バクマン。 01話『夢と現実』

川口たろう原作の『超ヒーロー伝説』。決して絵はうまいとはいえないこの作品だが、満を持してのアニメ化。

そんな作品の漫画を読んでいた最高は、絵で賞をもらったことに関しておじさんに褒められる。
将来は画家かデザイナーになるかもしれない。そうは言われたが……

『いつもおじさんは、漫画家とは言わなかった』


朝。
最高は普通に目覚め、普通に登校する。

真城最高。彼は将来、普通にサラリーマンになるだろうと考えていた。

『つまらない未来。生きていることはめんどくさい』
それが最高の人生観だった。

『人生における最大のイベント、最高の生きがいは恋愛である』

それが、誰かの述べた俺言。
しかし最高はそうだとは思わず、恋愛はただ切なく苦しいだけのものと考えていた。
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最高は気になる女の子の絵を描きながら、いつものように授業時間を消費していく……


放課後。
明日からのテストを控え、最高は普通に家へと帰る。
友人とは違い真っ直ぐ帰宅した最高は、授業中に絵を描いていたノートを学校に忘れたことに気付き、それを取りに戻る。


教室では、クラスメイトの高木秋人が待ち受けていた。
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学年1位の学力を誇る彼は、最高の忘れたノートを示す。

『亜豆のこと好きなのばれた』
「そんな深刻な顔するなよ。デスノートって訳じゃないだろ」
デスノートだったら絶対忘れないよ>_<

そんなことはともかく、気になるのは秋人が何故それを持っているのかということ。

「一番後ろの席だから」

秋人は授業中の最高の様子を知っており、忘れたノートに描かれた絵を見た。
そんな秋人によると、最高が好きな亜豆も最高のことを好きなのだという。
それも一番後ろの席による情報。その信憑性はともかくとして、秋人はノートを返してくれるという。だが、それに条件を付随する。

「俺と組んで、漫画家になってくれ」

それは最高にとって予想外の言葉であった。
学力トップクラスの秋人が漫画家になると言うのだから、最高が意外に思うのも無理はないだろう。

秋人は自分の文才と最高の画力を合わせ、漫画で賞を貰うという計画を立てている。実に興味深い話に、最高も面白い提案であることを認める。
「だろ?」
「だが断る」

最高は漫画家になるのは博打打ちだと言う。
とことで漫画の事情について詳しく話す。彼がそんなことを知っているのは、最高のおじさんが漫画家であったからである。
漫画家であった。過去形。ここ重要。

それを聞いた秋人はおじさんが誰であるのかを確認する。少し前の漫画家であるが、川口たろうという名前は秋人も知っていた。
これも血筋か……と思ったところだが、川口たろうにそれほどの画力はない。複雑なところか……

最高は秋人の条件をのめず、漫画になろうという誘いを拒む。

「多分……めんどくさいから」

二人はまだ中学3年生。具体的に将来のことを考えていなくても仕方の無い所だろうが、秋人は最高に執着する。
そのしつこさに負け、最高は今一度漫画家になることについて考えてみることにする。



漫画家。
最高がそれについて考えると、おじさんのことが思い浮かぶ。

おじさんが漫画家になろうと思ったのは、女にもてたいという理由からだった。

「誰にも言うなよ」
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うわ、気持ち悪い顔w

おじさんは中学の時に好きな女の子がいたという。彼女とは特に親しかったわけではなかったが、卒業を機に手紙のやり取りを始めるようになった。
高校卒業後、その女の子は一流企業に就職。おじさんは四流大学に。
その差を埋めるべく、おじさんは漫画家になった。しかし、その頃には女の子は社長秘書。自分の作品がアニメ化した時には既に結婚していた。
恋愛の賭けには負けたものの、おじさんが頑張れたのは彼女がいたからこそだった。

その話をした二年後、おじさんは亡くなった。
おじさんが死んだのは過労死と聞かされていた最高であったが、彼自身は自殺だろうと考えていた。おじさんはたいして連載していなかったのだからそう考えるのが自然か……




最高は家でゲームをする。
明日は試験だということもあって、母親はそれを見つけると最高のことを怒る。

試験でいい点をとる。
いい高校に入る。
いい大学に入る。
いい企業に入る。

だから何だというのだろうか。最高の将来は最高のもの。彼なりに考えているのだからそれを尊重するべきだろうに。


秋人から電話がかかってくる。

「今から亜豆の家に告りに行くから、お前も来てくれ」
話が見えませんw

秋人に言われるがまま待ち合わせ場所へとやってきた最高は、秋人とともに亜豆の家にやってくる。
豪華なその家の呼び鈴を鳴らし、亜豆美保本人に出てきてもらうことに。

秋人は最高がいることを言わなかったため、美保が外に出て最高もいることに気付くと頬を赤らめる。
あらま、可愛らしい。最高も含めてね^^

「亜豆さん。僕、漫画家になるんだ。それを告白しに来ました」
『告るって、これ!?』
まぎらわしいっつのw

秋人が得た情報によると、美保は声優を目指しているのだという。
それを初めて知った最高は、美保が夢見ていることに驚きつつなれるわけないだろうと考えていた。しかし、美保は筋がいいと褒められてるとことで、その実現は間近かもしれないとのことだった。

そこで最高からも一言と、話を振られる。
何を言うべきか迷った最高は……
「僕が絵を描いて、こいつが原作」
咄嗟にそう言う。

その言葉に、美保は目を輝かせる。
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二人の漫画がアニメになったら美保をヒロインに予約するという話になり、美保もそれに快諾。
そこで最高は調子に乗って言う。

「だからその夢が叶ったら結婚して下さい!」

急すぎて話が見えませんw

唐突のことであったため、美保は家へと戻って行ってしまう。

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何を言ってるのか自分でもよくわからなかった最高。そんな彼に、美保からの返事がくる。

「わかった。約束する」

え……?

「ま、まさか結婚の……?」
「……はい」
うおーーーー!!w

しかし、それは夢が叶ったらの話。それまでは会わないでメールなどでのやり取りだけに制限し、それぞれ夢に向かって頑張るとことに。

「俺は漫画家になる」
最高は断言する。

「日本一の漫画家になろう!」
「いや、日本一は無理だ。この少子化の時代、今更ドラゴンボールやワンピースは越せない!」
割と冷静だw

動機はどうあれ、夢を持ってそれの実現を目指すのはとっても素敵なこと^^


バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)
集英社
小畑 健

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