花咲くいろは 03話『ホビロン』

「うざい。ちっちゃいくせに声でかい。死ねって言うなって何なのアイツ。ふざけんな死ね」

そんな愚痴をこぼしながら、民子は仕事をおこなう。


太朗は朝食をいらないとことで、彼の分の干物を食べちゃおうと言う巴であったが、菜子はそれに乗らず。

「心の準備です」
そう言うのも無理はない。

「復讐のまかない」
それが待っているのだから。

「私は食べる」
民子は強い決意を持って朝食へと臨む。
……が、そこに緒花はおらず。
裏切ったと憤りを見せる民子であったが、大量の里芋とホウレン草は用意してあり、その頃緒花はどこに行ったかというと……

『そう。その時、とんでもないドラマが、あたしに降りかかっていたのです』

緒花は波の間でもがいていた。
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それもそのはず、“縛り百選”という本を見ながら、太朗が彼女に亀甲縛りをしようとしていたのだから。
しかしうまくいかず、彼は悩み叫ぶ。
そんな彼を見かねてか、落とした本を見て緒花がアドバイス。

「そっか。ありがとう」

考えること数瞬。

「監禁した少女に逆に教えられるなんて……」

そんなところで緒花の口を塞いでいた布がとれる。
太朗は慌ててそれを直そうとするも、緒花は大きな声を出さないので大丈夫と言う。

「それより、どうして私を縛ったり、猿ぐつわをしたりする必要が?」
それはあの小説を見られたことにある。

「温泉仲居、泡まみれの新人研修」

そう。
つまり、太朗が売れっ子小説家であるなんて嘘。

「多分そうだと思いましたけど」
ですよねー(´・ω・`)

どうしても書けないからと憧れの缶詰生活を送ることでアイデアが浮かぶと思ったものの、出てきたのは泡まみれ……
エロに手を出してもダメ。自分には才能がないのだと、太朗は嘆き苦しむ。
そんな彼を緒花は励ます。

「才能がないなんて、自分で判断できることじゃないですし」

それじゃあと、太朗は緒花に一つ頼みごとをする。
えー……(´・ω・`)



旅館の朝。
料理の途中に消えた緒花を捜す旅館メンバーであったが見つからず。いよいよ警察に連絡した方がと縁が考える一方で、菜子は自分たちのことを嫌いになったのではないかと言う。
東京に帰ったのではないか。その可能性は確かに考えられるため、民子も表情を曇らせる。
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とは言え、料理の途中でいなくなったのはやはり怪しいところだが。

女将は皆の混乱をそこまでにさせ、今日はお客様が来ないとことで見えないとこまで大掃除と言う。



『我慢しなくていいんですよ。この宿のことだけじゃなく、全部…ちゃんと教えてあげますから』
菜子が緒花に迫る。そして民子も……
『いっつも声でかいけど…こういう時もおっきいんだ』
『嫌。言わないで』

「……僕、才能ある」
……(´・ω・`)

これは太朗が書いた小説。

「そんなに声でかいですか? あたし」
まず気になるのはそこか。
次に気になるのはどうして自分のことを書けるのかということ。ウォッチしていたという太朗への不信感は募る。

『私―…輝きたいんですッ!』
『大丈夫……ちゃんと、ここ磨けば…輝けるから』
『輝きたいんだよね?』
これを緒花に読ませるとは、なんという奴か太朗は。

緒花がその部分について何かを訊こうとしたところで、菜子がやってくる。
掃除ということであったため太朗はそれを断るが、電灯の調子を調べて来いとも言われていて菜子も簡単に引き下がるわけにはいかない。

「しつこい! そんなことばかりに気を取られているから原稿をなくすんだ!」
その言葉にムーっとする緒花。

「ダメ旅館には、ダメ仲居しかいないのか」
「それはないですよ!」
緒花が口を挟む。
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太朗にとってはキツイとこだろう。今度は菜子も監禁しようする太朗であったが、そこには豆じいもいた。

「こうなったらこの爺さんも拮抗縛りに……!」
その言葉に、豆じいは頬を赤く染める。
wwwwwww

太朗が思わず手を止めてしまうのも無理はない。どちらにしろ、そんなところを巴に見つかって終い。

「無理だ無理だ無理だ。こんなにたくさん縛るの……無理だー!」
そういう問題か(´・ω・`)
太朗は部屋から飛び出し、そして階段前で滑り転がり落ちる。



緒花の証言から、全ては狂言であったことが発覚する。
皆の溜まりに溜まった怒りが噴出し、今度こそ警察にという話になり太朗大ピンチというところであったが、

「お待ち!」
と、女将。

「あのお客さんから真実を聞くまで、判断はできないよ」
それは緒花のことを信じていないというわけではない。

「それ以上に、お客様を疑うわけにはいかないんだ」

何を置いてもお客様第一。
それを聞いていた太朗は車を動かす。
それは喜翆荘のものであり、旅館の面々も皆でその車を追う。

赤信号ではきっちり停止する太朗。
「こんな時でも常識を破れないからやっぱりダメなんだ……」
でもそれは良さでもある……か。

開けろと言う徹を無視し、太朗はなおも逃走を続ける。
ちなみに、一度外に出てしまった徹のことは無視。
蓮さん厳しいッス(´・ω・`)

「……汲み上げ湯葉。来月の献立にいかがでしょう。女将さん」
「そうだね。試しに作ってみな」

とことで、金子豆腐店。
緊迫感はどこいった(´・ω・`)
ってなところへ、徹が自力で追いついてくる。よく頑張った……(´;ω;`)

疲労困憊の彼を連れてなおも太朗が逃げたであろう方向に向かうと、その先で喜翆荘の車を見つける。
太朗はどこにいったかと言うと……彼は断崖絶壁に立っていた。

「来ないでくれ!」
まさにドラマの終盤といったところか。

「僕はずっと……みんなに偉そうにして、みんなを騙してるつもりでいた。でも、そんなのとっくの昔に見抜かれていたんだ。女将さんには……。 自分が恥ずかしい。人の善意に胡坐をかいて……やっぱり、僕なんて消えた方」
「善意じゃないです」
と、緒花(´・ω・`)

「女将さんにそんな優しい気持ちがあるはずがありません」

緒花はホント空気が読めない。
しかし、まさに彼女の言うとおりであると、女将は肯定する。

「お客様の素性に気付いていても、それを疑ってはいけないのがこの仕事。 それに、賞をとってお代をいただく…ことができたならこっちはトントンなんですよ」

スイは続ける。

「先のことなんざ誰にもわかりゃしません。賞をとれば…いや、とる気持ちを捨てない限り、可能性は消えない。お客様はお客様のままです」
まさに女将の鑑といったところか。

しかし、太朗は自分に才能がないと訴え、崖から勢いよく飛び降りてしまう。激しい荒波にもまれながら、
「死にたく…ない!」

そんな彼を見ていち早く動いたのは菜子。
彼女は華麗に跳び、太朗のもとへ。

「心配はいらないよ。あの子の子供時分のあだ名はかっぱっぱ。 三歳の頃からスイミングスクールに通っているはず」
はず、かよ(´・ω・`)

太朗を救出し終え、菜子が大胆セクシーに構えているところへ皆は駆け付ける。
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しっかしなんてエロい表情か……たまらん(*´Д`)

死ぬことすら満足にできない太朗は、自分に絶望する。
そんな彼を、緒花は平手打ち。

「次郎丸さん才能ありますよ!」
そう言う根拠はある。

「私、輝きたいんです!」

それは彼の書いた小説にもあった。
そのことについて、緒花は民子たちに説明する。

「私と民子さんと菜子さんが出てくるの」
怪しい方向へ……

「私たちがお風呂場のモップで……変なとこ洗いっこするんだけど……」
「はぁ!?」
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だよね(´・ω・`)

確かにエッチぃ小説だったものの、緒花が自分でも気付けていなかったことを理解してあげていた。輝きたいという緒花の気持ちを。
観察眼ということに関しては太朗は秀でた何かを持っている。

「次郎丸さんはホントの……ホントに小説家さんです!」

緒花のその言葉を受け、太朗は涙を流す。
たとえ多くの人に理解されなくても……たった一人でも理解してくれる人がいる。それはとっても幸せなことだろう。



「すんませんでした!」

太朗は旅館で働くことになり、宿泊代を返しながら賞をとるための執筆をすることに決まる。

もう夕方。
皆のお腹もすいたとあって、ここで食事をとることに。

緒花は活躍した菜子をカッコ良かったと言う。
それに対して……
「…教えましょうか?」
仲居の仕事をちゃんと教えられなかったからと……その考えが素敵なものだ。


食事が出来上がる。
民子の分は緒花がよそう。もちろん、ホウレン草をたっぷり入れて。

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微妙な表情を浮かべながらも、民子はそれを口にする。

「食べたー!」

緒花は復讐成功を喜ぶ。
そんな彼女に……

「ホビロン!!」

それが“死ね”の代わりに民子が生み出した呪いの言葉か。



スイは御鈴を鳴らして知らせる。

「あなた。あの子は、ホントに皐月にそっくりですよ」

幸せな報告。
それを終えたところで、豆じいこと電六がやってくる。

「わかってたんですね」
何がと訊かずともそれに続く言葉は予想できるか。

「緒花さんがなんとかしてくれる」
馬鹿と鋏は使いよう。なのだから。



仲居教本初級を読み、難しいと感じた緒花は一休みすることに。
その際、民子の布団に隠されたノートを見つける。

『死ね!以外の言葉』
それをテーマに書かれたそれでは、いくつかの候補が挙げられていた。

・ムカツク→ちょっと普通すぎ…
・近寄るな!→ダメージ少なすぎ…か?
・やっつけられろ→意味不明?
・呪われろ!→…暗っ!?


そして最終的に決まったホビロン。

んとに
っくりするほど
外!

彼女の言葉にはそんな意味が詰まっていたか。

「ホビロン。アヒルの羽化孵化しかけた卵。食用。気持ち悪い。生理的にうけつけないし無理。意味もあってるし……」
決定!!

それは素敵な努力。
この嫌われ方は、清々しいものだろう。

そんなところでメールが届く。
皐月からと思われたが、それは孝一からのものだった。

『見送りに行かなくてごめん。緒花、がんばれ!!』
孝ちゃん……(*´Д`)

離れることで初めてわかる。彼からのメールがこんなに嬉しいものだということを。
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『うん。 あたし、頑張るよ。 この場所で…輝けるように』

君の銀河はきっと輝く!


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