[ C ] #10『collision(衝突)』

アメリカ市場が動き出した。
世界中の通貨をつぎ込み、Cの連鎖を止めようとする。それにより、連鎖ははじき返されて再び日本へと襲いかかることに……

壮一郎は輪転機を再び動かすよう真坂木に申し出る。
もちろん、そのための担保はまた新たに必要となる。
多くのアセットが苦しみだす……



二度も輪転機に手を出した壮一郎を止めたいところだが、輪転機を動かすことができるのはダークネスカードの所持者のみ。そして極東金融街でそれを所持しているのは壮一郎ただ一人。

「一つだけ方法がある」

そうサトウは言う。
前回壮一郎が輪転機を回した時、ミダスマネーが出回り未来が失われるまで数時間の猶予があった。そこに可能性がある。壮一郎にディールを申し込んで破産させ、ダークネスカードを手に入れる。輪転機を逆回転させ、決済前にミダスマネーを返金できれば未来を救える。
とはいえ、そもそも壮一郎にディールで勝つことはできるのだろうか。そこがまず問題に思えたが、彼には弱点があるのだという。彼の力は所詮お金だという弱点が。

日本円の価値を暴落させれば、日本円に寄生しているミダスマネーの価値もなくなり、壮一郎の資産も一気になくなることに繋がる。
お金は信用があってのもの。それを一つつき崩せば、あとは連鎖して倒れていくのだと。

ともかく、決済までの僅かな時間が勝負。
椋鳥ギルドの者たちに邪魔されないためにも、公麿は足止めという重要な仕事が任せられる。

真朱はアセットだから消えても平気だと言うが、公麿はこれ以上未来を犠牲にしてはいけないと気付いた。

「本当に守りたいものが、ようやくわかったんだ」
ふむ(´・ω・`)


くるりんぱ。
壮一郎は振り込みを終える。

石動はちょっとした国なら買える金額をおろそうとする。
しかしエラー。壮一郎は彼の裏切りなどとっくに気付いていたのだから。
そしてまた、サトウらもそれを読んでいた。竹田崎は石動から高額をいただき、ありがたや。


公麿とサトウはディールの対戦相手を指名する。
それぞれ、堀井一郎と三國壮一郎。


竹田崎は手に入れたお金で早速日本を動かす。
人々の通帳に1億といったとんでもない高額を振り込み、さらにはヘリコプターから札をばらまく。
そして皆に円がゴミになる、ドルに変えろとメールを送る。
twitter上でもその話題で持ち切りだった。


壮一郎にディールが申し込まれた。
それを断りたいところであったが、そのためには総資産の半分を支払わなければならない。

「そんなことをすればCの連鎖に対抗できない。そう言いたいんだろ!?」

これが決まり。ディールが開始されることに。
壮一郎はこのディールを所詮足止め程度にしか思っていないようだが、さてどうなるか……


公麿も堀井とのディールへ。
しかしながら、真朱の様子がおかしかった。それは輪転機が動いているため。その間影響が及んでしまうのはどのアセットも同じとことで、仕方のないことか。

真朱は我慢していた。
戦うと言う彼女だが、公麿は一人でやると言って彼女のことを撫でてやる。
公麿は別に勝たなくていい。だとしても……

ディールが始まる。
やはり公麿一人では荷が重く、序盤から堀井に圧倒される。
足止めにはなりそうにもない素早い戦い。間もなくトドメを刺されそうになる公麿であったが、相手のアセットに限界がきたか、なんとか助かることに。
しかし、公麿も満身創痍。真朱も心を痛める。

「何なの、未来未来って。そんなわからないもののために、公麿がこんな目にあうなんて嫌だよ!」
真朱……

「お前に会えて……良かった……」

公麿は言う。

「お前が未来なんだよ…。 未来がお前なんだよ」

目の前にいる真朱を守りたい。
それだけでなく、自分の知らない未来の真朱を守ることも大切だと思い知った。
だから……
二人は互いに互いを守るという思いのもと共闘する。

「マクロしかないね。全額投資すれば撃てる!」

オーバーヒーテッドエコノミー。
その圧倒的な力で一気に勝負をつけ、堀井から勝利を手にする。



竹田崎は次の段階に移る。
フジタイムズに連絡をし、すっごい情報を売る。


壮一郎とサトウのディール。
サトウはまずカカズズをいただく。
これにより、壮一郎はオーロールを召喚せねばならなくなるが、それはサトウにとっても苦しい状況。暴走寸前のQが現れることになるのだから。

時間との勝負。
そんな中、サトウのアセット・ジェルジュも限界がきてしまい、Qの凶悪な力の発現を許してしまう。
画像


サトウは……失敗した。
だから、彼女は最後の希望として“未来”を……ジェルジュを公麿に託す。

『今まで……ありがとう……!』



壮一郎の前に公麿が現れる。
Cのさらなる連鎖の可能性を報告された壮一郎は、輪転機をもう一度回すよう真坂木に申し出る。全ての未来を使い果たすことになったとしても……

「そんなことしたらダメだ! これ以上未来を使ったらダメだ!」

やらせないと必死になる公麿。しかし、彼の持つ本来の力ではどうすることもできないか……
そんなところで真坂木が言う。

「あなたのお持ちのカード、黒じゃありませんでしたか?」

その通り。公麿が持っていたカードは、ダークネスカードになっていた。
これがあれば、公麿は輪転機を逆転することができる。

これは上のお導き。公麿は輪転機を逆回転させるよう真坂木に申し出る。
それはつまりディール開始の合図。

今を大切にする壮一郎の考えもごもっとも。しかし、公麿の未来を大切にする思いも大事。
だからその決着はディールでつけるしかない。

「ディールを承認致します!」


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