STAR DRIVER 輝きのタクト 18話『ケイトの朝と夜』

心地よい日差しを浴びながら、ケイトは校舎の上で歌う……


南十字学園高等部学生寮。
そこでバーベキューパーティーが催されようとしていた。
しかし、集まったのはタクトとベニオとテツヤの3人のみw
皆は実家に戻ってしまっているようだが……

「せっかくの南の島なのに、夏休みこそここで過ごさないと、もったいないじゃないですか」

タクトの言うことはごもっとも。
数日間帰ることがあるにしても、ここまで少数にならなくてもいいだろうに。

ちなみに、ジョージは寮に残っているものの、バイトで受けた心の傷を癒すのに精一杯なようす。

「アルバイトとは言え、実社会に出ると、想像を超えた驚きが待っている」
先輩から素敵な俺言いただきました~^^

「こんばんは」

そんなところで、素敵なゲストさん達がやってくる。
浴衣に身を包んだサリナとワコとルリ。可愛らしい女性陣は、タクトが気を遣って呼んだという。

ジョージはすぐさまギアチェンジ。しかし、ベニオは勝手な行動に不機嫌な様子。
このイベントは代々寮に伝わる寮生だけの伝統的なものなのだから――

「サイダーは、ここに置いていい?」

シンドウ・スガタ。
彼の姿を発見し……

「そうね。燃える夏はまだ終わってないわね」
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素直でよろしい。



只今、打ち明け花火大会開催中
まだまだ少ないかもしれないが、それなりの人数が揃ったところで楽しそうなイベントが開催される。

最初はワコのターン。
「実は期末試験の時、教室の中で怪しい雷の音が鳴り響いてたのは、ぁあたしのお腹の音です!」
「たまや!」
サリナの“たまや”は合格の証し。花火は次の人に渡され、ゲームは続いていく。

ルリ。
「前にタクト君のお弁当作った時、作りたてのコロッケに5分以上かけて、ラブラブ念力込めました~」
「たまや!」

スガタ。
「実は、よくメイドに背中を流してもらう」
さすが坊ちゃん。
「たまや!」

ベニオ。
「実は……ファーストキスの相手は、飼い猫のレオナルドでした!」
「たまや!」

テツヤ。
「実は、ピーマンが食べられない」
「不発!」
それは不合格の合図。
「じ、じゃあ、ベニオの水着で逆上がり100回を隠し撮りしたのは、俺だ!」
「たまや!」

タクト。
答えを用意していなかったのか、打ち明けることもできないままそこで花火が燃え尽きてしまう。

敗者は服を1枚脱がなければいけない。負け続きのタクトはこれ以上脱ぐと危ないところまでやってきており実にピンチ。そんな場面で、マドカとコウが通りがかる。
二人の到来をベニオは歓迎せず、花火で威嚇する。
それに黙っていないのがマドカとコウ。同じく花火で反撃し、派手な争いが勃発する。

危険です、花火で遊ぶ人は絶対マネしないように

いくら銀河美少年でも、その争いを止めることはできない。花火は派手に乱発し、その被害は寮内まで及んでしまう。
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「……僕の部屋だ」
「……そうね」
なんてこったですよ。


タクトの部屋は燃えてしまい生活できないことに。
怪我人がなかったことが幸いか。

「彼は、うちに下宿させます」

スガタがいたことが大きな救い。
大事な懐中時計を持っていたのもまた救いか。

タクトは住まわせてもらうことになる部屋へとやってくる。

「ここ、スガタ君が昔使ってた部屋だよ」

ワコが言うそこは、子供が使っていたと感じられる装飾が並んでおり、さらには落書きまでもが残されてあった。

「これ、スガタが小さい時に描いたのかなぁ?」
「あ。その落書き、あたし。小さい時は、いつもここに遊びに来てたんだ」

それはタクトがまだ知らぬ頃の話。それを聞き、タクトは嫉妬ともとれる寂しげな表情を見せる。
重要なのは、どちらに嫉妬したのかということ。ワコと仲の良いスガタに嫉妬したのか、それともスガタと仲の良いワコに嫉妬したのか……w

「そうだ。いいもの見せてあげる」
そう言い、ワコはスガタのアルバムを用意する。

そこにはスガタとワコはもちろんのこと、もう一人の少女が写っていた。
アイドルの真似をして遊んでたというワコの隣にいるその人物。それはケイトであった。
おたまをマイク代わりにする彼女の姿は、今の彼女からは想像できぬところか。



二学期。
アタリ・コウとケイ・マドカが学園に揃って転入してくる。
二人が話題になる一方で、ルリは噂の彼といい感じに。

「いいよなぁ……」
「いいですね……」

手の甲にキスされるルリの恥じらう姿は乙女なもの。やはり彼女も魅力的な女性であることを実感する。

ルリがお弁当を作ってきたため、先輩は料理した手にご褒美のチューしたとのことだった。なんとも可愛らしい先輩じゃないか。

「彼氏がいる夏休みが終わると、彼氏のいる新学期が始まるわけですなぁ」
ワコも人の恋に関心を向けてばかりいられない。

「ワコは…どっちかにもう決めてるの?」
スガタかタクトか……


「寮の火事、大変だったわね」

カナコはタクトに話しかける。
原因が情けないものなので、同情してもらうのも複雑なところかもしれない。

「今はどこにいるの?」
スガタの家。

「うちに来てもいいわよ。 火遊びなら……私とすればいいのに」
刺激的。
彼女のもとにいけば大やけどをしてしまいそうだ。

「そういえば、スガタんとこでアルバム見たよ」
タクトはケイトに話しかける。

「昔、ワコと二人で、アイドルユニット組むって言ってたんだって?」

それは十年ほど前の話。今とはイメージが違うのも仕方ない。むしろ今でも歌手になりたいと言っているワコの方がおかしいか……



カラオケ ニチゴ。
そこの一室で、ノリノリな女性がいた。
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振りまでこなしてノリノリで歌う彼女こそ、ニチ・ケイト。ひが日死の巫女である。

――――~いつだって♪

華麗に歌い終えたところで、彼女の目の前に新しいバイトが現れる。
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「イッツアワンダー……」

驚き立ちつくす彼こそ、ツナシ・タクト。銀河美少年である。

「確かに実社会には、想像を超えた驚きが待ってるなぁ……」

ケイトは毎日フリフリ踊っているのだという。これはもうあれを言うしかない。

「たまや……」



綺羅星十字団。

ヘーゲントは擱座したまま。復元するのは簡単ではなく、まずはマドカと現時点におけるオリハルコンの波動周期極点を導き出す計算をしなければならない。それにかかるのは数日。加えて総会の許可が必要とあって、何度でも暴れられるというわけはなかった。

今のフェーズでは復元にリスクも伴う。バンカーはそれを心配するが、コウたちには関係ない。

「君はつまんない君だね」

しかし、つまんない君は彼だけではない。プロフェッサー・グリーンもコウたちの勝手な行動を心配していた。その思考は今後にどう影響してくるか……

ヘーゲントが壊れていても、本物のシルシを持ったスタードライバーであるマドカは第1フェーズを使うことができる。彼女は何かを企む。


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夜間飛行の公演が近付いてきた。
ミズノが抜けたことで新メンバーを集める必要があるため、キャンペーンの一環として柔軟体操を公開する。

マドカたちよりも人気がある彼らに、ケイトも目を向けていた。
思い出すのは朝のこと。ケイトの恥ずかしい秘密のことを誰にも言わないと約束したタクト。それは当然のことなのだが、彼女はそれに何を感じたか……

「あなたも演劇部のファン?」
マドカたちがケイトに話しかける。

「演劇部になんて、興味ないから」

ケイトは素っ気なく返事をし、その場を後にする。

彼女の正体が何者であるのか。ケイトとコウは察していたであろう。
しかし、今の二人にはそれ以上に興味深いことがある。



放課後。
タクトはスガタに稽古をつけてもらうことになる。

「僕から一本取れれば、そこで終わりにしてやる。不満そうな顔するな! その代わり、部屋代はタダにしてやってもいい」
「乗った!」

そんな二人の様子を、ニードルスターとウィンドウスターが崖上から見守る。

先に仕掛けたのは二刀流のタクト。しかし、そう簡単にスガタから一本を取れることはなく、片方の木刀ははじかれてしまう。
手加減なんてもちろんない。そんな甘い考えは持っていてはいけない。

「いくぞ大家!」
「来い、居候!」

そこでウィンドウスターは動き出す。

「ヘーゲント第1フェーズ・ミロワール!」

彼女の手から発せられた逆ハート。
それはタクトたちを闇に包みこむ。

タクトの前にスターソードを持つウィンドウスターが現れる。それは全てが敵というわけではない。自分以外の全てがウィンドウスターに見えるというこの闇の中では、敵と味方の認識ができなかった。

目の前に現れた者に対する攻撃を躊躇ってしまう。それはもちろんタクトだけでなく、スガタにも言えること。
しかし、これはスガタ曰く、くだらない小細工。
彼の胸からザメクの光が発せられる。それは王の柱となりて天を貫き、闇の空間を打ち破る。

そこには既に敵の姿はなく、片膝をつくスガタと焦げたタクトが残るだけ。

「だから少しは手加減しろよー!」

危険です。第1フェーズを使う人は絶対にマネしないように!!
だそうですw


容赦のないスガタ。それでも、彼はモテる。それは何故か……

「スガタ君、本当はとっても優しいんだよ」
ツンデレなだけだよ。

小さい時、ワコがアイドルのモノマネをするとスガタは喜んで褒めてくれたという。
そのことから、タクトはケイトの想いを悟る。
自分のことには鈍感なのに……



ひが日死の巫女には大切な仕事がある。それはヘッドがやらせてるわけではないもの。
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ケイトはシンドウ家を訪れる。
彼女を出迎えるのはジャガーとタイガー。

「ここしばらくは、大丈夫だったのですが」
「今夜はまた、深い眠りの底です」

二人は襖を開ける。
その先にはスガタがいた。

彼はやはり、代償なしで王の柱を使うことはできないでいたか。
ケイトは彼の前で着衣をはだけ、そして――――


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