TIGER & BUNNY #12『草の中にいる蛇に用心せよ』

『Take heed of the snake in the grass.(草の中にいる蛇に用心せよ)』

正体がバレたであろうイワンは元の姿に戻り、すぐさまジェイクの前から離脱。しかし、彼の能力によってすぐさまその眼前に姿を晒すことになってしまう。

「正義のヒーローが逃げちゃ、ダメダメ」


ノースブロンズ19地点。
折紙サイクロンの潜入によりジェイクのアジトが判明した。

しかし、その彼は今大ピンチを迎えていた。
手裏剣でジェイクを戦おうとするも、それを軽くかわされてしまう。

「バーン」


すぐさまアジトに攻め込みたいところであったが、パワードスーツで市民が危機的状況にされている以上、慎重にいかざるをえない。折紙からの連絡を待つしかないというのがヒーローの現状であった。
もちろんアジト付近には行く。とことで、どうせならば万が一を考えて我々でも偵察をしないかとスカイハイが提案する。

「でしたら僕が行きます」

そう言うのはバーナビー。
必ずジェイクを捕まえると市民に誓ったとことで、これはもはや彼だけの問題ではない。だから出来る限りのことはしたいと思うのは当たり前であり、皆はそんな彼を信じて託そうとする。
タイガーはバーナビーを心配して一緒に行こうかと言うが、

「僕を信じてください」

二人の信頼関係が試される、か。


バーナビーはアニエスからジェイクの能力について聞く。
殺傷能力の高いNEXTらしい。その程度しかわからず、15年前にレジェンドに逮捕された時の詳細は何故か残されていないのだという。細心の注意を払って潜入するしかないか。
お偉方もその様子を緊張の面持ちで見守る……

他のヒーロー達も現場近くへとやってきていた。
しかし、そこに何故かタイガーはいなかった。

潜入を試みるバーナビーは、そこでいきなりジェイクを発見する。彼を目にして、バーナビーは迷うことなく能力を行使して接近する。が、その前にタイガーがジェイクをお持ち帰りする。

「ジェイクを捕まえたぞ。もう安心だ」

そう言うタイガーだが、本物がそう簡単に捕まるはずがない。とことで、それは元の姿……イワンへと戻る。

引っかかった。
とことで、ジェイクはクリームとともに高みの見物をしていた。

「こいつは賠償金野郎ワイルドタイガーか。ここに書いてある通り、間抜けだな」

そんなことまでヒーロー雑誌に書いてあるのか。
いや、そんなことは今はどうだっていい。

「父と母の命を奪ったのはお前か!?」

バーナビーは怒りをぶつけるも、殺しを繰り返してきたジェイクにとっては覚えておらぬところ。
焦らずに。美味しいものは後にとっておくであろうジェイクはヒーローとの戦いを楽しもうとしているのか、彼らに直接攻撃をすることなく周りのものを爆破させ撹乱。
その場から離れる。

爆発には外で待機していた皆もビックリ。
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ジェイクを取り逃がした。
そのことに市長は責任問題を気にする。責任どうこう保身を第一に考える市長も問題だが、アルバートは冷静に水を飲むのみ。うぅむ……


「何故いきなり突っ込んだんです!?」

バーナビーは虎徹に問う。
虎徹にしてみれば、バーナビーが能力を発動したからてっきり暴走したのだと思いこんでいたようだが実際は違った。

「彼の手にはBDAがはめられていました」
バーナビーはあれが折紙だと気付いていたのだった。

「僕がどれだけの思いで辿り着いたかわかってるんですか? あなたのせいで、ジェイクを取り逃がしたんです!」

そもそも、あそこに虎徹がいたこともおかしい。

「どうして僕を信じてくれなかったんです!」

虎徹はハッとした表情を見せる。

「せっかくあなたをパートナーとして信じてみようと思っていたのに!」

自分のことを信じてくれないのならば、その相手を信じることは難しかろう。虎徹の愚かな行為により、二人の信頼関係は瓦解。
信じていたのに……


拘束されていたハンス・チャックマンの前に、ジェイクらが現れる。

お偉方はジェイクの所在を掴むためにチャックマンを囮として解放しようと考えていたが、もうその必要はない。
逃げる気の無いジェイクはお偉方の前に姿を表したのだから。

「それにチャックマンはもうこの世にいねぇしなぁ~」

簡単に捕まってしまうような貧弱野郎は部下にいらない。それがジェイクだ。

チャックマンを処理したのはついで。お偉方にメッセージを伝えに来たのが本来の目的。
ヒーローというくだらない見世物になり下がっているのはNEXTの恥。とことで、ジェイクはそれをぶっ潰すことに決めたのだと言う。
そのための生放送の準備を進めるようにと言う。


「いいかげんにしてよね!」

カリーナはバーナビーの邪魔をした虎徹を責める。
虎徹もわかっている。今回の件では明らかに自分が悪かったのだと。だから悲しい背中を見せてその場をトボトボと後にする。
カリーナは悲しげな表情でそれを見送る……


バーナビーは両親と写った写真を見つめ何を思うか……
そんなところで緊急指令。トレーニングセンターへ急行するようにとの連絡だった。

セブンマッチをおこなうとのことで、ジェイクとクリームがその主旨を話す。
くじ引きでヒーローを決め、順番でジェイクと戦うというもの。もし一人でも勝てるヒーローがいれば、この街は自由になる。その条件を飲んでくれるとは到底思えないが、倒せばいい。だからバーナビーは好都合だと言う。

「1対1なら、誰にも邪魔されずにあいつを倒せる」
虎徹にとっては心苦しい言葉だろう。

早速、ルーレットで一戦目の相手が決められる。
それで選ばれたのは、スカイハイだった。

「奴の挑戦状、受けて立とうじゃないか。キング・オブ・ヒーローの名にかけて!」

意気込むキースに、虎徹は奴の能力についての情報を与える。
奴の能力は恐らくビーム。破壊力あるそれに注意するようにと言う。

「心配には及ばない。どんな凶暴な能力でも、当たらなければ意味がない」
当たれば大いに意味があるがな。

「奴の首根っこを捕まえて、必ず君のもとへと連れてくる!」
バーナビーのもとへ。


こんなふざけた余興を放送しないといけないなんてと、ケインは憤っていた。
それはごもっともだが、アニエスの考えは違った。おもしろくなってきたと、彼女は目を輝かせる。


ジェイクがダシを変えた味噌汁を味わっているところへスカイハイが登場する。

「シュテルンビルトの平和を脅かす悪人ジェイク! この私が来たからには、お前の命運もここまでだ!」

決まった。とスカイハイは思っただろうか。
しかし、ジェイクは気にせず味噌汁を飲むのみ。

「あれ?(´・ω・`)」

余裕綽々ですものね。
とことで改めて。

「シュテルンビルトの平和を脅かす――」
言い直さなくていいですw

ともかく、さっさと始めようというところ。

「気をつけろよ。今日の私は最大風速……計測不能!
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(´・ω・`)ゝ

早速第一戦目がスタートする。その直後から、スカイハイは風を操っての空気弾を立て続けに繰り出す。
ジェイクに攻撃の暇を与えない作戦で、その攻撃は見事だった。トドメにはこれまでよりもさらにさらに巨大な空気の塊を生成。

「スカァァァァァァーイ…ハァァーーイ!!」

ジェイクに直撃。
素晴らしい攻撃だ……!

しかし、
「痺れるねぇ…キング」

ジェイクは指先から力を発して反撃。スカイハイの角が折れる。

あれだけの激しい攻撃を受けても余裕のジェイク。それもそのはずだった。
改めて攻撃をするスカイハイであるが、ジェイクはそれを能力で簡単に打ち消してしまったのだから。

「ジェイクの能力は、ビームじゃない。バリアだ」

その情報を残し、スカイハイはやられてしまう。

「これがキングかよ。がっかりだね」
第一戦目の勝者はジェイクとなる。


バリアはどういうことなのか。
ヒーロー間に波紋が広がる。

「本来、防御用の能力であるバリアを、攻撃に転用したんでしょう。誰かさんの早とちりでしたね」


次の対戦相手を決めるカードが引かれる。

「西海岸の猛牛戦車? 弱そー。何か弱そー」

野郎、調子に乗りやがって……!
ロックバイソンさん、いっちゃってくだせぇ!

「バリアなんて俺の強度でブチ割ってやるぜぇ!」

期待大。
早速その戦闘が始まり――

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(´・ω・`)


さて、続いてのヒーローで選ばれたのは……ワイルドタイガーだった。
間抜けな賠償金野郎。こんな奴は秒殺だと言うジェイクは、次の対戦相手も引くことに。
それはバーナビー。
さすがコンビだというところだが、今の二人では……


スーツのメンテナンスに行こうとするバーナビー。しかしその必要はない。虎徹が終わらせるのだから。
軽口は抜きにして、虎徹は真面目に謝罪する。

「俺が悪かった。許してくれ」

しかしそれに返事をせぬまま、バーナビーはメンテナンスへと向かう。


イワンは何とか目覚める。そして知らせるべき情報をお偉方に伝える。
パワードスーツを操るぬいぐるみはクリームの命令で動く。そしてその指示を送る際に通信機を使用していたと。つまりは電波をジャミングすればいい。とことで、町全体にそのシステムを配備するよう進める。
配備が整うのは明朝とのことで、それまで何とか持ちこたえることに。


タイガーはジェイクの前に現れる。
力技ではジェイクのバリアは破れない。とことで、スピード勝負で仕掛けることに。しかし、それも簡単にかわされてしまい人々の不安は募る一方。
耐えきれなくなった市民の一人は、近くにあったタクシーに駆け寄り乗せるようにと言う。しかし、運転手はどこに逃げても無駄だと言う。
ヒーローなんて頼りにならないと言う客だが、

「だったら余計乗せらんねぇなぁ。俺の仲間を悪く言う奴は」

そう。
運転手はかつての虎徹の上司ベンさんだった。
なんて素敵かこの人は……
ベンさんは勇ましく戦う虎徹を見守る。


バーナビーは次の戦いに備えての情報収集のために再びテレビの前へと戻ってくる。

「それって、タイガーが負けると思ってるってこと?」
バーナビーは目を逸らす。


案の定、タイガーは苦戦していた。
ジェイクに吹っ飛ばされて圧倒される。

「万に一つもお前に勝ち目はねぇんだよ。俺には全て聴こえてんだ」
む?

タイガーの能力使用時間が切れてしまう。
ハンドレッドパワーなしでジェイクの攻撃を受けては、いくらなんでも体がもたない。それでもタイガーは果敢にジェイクに立ち向かおうとする。
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諦めずに、たとえ無様であっても拳を振るい……
その結果、不意に一回転してしまったタイガー。その足がジェイクに当たる。

地味なダメージ。
しかしそれによりジェイクには怒りが生まれる。

「コラァクソ虎徹! この俺様に蹴りきめやがってよォ!!」

ジェイクは立て続けにタイガーに能力を行使する。タイガーにもう立ち上がる力が残らないくらいに……

この調子で負け続ければ明日の朝までもたないだろう。というところで、アニエスはジェイクに休憩をもちかける。

「深夜じゃ視聴率がとれないし、せっかくのショーがもったいないと思わない?」

その通りだとジェイクも同意し、ブレイクタイムに入ることに。
さすがはアニエスというところであったが、

「こんな視聴率初めてだわ……!」

駄目だこいつ…早くなんとかしないと……


「あんなバリア、手の打ちようがないよ」

後に控える女の子3人は皆一様に不安な表情を見せていた。
……ツッコミはなしの方向で(´・ω・`)

次はバーナビーの番だが……

虎徹は全身に重度の裂傷を受け、すぐさまIntensive Care Unit(集中治療室)へと運ばれていく……



ウロボロスTV。
クソシュテルンビルトのクソ市民の皆へ、ジェイクから朝のメッセージが伝えられる。
ちょうど折り返しとなる次の一戦で街を半分ぶっ壊すことにしたという報告。
この街の運命は、バーナビーに託される……か……


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