とある魔術の禁書目録II #12『天文台(ベルヴェデーレ)』

上条さんがいるのは第七学区。

オリアナを見失った上条さんは土御門に電話し、そこで疑問に思った事を訊いてみる。

「オリアナって何で街を歩いてるんだ?」

素朴な疑問。それは的確なものだった。
最初は刺突杭剣-スタブソード-の取引がおこなわれるものだと思ってオリアナを追っていた。それが使徒十字-クローチェディピエトロ-であったにしろ、その取引を止めるという上条さんたちのすることは変わらない。それならば今オリアナが逃げているのは、その追撃から逃れるためとことで説明がつく。
では、その前の段階ではどうであったか。彼女は使徒十字-クローチェディピエトロ-を持っていなかった。それは取引をする…つまりは人と会うために出歩いていたわけではないとことになり、それでいてうろうろと街に出歩いて理由な何なのかという疑問が生じる。
わざわざリスクを高めて出歩いていたのに、どんな理由があったのか……

上条さんはステイルからもらったメールを土御門に転送する。
それは使徒十字-クローチェディピエトロ-の保管庫の大掃除に関する記録。そこには、いくつかの情報が記されていた。
神経質なまでに光を当てないようにしていたこと。大掃除は昼間のうちに終わらせていたこと。そして、保管員には問題があり、勤務時間中にホロスコープを使った星占いをしていたこと。
以上の3点から察するに、用心していたのは夜の光。つまり、☆とこと。

オリアナは使徒十字-クローチェディピエトロ-=アンテナを立てるのに最適な場所を探していたのではないかという説が浮かび上がる。しかし、ペテロが死んだのは6月29日であるし、日本とバチカンの緯度と経度の違いもある。問題はいくつか残っているところだが、それらを考えるよりもまずは動くことが大事。
最低限のタイムリミットは日没なのだから。

それらを話していたところで……

「とうま」

インデックスが現れてしまう。



オリアナは神裂火織が来ていないことを感じ、リドヴィアと連絡を取る。
そして、さきほどの少女がただの一般人・姫神秋沙だと知る。

「最低ね……」

守るべき相手を傷つけてしまった。
もう二度と過ちを犯さないためにも、リドヴィアはこの学園都市を支配するという目的をより強く抱く。
オリアナはそれを不安に感じているが……
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インデックスは上条さんが競技に参加していない理由を問い詰める。
上条さんはそれを誤魔化しつつ、インデックスは先に皆のところに行くようにと言う。

「次は組体操だって言ってたよ。ちゃんと来れる?」
もちろんだとも。

「ちゃんと行く。だから待っててくれるか? インデックス」

そんな上条さんの言葉を信じ、インデックスは駆けていく。
健気なインデックスのためにも、早く終わらせてしまわなければ。


上条さんにステイルから電話がかかってくる。
姫神はなんとかショック症状から脱したようで、あとはカエル次第といったところ。助かればいいが……いや、きっと助かるだろう。


土御門は何らかの情報を掴んでおり、核心に迫っていた。
しかし、まだ矛盾がある。それはどうなるか……


吹寄は小萌先生と連絡を取り、姫神がピンチだったことを知る。
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その通話の途中、小萌先生はどこかへ走っていくステイルを発見、姫神の命の恩人であるその神父さんを追っていく。
この学園都市で何が起こっているのか。吹寄は大いに疑問を抱いたところだろう。


上条さんは土御門と合流し、星座に発動の鍵があることを知る。
しかし、かつて使徒十字-クローチェディピエトロ-が使われたのは夏。秋の星座では代用できないだろうとのことだった。
夏の星座と言えば、夏の大三角。はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイルで構成されるそれは多少の街明かりのある夜でも見ることができるだろう。
秋の星座と言えば、ペガススの四辺形。馬のへそとなるアンドロメダ座のアルフェラッツを含め、マルカブ、シェアト、アルゲニブで構成さ(ry

もうすぐ17時になるというところで、土御門の携帯に電話がかかってくる。

「そちらは、ステイル=マグヌスさんの携帯電話でよろしいでしょうか?」
「「間違い電話だよ!」」

そんなうっかりさんな電話主は、オルソラ=アクィナス。
彼女によると、使徒十字-クローチェディピエトロ-の使用条件がわかったとのことだった。
星座の力を利用する大規模霊装。そこまでは既に掴んでいる情報だが、その先が重要。季節に関係なく世界全土で自由に発動できるのだということだった。

「使徒十字-クローチェディピエトロ-を使うためには、使用するエリアの特性を詳しく把握し、そのエリアに最適な星座を、88の中から選択することで、初めて発動条件が整うのでございますよ」

6月29日はバチカンで使徒十字-クローチェディピエトロ-が使える日。ペテロはその日に合わせて捕まったのだという。
では、今日9月19日ではどうか。その場所を、オルソラはもちろん掴んでいた。


美鈴と美琴は学園都市をめぐる。

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乙女チックで可愛らしい美琴は、自分に向けられたねっとりとした視線を感じる。
その主はもちろん黒子。美琴を愛する彼女であるが、お姉様オーラの大インフレを発する美鈴にも惚れこみ、まとめてかかってこいという態度を見せる。
とんだ変態だ……w


オリアナが歩きまわっていたのは使えるポイントを探していたとこと。
これまでのものはどこも、ビルや街路樹で空が隠されていた。残るポイントはあと一つ、二十三学区の実験空港。空を隠すものが何もないそこが決定的だろう。

追手(小萌先生)から逃れてきたステイルとも合流し、警備体制の厳しい二十三学区に潜り込むべく、土御門は今回限りの特権を行使する。
警備状況を変えてもらい、その穴をつく。二十三学区に到着してからリミットは30分もないとことで、土御門はボロボロの体でありながらも迷わず二十三学区への侵入を手伝う。

列車がやってくる。

「この列車に乗ったらもう後戻りはできない。待っているのは、殺し合いだけだろう。覚悟は決まったか、上条当麻」

もちろん、彼に迷いはない。
それだけではない。

「俺は殺し合いで終わらせるつもりなんてねぇよ」

3人は列車に乗り込む。



「当麻がいない?」

上条さんの動向が掴めないことを、小萌先生は上条さんの両親に謝罪する。
そんな小萌先生に刀夜は問う。

「当麻は、自発的に行動してるんですよね?」
応。

「なら、当麻にとって、競技以上の価値ある行いというわけだ。止める理由は思い浮かばない…かな」
「はい」

両親は息子のことをよく理解し信頼し、その行動を尊重している。
素敵なものだ。


リドヴィアは使徒十字-クローチェディピエトロ-を地面に突き立てる。

「天の空を屋根に変え、この地に安住を築くために。いざ、聖十二使徒のご加護を」


土御門の話を参考に、死角をついて空港に潜り込む上条さん達。
しかし、フェンスには速記原典-ショートハンド-が仕掛けられており、土御門はさらにボロボロに。
彼はこれ以上動くことはできない。。だから、ここから先は二人で向かう。

フェンスの先にいたオリアナと二人で戦うものの、オリアナは強い。ステイルは蹴られて華麗に回転する。

「お前が学園都市をメチャクチャにして、大覇星祭を台無しにするってんなら…必ずここで止めてやる!」

「メチャメチャってのはヒドイわね」
メチャクチャです(´・ω・`)

皆を幸せにしようとするオリアナ。
それがいい言葉であるのは上条さんにもわかる。それから先に何が起ころうとも、ひとまずそれは置いておいてよくとも。

「けどな、俺にとって困るのは、テメェが今ここで使徒十字-クローチェディピエトロ-を使って、大覇星祭を潰しちまうことなんだよ!」

どれだけの人間がどれほど大覇星祭を大切に想っているか……
どんな者であっても、それを奪う権利はない。

「まだこの街で何かやるって言うなら……その幻想を欠片も残さず、ぶち殺してやる!
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キャラアニ
2011-01-21

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