。そこへある者がやってきて――――


部屋にサンタがやってくる。
しかし、それは文明ではなかった。
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サンタはあかりにプレゼントを渡し、あのクリスマスイブの日のことを謝る。
あかりはそんなサンタを許し、お礼を言う。あかりにとって、サンタが来てくれるというだけで充分なのだから。
あの日から止まっていたあかりの時間は今ようやく動き出し、あかりは空へ昇って行こうとしていた。

「ありがとう――――パパ」
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あかりは幸せを思い出し、この世から去っていく。

あかりだけでなく、健吾も救われたことだろう。あかりのためにも、健吾には今という時間を確かに生き抜いてもらいたいものだ。



マヤは文明とともに生家にやってきていた。
半分壊されたそこで、マヤは思い出す。オカルト学院は自分が願ったものであったということを。

「振り向かなかったのは、私の方だ……!」

マヤは涙を流し、文明はそんな彼女の手をそっと握ってやる。

ひとしきり泣いた後、マヤは改めて決心する。
ノストラダムスの鍵を見つけること、父を殺した奴らをみつけることを。

「オカルト学院を……人類を、私たちの手で守る! 見てて……パパ!」


『本当に大切なものは、失ってからその価値に気付く』
そうなってしまう前に、想いを力に変えて願いを叶えることはできるか。


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