花咲くいろは 13話『四十万の女 ~傷心MIX~』

朝。
巴は電話を受け、相手はもう駅前に来ているのであることを皆に知らせる。

「ヤバいよ来るよ来る!」
「お、落ち、落ち…」
落ち着け(´・ω・`)

「今度のお客は菜子。お前が担当するんだ」
「えっ!?」
まさかのご指名に菜子ちビックリ。

巴を贔屓にするお客もやってくるとことで、仕方なく感じられるところ。
しかし、それならば血のつながりのある緒花がいいのではという次郎さんのご指摘。

「あれは論外」
女将自らも考えられるが、

「私も論外」
ホビロン(´・ω・`)

「あのお客を見たらね、顔を左右から張っ倒したくなるだろうよ」
納得。

こうなったらこうなったで、緒花は何故わざわざ招き入れるようなことをしたのかと感じられるが、豆じいの言うとおり、緒花が連れてきた大切なお客様と考えて対応すべきか。

「どんなにごたごたがあったってお客様。喜翆荘はいつも通りのことをすればいい」
うむうむ(´-ω-`)

「あたしはどうなるかわからないけどね」
ヲイ(´・ω・`)

間もなく、そのお客様・皐月が到着する。
喜翆荘は以前と変わらず、むしろますます古くなって不憫だと感じる。
お母様も同じ。ますますボロ(ry

「ありがとうございます」

言いたかないが仕方なしに。スイの仕事魂には頭が下がる。

皐月は若旦那の縁にもじゃれつく。
その後菜子ちが案内とことになるも、先に勝手にずかずかと……

徹たちもおかえり。
緒花は車でぐっすり。まあ疲れたろうさね。


部屋に入ったらば皐月は細かいことをいくつか指摘する。
まあ彼女の指摘もごもっともな部分もある。これらは経験的なものもあるので、多少は参考にすべきか。

次に、皐月は菜子ちの目に注目する。
綺麗な目をしてる。それは皐月の見る目がある証拠でもあるか。


縁は辺りをうろうろ。
落ち着けと言われても、

「無理! そんなの絶対無理!」

皐月の悪行の数々を受けてきた縁が警戒するのも無理はない。
夏休みの宿題は年下の縁が全てやらされ、お年玉は全額自宅内かつあげされ……

「なるほど。崇子さんみたいな横暴なタイプが好きなのはそこからか」
なるほど。


菜子ちが皐月の部屋から出てくる。

「素敵でした。いろいろ、旅館のこと、良くなるようにアドバイスくれて」

いつも以上に目を輝かせる菜子ち。
彼女の得た情報をメモろうとする縁であったが、

「やめときな」

女将登場。
知ったところで何にもならないものね。

女将は流されやすい縁の頬をはたき、そして去っていく。


緒花は帰ってきたばかりでも早速庭先の掃除。
……帰ってきた。

『もう、この景色が日常なんだ』
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とは言え、その日常にそぐわないお方が約一名顔を出す。
皐月は行きたいところがあると言い、緒花についてくるように言う。

とことで、何にもないながらにある神社へとやってくる。
皐月はここのぼんぼり祭りだけは好きだったと言う。

「孝ちゃんと仲直りできますようにってお願いしてみれば?」
あらん(´・ω・`)

鋭いところを突いてきてはいるものの、やっぱ振られたかというのは外れている。

ともかく。
皐月は緒花が言うから喜翆荘に来た。
ちゃんとこの旅館の良さを見せねば。


男に振られてしょげてる場合じゃない。
皐月に言われたことを呟きながら、緒花は喜翆荘へ戻ろうとし……
それは青鷺を無視するほどのもの。
これが振られたってことなのだと、緒花は感じていたから。

溜息をつきつつ喜翆荘に戻ると、皆が集まって微妙な雰囲気を醸し出していた。


少し前のこと。
皐月が板場へとやってきた。

「十年一日の如くだとお笑いになるでしょうが」

蓮二は嫌みを言うが、皐月はそんなの物ともしない。
予想は期待と一緒。だから他のことで驚きを与えればと言い、こちらのペースを乱そうとする。


「全否定された方がよっぽど楽ってもんだ」

板場だけの話ではない。
次郎さんが掃除しているのも構わず、彼女は浴室に入ろうとした。その自由さにはホントやられる。
いや決してその姿に見惚れては(ry

困った客ではあるものの、否定できないのが事実。
少なくとも、若旦那が連れてくる崇子よりはよっぽど……

「崇子さん来てくれるって!」
(´・ω・`)

「死ね」
ちょ、今w

崇子到来を嬉々として話す縁に、スイは連続ビンタを喰らわせる。

「こんな時にまでよそ様に頼って! これは喜翆荘だけじゃない。うちの……四十万の問題!」

今のビンタは母親としてのものだろう。
まったく、ダメな息子だ。


たとえ実の娘だってお客様。
ベストを考え、スイは接客から手を引いた。
そんな話をしつつ、スイは緒花にある客がいらっしゃった場合についてを訊く。
一見さんのお客は好みを調べ、次にまた来ていただいた時にはそのお客様に合った接待をすることの教え。

しかし、皐月のケースはレア。
一見さんでありながらそうでもない。

「あの客のことは、あんたと私はよく知っている」
だから……


「似てるな」

蓮二は、あのお客と女将とが似ていることを指摘する。
それは二人が親子だからという意識があるからかもしれない。
しかし、どこか筋が通っている部分には徹も納得。

「そりゃああの客を褒めすぎだね」

女将登場。
蓮二たちに頭を下げる。
板場に手を出すのはいくら女将と言えど非常識なのだから。しかし、それを重々承知した上でここを使わせてくれないかと頼む。

緒花は菜子ちに、藤の間のお客さんのお布団の用意をやらせてくれないかと頼む。



夜。
食事が用意され、それには皐月も満足げ。
用意された食事の中には、皐月への特別料理も含まれていた。

「ちくわの煮物なんて、旅館の料理としては地味ね」
かもしれない。けど……

「あたしの好物なんて出しちゃって」

湯につかりながら、昔のことを思い出す。

豆じいが掃除しているところでお風呂に入ろうとした皐月。だからちょっと出ていってくれないかというところであったが、スイは出ていくことないと言う。
皐月がどうであろうと、お客様のことを考えると掃除をせねばならないのだから。
見られるのが嫌なら炊事場で洗え。
そんなスイに反発し、皐月はタオルを取り払う。

(*´ω`*)


部屋に戻ると、布団が用意されてあった。
今度は緒花との思い出にトリップ。
丸めたシーツは緒花だからこそ知っていること、か。


他には、モーニングコールを三度した方がいいだろうという案も上がる。

「あの子は朝弱いから。しかも」
「寝相が悪い!」

皐月の親だからこそ、子だからこそ、どちらにしろ彼女の保護者と言えるからこそ、いろいろと気遣いが浮かんでくる。
よくよく考えれば、スイは緒花の祖母なのだと思い出させられる。

そんなところでコール。
お酒等はともかくとして、皐月は芸者を要求する。この際、婆さんと小娘でもいいからと。


とことで、スイと緒花は藤の間を訪れる。
お客様の要求とあらば。スイは即飲みする。

「ブラボー!」
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「ジュースで酔ったよ。この子は」
とんでもない子だ(´・ω・`)

酔いつつ、緒花は孝一のことを話す。
孝一のことを大切なんだと知ってたと、それに気付いた瞬間に振られたのだと。

「何言ってるんだい。四十万の女は、一度や二度振られたくらいで諦める気かい?」

スイも押しまくったのだという。四度でも効かなかったとは……
かっけぇぜスイさん(´・ω・`)

しかし、緒花の場合は少し違う。諦めるのではなく、もう振りまわしたくないと……
ならば東京に戻り孝一の日常に入ればというところであったが、緒花は緒花でもう喜翆荘の日常があるからと……

「恋より結局は仕事に生きるってか。ホーント、四十万の女ねー」
「あんたはしょっちゅうフラフラしてるけどね」
うむ(´・ω・`)

「ママもぼんぼってる!」

皐月も、スイだってぼんぼってる。
だから緒花も、孝一がいなくたって……

娘に頑張りを認められるようになっては親はおしまい。だが、そんな話など緒花はもう聞いていない。それでも四十万の女の夜は続く……


蚊帳の外なのは縁。
それも昔と変わらない……か。


スイも弱ってうとうと。そんな彼女が風邪をひかぬよう、皐月は上着をかけてやる。

「夢を…………夢を、見たよ……」

皐月がここを継いで、緒花もいて……
それはどんなに素敵か。
そこへ……


「いつもこんな役ばっか」

縁はスイを背負っていくことに。

「母さん、ずいぶん軽いんだな」

変わってないものと変わったことがある。
その二つを目の当たりにし、皐月はこう思う。

「いつまでも憎たらしい母さんでいてよ」

変わらないことだって素晴らしい。
それを実感する。

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翌朝。

皐月は緒花に約束の封筒を渡し、喜翆荘を後にする。
直後、彼女が緒花に渡した書状を開く。

『十年一日のごとくと言ってしまえば簡単だ。しかし変化を続けなければ場は淀んでしまう。変わらないというイメージを人に与えるための変化は非常に難しいのだ。喜翆荘は常に進化を続ける。変わらぬサービスを続けるため、十年一日のごとくを守り抜くため。従業員達の気概を感じる。とても暖かな居心地のいい旅館だ』

これは絶賛と言えよう。
少なくとも、ちゃんと旅館を見て感想を抱いてくれたとあって、それはとても喜ばしいことだ。

縁も驚きつつ喜び、豆じいに抱きつく。
豆じい頬染めんなw



皐月がここに来て、緒花もなんとなくわかったことがある。
孝一に会いたいと思うことは何度もあっても、東京に戻りたいと感じたことはなかった。

『孝ちゃんとのいつもに戻れないから、東京に戻らないんじゃない。この場所が私のいつもだから、このいつもを選んだのは誰でもない、私だから』

「私は喜翆荘が好き。喜翆荘で働くみんなが好き」

女将も、ママも、そして……
「孝ちゃんのことも……」

いろいろありがとう。
孝ちゃんにお礼を言いつつ、

「じゃあなー!!」

またも自分にだけ答えを出し、緒花は気持ちを入れ替える。
頬を一叩き、さあ仕事だ(`・ω・´)


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