「おはようございます!」
そんなところへ制服姿の緒花登場。
「制服っていうのは、少女の持つ清楚な魅力を存分に引き出して」
「次郎さん」
若旦那の縁に止められ、次郎丸はすぐさま裏庭の掃除へ向かう。
「あの人、浴場の掃除はやたらとうまいんだけどさ」
そういう知識もあったのかなw
緒花は民子を呼んで一緒に学校へというところであったが、そんなところで徹にぶかぶかの制服をバカにされる。
それで意地になってスカートを上げている緒花が可愛い(*^ω^*)
そんなこんなで、緒花は民子と菜子とともに登校する。
転校初日で緊張。二人と同じクラスになれればいいなと言うが、
「あんたと同じクラスなんて絶対にホビロン」
そんな会話をしているところで、1台の車が勢いよく通り過ぎていく。
それはふくや旅館というガイドブックにも載っている有名旅館から出てきたもの。
「強力なライバル出現!」
といっても、喜翆荘より歴史あり。
3人は駅へと到着する。
桜が舞って綺麗な光景に、緒花は感動。これだけ咲いてれば普通は人ごみで歩けない。そんな過去のことを思い出す。
それは孝一と過ごした時のこと。
手を繋ぐのは恥ずかしいからと二人で一つの袋を持ち、はぐれないように人ごみの中を歩いた。
『ホント、いつも孝ちゃんには、守ってもらってばっかだった』
その頃のことを思い出して彼への返信内容を考えつつ、緒花は電車に揺られ学校へと向かう。
緒花は菜子に職員室まで案内してもらい、そこで彼女と別れる。
菜子が歩いていると、周りの者が彼女の方を向いてクスクス。変だと感じて緒花の方を向いてみると……
「同じクラスになりますように。同じクラスになりますように。同じクラスになりますように……」
「もう~」
すぐさまその場を後にする菜子も可愛い(*^ω^*)
緒花は担任教師と遭遇。とことで、転入するクラスへとやってくる。
ざっと教室を見渡したところ、窓側の一番後ろの席に民子を発見。緒花は軽く手を挙げて知らせるも、民子は無視。
そんな民子も素敵(*´ω`*)
「松前緒花です。東京から来ました」
キャー!(*>ω<*)
東京から来たと聞くや否や、皆は敏感に反応。
どれもこれも東京人と聞いたから持つ印象ばかりだが……まあ興味を抱いてもらってるだけマシといったところか。
休み時間。
民子のもとに行こうとした緒花だが、その前に恒例の質問タイム。
その中の一つ。彼氏がいるのかという質問に、またも孝一のことを思い出してしまう。
そんなところで民子が立ち上がり、不機嫌そうに教室を出ていく。
民子は緒花のいる旅館で仕事している。それを確認したクラスメイトに、
「同じ部屋で――」
と言いかけたところで、勢いよく男子がやってくる。
民子姫の普段の姿を訊く男子……ホビロン(´・ω・`)
この男子のイメージでは、民子姫は白いワンピースが似合う高原の少女。ちょっとキツそうで隙が無いところも高嶺の花だという。
『普段はジャージで、しかもただの口下手と思われ』
でも言えやしない。
そんな彼女の普段の様子を隠し撮りしてくるよう3000円で頼むこの男だが、別の男子は風呂上りだったら3500円と……ホビロン(´・ω・`)
「やぁーめぇーい!」
そんなところでストップの声をかけたのはプリチー結名ちゃん(*´ω`*)
「もう~なんやね~ん。緒花さん困っとるやんかいさ~」
緒花に親しげに話しかけてくれる結名ちゃん(*´ω`*)
「そうだー! 緒花さん。次家庭科なんやでー。実習やでー。一緒に行きまひょ」
行きまひょ(*´ω`*)
とことで、緒花は結名ちゃんに連れられ教室を出ていくことに。
民子姫と結名姫に恵まれたこのクラスのなんて幸せなことか。男子達……ホビロン(´・ω・`)
「ララララン♪ ララララン♪」
緒花を連れだした結名ちゃんは、皆に構われすぎて困ってた緒花を庇ってくれたのであった。
それはきっと彼女もここの出身ではないからだろうと思われたが……
「今日はエセ関西気分だったの~」
そうだったの~(*´ω`*)
「あなた、喜翆荘のお孫さんなんだよね。私もお孫さんなんだー」
(´・ω・`)エッ..?
「和倉結名。ふくや旅館の跡取り娘でーす!」
わお(´・ω・`)
旅館を継ぐための勉強をそれほどしているわけではない彼女は、継ぐことにたいした拘りを持っていなかった。
「楽しければどっちでもいい!」
歯を見せた笑みがとっても素敵(*´ω`*)
結名ちゃんもカッコイイと言えるが、喜翆荘にもそう言える人はいるよねと結名ちゃん。
次郎丸のことかと思った緒花は、
「でもかなりエッチですよ」
そう言っていいものか……
緒花は菜子と一緒に昼食。
民子はモテモテで下駄箱にはいつも手紙がいっぱいだという話を聞く。
そんなところで、民子が告白される絶妙な場面に遭遇してしまう。
「私は好きじゃない」
スッパリと切る民子であったが、本気である男は食い下がる。
彼女のタイプはというと……
「けっこう物言いがキツくて、でもホント温かくて、誰よりも率先して動いて、仕事に一生懸命で……髪の長さはこれくらいで、目はちょっとつり上がっていて――」
そういう人に私はなりたい(´・ω・`)
菜子はそれらの説明で彼女が好きな人が誰なのか感じ取っていた。
緒花は少なくとも徹とは大違いだと感じていたが……
高原の少女や、校舎裏での告白。
民子に関するそんな話を聞き、巴は彼女を盗撮してやろうと企む。
民子もその嫌な雰囲気を感じ取ったか。そんな彼女の串刺しが甘く、徹はそれを教えてやる。
「串はこう……もっとこう、捻りを加えるんだよ。ずぶっと。こう一気に」
(*>ω<*)
すぐさま民子のところに行こうとする巴を、緒花と菜子でなんとか止める。
緒花から余裕を感じた巴は男がいることを予想。孝ちゃんという名を聞き、裏切り者である彼女も追い詰める……
雨。
緒花は孝一への返信メールを考える。
告白されたことをなかったように書くのはずるいような気がするとことで文章を考えるものの決まらず。
下品に悶えていたところで……
「緒花さん?」
考えること数秒。
「屈伸からの…うっさぎっ跳びっ」
(´・ω・`)
緒花でもどう人に伝えていいかわからないことがある。
そんな話を菜子としながら雨降る外を歩いていたところで、青鷺と遭遇する。
青鷺さんに驚きながらも到着したふくや旅館。ここにもまた恐い女将さんがいて……だからこそ菜子は緒花が一緒に来てくれたことに安心していた。
その緒花は青鷺を気にしていたが、菜子はそれを華麗にスルー(´・ω・`)
雨上がりの帰り道。
ちょっと寄り道していくことに。
菜子は小さい頃から引っ込み思案とことで、そんな自分を変えたくて旅館のバイトを始めたという。それに加えいつもお参りしているという場所へ寄りに来た。
ここの神様は狐を従えた小さな女の子。彼女はすぐ迷子になってしまうため、神無月には雪洞祭りがあるのだという。
「神無月。日本中の神様が出雲へと帰っていく日に、みんなで雪洞をかざして道しるべを作るんです。 神様が進むべき道を、迷子にならないように」
闇の中、神様の道が出来上がる。それは何と素敵なことか。
「それ……とっても素敵なお祭りだね、なこち」
いいじゃない、菜子ち(*^ω^*)
菜子ちは友達とあだ名で呼び合うことがささやかな夢であった。
とことで、鶴来民子のあだ名を考えた時のことを思い出す。
みんみ、みんみん、みもー、みんぽetc...
みもー可愛い(*^ω^*)
結果、無難にみんちゃんに決定し、早速彼女のもとへ。
「み、みんち――」
「ん?」
何故睨みをきかせるw
『と、止まっちゃった!』
ミンチというひき肉的な呼び名で止まってしまい、固まる菜子ち。
しかし、民子はその直後優しく返事をしてあげる。
そして結局、その呼び名が定着するに至った。
ホビロンもそうだが、この辺りの人は考え事をメモにとるのだろうか。思慮深くていいじゃない。
緒花のあだ名も菜子ちが考えておくとことで、旅館へ。
スイは徹が作ったものの桜の葉の匂いを褒める。
彼もまた修行の身で、日々成長を遂げているか。
菜子ちが呼ばれた後、緒花は一人で料理を並べようと試みる。しかし、焼き物の場所が違うと徹に怒られる。
「せっかく作った料理が不味そうに見えねぇかー?」
その程度で不味く見えるのならそれは(ry
緒花の学校初日の話をする二人を、民ちが密かに見ていた。それがバレるとさも平然と出てきて、自分がやると言いだす。
『庇ってくれた』
違います(´・ω・`)
お・風・呂♪
緒花が入ってきているそこへ、民ちがやってくる。
ぐへへ……(*´ω`*)
何か話をせねばと考えた緒花は、共通の敵の話をして盛り上がろうと考える。
とことで、彼女がチョイスした徹の話をするが……
「あんたって……本当にホビロン!」
徹のは物言いはキツイものの文句ではないと主張。
「誰よりも一生懸命だし……ホントは……誰よりも温かい人なんだ!」
どこかで聞いた表現。
緒花はそれを思い出し、民ちの好きな人が徹であることを感じ取る。
民ちは顔を赤らめて風呂場を出ていってしまう。
翌朝。
不機嫌に出かける民ちのもとに駆け付け、徹のことを謝ろうとする緒花だが……
「ホビロォォォーン!!」
それが余計なことだってのにねw
緒花がぐえ~と苦しめられる近くを、青鷺がのほほんと歩く。
そんなところで、徹がふくや旅館に寄るのを発見。結名ちゃんとレッツパーティーな場面に遭遇してしまう。
それを見た民ちは走り去ってしまい、追うのは野暮だとばかりに青鷺が緒花の前に。
グァー!
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