電波女と青春男 10章『軒下少女』

超能力者を自称する宇宙服女との第三種接近遭遇を果たした翌日。

打席にはその女が立ち、真は出塁した花沢さんに彼女のことを訊く。キャッチャーの中村さんが親戚だって連れてきたとのことで……真こそエリオとはどういう関係かと訊く花沢さんもまたエリオのことは知っている。だって彼女は有名人なのだから。

守備が終わったらば、エリオはすててててーと真のもとに駆け寄ってくる。
ホント、ペット的な可愛さをもった女の子だ(´・ω・`)


結局、本日も商店街チームは敗北。花沢さんはノーヒットノーランを達成し、もはや彼女が対談しない限り真達はグラウンド整備からは逃れられないだろう。

今日の前川さんはエイリアンコス。だけど弁当は変わらず作ってきてくれる。なんと素敵なことか。
そんな魅力的な彼女の行為はとりあえずとして、エリオは宇宙服女に追いかけられていた。
さてどうしたものか(´・ω・`)

真はヘルプに駆け寄る。
真の陰に隠れるエリオだったが、それでも宇宙服はなおも追いかけようとする。
そんな迷惑な女の行為を止め、真は宇宙服女の意図を確認する。

「オ ナ ジ ウ チュー ジ ン ト シ テ ナ カ ヨ ク シ ヨ ウ デ ハ ナ イ カ」
「お前超能力設定だろ? 宇宙人関係ないぞ」
(´・ω・`)

ついでに宇宙人なのだという。いい加減な設定だこと。
でもこれだけは言える。

「別に宇宙に行かなくても、君の意識はとっくに地球外へ飛び出してるんじゃないかな^^」

とことで、喋り疲れた宇宙服女は放置して、真とエリオは彼女のもとから離れていく。

布団巻いてないから一人ではどうすることもできなかったエリオ。布団に頼れないならばと、彼女は真の腕を掴む。

「イトコに頼る」
もう充分に頼っているとしても、もっと、もっと。

「イトコの腕冷たい」
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汗が冷えてるだけだけどね(´・ω・`)


『公園で練習中ですか?』

真はリュウシさんにメールを送る。
そういえば今日の試合には中島がいなかった。そんなことを思い出しつつのリュウシさんとのやり取り。

『秘密特訓中』
秘密になっていないのはご愛嬌。

見学に行ってもいいですかという問いに対し、
『首を洗って待っています。』
ずいぶんと覚悟をしたことで(´・ω・`)

最後に。
『藤和さんも来るの?』

もし仮に一緒に行く場合はどうなるか……
『あたしと藤和さんはとても仲が良いので、
それはすごく素敵なことだと思います。』


最後に。
『ですが、今日は都合が急に悪くなったので、会えそうにありません。』
(´・ω・`)


真はエリオをかごに乗せて帰る。
あの宇宙服女も自転車に乗って帰ればいいのに。そう思いつつも、それができないから自称宇宙人のままなのだとわかっている……



夜。
天体観測をしている最中。

「イトコ」
首をフリフリ。

「にわくん!」
リュウシさんのマネだろうか。
首をフリフリ。

エリオの急な変化も気になるところだが、それ以上に圧倒的に気になる存在が軒下にいた。
とことで、宇宙服女が現れる。
喋り方が普通に戻ったこの女に対し、エリオは布団を巻いた武装で対応する。
なんだこの図(´・ω・`)

先手をとったのはエリオの方。もふもふアタックで宇宙女を突き飛ばしながらも、捨て身であったため自らも倒れてしまう。
しかし、その攻撃は確かに効果があった。
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『光そのものが、周囲に無軌道に飛び交う恒星のような……』

そんな魅惑的な容姿。
恐らくこの夜が、今年の夏の本格的な始まり。

倒れてもがくエリオはほっといて、真は女の宇宙服女の話を聞く。
真のことを“イトコ”と呼ぶ彼女と親類縁者になった記憶はないが……それもそのはず、彼女はエリオがそう呼んでいたのを真似ただけなのだから。
本名は丹羽真。それに対して宇宙服も自己紹介。

「あたしの名は星宮社。本物の超能力者にして宇宙人だ」

この星への滞在は観光ではなくビジネス。
なるほど。では(´・ω・`)ノ
とことで、真はエリオとともに家に入る。もちろん社は別だ。

彼女が諦めただろうところで部屋に戻ると、リュウシさんからの電話。
リュウコやっちゅーに(´・ω・`)

イチャイチャラブラブ……そんな会話の中、リュウシさんは来週バスケ部の試合があることを伝える。
しかしそこに問題がある。リュウシさんにしてみれば試合にバシバシ出れる状態で真を呼びたかったものの、その頃にはバスケ部を引退してしまっている可能性があるのでそうはいかない。それに今呼ぶにしろ、出番がない可能性もありえる。

「じゃあ祈っておくよ。リュウシさんが試合に出られるように」

祈るのではなく、応援の方が嬉しい。応援はリュウシさんに向けたものになるのだから。

もし試合に出れて活躍できたならばご褒美を期待。
「お祭り一緒に…とかどうすか?」

リュウシさんはそう提案するが、むしろ真への褒美と言えよう。

この祭りは、真が参加している草野球にも関係している。毎年最後にあった試合の勝敗で、都会側と商店街側のどっちがお祭りを仕切るのかが決まるのだという。負けた方は祭りに参加しづらくなる……と。

それはそれとして、リュウシさんの方から中島の話に触れてくる。

「中島君はね、前告白して振られた相手ですたい」
(´・ω・`)



翌朝。
朝食の席には意外な人物がいた。

星宮社。

「朝お洗濯に庭へ出たら軒下に倒れていたのよ」

で、拾ったと。
談笑するな意気投合するなそして拾うな!

何故家にあげたかというと、
「お、お姉さんって呼ばれたからじゃないんだからねっ!」
(´・ω・`)

庭で素振りをするエリオに手を振りつつ、社の話を聞く。
そののち、彼女を家に上げた理由を女々さんから聞く。

「昔のエリオと似てたから、つい親切にしちゃったのよ」
ふむ(´・ω・`)


真は社を送っていくことになった。
エリオをかごに乗せ、社は荷台に。
エリオはバイト先の田村商店で降ろし……

「ナ ン ダ コ ノ ノ キ シ タ ガ ネー ク ダ ラ ン タ テ モ ノ ハ!」

軒下基準。それが社クオリティー。
田村さんのお店をバカにされたとわかったエリオはムーとするが、布団がない今では社に敵わず。

エリオを置いた後、真は社を乗せて彼女が行きたいという場所に向かうことに。
社はヘルメットを被ったまま。それは自転車に乗るから安全面を考慮したというわけではない。超能力を封印しているのだという。
真はそれを信じる気はないようで、社はそんな彼に熱を込めて説得することはもうやめたようだった。
信じなければ何も始まらない。頭ごなしで超能力を否定するべきではないというのに、そういう人が多すぎるというのは悲しいところだ。


とりあえず、社の目的地へと到着する。

「貯め池だ!」
プールです(´・ω・`)

ともかく、社はそこへと飛び込む。

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なかなかに凄まじい魅力を発している彼女だが、真はプールに入ることなく帰ろうとする。そんな人間には超能力がかかってしまうものなのかもしれない。彼のもとに凄まじい量の水が降り注ぐ。
ふむ(´・ω・`)

真もプールに飛び込む。
……実感する。嗚呼、夏なんだと。

「ヤ ハ リ マ コ ト ニ ハ ミ コ ミ ガ ア ル ヨ ウ ダ」
同意(´・ω・`)



帰り。
真が田村商店に寄ると、エリオは外のベンチに座っていた。
要はお客引き。

「成果は?」
「今イトコを捕まえた」
大きな成果だ(´・ω・`)

真がプールに飛び込んだことを知り、エリオもプールに連れていってもらうことに期待。こちらとしても期待(*´ω`*)

おばあちゃんに会いに行こうというところで、真はエリオに一言。

「お前…少し日に焼けたな」

今年も夏がやってきた。


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