夏目友人帳 参 02話『浮春の郷』

雨上がり。
七辻屋の団子を手に帰路につく夏目とニャンコ先生は、騒いでいる妖怪たちと遭遇。寺から念仏の声が途絶えていることを知る。
田沼の親父さんに何かあったのだろうか……?
夏目は不安に思う。


田沼は、夏目に妖怪が見えていることを知っている貴重な友人。彼自身、妖怪の気配を感じたり、姿をぼんやりと影のように見ることがあるという。
学校でちょうど彼に会った際、夏目は親父さんのことを訊こうとするがやめておく。
どう聞きだせばいいか……。何か複雑な事情があるのかもしれないのだから、慎重になるのは仕方がないか。

「友達の家族のことっていうのは、どこまで踏み込んで訊いていいもんなんだろうな」

ニャンコ先生を猫じゃらしで操りながら、夏目はそんなことを訊く。
小さい頃、家族のことを言いあえる友達はいなかった。だから、未だにこんな時の距離感がわからないでいた。


「ただいまー」

田沼は帰宅するが、そこに誰もいないのであったことを思い出す。
しかしそこに大きな影が現れ……



夏目は、名前を返してほしいと願う者と遭遇する。
しかしこれから学校だからと、また後にしてくれないかと言いその場を後にする。

帰り道。
夏目は田沼に親父さんのことを訊いてみることにする。
何のことはない。本山の行事の手伝いでひと月ほど家にいないのだという。
心配してくれたことは田沼にとって純粋に嬉しいものだろう。

田沼と別れた後、夏目は朝会った妖怪と再び遭遇する。
今ならば問題ない。名前を返そうとするが……

「夏目」
む?(´・ω・`)

「そんなところに突っ立って何をしとる?」

友人帳のページが止まらない。つまり名前が載っていないということ。
ふむ……(´・ω・`)


夜。
田沼はまた大きな影を目撃する。その後を追ってみるも、途中で見失ってしまう……


翌日。
田沼の親父さんがいなくなったものの、その辺りの妖怪たちはまた新たな不安の種を抱えていた。
瘴気を振りまく妖怪が現れたとのことで、その者はレイコに名を奪われているという。
ふむ……(´・ω・`)

夏目の前に三度あの妖怪が現れる。
彼女が欲する名は己のものではなく兄の名。とことで、浮春の郷の住人であることを話し始める。
浮春の郷というのはうつし世からは見えぬ幻の郷。一年中美しい花が咲き乱れ鳥の声が絶えぬ場所。普段こちらとは交わることのない彼岸の郷だが、祭りなどをきっかけに稀に繋がることがあるのだという。
兄妹はついうつし世に出てきてしまい、浮春の郷に戻ろうと何年も旅をした。その内兄は病に倒れ、瘴気を発するようになった。妹である彼女もそれにあてられて衰弱し、それを見た兄は妹を神木の洞に寝かせ、一人でどこかへ行ってしまったという。
神木の霊力のお蔭で回復をした彼女は、噂を頼りにここまで来たのだという。そこで夏目のことも聞き、名前を奪われて以降姿を消しているからと、夏目の前に現れたということ。でも夏目は顔を知らないのだから呼び出すことはできない。それを聞いた妖怪は、顔を知っている自分ならば呼び出すことができるのだと知り、夏目から友人帳を奪おうとその首を絞める……が、そこで運よく三篠がやってきてくれ、一難逃れる。

その後ニャンコ先生も来て、帰宅後に互いの得た情報を照らし合わせる。
兄妖怪が現れたのは、田沼の家の方。親父さんが留守になったことにより、境内をうろつけるようになったのかもしれない。


夜中。
田沼は夏目の名を出す妖怪を見つける。夏目に何かをしたら承知しない。そう言うものの、その妖怪は様子おかしく、錆を残して去っていく……


頭痛がするからと、田沼が学校を早退した。そのことを知った夏目は、きっと瘴気にあてられたのであろうことを悟り、ニャンコ先生とともに彼のもとを訪れる。
落ちていた寺の図面を見て、神楽堂を発見。それが彼岸の世界の扉が開く場所だろうと考え、そこへ向かうことに。

田沼は北本のもとへと来ていた。家にいたくないからと来たのだが……

「田沼が倒れたって言ったら、夏目も心配してたぞ」
嫌な気がする……


夏目は瘴気にあてられ弱った妖怪を発見。段々と核心へと近付いていた。
そして、目的の妖怪を発見する。

レイコがもうこの世にいないことを知った彼はがっかり。
自分の血が周りの妖怪たちの障りになっていたのは知っていたが、浮春の郷の入り口は郷の者の血に反応するとのことで、彼は己を傷つけていた。
妹が探していることを伝える夏目だが、彼女はとうの昔に死んだと言う。幼きうちに彼女を亡くし、一人で彷徨っているとレイコに会ったという。彼女は名を呼ぶことなく逝ってしまったが……

妹を騙る女妖怪は恐らく、浮春の郷を追放になったサグメという妖怪だろうとのことだった。
またいつ彼女に狙われるかもわからない。その前に、夏目は名を返そうとする。

「我を護りしものよ、その名を示せ。 君へ返そう、カナワ。 受けてくれ……」

その瞬間。
刃がカナワを貫く。

それをやったのはあの女妖怪サグメ。カナワの血により辺りがざわめき、扉が開こうとする。
しかしそんな勝手を許すわけにはいかない。カナワはサグメを捕え、そこでうつし世と浮春の郷が繋がる。

カナワは思う。この光景をレイコに見せてやりたかったと――


――カナワはレイコに郷の美しさを話す。
それでいて、そこに帰ることを諦めていた。もう長くはもたないだろうから、朽ち果てる場所を探していただけなのだと言い。
そんなカナワに、レイコは勝負を持ちかける。

じゃんけんをして勝っては叩き……
痛い(´・ω・`)
じゃんけんをして勝っては叩き……
痛い(´・ω・`)
画像

その繰り返しによるしょうもなくシュールな勝負。
それに勝ったレイコはカナワから名前をもらう。

「いい? 見つけたらあたしにも教えなさいよね、故郷への入り口――」


綺麗な世界を見てみたいと言ってくれたレイコ。
彼女にこの世界を見せてあげたかった。むしろ人が嫌いだというのならば、一緒に行くことだって……

カナワは夏目を浮春の郷へ一緒に来ないかと誘う。
だけど……

「俺にとっては、こちらが大切な場所なんです。 カナワ」

良き人間の友人もいるから。
扉は閉まっていく。



一仕事を終えて帰ろうというところ。心配して田沼がやってくる。
変な妖怪がいるからと心配していた彼だが、そのカナワはもういない。
ポン太が退治したわけではない。ただ故郷に帰った、それだけのこと。

田沼は夏目に相談すべきかどうか迷っていたという。巻き込んでしまうと思っていたのだが、そんな心配をする必要はない。早く言ってくれれば、それでいいんだよ。
ね(*^ω^*)


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